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第48話
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「ほっぎょおおぉぉおおぉぉぉぉ!?!?!?❤❤❤❤❤」
「あー、やっぱ最高ですね、先輩のおまんこ」
何度目の挿入だろうか。
確実に四桁は超えている筈なのに、まったく飽きが来ない。
たぶん、このおまんこに飽きるなんて事は、これからも一生無いのだろう。
自分がこの肉穴に果てしなく魅了されているのを、改めて実感する。
「温かくて、狭くて、トロトロで……」
「おぐっ!?❤ふんっぎゅううぅううお゛お゛お゛ぉお゛お゛ぉぉぉぉっ!?!?!?❤❤❤❤❤」
奥まで突き入れると、歓迎するように柔肉が纏わりついてくる。
入口まで抜こうとすると、寂しがるように肉ひだが縋りついてくる。
腰を動かすことしか考えられなくなる、極上の肉穴。それが先輩の正体だった。
「おっぱいも、ケツ肉も、突く度にぶるんぶるん震えて……」
「ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ぅぅう゛う゛ぅう゛う゛ぅ~~~!?!?!?❤❤❤❤❤」
オスを誘うことしか考えていない、卑猥すぎるメス肉の化身。
バカでかいおっぱいを無様に跳ね上げ、豊かに実ったケツ肉を左右に振りたくってオスを誘惑する。
こんなエロメスの姿を見せつけられたら、どんなオスだって1秒たりとも我慢できる筈がない。
「孕ます……孕ます……絶対孕ますっ!!」
「ぶぎゅお゛お゛お゛ぉぉお゛ぉぉお゛お゛ぉぉぉっ!?!?!?❤❤❤❤❤」
トロトロのメス肉を掻き分け、最奥を叩き潰す。
子宮が降参して、新鮮な卵子を差し出すまで子宮口を虐め抜く。
何度も、何度でも。
「出せっ! 卵出せっ!!」
「だ、だしゅぅっ❤だしましゅうぅっ!❤できたて卵ポコポコ出してぇっ!❤ぜーんぶ、ぷちゅぷちゅじゅせいさせるのぉっ!❤」
今まで何万、何億、何兆と繰り返してきた、身体に染み付いた動作を繰り返す。
先輩のおまんこをほじくり返す度に、甘く鋭い快感が背筋を震わせる。
「あがぢゃんっ!❤あがぢゃん、はらむのぉっ!❤がわいいあがぢゃん、いっばいはらむううぅうぅうううぅぅ!!!❤❤❤」
「くっ……! うおおぉぉぉっ!!!」
快楽と生殖本能が、たっぷり詰まったメス声。そんな心の底からの叫びに呼応するように、雄叫びと共に腰の動きを加速させる。
「あびゃあ゛あ゛あ゛ぁぁぁあ゛あ゛あ゛ぁっ!!!❤❤❤❤❤」
腰を打ち付ける度に、肉穴の奥から色々な体液が溢れ、飛び散る。
腰を打ち付ける度に、全身から濃いメスの匂いが立ち昇る。
腰を打ち付ける度に、汗に塗れた媚肉がビクンと跳ね上がる。
「あがっ……!❤❤❤かはっ……!❤❤❤」
一心不乱に腰を突き出す。
一心不乱に腰を引く。
「~~~~~っ!!!❤❤❤❤❤」
決められた動作を、何度も繰り返す。
気持ちいい動作を、何度も繰り返す。
「$=∨;ゝゝ@(Ζρー=*ゝ@@=々%§!?!?!?❤❤❤❤❤」
もはや、お互いに繁殖交尾を続けることしか頭にない。本能のままに腰を振り、本能のままに声を上げる。
気持ちいい。あぁ、子孫を残すという行為は、何故これほどまでに気持ちがいいのか。
「出すぞっ!! 全部受け止めろっ!!」
「う゛んっ!❤だじでっ!❤しぎゅーでぜんぶ、うけどめるがらあ゛あ゛ぁぁあ゛あ゛ぁ!!!❤❤❤」
チンポが一回り大きく膨れる。おまんこが激しく痙攣する。
次の瞬間、先端から凄まじい勢いで精液が噴き出した。
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ!?!?!?❤❤❤❤❤」
どびゅるるるるぅぅうぅっ❤❤❤ぶぼぼびゅっ❤❤どぶっ❤どぶっ❤どぶんっ❤ぼびゅりゅりゅりゅ~~~っ❤❤❤❤❤
