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第三章『新と結衣』
第十二話「気持ちいいところ」★★★
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「もう何されるか、わかりますよね?」
市松は結衣の目をずっと見つめたまま、その指を胸の方へとなぞるように這わせていく。
「や、やめ……ひゃぅ!」
乳首を弄ぶように転がされて、結衣は高い声をあげる。
先程まで市松に愛撫されていた身体は、すぐに熱さを取り戻していった。
「こ、こんなの、やめっ……」
「はい。やめますよ? 新様のところへ戻ると言って下されば」
にっこりと微笑う市松。しかし結衣は首を横に振った。
「わたしはっ、もう……っ、だれとも、関わりたくな、い……あぁうっ!」
「そうですか。では結衣様の気が変わるまで、続けますね」
市松は言いながら、今度はクリトリスを撫でた。
「あぁあーーーうぅっ」
膨れたクリトリスを焦らすようにゆっくり撫で続ける。
「だめっ、そこだめ……っ」
「だめですか? こっちの方がいいですか?」
クリトリスから指を少し下にずらして、蜜が溢れているその穴に迷いなく突っ込む。
「――――っ!!」
びくりと、結衣の身体は大きく仰け反った。
市松はさらに指先を曲げて、結衣の膣を刺激する。
「結衣様が好きなのは、ここですよね」
「あっ……!!」
ぐちゅぐちゅと、いやらしい音が響く。
「やぁっ、そこっ、あうぅぅ―――っ」
気持ちいいところをピンポイントに責められて、結衣は涙目で喘いだ。
「な、んで……っ、あっ、あぁっ」
なぜ、こんなに的確に弱点を狙えるのか。
泣き叫ぶ結衣。
「だから言ったじゃないですか。結衣様のことは、なんでも知っていると」
愉しそうに、市松は愛撫を続ける。
「あっ、あっ、イ、イクッ……いやぁっ、イキたくな……いぃっ」
「イかなくていいですよ? というより、イッちゃだめですよ?」
絶頂に達しそうな結衣を、困った表情で見下ろす市松。
「さすがにそこまでしたら、新様に怒られそうですし。それとも、私にイかされたいですか?」
「んあぁあっ!!」
試すように少し強く指を動かす。結衣はいっそう声を高くして泣いた。
「ここでイッたら、結衣様。私のものになったのと同じですよ?」
「うっ、あぁうっ、うぅっ」
「さあ、新様のところへ行きましょう」
市松の言葉に頷いてしまえば、この拷問は終わる。
しかし結衣は顔を背けた。
「どうしてですか? 気になりませんか? 話を聞きに行くだけでも、いいじゃないですか」
少し不機嫌そうに、市松は言った。
結衣は何も答えず、ただただ与え続けられる快感に耐えていた。
市松は結衣の目をずっと見つめたまま、その指を胸の方へとなぞるように這わせていく。
「や、やめ……ひゃぅ!」
乳首を弄ぶように転がされて、結衣は高い声をあげる。
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「こ、こんなの、やめっ……」
「はい。やめますよ? 新様のところへ戻ると言って下されば」
にっこりと微笑う市松。しかし結衣は首を横に振った。
「わたしはっ、もう……っ、だれとも、関わりたくな、い……あぁうっ!」
「そうですか。では結衣様の気が変わるまで、続けますね」
市松は言いながら、今度はクリトリスを撫でた。
「あぁあーーーうぅっ」
膨れたクリトリスを焦らすようにゆっくり撫で続ける。
「だめっ、そこだめ……っ」
「だめですか? こっちの方がいいですか?」
クリトリスから指を少し下にずらして、蜜が溢れているその穴に迷いなく突っ込む。
「――――っ!!」
びくりと、結衣の身体は大きく仰け反った。
市松はさらに指先を曲げて、結衣の膣を刺激する。
「結衣様が好きなのは、ここですよね」
「あっ……!!」
ぐちゅぐちゅと、いやらしい音が響く。
「やぁっ、そこっ、あうぅぅ―――っ」
気持ちいいところをピンポイントに責められて、結衣は涙目で喘いだ。
「な、んで……っ、あっ、あぁっ」
なぜ、こんなに的確に弱点を狙えるのか。
泣き叫ぶ結衣。
「だから言ったじゃないですか。結衣様のことは、なんでも知っていると」
愉しそうに、市松は愛撫を続ける。
「あっ、あっ、イ、イクッ……いやぁっ、イキたくな……いぃっ」
「イかなくていいですよ? というより、イッちゃだめですよ?」
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「さすがにそこまでしたら、新様に怒られそうですし。それとも、私にイかされたいですか?」
「んあぁあっ!!」
試すように少し強く指を動かす。結衣はいっそう声を高くして泣いた。
「ここでイッたら、結衣様。私のものになったのと同じですよ?」
「うっ、あぁうっ、うぅっ」
「さあ、新様のところへ行きましょう」
市松の言葉に頷いてしまえば、この拷問は終わる。
しかし結衣は顔を背けた。
「どうしてですか? 気になりませんか? 話を聞きに行くだけでも、いいじゃないですか」
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結衣は何も答えず、ただただ与え続けられる快感に耐えていた。
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