31 / 78
第三章『新と結衣』
第十二話「気持ちいいところ」★★★
しおりを挟む
「もう何されるか、わかりますよね?」
市松は結衣の目をずっと見つめたまま、その指を胸の方へとなぞるように這わせていく。
「や、やめ……ひゃぅ!」
乳首を弄ぶように転がされて、結衣は高い声をあげる。
先程まで市松に愛撫されていた身体は、すぐに熱さを取り戻していった。
「こ、こんなの、やめっ……」
「はい。やめますよ? 新様のところへ戻ると言って下されば」
にっこりと微笑う市松。しかし結衣は首を横に振った。
「わたしはっ、もう……っ、だれとも、関わりたくな、い……あぁうっ!」
「そうですか。では結衣様の気が変わるまで、続けますね」
市松は言いながら、今度はクリトリスを撫でた。
「あぁあーーーうぅっ」
膨れたクリトリスを焦らすようにゆっくり撫で続ける。
「だめっ、そこだめ……っ」
「だめですか? こっちの方がいいですか?」
クリトリスから指を少し下にずらして、蜜が溢れているその穴に迷いなく突っ込む。
「――――っ!!」
びくりと、結衣の身体は大きく仰け反った。
市松はさらに指先を曲げて、結衣の膣を刺激する。
「結衣様が好きなのは、ここですよね」
「あっ……!!」
ぐちゅぐちゅと、いやらしい音が響く。
「やぁっ、そこっ、あうぅぅ―――っ」
気持ちいいところをピンポイントに責められて、結衣は涙目で喘いだ。
「な、んで……っ、あっ、あぁっ」
なぜ、こんなに的確に弱点を狙えるのか。
泣き叫ぶ結衣。
「だから言ったじゃないですか。結衣様のことは、なんでも知っていると」
愉しそうに、市松は愛撫を続ける。
「あっ、あっ、イ、イクッ……いやぁっ、イキたくな……いぃっ」
「イかなくていいですよ? というより、イッちゃだめですよ?」
絶頂に達しそうな結衣を、困った表情で見下ろす市松。
「さすがにそこまでしたら、新様に怒られそうですし。それとも、私にイかされたいですか?」
「んあぁあっ!!」
試すように少し強く指を動かす。結衣はいっそう声を高くして泣いた。
「ここでイッたら、結衣様。私のものになったのと同じですよ?」
「うっ、あぁうっ、うぅっ」
「さあ、新様のところへ行きましょう」
市松の言葉に頷いてしまえば、この拷問は終わる。
しかし結衣は顔を背けた。
「どうしてですか? 気になりませんか? 話を聞きに行くだけでも、いいじゃないですか」
少し不機嫌そうに、市松は言った。
結衣は何も答えず、ただただ与え続けられる快感に耐えていた。
市松は結衣の目をずっと見つめたまま、その指を胸の方へとなぞるように這わせていく。
「や、やめ……ひゃぅ!」
乳首を弄ぶように転がされて、結衣は高い声をあげる。
先程まで市松に愛撫されていた身体は、すぐに熱さを取り戻していった。
「こ、こんなの、やめっ……」
「はい。やめますよ? 新様のところへ戻ると言って下されば」
にっこりと微笑う市松。しかし結衣は首を横に振った。
「わたしはっ、もう……っ、だれとも、関わりたくな、い……あぁうっ!」
「そうですか。では結衣様の気が変わるまで、続けますね」
市松は言いながら、今度はクリトリスを撫でた。
「あぁあーーーうぅっ」
膨れたクリトリスを焦らすようにゆっくり撫で続ける。
「だめっ、そこだめ……っ」
「だめですか? こっちの方がいいですか?」
クリトリスから指を少し下にずらして、蜜が溢れているその穴に迷いなく突っ込む。
「――――っ!!」
びくりと、結衣の身体は大きく仰け反った。
市松はさらに指先を曲げて、結衣の膣を刺激する。
「結衣様が好きなのは、ここですよね」
「あっ……!!」
ぐちゅぐちゅと、いやらしい音が響く。
「やぁっ、そこっ、あうぅぅ―――っ」
気持ちいいところをピンポイントに責められて、結衣は涙目で喘いだ。
「な、んで……っ、あっ、あぁっ」
なぜ、こんなに的確に弱点を狙えるのか。
泣き叫ぶ結衣。
「だから言ったじゃないですか。結衣様のことは、なんでも知っていると」
愉しそうに、市松は愛撫を続ける。
「あっ、あっ、イ、イクッ……いやぁっ、イキたくな……いぃっ」
「イかなくていいですよ? というより、イッちゃだめですよ?」
絶頂に達しそうな結衣を、困った表情で見下ろす市松。
「さすがにそこまでしたら、新様に怒られそうですし。それとも、私にイかされたいですか?」
「んあぁあっ!!」
試すように少し強く指を動かす。結衣はいっそう声を高くして泣いた。
「ここでイッたら、結衣様。私のものになったのと同じですよ?」
「うっ、あぁうっ、うぅっ」
「さあ、新様のところへ行きましょう」
市松の言葉に頷いてしまえば、この拷問は終わる。
しかし結衣は顔を背けた。
「どうしてですか? 気になりませんか? 話を聞きに行くだけでも、いいじゃないですか」
少し不機嫌そうに、市松は言った。
結衣は何も答えず、ただただ与え続けられる快感に耐えていた。
0
お気に入りに追加
358
あなたにおすすめの小説

百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。


イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。

体育座りでスカートを汚してしまったあの日々
yoshieeesan
現代文学
学生時代にやたらとさせられた体育座りですが、女性からすると服が汚れた嫌な思い出が多いです。そういった短編小説を書いていきます。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる