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第四章『葵と結衣』
第十話「イイね!」★★★
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「―――んっ!……はぁぁっ、んうっ……!」
結衣の動きに合わせて、太い棒がぬぷぬぷと結衣の入り口を出入りする。
結衣は段々と理性を失っているのか、最初はゆっくりだった動きが、速くなっていく。
「あっ、あぁぁっ、ひぅぅっ……!」
控えめだった喘ぎ声も大きくなって、その様子に葵は興奮した。
じゅぷじゅぷと、結衣の入り口を抜き差しする音は水気が多くなっていて、濡れまくっているのだとわかる。
――ああ、私に見せるために結衣様がオナニーしている。
可愛い、可愛い。ずっと見ていたい。
葵は息を荒げて結衣を眺めていた。
「ふふ、もうちょっとでイいけそうですね? ほらほら、頑張って下さいね~」
客観的に見られているのが恥ずかしいのか。陽気に応援してみせると、結衣はいっそう顔を紅潮させる。
しかし責め立てる葵の声は、結衣の劣情を満たす調味料だったようで、抜き差しする速度はどんどん速くなる。
「ひぃぁ、んんっ! あっ、ああぁぁあああーーー……っ!!」
激しい抽挿に、結衣は深い絶頂に達した。
「……んはぁっ、はぁぁ……っ」
ディルドを咥えたまま、結衣はびくびくと痙攣している。
「ああ、すごくよかったですよ。上手にイけて偉いですね」
「ぁ……はぃ……ありがとうございます……」
葵が頭を撫でて褒めてあげると、結衣は嬉しそうに目を細めた。
なんて可愛い、犬のよう。もっと躾けて、褒めてあげたい。
最高だった。
葵はしばらく結衣を撫で続けてから、スマホを操作した。
「約束ですからね。はい、削除しましたよ」
「……ありがとうございます」
ほっとした様子の結衣に、葵はくすりと嘲笑う。
え、と恐る恐る結衣は見上げてくる。
「――まあ、消す前に送っちゃいましたけどね?」
「…………え?……え?」
意味がわからないと言ったように、結衣は混乱している。
「うそ、うそですよね?」
「嘘じゃないですよ。結衣様、『消して』って言ったじゃないですか。『送らないで』とは言われませんでしたので」
「そんな……っ!」
「大丈夫です、ちゃんと約束通り写真は消しましたから」
「なんでっ、ううっ……」
大きな瞳に涙を浮かべて、結衣は葵を見つめている。
まだだ、これだけじゃ足りない。
葵は愉しそうに言う。
「ついでに今のオナニー動画も送っておきますね。ふふ、これはエロすぎて一生使えますね」
「――っ!?」
そう。スマホをずっと持っていたのは、『送る』と脅すためではなく、動画を撮っていたからだ。
「ほら」と結衣にスマホ画面をみせる。
<あっ、あぁぁっ、ひぅぅっ……!>
<じゅぷ、じゅぷ>
部屋に響き渡る、結衣の喘ぎ声と、いやらしい水音。
スマホの画面には、先程の彼女のオナニー姿が鮮明に映し出されていた。
「いや……いやああぁあーー!!」
結衣は自分の醜態を見せられて絶叫する。
「新様きっと喜びますよ~。大事に使って貰いましょうね?」
「やめて、それだけは……っ!」
結衣は泣きながらスマホを奪おうとする。
そうはさせまいと、葵は手を上に伸ばし、結衣の手が届かないようにする。
立ち上がって結衣は手をのばす。
「おねがい、おねがいっ」
「だめですよー、あっ」
「えっ?」
葵は複雑な表情をしてから、結衣に怒るように言った。
「あーもう、結衣様が暴れるから、送信ボタン押しちゃったじゃないですか」
「え、あ…………」
あまりのことに、結衣は絶句する。
まだ送るつもりはなかったのだが、本当に送ってしまった。
「はあ。これをネタにもっと虐めようと思っていたのに、残念です」
「そんな……」
結衣が言葉を失っていると、葵のスマホの通知音が鳴った。
葵はスマホの画面を確認して、くすくす嗤ってから、結衣にそれを見せた。
新からの返信だった。
映っていたのは『イイね!』という文字と、陽気な猫のイラストが描かれたスタンプ。
「……いいねってなに……うう……あらたのバカ…………」
