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顧問2年目06月
顧問2年目06月 18
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「どうした?いつもやってるんだろう?」
「うっ、ううっ」
「ほら、やって見せろよ立成先生。自分のケツの穴弄って遊んでんだろ?今もやりたくて仕方ないんだろう」
相変わらず揶揄いを帯びた声色で立成を言葉でなぶる清野の声が響き渡る。
この清野からの問いかけには、さすがに立成は否定したつもりだった。
他人の目の前で自分の尻の穴をいじくることなど、散々なじられてきた筒井に対しても見せたことなどないのだ。
おまけに、立成が自分の尻穴で遊んだのは、たった1度きりだ。5月のゴールデンウイークにしたきりだ。あのときは、その日の午後、弓道場の的場にて筒井によりその1人遊びの行為は見破られはしたものの、その場はそれで収まっていたのだ。
(俺は・・・違う・・・そんな、そんなことは・・・)
立成は脳裏で反芻する。自分はそうではないと。そこまで堕ちてはいないはずだと。
しかし、清野の言葉は的外れではなかった。
40歳を目前とした円熟した身体を持つ清野の掌により自分の尻をスパンキングされ続けた立成の身体は火照りに火照り、もはや制御不能の状態だ。散々尻を叩かれ、もはや尻が赤く染め上げられたことで尻の表面全体に痛みを感じるほどだというのに、もはや自分の全身が何らかの化学薬品によってまどろんでしまったかのようにトロンとしており、今自分がいるこの空間自体がまるで現実感のないような状態だった。
「ほらっ!おらぁっ!」
「ああああっっ!はぁぁぁぁっ!」
バッチィイイイン!バチイイイイン!
一際大きな打擲音が鳴り響いた。言うことを聞かない子供に対して、業を煮やした父親が手を上げたような形だった。
ふいに再開された自分の臀部へ与えられるお仕置きという名のご褒美に立成は驚きながらも、またも甘くそして浅ましい叫び声を狭い室内にこだまさせてしまった。
「おらっ!童貞!おらっ!包茎!」
バッッチイイン!バチィィィイン!
「がぁっっっ!くぁっっっ!」
その尻に刻まれた呪詛のような言葉を口に出され、羞恥によりますます身体が震えてしまう。
振りかざされ続ける平手。厚みのある清野の手により、与えられるは尻への痛み。
その言葉どおりに童貞で包茎である立成にはその仕打ちを情けなく尻をかざし続けながらも受け止めるしかなく、ただただだらしなく開かれた口から声を漏らすだけだった。
バチィィィン!バチイィィィン!
「ギャッ!はぁっっ!!」
清野としては立成を虐めようという気が無いことは、ひたすら尻をなぶられている立成でもわかっていた。それでも、なぜここまでされるのか。なぜ尻を叩かれるのか。
それが、自分がいちいち示してしまっている反応により清野を面白がらせてしまっているということ、数千年もの歴史により人間の雄のDNAに刻まれた雄を屈服させることの高揚感によること、そして、脳内に放出されるアドレナリンにより一種の興奮状態が作り出されているということを、立成も清野もまだ知る由もなかった。
「ぐっ・・・うっ・・・」
「どうだ?そろそろやってもいいんじゃないか?もうケツも真っ赤だぜ、立成先生。・・・・おいおい、ケツを振るのはいいからさ、まずは自分でこの毛だらけのケツを広げて見せろよ」
嘲笑されながらも幾度となく叩かれ続け、もはや猿の尻のように紅に染められてしまった立成の尻。スナック嬢あやかにより黒マジックで尻タブに刻まれた『童貞』『包茎』の文字も、赤味の中に埋もれて見えづらくなってしまっている。
腫れあがるほどに叩かれた尻は熱を帯びており、立成の尻は立成の意志など関係なく、ほんのわずかな冷気でも得ようとするあまりに、まるでもっと叩いてほしいとおねだりをしているかのようにその豊満で毛だらけの尻をプルプルと振ってしまっていた。
やはり力の違いなのだろうか。細身の筒井に尻を叩かれたときよりも、立成の限界に到達するまでが明らかに早かった。
立成は尻の痛みに必死に耐えるかのように握りしてていた両の拳を、ゆっくり、ゆっくりと移動させる。目的地は当然、己の尻。
幸か不幸か、立成の尻は大きく、その尻タブもどっしりとしたものだ。その2つの山のような尻タブを、いま、自分の手で掻き分けようとしている。