キンタマから跳ね上げられた精液が、尿道を通ってすべて先輩の中に注ぎ込まれていく。
あまりの快楽で目の前が真っ白に染まって、背筋が思いっきりそり返る。今の自分にできる全力を、残さず先輩の子宮に叩き込む。
「~~~っ!!」
数秒か、数十秒か、もしくは数分か。体感ではものすごく長い時間、射精を続けていたような感覚がある。
脳の神経が焼き切れるかと思えるほどの、凄まじい快楽。身体の中に眠る獣の本能が、これでもかと歓喜の叫びを上げていた。
「はぁ……はぁ……くっ!」
「おびゃぶっ❤」
射精し終わった後も貪欲に精液をねだってくるおまんこ。その誘惑を振り切り、一旦チンポを引き抜いた。
「おっとと……!」
その瞬間、あまりの虚脱感に脚がふらつく。
たまらずその場に座り込めば、目の前にはチンポの形に整形されたおまんこが鎮座していた。
子宮口までぱっくりと開き、腟内では真っ赤に膨れた淫肉がうごうごと蠢いていた。
(エロい……けど、流石にもう勃たないな)
数秒後、そんな先輩の肉穴からドロリとコールタールのような粘度の精液が垂れてくる──その淫らな光景を見ただけで、出したばかりの精液が子宮にへばりつき、今も新鮮な卵子を狙っているのだと理解できた。
そう、狙っている。ただ狙っているだけなのだ。
(……ダメだったかぁ……)
本能で悟る。
きっと、先輩は受精してない。
「はぁぁ……❤おもぉ……❤おにゃか、おもぉい……❤」
全身の淫肉をぶるぶる震わせ、恍惚の表情で快楽を享受している先輩。しかし、受精したという宣言はしてくれない。
きっと先輩も分かっているのだろう。今のセックスでは、赤ちゃんは作れなかった──と。
「ふぅ~……お疲れ様、後輩くん❤」
「……お疲れ様です、先輩」
ガクガクと震える脚をなんとか動かし、先輩が振り向いた。
精液が詰まってぽっこり膨れたお腹を、大事そうに抱えて向き直る。
「まだ余裕そうですね」
「後輩くんもね❤」
いや、こっちはかなり疲労困憊なんだが……二宮や一之瀬と合計で十発以上は出してるし、流石にもう打ち止めだ。
「いやぁ、それにしてもすごい出したね❤お腹がぽっこりしちゃってるよ❤」
愛おしそうに、膨らんだお腹をさする先輩。
まるで本当に妊娠してるのかと錯覚する程、母性に溢れた仕草だった。
「……先輩」
「おっと。その先はいいっこなしだよ、後輩くん」
ちょん、と鼻先に人差し指が当てられる。
「よい……しょっと……ほら、おいで」
震える脚を動かして、亀のような速度で先輩はベッドまで移動する。
そのまま縁に腰掛けると、両手を広げてこちらを見つめてきた。
「…………」
先輩に倣って、ゆっくりとベッドの方まで移動する。
身体が重いが、その程度の移動なら問題ない。
「はい、ぎゅ~っ」
床に膝立ちになったまま、ベッドに座る先輩へ抱きつく。僕と先輩は身長差が凄まじいから、このくらいの体勢がちょうどいいのだ。
「すっごく気持ちよかったよ、後輩くん」
「……僕も、気持ちよかったです、先輩」
柔らかな爆乳おっぱいに挟まれ、そのまま優しく包みこまれる。まさに極楽浄土という言葉が相応しい。
「疲れたねぇ」
「疲れましたね」
先程のセックスが激しい快感なら、こちらは優しい快感。刹那的ではなく、いつまでも続くような緩やかな快感が全身を包み込む。
「まぁ、ね? 凛花ちゃんと陽毬ちゃんを受精させた後だったし、後輩くんも疲れてたんだろう。きっとそうさ、うん」
「そうですね……」
「ああもう。そんなに落ち込まないでくれよ、後輩く~ん」
別に落ち込んでなんかない。そりゃあ先輩を孕ませられなかったのは残念だけど、落ち込むような事ではない。
次こそは確実に孕ませてやる、と決意を新たにしただけだ。
「くんくん……先輩、いい匂いしますね」
「そうかい? 汗くさい匂いしかしないと思うが」
「ソレが良いんじゃないですか」
