うちの店長レイプ犯!?

貝鳴みづす

文字の大きさ
上 下
67 / 78
第四章『葵と結衣』

第十話「イイね!」★★★

しおりを挟む
「―――んっ!……はぁぁっ、んうっ……!」

 結衣の動きに合わせて、太い棒がぬぷぬぷと結衣の入り口を出入りする。
 結衣は段々と理性を失っているのか、最初はゆっくりだった動きが、速くなっていく。

「あっ、あぁぁっ、ひぅぅっ……!」

 控えめだった喘ぎ声も大きくなって、その様子に葵は興奮した。
 じゅぷじゅぷと、結衣の入り口を抜き差しする音は水気が多くなっていて、濡れまくっているのだとわかる。
 ――ああ、私に見せるために結衣様がオナニーしている。
 可愛い、可愛い。ずっと見ていたい。
 葵は息を荒げて結衣を眺めていた。

「ふふ、もうちょっとでイいけそうですね? ほらほら、頑張って下さいね~」

 客観的に見られているのが恥ずかしいのか。陽気に応援してみせると、結衣はいっそう顔を紅潮させる。
 しかし責め立てる葵の声は、結衣の劣情を満たす調味料だったようで、抜き差しする速度はどんどん速くなる。

「ひぃぁ、んんっ! あっ、ああぁぁあああーーー……っ!!」

 激しい抽挿に、結衣は深い絶頂に達した。

「……んはぁっ、はぁぁ……っ」

 ディルドを咥えたまま、結衣はびくびくと痙攣している。

「ああ、すごくよかったですよ。上手にイけて偉いですね」
「ぁ……はぃ……ありがとうございます……」

 葵が頭を撫でて褒めてあげると、結衣は嬉しそうに目を細めた。
 なんて可愛い、犬のよう。もっと躾けて、褒めてあげたい。
 最高だった。
 葵はしばらく結衣を撫で続けてから、スマホを操作した。

「約束ですからね。はい、削除しましたよ」
「……ありがとうございます」

 ほっとした様子の結衣に、葵はくすりと嘲笑う。
 え、と恐る恐る結衣は見上げてくる。

「――まあ、消す前に送っちゃいましたけどね?」
「…………え?……え?」

 意味がわからないと言ったように、結衣は混乱している。

「うそ、うそですよね?」
「嘘じゃないですよ。結衣様、『消して』って言ったじゃないですか。『送らないで』とは言われませんでしたので」
「そんな……っ!」
「大丈夫です、ちゃんと約束通り写真は消しましたから」
「なんでっ、ううっ……」

 大きな瞳に涙を浮かべて、結衣は葵を見つめている。
 まだだ、これだけじゃ足りない。
 葵は愉しそうに言う。

「ついでに今のオナニー動画も送っておきますね。ふふ、これはエロすぎて一生使えますね」
「――っ!?」

 そう。スマホをずっと持っていたのは、『送る』と脅すためではなく、動画を撮っていたからだ。
 「ほら」と結衣にスマホ画面をみせる。

<あっ、あぁぁっ、ひぅぅっ……!>
<じゅぷ、じゅぷ>

 部屋に響き渡る、結衣の喘ぎ声と、いやらしい水音。
 スマホの画面には、先程の彼女のオナニー姿が鮮明に映し出されていた。

「いや……いやああぁあーー!!」

 結衣は自分の醜態を見せられて絶叫する。

「新様きっと喜びますよ~。大事に使って・・・貰いましょうね?」
「やめて、それだけは……っ!」

 結衣は泣きながらスマホを奪おうとする。
 そうはさせまいと、葵は手を上に伸ばし、結衣の手が届かないようにする。
 立ち上がって結衣は手をのばす。

「おねがい、おねがいっ」
「だめですよー、あっ」
「えっ?」

 葵は複雑な表情をしてから、結衣に怒るように言った。

「あーもう、結衣様が暴れるから、送信ボタン押しちゃったじゃないですか」
「え、あ…………」

 あまりのことに、結衣は絶句する。
 まだ・・送るつもりはなかったのだが、本当に送ってしまった。

「はあ。これをネタにもっと虐めようと思っていたのに、残念です」
「そんな……」

 結衣が言葉を失っていると、葵のスマホの通知音が鳴った。
 葵はスマホの画面を確認して、くすくす嗤ってから、結衣にそれを見せた。
 新からの返信だった。
 映っていたのは『イイね!』という文字と、陽気な猫のイラストが描かれたスタンプ。

