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15.そんなこと言われたらもっと好きになるだろ
しおりを挟む「なぁ、旭。本当にアナル拡張して良かったのか?」
敦は心配そうに旭を覗き込む。
顔を上げた旭は覚悟を決めて、敦と目を合わせた。
「あぁ。そうしないと、敦の挿れられないし。それに俺初めては敦って決めてたから」
ついに言ってしまったと、顔だけでなく体まで熱くなる。
目を逸らした旭の頭を、敦は優しく撫でながら微笑んだ。
「旭……。俺、本気で人を好きになったの旭が初めてで、旭と出会ってから本当に幸せで楽しいのに、そんな嬉しいこと言われたら旭のこともっと好きになって、手放せなくなるだろ」
言いながら、泣きそうな声になる敦に気づいた旭は、再び敦と目を合わせた。
幸せで潤んでいる透き通った瞳は、とても綺麗だった。
「いいよ。俺はずっと敦だけを見てたから」
見つめ合うとまた、お互いに唇を近づけて触れるだけの優しいキスをする。
まるで誓いの口づけのようだと旭は思い、敦の首の後ろに手を回した。
唇を離すとお互いに見つめ合い微笑む。
「これ以上くっついてたらまたやりたくなりそうだから、そろそろお風呂入ろうか」
「そうだな……」
敦がテーブルに置いてあるティッシュボックスからティッシュを取ると、お腹に付いている精液を拭き取っていく。
「本当は舐めたいけど、それやるとまた勃っちゃうから我慢しなきゃな」
しょんぼりした顔をしながらお腹を拭く敦に、旭は呆れた。
旭もティッシュを取り精液を拭き取っていく。
「今度は時間と体力がある時にやろうな。俺、もしかしたら腰抜けてて立てないかも」
「初めてで二回もイッちゃったし、プラグも入れてるもんな。お姫様抱っこして浴室まで連れてこうか?」
上機嫌に笑いながら、敦は旭の持っている使い終わったティッシュを回収する。
旭は顔を赤くしながら口を尖らせ、ティッシュを渡した。
「そんなの恥ずかしい」
「旭の恥ずかしいの基準がよく分からないけど、とりあえず連れてくから首に腕回して掴まってろ」
敦はソファから降りると、旭に近づいた。
上半身を起き上がらせた旭が、観念して自分の首に腕を回したのを確認すると、敦は片手を背中に置き、そのまま膝にも手を入れて軽々と持ち上げた。
「重くないのか?」
恥ずかしさを忘れるために、旭はとりあえず質問をした。
敦はにこにこしながら、脱衣所へと旭を連れていく。
「全然、相手が旭だからだろうな」
「そんなこと言うなって、ますます恥ずかしくなるだろ」
「旭、さっきっから顔真っ赤にしっぱなしで可愛い。これから一緒にお風呂入るのに、そんなんでどうするんだ」
「一緒に入る気なのか!?」
「だって立てないのにどうやって入るんだ。ほら、着いたぞ」
敦が旭を洗面台の前に下ろす。
旭は洗面器に体をもたれかけさせながら、後ろ手で掴んでバランスを取った。
「そりゃ、そうだけど一緒に入ったら……」
「まだ昼間だし、風呂で一回くらいする時間と体力ならあるだろ。ほら、パンツ脱がすからな」
「ちょっとまっ……」
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