本当に新に見られたのだとわかって、結衣は恥ずかしくて声をあげて泣いた。
結衣の動きに合わせて、太い棒がぬぷぬぷと結衣の入り口を出入りする。
結衣は段々と理性を失っているのか、最初はゆっくりだった動きが、速くなっていく。
「あっ、あぁぁっ、ひぅぅっ……!」
控えめだった喘ぎ声も大きくなって、その様子に葵は興奮した。
じゅぷじゅぷと、結衣の入り口を抜き差しする音は水気が多くなっていて、濡れまくっているのだとわかる。
――ああ、私に見せるために結衣様がオナニーしている。
可愛い、可愛い。ずっと見ていたい。
葵は息を荒げて結衣を眺めていた。
「ふふ、もうちょっとでイいけそうですね? ほらほら、頑張って下さいね~」
客観的に見られているのが恥ずかしいのか。陽気に応援してみせると、結衣はいっそう顔を紅潮させる。
しかし責め立てる葵の声は、結衣の劣情を満たす調味料だったようで、抜き差しする速度はどんどん速くなる。
「ひぃぁ、んんっ! あっ、ああぁぁあああーーー……っ!!」
激しい抽挿に、結衣は深い絶頂に達した。
「……んはぁっ、はぁぁ……っ」
ディルドを咥えたまま、結衣はびくびくと痙攣している。
「ああ、すごくよかったですよ。上手にイけて偉いですね」
「ぁ……はぃ……ありがとうございます……」
葵が頭を撫でて褒めてあげると、結衣は嬉しそうに目を細めた。
なんて可愛い、犬のよう。もっと躾けて、褒めてあげたい。
最高だった。
葵はしばらく結衣を撫で続けてから、スマホを操作した。
「約束ですからね。はい、削除しましたよ」
「……ありがとうございます」
ほっとした様子の結衣に、葵はくすりと嘲笑う。
え、と恐る恐る結衣は見上げてくる。
「――まあ、消す前に送っちゃいましたけどね?」
「…………え?……え?」
意味がわからないと言ったように、結衣は混乱している。
「うそ、うそですよね?」
「嘘じゃないですよ。結衣様、『消して』って言ったじゃないですか。『送らないで』とは言われませんでしたので」
「そんな……っ!」
「大丈夫です、ちゃんと約束通り写真は消しましたから」
「なんでっ、ううっ……」
大きな瞳に涙を浮かべて、結衣は葵を見つめている。
まだだ、これだけじゃ足りない。
葵は愉しそうに言う。
「ついでに今のオナニー動画も送っておきますね。ふふ、これはエロすぎて一生使えますね」
「――っ!?」
そう。スマホをずっと持っていたのは、『送る』と脅すためではなく、動画を撮っていたからだ。
「ほら」と結衣にスマホ画面をみせる。
<あっ、あぁぁっ、ひぅぅっ……!>
<じゅぷ、じゅぷ>
部屋に響き渡る、結衣の喘ぎ声と、いやらしい水音。
スマホの画面には、先程の彼女のオナニー姿が鮮明に映し出されていた。
「いや……いやああぁあーー!!」
結衣は自分の醜態を見せられて絶叫する。
「新様きっと喜びますよ~。大事に使って貰いましょうね?」
「やめて、それだけは……っ!」
結衣は泣きながらスマホを奪おうとする。
そうはさせまいと、葵は手を上に伸ばし、結衣の手が届かないようにする。
立ち上がって結衣は手をのばす。
「おねがい、おねがいっ」
「だめですよー、あっ」
「えっ?」
葵は複雑な表情をしてから、結衣に怒るように言った。
「あーもう、結衣様が暴れるから、送信ボタン押しちゃったじゃないですか」
「え、あ…………」
あまりのことに、結衣は絶句する。
まだ送るつもりはなかったのだが、本当に送ってしまった。
「はあ。これをネタにもっと虐めようと思っていたのに、残念です」
「そんな……」
結衣が言葉を失っていると、葵のスマホの通知音が鳴った。
葵はスマホの画面を確認して、くすくす嗤ってから、結衣にそれを見せた。
新からの返信だった。
映っていたのは『イイね!』という文字と、陽気な猫のイラストが描かれたスタンプ。
「……いいねってなに……うう……あらたのバカ…………」
本当に新に見られたのだとわかって、結衣は恥ずかしくて声をあげて泣いた。
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