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第三章『新と結衣』
第十七話「レイプではない」★
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「その……最初に飛び降りたとき。そのときも市松さんが助けてくれたみたいですけど、店長もその場にいたんですか」
「いたよ、偶然だったけど。びっくりしたよ。結衣くん、この世の終わりみたいな顔してると思ったら、いきなり川に消えたから」
言いながら、新は結衣を抱き上げる。ドレスの裾がひらひらと、宙に浮く。
「ちょ、ちょっと! なにするん――」
「んー、もう我慢出来ない」
戸惑う結衣に新はキスする。まるで子供にそうするように、お姫様抱っこでベッドのある部屋まで運んだ。
「まだ話、終わってな……っ」
「僕に抱かれながら、話せばいいじゃない」
新はベッドの上に結衣をそっと降ろして、覆いかぶさる。
「こんなエロい格好して、犯して下さいって誘ってるんでしょ?」
「ち、ちがっ、これは市松さんが無理矢理……んんっ!」
新が結衣の胸にある先端、固くなった突起にふれると、彼女の言葉は甘い声に変わっていく。
「痴女みたいなコスプレして、興奮してるの? さすが変態さんだね」
「や、やだ、ふあっ、あっ……はぁ……っ」
言葉で責めながら、乳首を転がし。もう片方の指で、愛でるように結衣の全身をなぞっていく。
「あっ、ひゃっ……あっ、あっ……!」
びくびくと身体を震わせる結衣。
全身性感帯になってしまったのかと思うほど、その刺激は気持ちよく、下腹部がきゅっと熱くなるのを感じた。
「わ、わたしはっ、ああぅ……っ! よ、よりを戻しに来たわけじゃ……ないから……っ! こんなの、あぁ……っ、許されな……っ」
「結衣くん、なにか勘違いしてないかな? 僕は結衣くんを手放した覚えはないし。恋人同士のラブラブエッチなんだから、レイプにはならないよ?」
新は諭すようにそう言って、結衣の乳首を少しきつく摘む。
「ひゃうぅっ!!」
大きく跳ねる結衣。新は愉しそうに笑う。
「ねぇ結衣くんいま、軽くイったでしょ?」
「あ、ああぅ、ちが、ちが……」
恥ずかしさで真っ赤になった顔を、両手で覆う。
新はその手を奪い取り、ベッドに押さえつけた。
「乳首だけでイっちゃうような淫乱さんは、無理矢理犯されるのがお似合いだね」
「んっ……!」
唇が重なる。
接吻しながら乳首を弄られ、思わず口を開けてしまう。
「ん、んんっ……!!」
そこに新の舌が侵入してきて、結衣の舌に絡みつき、口内を犯してくる。
蕩けるような快感に、結衣は頭がおかしくなりそうだった。
すべてを奪うような貪欲なディープキスに、抵抗心まで奪われた結衣の身体は完全に力が抜けていた。
もう拘束されずとも、逃げ出すことは敵わない。
そんな結衣に満足したのか、新は唇を離し、
「それでなんの話だっけ? ――ああ、結衣くんが前に飛び降りたときね」
突然話を戻した。
「はぁっ……、……え、えと……」
呆けている結衣は、もうなんのことだかわからない。
「いたよ、偶然だったけど。びっくりしたよ。結衣くん、この世の終わりみたいな顔してると思ったら、いきなり川に消えたから」
言いながら、新は結衣を抱き上げる。ドレスの裾がひらひらと、宙に浮く。
「ちょ、ちょっと! なにするん――」
「んー、もう我慢出来ない」
戸惑う結衣に新はキスする。まるで子供にそうするように、お姫様抱っこでベッドのある部屋まで運んだ。
「まだ話、終わってな……っ」
「僕に抱かれながら、話せばいいじゃない」
新はベッドの上に結衣をそっと降ろして、覆いかぶさる。
「こんなエロい格好して、犯して下さいって誘ってるんでしょ?」
「ち、ちがっ、これは市松さんが無理矢理……んんっ!」
新が結衣の胸にある先端、固くなった突起にふれると、彼女の言葉は甘い声に変わっていく。
「痴女みたいなコスプレして、興奮してるの? さすが変態さんだね」
「や、やだ、ふあっ、あっ……はぁ……っ」
言葉で責めながら、乳首を転がし。もう片方の指で、愛でるように結衣の全身をなぞっていく。
「あっ、ひゃっ……あっ、あっ……!」
びくびくと身体を震わせる結衣。
全身性感帯になってしまったのかと思うほど、その刺激は気持ちよく、下腹部がきゅっと熱くなるのを感じた。
「わ、わたしはっ、ああぅ……っ! よ、よりを戻しに来たわけじゃ……ないから……っ! こんなの、あぁ……っ、許されな……っ」
「結衣くん、なにか勘違いしてないかな? 僕は結衣くんを手放した覚えはないし。恋人同士のラブラブエッチなんだから、レイプにはならないよ?」
新は諭すようにそう言って、結衣の乳首を少しきつく摘む。
「ひゃうぅっ!!」
大きく跳ねる結衣。新は愉しそうに笑う。
「ねぇ結衣くんいま、軽くイったでしょ?」
「あ、ああぅ、ちが、ちが……」
恥ずかしさで真っ赤になった顔を、両手で覆う。
新はその手を奪い取り、ベッドに押さえつけた。
「乳首だけでイっちゃうような淫乱さんは、無理矢理犯されるのがお似合いだね」
「んっ……!」
唇が重なる。
接吻しながら乳首を弄られ、思わず口を開けてしまう。
「ん、んんっ……!!」
そこに新の舌が侵入してきて、結衣の舌に絡みつき、口内を犯してくる。
蕩けるような快感に、結衣は頭がおかしくなりそうだった。
すべてを奪うような貪欲なディープキスに、抵抗心まで奪われた結衣の身体は完全に力が抜けていた。
もう拘束されずとも、逃げ出すことは敵わない。
そんな結衣に満足したのか、新は唇を離し、
「それでなんの話だっけ? ――ああ、結衣くんが前に飛び降りたときね」
突然話を戻した。
「はぁっ……、……え、えと……」
呆けている結衣は、もうなんのことだかわからない。
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