「……いいねってなに……うう……あらたのバカ…………」

 本当に新に見られたのだとわかって、結衣は恥ずかしくて声をあげて泣いた。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子

ちひろ
恋愛
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子の話。 Fantiaでは他にもえっちなお話を書いてます。よかったら遊びに来てね。

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

性欲の強すぎるヤクザに捕まった話

古亜
恋愛
中堅企業の普通のOL、沢木梢(さわきこずえ)はある日突然現れたチンピラ3人に、兄貴と呼ばれる人物のもとへ拉致されてしまう。 どうやら商売女と間違えられたらしく、人違いだと主張するも、兄貴とか呼ばれた男は聞く耳を持たない。 「美味しいピザをすぐデリバリーできるのに、わざわざコンビニのピザ風の惣菜パンを食べる人います?」 「たまには惣菜パンも悪くねぇ」 ……嘘でしょ。 2019/11/4 33話+2話で本編完結 2021/1/15 書籍出版されました 2021/1/22 続き頑張ります 半分くらいR18な話なので予告はしません。 強引な描写含むので苦手な方はブラウザバックしてください。だいたいタイトル通りな感じなので、少しでも思ってたのと違う、地雷と思ったら即回れ右でお願いします。 誤字脱字、文章わかりにくい等の指摘は有り難く受け取り修正しますが、思った通りじゃない生理的に無理といった内容については自衛に留め批判否定はご遠慮ください。泣きます。 当然の事ながら、この話はフィクションです。

【R18】もう一度セックスに溺れて

ちゅー
恋愛
-------------------------------------- 「んっ…くっ…♡前よりずっと…ふか、い…」 過分な潤滑液にヌラヌラと光る間口に亀頭が抵抗なく吸い込まれていく。久しぶりに男を受け入れる肉道は最初こそ僅かな狭さを示したものの、愛液にコーティングされ膨張した陰茎を容易く受け入れ、すぐに柔らかな圧力で応えた。 -------------------------------------- 結婚して五年目。互いにまだ若い夫婦は、愛情も、情熱も、熱欲も多分に持ち合わせているはずだった。仕事と家事に忙殺され、いつの間にかお互いが生活要員に成り果ててしまった二人の元へ”夫婦性活を豹変させる”と銘打たれた宝石が届く。

完結【R―18】様々な情事 短編集

秋刀魚妹子
恋愛
 本作品は、過度な性的描写が有ります。 というか、性的描写しか有りません。  タイトルのお品書きにて、シチュエーションとジャンルが分かります。  好みで無いシチュエーションやジャンルを踏まないようご注意下さい。  基本的に、短編集なので登場人物やストーリーは繋がっておりません。  同じ名前、同じ容姿でも関係無い場合があります。  ※ このキャラの情事が読みたいと要望の感想を頂いた場合は、同じキャラが登場する可能性があります。  ※ 更新は不定期です。  それでは、楽しんで頂けたら幸いです。

ミックスド★バス~家のお風呂なら誰にも迷惑をかけずにイチャイチャ?~

taki
恋愛
【R18】恋人同士となった入浴剤開発者の温子と営業部の水川。 お互いの部屋のお風呂で、人目も気にせず……♥ えっちめシーンの話には♥マークを付けています。 ミックスド★バスの第5弾です。

[R18] 激しめエロつめあわせ♡

ねねこ
恋愛
短編のエロを色々と。 激しくて濃厚なの多め♡ 苦手な人はお気をつけくださいませ♡

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

処理中です...