落ちこぼれ魔女・火花の魔法改革!〜孤独なマーメイドと海の秘宝〜


火花は天真爛漫な魔女の女の子。

幼なじみでしっかり者のノアや、臆病だけど心優しい親友のドロシー、高飛車なダリアンたちと魔法学校で立派な魔女を目指していた。

あるとき、授業の一環で魔女にとって魔法を使うための大切な燃料『星の原石』を探しに行くことに。
火花とドロシーが選んだのは、海の中にある星の原石。
早速マーメイドになって海の中を探検しながら星の原石を探していると、火花は不思議な声を聴く。

美しくも悲しい歌声に、火花は吸い寄せられるように沈没船へ向かう。
かくして声の主は、海の王国アトランティカのマーメイドプリンセス・シュナであった。

しかし、シュナの声をドロシーは聴くことができず、火花だけにしか届かないことが発覚。
わけを聞くと、シュナは幼い頃、海の魔女・グラアナに声を奪われてしまったのだという。
それを聞いた火花は、グラアナからシュナの声を取り戻そうとする。
海の中を探して、ようやくグラアナと対峙する火花。
しかし話を聞くと、グラアナにも悲しい過去があって……。

果たして、火花はシュナの声を取り戻すことができるのか!?

家族、学校、友達、恋!
どんな問題も、みんなで力を合わせて乗り越えてみせます!
魔女っ子火花の奇想天外な冒険譚、ここに誕生!!
24h.ポイント 0pt
154
小説 192,927 位 / 192,927件 児童書・童話 3,605 位 / 3,605件

あなたにおすすめの小説

子猫マムと雲の都

杉 孝子
児童書・童話
 マムが住んでいる世界では、雨が振らなくなったせいで野菜や植物が日照り続きで枯れ始めた。困り果てる人々を見てマムは何とかしたいと思います。  マムがグリムに相談したところ、雨を降らせるには雲の上の世界へ行き、雨の精霊たちにお願いするしかないと聞かされます。雲の都に行くためには空を飛ぶ力が必要だと知り、魔法の羽を持っている鷹のタカコ婆さんを訪ねて一行は冒険の旅に出る。

王妃様のりんご

遥彼方
児童書・童話
王妃様は白雪姫に毒りんごを食べさせようとしました。 ところが白雪姫はりんごが大嫌い。 さあ、どうしたら毒りんごを食べさせられるでしょうか。 表紙イラスト提供 星影さきさま 本作は小説になろう、エブリスタにも掲載しております。

絡まるソースのような

青西瓜(伊藤テル)
児童書・童話
 幼馴染の奏太が貧血で倒れたことをキッカケに、彩夏がバァヤ(おばあちゃん)として奏太の夕ご飯を家で作ってあげることに。  彩夏は奏太に対してバァヤ目線で、会話をしていく。  奏太は彩夏のことが恋愛として好き。  しかし彩夏は奏太のことが実は恋愛として好きだということに気付いていない。  そんな彩夏と奏太が料理で交流していき、彩夏が恋愛に気付いていくストーリー。

忠犬ハジッコ

SoftCareer
児童書・童話
もうすぐ天寿を全うするはずだった老犬ハジッコでしたが、飼い主である高校生・澄子の魂が、偶然出会った付喪神(つくもがみ)の「夜桜」に抜き去られてしまいます。 「夜桜」と戦い力尽きたハジッコの魂は、犬の転生神によって、抜け殻になってしまった澄子の身体に転生し、奪われた澄子の魂を取り戻すべく、仲間達の力を借りながら奮闘努力する……というお話です。 ※今まで、オトナ向けの小説ばかり書いておりましたが、  今回は中学生位を読者対象と想定してチャレンジしてみました。  お楽しみいただければうれしいです。

おなら、おもっきり出したいよね

魚口ホワホワ
児童書・童話
 ぼくの名前は、出男(でるお)、おじいちゃんが、世界に出て行く男になるようにと、つけられたみたい。  でも、ぼくの場合は、違うもの出ちゃうのさ、それは『おなら』すぐしたくなっちゃんだ。  そんなある日、『おならの妖精ププ』に出会い、おならの意味や大切さを教えてもらったのさ。  やっぱり、おならは、おもっきり出したいよね。

城下のインフルエンサー永遠姫の日常

ぺきぺき
児童書・童話
永遠(とわ)姫は貴族・九条家に生まれたお姫様。大好きな父上と母上との楽しい日常を守るために小さな体で今日も奮闘中。 全5話。

創訳聖書

龍王
絵本
非日常に歩んで来たアフトたる"蜚蠊"は、「光の皇子」と呼ばれる偶像をただ、最期に見届ける。そして、死に際に彼の残した一言は、最も閑奏な一言であった。 月日は流れ、世界は大海原にマリン船長を抱えた。この力は、最後まで、月日の流れを変えなかった瞳  聖杯伝説 "  火。  焚べる薪。  王は太陽を向いて。  月夜に酒の肴として謳う。 「救世主が現れる。其の者は、この世界に大いなる戦火を齎すであろう。」  人々は、笑った。  新しい人の顔を見る。  其の目に隈は無い。  ただ、闇の中に一筋の光が、全て別れる水流の如く裁く。  人々は知っていた。  其の力が、笑顔に代わる新たなる装いを齎す事を、月明かりの(枕)元、日々の本で知っている。  其の後は知るまい。  本が一冊あるだけだ。  其の本は、まるで、空白が目立つ様に、前半にだけ、びっしりとこびり付いた炭と跡とが、こう記した。  Zeus-metaと。  其の本がある。  主(神)は、雷を遣わした。  (主)人を燃やし尽くさんとする為だ。  主(人)は、雷の中、現れた。  大きな鷲が居た。  其の十字架に居座り、大雨に傘と覆い被さった。  晴れた後、主(人)は鷹を追い求めて、旅に出た。  ハゲワシが十字架の周りに居着いた。  雷は時折、降り、新たな種を蒔いた。  (主)人は、其れを持って、全て焼いた。  パンも家も、本も焼いた。  全ては、(主)神の御導きによる福音。  其の災禍の中、覗き込む様に、主(神)は、眠られた。  幾年もの歳月を経て、(主)神は、降臨した。  最強の伝説に勇姿を記す。  マリンが聖杯を、大海から奪った。  ルシファアが顕現した。  魔王「ヤゴー」が討ち果たされた。  カボチャの竜が復活した。  隣国が魔界と戦争を始めた。  ゴジラ  が長き眠りから解き放たれた_ "

Sadness of the attendant

砂詠 飛来
児童書・童話
王子がまだ生熟れであるように、姫もまだまだ小娘でありました。 醜いカエルの姿に変えられてしまった王子を嘆く従者ハインリヒ。彼の強い憎しみの先に居たのは、王子を救ってくれた姫だった。