抱きしめ合っていると、なおさら先輩の匂いが鼻を突いてくる。
濃厚なメスの匂い。オスを発情させる、極上のメスの匂い。
「お風呂入ろうか、後輩くん」
「そうですね……勿体ないですけど」
それを洗い流すなんてとんでもない──と言いたいところだが、流石に洗ったほうが良いだろう。衛生的にも、精神的にも。
夜通しセックスしっぱなしで部屋も凄いことになっているし、こりゃ掃除が大変だ。
「そうだ」
いいタイミングだ。二宮と一之瀬も纏めて洗ってしまおうか。
「起きろ、お前ら」
「むにゅぅ……」
「ふぁ……」
ほっぺたをペチペチ叩いて、爆睡していた二人を文字通り叩き起こす。
「おはようございますッス……」
「ねむぃ……」
「まぁ、あれだけ激しいセックスしたら、疲れるのは当たり前だよねぇ」
「ぶっ通しでセックスしてた僕が一番疲れたんですが……」
逆バニー姿の二宮と、ドスケベチャイナ服の一之瀬を抱えて、お風呂場に直行する。
それにしてもいい匂いするなコイツら。三人揃って濃さも三倍かよ。
「……おや、おやおやおや❤」
お風呂場に向かう道中で、先輩がニヤニヤと生暖かい目を向けてくる。
その視線は、僕の股間に固定されていた。
「4Pソーププレイでもやるかい、後輩くん❤」
「……今日はもうヤりませんって」
こちとらマジで限界なんだって。
「じゃあなんで、そんなにチンポを勃起させているのかな?❤」
「これは……その……生理現象です」
朝勃ちと似たようなもんだ。だから見逃してほしい。
「わたし達はいつでも準備OKだよ❤ねぇ凛花ちゃん❤陽毬ちゃん❤」
「……ッス❤」
「……ふんっ❤」
見れば、二宮も一之瀬も顔を赤くしてチンポを凝視している。
いや、ほんとに勘弁してくれ……マジで。
「ふふ❤頑張ってくれたまえよ、後輩くん❤」
先輩は人差し指を輪っかにして、そこにもう片方の人差し指を入れた。
そんな下品なジェスチャーをしても絵になるの、ホント勘弁して欲しい。
余談だが、この後お風呂場でめちゃくちゃ4Pセックスした。
「あー、やっぱ最高ですね、先輩のおまんこ」
何度目の挿入だろうか。
確実に四桁は超えている筈なのに、まったく飽きが来ない。
たぶん、このおまんこに飽きるなんて事は、これからも一生無いのだろう。
自分がこの肉穴に果てしなく魅了されているのを、改めて実感する。
「温かくて、狭くて、トロトロで……」
「おぐっ!?❤ふんっぎゅううぅううお゛お゛お゛ぉお゛お゛ぉぉぉぉっ!?!?!?❤❤❤❤❤」
奥まで突き入れると、歓迎するように柔肉が纏わりついてくる。
入口まで抜こうとすると、寂しがるように肉ひだが縋りついてくる。
腰を動かすことしか考えられなくなる、極上の肉穴。それが先輩の正体だった。
「おっぱいも、ケツ肉も、突く度にぶるんぶるん震えて……」
「ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ぅぅう゛う゛ぅう゛う゛ぅ~~~!?!?!?❤❤❤❤❤」
オスを誘うことしか考えていない、卑猥すぎるメス肉の化身。
バカでかいおっぱいを無様に跳ね上げ、豊かに実ったケツ肉を左右に振りたくってオスを誘惑する。
こんなエロメスの姿を見せつけられたら、どんなオスだって1秒たりとも我慢できる筈がない。
「孕ます……孕ます……絶対孕ますっ!!」
「ぶぎゅお゛お゛お゛ぉぉお゛ぉぉお゛お゛ぉぉぉっ!?!?!?❤❤❤❤❤」
トロトロのメス肉を掻き分け、最奥を叩き潰す。
子宮が降参して、新鮮な卵子を差し出すまで子宮口を虐め抜く。
何度も、何度でも。
「出せっ! 卵出せっ!!」
「だ、だしゅぅっ❤だしましゅうぅっ!❤できたて卵ポコポコ出してぇっ!❤ぜーんぶ、ぷちゅぷちゅじゅせいさせるのぉっ!❤」
今まで何万、何億、何兆と繰り返してきた、身体に染み付いた動作を繰り返す。