本来ならば人目に触れないであろう、尻の穴。
排泄行為のための器官である肛門。
そんな隠された秘密の場所を、立成は自分の手で、まるで素晴らしい宝を皇帝に献上するかのように、じわじわと
以前清野に無理やり暴かれてしまったことがある。とはいえ、屈辱意外の何物でもない。
自分の肛門を見られるのだ。そんなことに慣れることがあるのだろうか。そんなわけはないだろう。
そうだというのに、立成はそんな自分の恥辱の部位を公開することを止めようともせず、
「ほお、相変わらずここがすげぇな。黒い毛がボーボーに生えているな、立成先生?」
「あっ、ああっ・・・」
立成は清野からの嘲るような言葉に悩ましい声を漏らしながらも、女の脚ほどに太く鍛えられた腕により、自分の尻タブを割っていたのだ。その身を襲ってくるあまりにも恥ずかしさに全身を震わせながら、己の恥部を清野に捧げていたのだった。
その結果として、深い深い尻の谷の中にある、立成は自分でも嫌になってしまうほどにうっそうと生い茂るように生え広がっている密集したケツ毛の雑木林を、先ほどのスナックでも見られたとはいえ、今度は2人きりの清野に披露してしまっていたのだ。
煌々と照らされるパーティルームの蛍光灯が、そんな立成の尻タブの中身を照らしている。モジャモジャにはえたカールがかったケツの陰毛にまみれた尻の中身を、そんな男の中の男と呼べるような男の尻の中の秘密の毛を、しっかりと清野にありのままの姿を見せてしまっていたのだった。
「毛だらけでケツの穴が全然見えないなぁ。・・・おっ、この辺の毛は茶色いな。これがうんちの拭き残しだなぁ。まったく、しっかり拭いてくれよな・・・ふふっ、それに、毛にトイレットペーパーが絡まってるぞ。そういやさっきのスナックでも言われてたっけか。相変わらずガサツな立成君なんだな」
「なっ・・・くっ・・・」
「おい、尻を掴む力を緩めるなよ、しっかりとケツを開くんだ。その汚ねぇ尻をしっかりと見せつけるんだ」
顔が茹で上がるように真っ赤に染めながらも、そんな拒否する言葉が立成の脳裏をかすめる。薄い唇をきゅっと引き締め、奥歯でを噛みしめ、目尻に皺ができるほどに目をギュッと瞑っている。
嫌だ 駄目だ 見るな
ケツ毛についた紙ごみや拭き残しの便カスまでを見られ、指摘されている。そんなことをされて恥ずかしいと思わない者などいないだろう。そうだといういのに、立成は自分の手で自分の尻を割るのを止めず、それどころかもっと見られたい、もっと自分の汚い部分を見てほしいと望んでいるかの如くだった。自分の汚い尻の割れ目の中を見せるために、己のケツタブを割り開いているその両の剛腕には血管が浮き出て、かつて野球選手であったときに送球のために鍛えたのであろう腕橈骨筋がカチコチに硬くなるほどに、立成は全身全霊の力で自分のケツを割っていたのだった。
「しかし、これじゃあ見えないからなぁ。でもなぁ・・・仕方ない。それじゃ・・・・」
「えっ・・・あああああっ!」
「ほーら。今、綺麗にしてやっているからな。恥ずかしいか?恥ずかしいよなぁ。」
「そんな、そんな・・・・あぁっ」
「ここのケツ毛も茶色くなってるから拭いてやらんとなぁ。お、こっちにも紙のカスがついてるなぁ。まったく、きりがないぞ、立成先生。どうなってるんだい、あんたの尻の中は」
「・・・す、すみません・・・」
「ふふっ・・・どんどん聞き分けが良くなっていくな。じゃ、少しきれいになったし、このケツ毛たちをどかしてやりますかね」
ティッシュで尻の穴を拭かれていた。
このパーティルームにあらかじめ置いてあったボックスティッシュから抜き取ったのだろう。
そのティッシュペーパーにより、立成の尻の中が、厳密にいうと、立成のケツ毛が拭き取られていた。
大便行為の後の拭き残し。その際に毛に絡まったトイレットペーパー。
それら、大人であればあってはならないものが残ってしまっている尻の割れ目の中を、今、清野の手により、浄化されているのだった。
とても教師が、大人の男がされる行為ではなかった。
どうみても子供が、それも小学校に上がる前の、まだ人間とも呼べないような、幼児がされるような行為だった。
自分で出した大便で汚した尻を清められる。まさに尻ぬぐいをされていた。
尻も拭けないのか。32歳にもなって。そんなことだから童貞なのだ。
