うちの店長レイプ犯!?

貝鳴みづす

文字の大きさ
上 下
77 / 78
第四章『葵と結衣』

第二十話「何回も」★★★

しおりを挟む
「あっ、んっ、あらたっ……!」

 中にあるものを全身で感じながら、結衣は愛しい人の名前を呼ぶ。
 それに応えるように、新は結衣の奥までぐっと貫いた。

「ああぁ…………んんぅっ!!」

 頭がおかしくなる快感に、結衣は体を震わせる。

「えっちぃですね、結衣様……」

 気持ちよくなっている結衣の姿を、葵は目の前で見ていた。目を細めながら結衣の控えめな双丘に手を伸ばす。
 そっと包み込むように揉んでから、先の尖った部分を摘む。

「ふあぁっ……!!」

 反応を示す結衣に、さらに新がスピードを早めてくる。
 葵が結衣に唇を重ねてきた。舌を絡める、大人のキス。
 キスされて乳首を弄られ、固い男のモノを出し入れされて――結衣は小さく何度も絶頂した。

「結衣ぎゅうぎゅう締めてきて……だめだ、一回出すね……!」

 新がそう宣言して、結衣のなかに思い切り精を放つ。

「んあぁぁっ、熱いのくる――っ」

 自身に愛を注がれる感覚に、結衣は大きく震えた。
 気持ちいい、ゾクゾクする。
 結衣が快感に酔いしれていると、奥まで貫いていた愛棒は間を置かずまた動き始めた。――回復が早すぎる。

「も、もういやぁっ、いやぁぁっ」

 絶頂しすぎて敏感になった膣に、射精しても動かれるのは耐えられるものではなかった。
 つよすぎるっ、何度も無理っ!
 泣いて懇願する結衣を、葵がうっとりと見つめた。

「結衣様かわいっ、……ん、さすがに私も我慢できないです……」

 片方の手は結衣の乳首を弄ったまま、葵は空いたもう片方の手を自身の秘所に向かわせた。
 最低限服を下ろして、ぷっくり膨らんだ大事な部分を指で上下させる。
 くちゅくちゅと、小さく水音が聞こえて、すでに濡れているのだとわかった。

「ぅん……結衣様の目の前でするの、気持ちいいです…………」

 頬を紅く染めて、葵は蕩けた顔をしている。結衣の知らない、葵の表情。
 いつもは自分の上に立って、余裕な顔をしているから、そんな彼女を見るのははじめてで。

「―――っ」

 ぞくり、と、どう表現していいかわからない快感が結衣を襲った。
 同じ女性が自慰している姿を見るのが、こんなに興奮してしまうとは。
 ――ああう、抱きついているから、顔が近すぎて恥ずかしい……!
 気持ちよさそうにしている彼女を間近に見るのも、それを見て興奮している自分を見られるのも、恥ずかしすぎた。
 その間もずっと新は腰を打ち付けてくるのを止めない。

「結衣様、んっ……あっ、結衣様を、オカズにしてイきますね……っ! あぁっ……ん――――っ」
「あっ、はぁっ、あおいさん……っ! はぁぁんん…………っ!!」

 新の愛棒に掻き回され、深く絶頂する葵を見せつけられ――結衣は激しく達してしまった。
 ふあああ、きもちよくて頭まっしろだよぉ。

「もしかして……んはぁっ、……わたし見ていってくれたんですか……?」
「あ、あう…………」

 嬉しそうにしている葵に、恥ずかしくて仕方ない結衣。

「嬉しいです結衣さまぁっ、いっぱいいってください……っ」
「んんっ、ふぁっ……んっ…………!」

 激しいキス。ねっとりと絡まる舌が気持ちよすぎる。
 上からも下からも快感が溢れ出てきて、結衣の体は大きく震えた。
 葵も自身を慰める指の動きが加速して、自慰とキスに夢中になっている。
 絶頂の余韻に浸りたいが、新は動きをとめてくれない。

「あらたっ、ちょ……っと、とま……っ!」
「ん、むり、このままなかに出すね」
「あああっ、いまむりっ! あああむりむりっ!!」

 結衣が懇願しても、新は止まるどころか、スピードがあがり、奥まで突かれる。
 
「ああ、でるっ、膣に、奥に出すよっ」
「ひぃぅ、あああぁぁぁっ、いくぅっ、い…………っ!!!」

 結衣は泣きながら大きく絶頂した。
 同時に結衣の奥に注がれる新の精。さっき出されたものと今出したそれと、自分の愛液で、結衣のなかはトロトロになっていた。

「はぁぁっ…………んん……」

 荒い呼吸。ふっと力が抜けて、葵に倒れ込む。
 慌てて葵が支える。気が遠くなっていく感覚に、結衣は身を委ねようとした。
 ――しかし。

「結衣、まだ寝ないで?」
「――――ひっ、んああっ!?」
「ごめんね、まだ満足しそうにない」

 自分の中に感じる強い快感で、一瞬で現実に引き戻される結衣。
 二度果てたはずの新のそれが、むしろさっきよりも大きくなって、結衣のなかを出入りしている。
 放たれた精液と自分の愛液が絡んで、蕩ける感触に、気持ちが昂ぶる。
 しかもそれが新のものだと思うと、好きな人に犯されたのだと興奮してしまう。

 そのあとも散々抱かれて、出されて、結衣は気を失ってしまった。
しおりを挟む
感想 2

あなたにおすすめの小説

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

小さなことから〜露出〜えみ〜

サイコロ
恋愛
私の露出… 毎日更新していこうと思います よろしくおねがいします 感想等お待ちしております 取り入れて欲しい内容なども 書いてくださいね よりみなさんにお近く 考えやすく

イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?

すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。 「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」 家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。 「私は母親じゃない・・・!」 そう言って家を飛び出した。 夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。 「何があった?送ってく。」 それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。 「俺と・・・結婚してほしい。」 「!?」 突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。 かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。 そんな彼に、私は想いを返したい。 「俺に・・・全てを見せて。」 苦手意識の強かった『営み』。 彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。 「いあぁぁぁっ・・!!」 「感じやすいんだな・・・。」 ※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。 ※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。 ※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。 ※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。 それではお楽しみください。すずなり。

元彼にハメ婚させられちゃいました

鳴宮鶉子
恋愛
元彼にハメ婚させられちゃいました

明智さんちの旦那さんたちR

明智 颯茄
恋愛
 あの小高い丘の上に建つ大きなお屋敷には、一風変わった夫婦が住んでいる。それは、妻一人に夫十人のいわゆる逆ハーレム婚だ。  奥さんは何かと大変かと思いきやそうではないらしい。旦那さんたちは全員神がかりな美しさを持つイケメンで、奥さんはニヤケ放題らしい。  ほのぼのとしながらも、複数婚が巻き起こすおかしな日常が満載。  *BL描写あり  毎週月曜日と隔週の日曜日お休みします。

ハイスペック上司からのドSな溺愛

鳴宮鶉子
恋愛
ハイスペック上司からのドSな溺愛

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

騙されて快楽地獄

てけてとん
BL
友人におすすめされたマッサージ店で快楽地獄に落とされる話です。長すぎたので2話に分けています。

処理中です...