先輩のおまんこをほじくり返す度に、甘く鋭い快感が背筋を震わせる。
「あがぢゃんっ!❤あがぢゃん、はらむのぉっ!❤がわいいあがぢゃん、いっばいはらむううぅうぅうううぅぅ!!!❤❤❤」
「くっ……! うおおぉぉぉっ!!!」
快楽と生殖本能が、たっぷり詰まったメス声。そんな心の底からの叫びに呼応するように、雄叫びと共に腰の動きを加速させる。
「あびゃあ゛あ゛あ゛ぁぁぁあ゛あ゛あ゛ぁっ!!!❤❤❤❤❤」
腰を打ち付ける度に、肉穴の奥から色々な体液が溢れ、飛び散る。
腰を打ち付ける度に、全身から濃いメスの匂いが立ち昇る。
腰を打ち付ける度に、汗に塗れた媚肉がビクンと跳ね上がる。
「あがっ……!❤❤❤かはっ……!❤❤❤」
一心不乱に腰を突き出す。
一心不乱に腰を引く。
「~~~~~っ!!!❤❤❤❤❤」
決められた動作を、何度も繰り返す。
気持ちいい動作を、何度も繰り返す。
「$=∨;ゝゝ@(Ζρー=*ゝ@@=々%§!?!?!?❤❤❤❤❤」
もはや、お互いに繁殖交尾を続けることしか頭にない。本能のままに腰を振り、本能のままに声を上げる。
気持ちいい。あぁ、子孫を残すという行為は、何故これほどまでに気持ちがいいのか。
「出すぞっ!! 全部受け止めろっ!!」
「う゛んっ!❤だじでっ!❤しぎゅーでぜんぶ、うけどめるがらあ゛あ゛ぁぁあ゛あ゛ぁ!!!❤❤❤」
チンポが一回り大きく膨れる。おまんこが激しく痙攣する。
次の瞬間、先端から凄まじい勢いで精液が噴き出した。
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ!?!?!?❤❤❤❤❤」
どびゅるるるるぅぅうぅっ❤❤❤ぶぼぼびゅっ❤❤どぶっ❤どぶっ❤どぶんっ❤ぼびゅりゅりゅりゅ~~~っ❤❤❤❤❤
キンタマから跳ね上げられた精液が、尿道を通ってすべて先輩の中に注ぎ込まれていく。
あまりの快楽で目の前が真っ白に染まって、背筋が思いっきりそり返る。今の自分にできる全力を、残さず先輩の子宮に叩き込む。
「~~~っ!!」
数秒か、数十秒か、もしくは数分か。体感ではものすごく長い時間、射精を続けていたような感覚がある。
脳の神経が焼き切れるかと思えるほどの、凄まじい快楽。身体の中に眠る獣の本能が、これでもかと歓喜の叫びを上げていた。
「はぁ……はぁ……くっ!」
「おびゃぶっ❤」
射精し終わった後も貪欲に精液をねだってくるおまんこ。その誘惑を振り切り、一旦チンポを引き抜いた。
「おっとと……!」
その瞬間、あまりの虚脱感に脚がふらつく。
たまらずその場に座り込めば、目の前にはチンポの形に整形されたおまんこが鎮座していた。
子宮口までぱっくりと開き、腟内では真っ赤に膨れた淫肉がうごうごと蠢いていた。
(エロい……けど、流石にもう勃たないな)
数秒後、そんな先輩の肉穴からドロリとコールタールのような粘度の精液が垂れてくる──その淫らな光景を見ただけで、出したばかりの精液が子宮にへばりつき、今も新鮮な卵子を狙っているのだと理解できた。
そう、狙っている。ただ狙っているだけなのだ。
(……ダメだったかぁ……)
本能で悟る。
きっと、先輩は受精してない。
「はぁぁ……❤おもぉ……❤おにゃか、おもぉい……❤」
全身の淫肉をぶるぶる震わせ、恍惚の表情で快楽を享受している先輩。しかし、受精したという宣言はしてくれない。
きっと先輩も分かっているのだろう。今のセックスでは、赤ちゃんは作れなかった──と。
「ふぅ~……お疲れ様、後輩くん❤」
「……お疲れ様です、先輩」
ガクガクと震える脚をなんとか動かし、先輩が振り向いた。
精液が詰まってぽっこり膨れたお腹を、大事そうに抱えて向き直る。
「まだ余裕そうですね」
「後輩くんもね❤」
いや、こっちはかなり疲労困憊なんだが……二宮や一之瀬と合計で十発以上は出してるし、流石にもう打ち止めだ。
「いやぁ、それにしてもすごい出したね❤お腹がぽっこりしちゃってるよ❤」