そう口に出されたわけでもないのに、他人に尻を拭かれただけで、立成はそう言われているかのような錯覚に陥ってしまい、かつてないほどに鼻の穴を広げるほどに鼻息を荒くしていた。
「くっ・・・・・・あぁっ・・・・」
「ははっ、見えた見えた。見えましたよぉ~。こんにちはしたな。立成先生のお尻の穴。そういやこんなんだったな。皺がたくさんあって、赤黒い色をした穴だったもんな」
ティッシュで浄化された後、とうとう清野の手により、立成の剛毛のケツ毛のカーテンがめくられてしまった。
そのケツ毛のカーテンの向こうにあるのは何だろうか。決まっている。ケツ毛に守られているものなど、他にあるだろうか。ベッドサイドの窓辺のカーテンをめくれば当然そこには太陽が見えるのと同じように、ケツ毛のカーテンをめくればそこにはあるのだ。しっかりとあるのだ。
それは、立成の肛門だ。
穴を見られた。見られてしまった。しっかりと見られたのだ。
スナックの時にも見られていた。しかし、あのときは、余りの現実感の無さだった。女性との触れ合いなどなかったというのに、様々な性体験のステップを飛び級したかのような羞恥体験の現実だったのだから。
だが、今は違う。男同士なのだ。女性はいない。
だからこそ、立成にとってはまだ、理性がほんの少しだが残っている。
そんな中で、自分の尻の孔をしっかりと見られているのだ。見せているのだ。見てもらっているのだ。
立成はその尻の孔を披露したことにより湧き上がってくる興奮から、その男根が腹ぶつかってしまうほどに反り返らせていた。四つん這いで安定した体勢であるというのに、その身体を床に対して支えている太股までもブルブルと震えてしまうほどに、身体の内側から湧き上がる興奮が暴れまわってしまっていた。
「おっ・・・すげぇな、クパクパと開いたり閉じたりしてるぞ、立成先生の穴。なんか・・・いやらしいな」
清野の眼前に晒した己の尻穴。
言うことを聞かせようとしているのに、その尻穴はわんぱくなガキのように勝手に動き回っている。
これまで散々に嬲られた興奮が現れてしまっているのか、まるで砂漠を彷徨い歩いた後の旅人が清なる水を欲しているかのように、立成の尻の割れ目の中にあるケツ毛に覆われた清野の言う赤黒い口は、何度も開いては閉じ、開いては閉じ、早く何か、何でもいいから突っ込んでくれと言わんばかりにおねだりをしてしまっていたのだった。そんな浅ましい自分の肛門の様子をそのまま実況中継されるように言われてしまった立成は、これまで何度も感じていた屈辱などまだマシだったかと思えるほど、自分の雄としてのプライドも自尊心も粉々に粉砕されてしまったかのような気分だった。
「じゃあ、さっそくやってもらおうかな。立成先生が毎晩やっているように、この穴をいじくってみてくれよ」
「や、やってない!毎日はやってないって!」
「そうか?どうせそれも嘘なんだろ?」
「違う!俺は、俺は・・・」
「まぁまぁ。わかったわかった。とにかく、俺はケツ穴の弄り方を知らないんだから、教えてくれよ、なぁ、立成先生!」
軽く尻をパンパンと叩かれながらも、なおも尻を弄ることを要求された。
「ぐっ・・・・」
立成は尻タブを引っ張り押さえながらも、片方の手から中指を突き出し、その羞恥地獄の渦中にある己の肛門までもっていった。
しかし、なかなか指を入れられなかった。
恥ずかしさもある。しかし、やはりどうしても抵抗感がある。
いくら、何度も生徒の筒井の一物を咥えこんだ経験のある下の口とはいえ、どうしても自分でいじるとなると、ためらってしまう。野球、そしてアーチェリーの選手として鍛えられた臀部の中にある、しっかりとした括約筋が、男の意地を示すかのように、その侵入を妨害しているかのようだ。
立成の戸惑いが表れているか、何度も何度も、差し出している中指はその毛だらけの入り口あたりを徘徊するだけに終わってしまい、その入り口正面から指が入り込む気配が無かった。
「はぁーーーっ、はぁーーーっっ」
何度も口から深呼吸を繰り返す。
大げさなほどに息を吐き出す。
先ほどまで自分の尻の孔を触っていたというのに、それを忘れてしまったかのように躊躇なくその指を口に含み、指先を湿らせた。
力むな。力を入れるな。
それだけを考え、立成は己の唾で濡らした指を再度肛門まで運び、またもその穴をノックした。そして。
「ぐっ・・・・」
