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モルゲンの野望

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「ああもう!だから飲み過ぎないようにって言ったのに!」

 朝早くから3人は慌てていた。朝の10時から会議が始まるというのに今はもう9時55分。あと5分しかない。池田が寝過ごしたのだ。

「いやまあ、ほら、あれだ……」

「言い訳考えてる暇あったらさっさとスーツに着替えて!」

 「はあ……起こしてくれるのが優希ちゃんだったら良かったのに……そもそもお前なんだよその口調……」

 皆さん勘違いしないで欲しい。ギャルゲのツンデレヒロインみたいな口調で喋ってるのはもう還暦近い外務大臣のおっさんである。

 二日酔いと来たこともないような異国に来たという事でテンションが上がってるのだ。何故かと言われても分からないからスルーしてもらいたい。

 ちなみに三上はもう会場へ行っている。元々酒があまり飲めないためそこまで酔ってないのと早起きが習慣であることが理由だ。そして遅刻するかもしれないと他の国の代表に伝えている。

「くそぅ、間に合う気がしねぇ!」

 二人は猛ダッシュで会場へ向かう。ちなみに池田のチャックは開いていた。

――――――――――

「はぁ……はぁ……ギリギリだな……」

 息を切らし、駆け込んできた片方チャックが開いている二人を見て、場がザワついている。

「本当にちゃんとしてもらえませんか?ここは一応国際会議の場なんですよ。あとチャック開いてます。」

「えマジで?うわ!本当だ!……まあそんなのどうだっていいんだよ。なんか空気がピリついてないか?俺らのせいか?」

 何か空気がおかしい。各国代表がいがみ合ってるのだ。

「あー、まあちょっと……色々あるみたいで……ジーラント、オンスム、ハンオーとそれ以外の国で対立してるみたいで……」

 この世界には中枢同盟と諸国連合という2つの同盟が存在し、構成国は以下のようになる。

中枢同盟
ジーラント共和国
オンスム帝国
ハンオー帝国
ブルグルト王国

諸国連合
アカメル自由共和国
ブティーリ連合王国
聖フリエンス帝国
ソヴィタ連邦
大ヤープン帝国
ラマニアン王国
ベルガーロ王国
ゲルシア王国
ポルガリト共和国
ユーガリサビオ王国
パーレント共和国

 この2つの陣営で対立している。アカメルとソヴィタは本来対立しているが、中枢同盟に対抗するため一時的に協力している。王政や帝政ばかりなのは政治思想が遅れているということを意味する。

 上記の国々は、だいたい近世から冷戦初期頃までと、技術力に差はあるが、どこもそこそこな技術力がある。

 しかし、地球とは兵器の運用思想や政治思想が大きく異なる。そのため、地球が前述の時代頃に開発していた兵器を開発出来ていなかったり、民主化している国が少なかったりする。

「何と言われようが我々はパーレントに割譲された領土は取り戻す!」

 ハイトラーが大声で怒鳴り散らしている。

「武力を使うというのか!?もし武力を使うようなことがあれば我々も容赦はしない!!」

 チェートルも同じく怒鳴り散らしている。

「おお……だいぶ場が荒れてるな……」

 いい歳した大人達が罵り合っている姿に池田は若干引いている。

「完全に収拾つかなくなってますね……」

 この世界の敵対してる国同士の外交に礼儀なんてものは存在しない。敵対していれば「騙し騙され罵り合い」が基本である。

「なんでまあこんな幼稚な国ばかりなんだ……もう帰っていいか?」

「ダメです。」

 はっきり言ってこの場に日本が居る意味はない。勝手に列強で争っていればいいのだ。日本が巻き込まれないようにするには池田の選択が正しいと言える。

「ああ……こんな外交があってたまるか……」

 池田は深いため息をつきながら職務放棄しようとする。

「そもそもですね、今日の目的はモルゲン帝国なんですよ。我々だって侵攻される恐れがあるんですから話し合わないと!」

 そう、本来の会議内容はモルゲン帝国の侵攻に関してである。それを話さずして日本も帰る訳にはいかない。

 3人は何とか各国首脳を静めようとする。すると、勢いよく扉が開かれ、

「報告!モルゲン帝国が宣戦布告!対象国は……全世界各国です!」

 フリエンスの伝令兵がそう伝える。

「な!」

「モルゲンが!?」

「また戦争かよ……」

 3人は項垂れる。ユチーカの戦後処理すらろくに終わってないのにまた戦争が起こるのだ。再び軍人達の命が危険に晒される。ストレスが重くのしかかる。 しかし各国の反応はそこまで大きくなく、

「ふん、蛮国が小生意気に……」

「たかがモルゲン如きが列強様に勝てるとでも思っているのか!」

「奴らなど簡単に捻り潰してくれるわ!」

などと、かなりモルゲンを見下して、慢心していた。

「慢心が命取りになると知らないのか?」

 池田は他国の反応を見て呆れていた。技術差があっても勝敗は分からない。かつて圧倒的技術差があった薩摩藩とイギリスの薩英戦争では、薩摩に運が味方してイギリス海軍に打撃を与え、引き分けまで持ち込んだ。

 戦争は、運、物量、作戦によっては技術差をも埋めてしまう。だから慢心は絶対にしてはならないのである。

「とりあえず、今回はこれでお開きにしましょう。各国のご健闘を祈ります。」

 さすがにこの事態の中会議は継続できないということで、列強会議は中止となった。池田達も急いで日本へ帰国する。

――――――――――

モルゲン帝国帝都アラントルバ

「皇帝陛下、確認できる世界の国々に対し宣戦布告が完了致しました。」

「ご苦労。これで世界は我々ハーン一族の物だ!ふはははは!!」

 周辺国の技術力も調べず、勢いで宣戦布告し、まだ勝利してもいないのに領有を宣言して高笑いしているのはモルゲン皇帝のギンギース・ハーンだ。

 モルゲンは無駄に人口だけは多く、1億人程の人口がいた。軍人も3000万人はいる。

「作戦に関しては、3000万人の内2500万人を西方に、残りの200万人を南方に、300万人を東方へ向ける予定です。

 大半の国は西方に位置しているため、そちらに重点的に軍を配備致しました。南方はそれらの国の植民地で弱小国ばかりなので少数、東方は国が少なく、小さな大陸の国や小さな島国しかなく、こちらも弱小国ばかりなので少数を配備しています。」

「なるほど。世界最強の騎馬隊と我が国が開発した火薬を使用した最新鋭兵器を用いて一気に攻め入れ!」

――――――――――

日本首相官邸

「さてどうしたものか……」

 日本へ帰国した池田は即座に会見を開き、列強について解説したあと、モルゲンから宣戦布告されたことを報告した。多くの国民は再び戦争が起こることに動揺していた。

「なんでこんな戦争に巻き込まれるのかね……フリエンスではろくな目に遭わなかったし……これじゃあ衆議院を解散できないじゃないか。」

 衆議院はそろそろ任期が近づいており、池田率いる保守党の支持率は戦勝によりうなぎ登りしていた。だから近々解散する予定だったのだが、戦争中に選挙をやる訳にはいかないので延期することにした。

「さて、今回派遣する戦力を決めましょう。」

 三上が話を進める。

「統幕長によると、モルゲンは物量がえげつないそうです。おそらく西方へ多くが配備されると考えられますが、東方もかなりの数配備されると考えられます。」

「なるほど、敵軍の特色とかわかるか?」

 池田が質問する。

「はい。モルゲン陸軍は多くが騎馬隊だそうです。かなり練度が高いそうで、列強にも劣らない程だそうです。まあ銃や戦車でアウトレンジから攻撃すれば問題ないかと。

 海軍はほぼ全ての艦が蒸気機関船で、鉄の装甲が施されているそうです。また、どうやら砲弾は炸薬が入っていて、形状も現代のに近いものになっているそうです。おそらく徹甲弾と榴弾の概念も確立されていると考えられます。

 空軍は高い練度を誇る飛竜隊が主力で陸軍と連携した機動戦を得意としているそうです。また、飛竜は改良されているようで、ユチーカのものよりも遥かに高性能だそうです。」

 三上は周辺国等から集めた情報を話す。

「なるほど……ユチーカに比べてかなり技術が進んでいるし物量もある……我々は多分大丈夫だろうが8大列強達は大丈夫だろうか……」

「他国を心配する余裕はありません。我が国だって今度こそは死者が出るかもしれません。慢心は絶対に禁物です。」

 言われなくても慢心なんてしないだろう。前回のことがあるから。

「それで派遣戦力なんですが、敵はかなりの数回してくると考えられますので、本土防衛は最小限にし、全国から装甲車両部隊をかき集め、とにかく物量と火力で押します。

 支援で爆撃も行います。空母から戦闘機を飛ばしたり、艦対空ミサイルで敵の空軍を撃滅します。

 本土近海の防衛は哨戒機と潜水艦数隻、フリゲート、ミサイル艇に任せ、駆逐艦、空母は全てヤレンシア大陸近海へ派遣します。」

「なるほど…かなりの数だな。よし、閣議はこれにて終了する。」

「別に国土離れてるし、放っておけばいいのに……」

 誰かがそう呟いた。

――――――――――

横須賀基地

 出国行事を行うために派遣部隊が集まっていた。同時に、各艦隊司令長官、師団長に作戦が伝えられた。

「今回の戦争はユチーカの時と違い、相手もかなりの技術力と物量を有している。

 諸君らには、まず自分の命を第一に行動してもらいたい。そして、我らの偉大なる祖国、日本国を守ってもらいたい。」

 池田が激励の演説を行う。式典が終わると次々に出港していく。

 大艦隊を編成して、太平洋を南下し、日本海へと向かう。この場には日本海軍艦艇約90隻、元アメリカ海軍艦艇約20隻の合計約110隻の大艦隊となっている。

 陸軍は、海軍の輸送艦だけでは足りず、アメリカの揚陸艦も使っている。

 100隻を越える大艦隊は壮観だ。どの国もこの艦隊を見れば降伏するに違いない。「勝てる気がしない」というやつだ。

 派遣しすぎなのでは、と思うかもしれない。しかし、これは日本がアメリカから教わったこと、「やる時は徹底的にやれ。二度と立ち直れないくらいに叩き潰せ。」を基に派遣したものだ。それでも派遣しすぎは否めないが。

――――――――――

ソマル大陸沖ランパール海モルゲン侵攻艦隊旗艦大和

「司令、本艦前方300マイルに無数の敵影を確認、敵飛竜です。」

「本当か?他国のものでは無いか?」

 そう問った第1艦隊司令長官の山本はじめ海軍大将は現在この大艦隊の司令長官でもある。

「はい、ターリアに確認しましたが違うとのことです。」

 「そうか……遂に始まるな……全艦へ通達!対空戦闘用意!」
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