愛おしそうに、膨らんだお腹をさする先輩。
まるで本当に妊娠してるのかと錯覚する程、母性に溢れた仕草だった。
「……先輩」
「おっと。その先はいいっこなしだよ、後輩くん」
ちょん、と鼻先に人差し指が当てられる。
「よい……しょっと……ほら、おいで」
震える脚を動かして、亀のような速度で先輩はベッドまで移動する。
そのまま縁に腰掛けると、両手を広げてこちらを見つめてきた。
「…………」
先輩に倣って、ゆっくりとベッドの方まで移動する。
身体が重いが、その程度の移動なら問題ない。
「はい、ぎゅ~っ」
床に膝立ちになったまま、ベッドに座る先輩へ抱きつく。僕と先輩は身長差が凄まじいから、このくらいの体勢がちょうどいいのだ。
「すっごく気持ちよかったよ、後輩くん」
「……僕も、気持ちよかったです、先輩」
柔らかな爆乳おっぱいに挟まれ、そのまま優しく包みこまれる。まさに極楽浄土という言葉が相応しい。
「疲れたねぇ」
「疲れましたね」
先程のセックスが激しい快感なら、こちらは優しい快感。刹那的ではなく、いつまでも続くような緩やかな快感が全身を包み込む。
「まぁ、ね? 凛花ちゃんと陽毬ちゃんを受精させた後だったし、後輩くんも疲れてたんだろう。きっとそうさ、うん」
「そうですね……」
「ああもう。そんなに落ち込まないでくれよ、後輩く~ん」
別に落ち込んでなんかない。そりゃあ先輩を孕ませられなかったのは残念だけど、落ち込むような事ではない。
次こそは確実に孕ませてやる、と決意を新たにしただけだ。
「くんくん……先輩、いい匂いしますね」
「そうかい? 汗くさい匂いしかしないと思うが」
「ソレが良いんじゃないですか」
抱きしめ合っていると、なおさら先輩の匂いが鼻を突いてくる。
濃厚なメスの匂い。オスを発情させる、極上のメスの匂い。
「お風呂入ろうか、後輩くん」
「そうですね……勿体ないですけど」
それを洗い流すなんてとんでもない──と言いたいところだが、流石に洗ったほうが良いだろう。衛生的にも、精神的にも。
夜通しセックスしっぱなしで部屋も凄いことになっているし、こりゃ掃除が大変だ。
「そうだ」
いいタイミングだ。二宮と一之瀬も纏めて洗ってしまおうか。
「起きろ、お前ら」
「むにゅぅ……」
「ふぁ……」
ほっぺたをペチペチ叩いて、爆睡していた二人を文字通り叩き起こす。
「おはようございますッス……」
「ねむぃ……」
「まぁ、あれだけ激しいセックスしたら、疲れるのは当たり前だよねぇ」
「ぶっ通しでセックスしてた僕が一番疲れたんですが……」
逆バニー姿の二宮と、ドスケベチャイナ服の一之瀬を抱えて、お風呂場に直行する。
それにしてもいい匂いするなコイツら。三人揃って濃さも三倍かよ。
「……おや、おやおやおや❤」
お風呂場に向かう道中で、先輩がニヤニヤと生暖かい目を向けてくる。
その視線は、僕の股間に固定されていた。
「4Pソーププレイでもやるかい、後輩くん❤」
「……今日はもうヤりませんって」
こちとらマジで限界なんだって。
「じゃあなんで、そんなにチンポを勃起させているのかな?❤」
「これは……その……生理現象です」
朝勃ちと似たようなもんだ。だから見逃してほしい。
「わたし達はいつでも準備OKだよ❤ねぇ凛花ちゃん❤陽毬ちゃん❤」
「……ッス❤」
「……ふんっ❤」
見れば、二宮も一之瀬も顔を赤くしてチンポを凝視している。
いや、ほんとに勘弁してくれ……マジで。
「ふふ❤頑張ってくれたまえよ、後輩くん❤」
先輩は人差し指を輪っかにして、そこにもう片方の人差し指を入れた。
そんな下品なジェスチャーをしても絵になるの、ホント勘弁して欲しい。
余談だが、この後お風呂場でめちゃくちゃ4Pセックスした。
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