「おっ、入った・・・すげーな、入ったよ・・・・」
「うっ、くっ、おっ、はっ」
「おおっ・・・第2関節まで・・・え、そんなに入るの?」
「くうぅっっ」
清野の驚嘆の言葉どおり、立成は自分の指を咥え込んでいた。
生まれてから2回目の、自分の指の挿入。
未だ女の膣にも入れたことなどないというのに、男の、そして自分の尻穴に指を入れる経験を2回もしてしまったのだ。そんな男がいるだろうか。
「ぬっ・・・はっ・・・くっ・・・・うぅぅっ・・・・」
クチャクチャクチャ
その後は簡単だった。
沈黙の室内に流れるのは、立成の囁くような声。そして、湿り気を帯びた立成の下の粘膜と指が奏でるいやらしいハーモニー。
先ほどまでは指を入れるのが困難だったというのに、そんなことがありましたか?とでも言いだしそうなほどに、立成は尻穴いじりに没頭してしまっていた。
目の前に友人の教師がいるというのに。
自分が教師であるというのに。
ここが自分の部屋ではなく、漫画喫茶の1つのブースに過ぎない空間であるというのに。
それらの問題など些末にすぎないと言わんばかりに、立成は四つん這いで突き出した尻の孔に入れた指で自分の尻の中を掻きまわしていた。直腸を、
そして、とうとう到達した一番”いい”場所、前立腺の感触を得た立成は、初めての時の初々しさなどもはやなく、ベテランの尻弄り師かのように、かつて知ったる己の尻の中をほどよい塩梅で挿れ、抜き、動かし、掻きまわしていた。
そんな立成を前にして、清野は圧倒されていた。
目の前の友人の教師が見せる、あられもない淫らな姿。
どう見ても男なのだ。それも立派な男だ。
顔は厳つく、身体も脂肪を身に着け始めているがごつくデカい。
そんな男がほぼ全裸の四つん這いとなり、その太い指で自分の尻の孔を弄り、情けない喘ぎ声をあげている。
地獄のような光景だというのは、理性ではわかっていた。
それだというのに、清野は、目が離せなかった。離すことができなかった。
大の男が、たった指1本でここまでになるのだろうか?
知識としてのみ知っている、前立腺。
男としてはとても重要な器官だ。そして、どこにあるのかも知っている。
それが、それだけ良いのだろうか。
本当だろうか。
しかし、この友人の教師の姿を見ると、それはやはり本当のようでーーー。
様々な思考が清野の脳内を走り回る。
「うぅっ・・・ああぁーーーっ」
逞しい喉仏を見せつけるかのように、がっしりとした顎を突き出すように、天井へと顔を向ける。
だらしなく涎を垂らした口元は、もはや理性などなくなってしまったかのようだった。
閉じられた瞼にはうっすらとした滴までも見えている。その涙は、何によるものなのかは、立成でさえも分からない。
清野は知らず知らずに、ゴクリ、と唾を飲み込んだ。
そして、考える間もなく、口走ってしまっていた。
「すごいな、立成先生・・・・俺の指も入れていいか?」
「うっ、ううっ」
「ほら、やって見せろよ立成先生。自分のケツの穴弄って遊んでんだろ?今もやりたくて仕方ないんだろう」
相変わらず揶揄いを帯びた声色で立成を言葉でなぶる清野の声が響き渡る。
この清野からの問いかけには、さすがに立成は否定したつもりだった。
他人の目の前で自分の尻の穴をいじくることなど、散々なじられてきた筒井に対しても見せたことなどないのだ。
おまけに、立成が自分の尻穴で遊んだのは、たった1度きりだ。5月のゴールデンウイークにしたきりだ。あのときは、その日の午後、弓道場の的場にて筒井によりその1人遊びの行為は見破られはしたものの、その場はそれで収まっていたのだ。
(俺は・・・違う・・・そんな、そんなことは・・・)
立成は脳裏で反芻する。自分はそうではないと。そこまで堕ちてはいないはずだと。
しかし、清野の言葉は的外れではなかった。
40歳を目前とした円熟した身体を持つ清野の掌により自分の尻をスパンキングされ続けた立成の身体は火照りに火照り、もはや制御不能の状態だ。散々尻を叩かれ、もはや尻が赤く染め上げられたことで尻の表面全体に痛みを感じるほどだというのに、もはや自分の全身が何らかの化学薬品によってまどろんでしまったかのようにトロンとしており、今自分がいるこの空間自体がまるで現実感のないような状態だった。
「ほらっ!おらぁっ!」
「ああああっっ!はぁぁぁぁっ!」
バッチィイイイン!バチイイイイン!
