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41.もう一回キスしたい。微エロ
しおりを挟む「はっ……っんーん♡いっ……しょに♡いる♡から……♡」
「ん……っ。本当か!?」
唇が離されて、荒い息をしながら旭が頷くと、敦にぎゅっと抱きしめられる。
その温もりを感じながら、これから一緒に生きていくんだなと、旭は嬉しくて涙が溢れそうになった。
「泣きそうになっちゃって、旭は本当に可愛いな」
「敦だって、泣きそうな顔して可愛いよ」
お互いに笑いながら顔を見合わせる。
このまま時が止まってしまえばいいのにと、旭は敦の顔に頬を寄せた。
しばらくじゃれ合った後、夕焼けに染まる街並みを見下ろした。
「また、一緒にここに来ような」
「そうだな。その時は夕日見ながら束縛セックスしたいな」
「お前なっ!いい雰囲気だったのに!」
「柵に旭の手首固定させて、バックから突くの夢なんだけど、ダメか?」
「こんな誰が見てるか分からないところで、ダメに決まってるだろ!」
「えーっ。エレベーターと同じようなもんだと思うけど」
「全然違う!ここは外だろ」
「まぁ、旭と一緒に夕日見られるならいいか」
そう言って笑う敦を見て、本当にこいつには敵わないなと旭は思ったのだった。
「なぁ、敦。もう一回キスしたい」
「いっ、いいのか!?」
「舌は入れたらダメだからな」
旭が目を閉じて待っていると、敦はゆっくりと顔を近づけていく。
二人は夕焼けに染まった街を背景に、長くとろけるような甘い口付けを交わした。
階段を降りながら、屋上を後にする。
ビルから出ると、再び恋人繋ぎをしながら繁華街を歩く。
夜に近づいているからか、街はさっきよりも人出が多く賑わっていた。
「人多いし、ちょっと手繋ぐの恥ずかしいかも……」
旭が恥ずかしそうに俯くと、敦は繋いでいた手に力を込めた。
「誰も見てないから、気にするなって」
「でも、敦は目立つしその……」
「その?」
「イケメンだから声かけられる事もあるし」
恥ずかしそうに言う旭に対して、敦は嬉しそうに笑みを浮かべる。
「へぇ。そういう風に思っててくれたのか。めちゃくちゃ嬉しい」
「そうじゃなくて、恥ずかしいって……」
「俺がイケメンか。まぁ、確かにモテるしモデルにスカウトされる事はあったけど、旭にそう言ってもらえるなんてな」
デレデレとした顔をしながら頭を掻いている敦を、旭は呆れた顔で見つめた。
(完全に人の話聞く気ないな)
そう思いながらも嬉しそうに喜んでいる敦を見て、自分も嬉しくなってしまうのだからしょうがないなと、旭は諦める事にした。
「分かった。手繋いだままでいいよ」
「えっ!やった」
旭が手を握ると、敦は子供のようにはしゃぎながら手を握り返してくる。
その姿に思わず笑みが溢れてしまう。
「本当は今日の夜も一緒に居たいんだけどな」
「明日、仕事だろ。それに、もう体力も残ってないからな」
「襲わないって約束するから。なっ」
「絶対襲うだろ。それに今日は自分のベッドで寝たい」
「じゃあ、俺が旭の家行く」
「ダメ」
「ちぇっ。じゃあ今のうちに旭のこと堪能しておこう」
「ちょっと!?近いって」
突然、肩がくっつくほど近くに引き寄せられて驚く。
「いいだろ、これ以上の事はしないからさ」
「な、ならいいけど」
そう言うものの、満更でもない旭は顔が赤くなっていくのを感じた。
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