一際大きな打擲音が鳴り響いた。言うことを聞かない子供に対して、業を煮やした父親が手を上げたような形だった。
ふいに再開された自分の臀部へ与えられるお仕置きという名のご褒美に立成は驚きながらも、またも甘くそして浅ましい叫び声を狭い室内にこだまさせてしまった。
「おらっ!童貞!おらっ!包茎!」
バッッチイイン!バチィィィイン!
「がぁっっっ!くぁっっっ!」
その尻に刻まれた呪詛のような言葉を口に出され、羞恥によりますます身体が震えてしまう。
振りかざされ続ける平手。厚みのある清野の手により、与えられるは尻への痛み。
その言葉どおりに童貞で包茎である立成にはその仕打ちを情けなく尻をかざし続けながらも受け止めるしかなく、ただただだらしなく開かれた口から声を漏らすだけだった。
バチィィィン!バチイィィィン!
「ギャッ!はぁっっ!!」
清野としては立成を虐めようという気が無いことは、ひたすら尻をなぶられている立成でもわかっていた。それでも、なぜここまでされるのか。なぜ尻を叩かれるのか。
それが、自分がいちいち示してしまっている反応により清野を面白がらせてしまっているということ、数千年もの歴史により人間の雄のDNAに刻まれた雄を屈服させることの高揚感によること、そして、脳内に放出されるアドレナリンにより一種の興奮状態が作り出されているということを、立成も清野もまだ知る由もなかった。
「ぐっ・・・うっ・・・」
「どうだ?そろそろやってもいいんじゃないか?もうケツも真っ赤だぜ、立成先生。・・・・おいおい、ケツを振るのはいいからさ、まずは自分でこの毛だらけのケツを広げて見せろよ」
嘲笑されながらも幾度となく叩かれ続け、もはや猿の尻のように紅に染められてしまった立成の尻。スナック嬢あやかにより黒マジックで尻タブに刻まれた『童貞』『包茎』の文字も、赤味の中に埋もれて見えづらくなってしまっている。
腫れあがるほどに叩かれた尻は熱を帯びており、立成の尻は立成の意志など関係なく、ほんのわずかな冷気でも得ようとするあまりに、まるでもっと叩いてほしいとおねだりをしているかのようにその豊満で毛だらけの尻をプルプルと振ってしまっていた。
やはり力の違いなのだろうか。細身の筒井に尻を叩かれたときよりも、立成の限界に到達するまでが明らかに早かった。
立成は尻の痛みに必死に耐えるかのように握りしてていた両の拳を、ゆっくり、ゆっくりと移動させる。目的地は当然、己の尻。
幸か不幸か、立成の尻は大きく、その尻タブもどっしりとしたものだ。その2つの山のような尻タブを、いま、自分の手で掻き分けようとしている。
本来ならば人目に触れないであろう、尻の穴。
排泄行為のための器官である肛門。
そんな隠された秘密の場所を、立成は自分の手で、まるで素晴らしい宝を皇帝に献上するかのように、じわじわと
以前清野に無理やり暴かれてしまったことがある。とはいえ、屈辱意外の何物でもない。
自分の肛門を見られるのだ。そんなことに慣れることがあるのだろうか。そんなわけはないだろう。
そうだというのに、立成はそんな自分の恥辱の部位を公開することを止めようともせず、
「ほお、相変わらずここがすげぇな。黒い毛がボーボーに生えているな、立成先生?」
「あっ、ああっ・・・」
立成は清野からの嘲るような言葉に悩ましい声を漏らしながらも、女の脚ほどに太く鍛えられた腕により、自分の尻タブを割っていたのだ。その身を襲ってくるあまりにも恥ずかしさに全身を震わせながら、己の恥部を清野に捧げていたのだった。
その結果として、深い深い尻の谷の中にある、立成は自分でも嫌になってしまうほどにうっそうと生い茂るように生え広がっている密集したケツ毛の雑木林を、先ほどのスナックでも見られたとはいえ、今度は2人きりの清野に披露してしまっていたのだ。
煌々と照らされるパーティルームの蛍光灯が、そんな立成の尻タブの中身を照らしている。モジャモジャにはえたカールがかったケツの陰毛にまみれた尻の中身を、そんな男の中の男と呼べるような男の尻の中の秘密の毛を、しっかりと清野にありのままの姿を見せてしまっていたのだった。
「毛だらけでケツの穴が全然見えないなぁ。・・・おっ、この辺の毛は茶色いな。これがうんちの拭き残しだなぁ。まったく、しっかり拭いてくれよな・・・ふふっ、それに、毛にトイレットペーパーが絡まってるぞ。そういやさっきのスナックでも言われてたっけか。相変わらずガサツな立成君なんだな」
「なっ・・・くっ・・・」
「おい、尻を掴む力を緩めるなよ、しっかりとケツを開くんだ。その汚ねぇ尻をしっかりと見せつけるんだ」
顔が茹で上がるように真っ赤に染めながらも、そんな拒否する言葉が立成の脳裏をかすめる。薄い唇をきゅっと引き締め、奥歯でを噛みしめ、目尻に皺ができるほどに目をギュッと瞑っている。
嫌だ 駄目だ 見るな
ケツ毛についた紙ごみや拭き残しの便カスまでを見られ、指摘されている。そんなことをされて恥ずかしいと思わない者などいないだろう。そうだといういのに、立成は自分の手で自分の尻を割るのを止めず、それどころかもっと見られたい、もっと自分の汚い部分を見てほしいと望んでいるかの如くだった。自分の汚い尻の割れ目の中を見せるために、己のケツタブを割り開いているその両の剛腕には血管が浮き出て、かつて野球選手であったときに送球のために鍛えたのであろう腕橈骨筋がカチコチに硬くなるほどに、立成は全身全霊の力で自分のケツを割っていたのだった。
「しかし、これじゃあ見えないからなぁ。でもなぁ・・・仕方ない。それじゃ・・・・」
「えっ・・・あああああっ!」
「ほーら。今、綺麗にしてやっているからな。恥ずかしいか?恥ずかしいよなぁ。」
「そんな、そんな・・・・あぁっ」
「ここのケツ毛も茶色くなってるから拭いてやらんとなぁ。お、こっちにも紙のカスがついてるなぁ。まったく、きりがないぞ、立成先生。どうなってるんだい、あんたの尻の中は」
「・・・す、すみません・・・」
「ふふっ・・・どんどん聞き分けが良くなっていくな。じゃ、少しきれいになったし、このケツ毛たちをどかしてやりますかね」
ティッシュで尻の穴を拭かれていた。
このパーティルームにあらかじめ置いてあったボックスティッシュから抜き取ったのだろう。
そのティッシュペーパーにより、立成の尻の中が、厳密にいうと、立成のケツ毛が拭き取られていた。
大便行為の後の拭き残し。その際に毛に絡まったトイレットペーパー。
それら、大人であればあってはならないものが残ってしまっている尻の割れ目の中を、今、清野の手により、浄化されているのだった。
とても教師が、大人の男がされる行為ではなかった。
どうみても子供が、それも小学校に上がる前の、まだ人間とも呼べないような、幼児がされるような行為だった。
自分で出した大便で汚した尻を清められる。まさに尻ぬぐいをされていた。
尻も拭けないのか。32歳にもなって。そんなことだから童貞なのだ。
そう口に出されたわけでもないのに、他人に尻を拭かれただけで、立成はそう言われているかのような錯覚に陥ってしまい、かつてないほどに鼻の穴を広げるほどに鼻息を荒くしていた。
「くっ・・・・・・あぁっ・・・・」
「ははっ、見えた見えた。見えましたよぉ~。こんにちはしたな。立成先生のお尻の穴。そういやこんなんだったな。皺がたくさんあって、赤黒い色をした穴だったもんな」
ティッシュで浄化された後、とうとう清野の手により、立成の剛毛のケツ毛のカーテンがめくられてしまった。
そのケツ毛のカーテンの向こうにあるのは何だろうか。決まっている。ケツ毛に守られているものなど、他にあるだろうか。ベッドサイドの窓辺のカーテンをめくれば当然そこには太陽が見えるのと同じように、ケツ毛のカーテンをめくればそこにはあるのだ。しっかりとあるのだ。
それは、立成の肛門だ。
穴を見られた。見られてしまった。しっかりと見られたのだ。
スナックの時にも見られていた。しかし、あのときは、余りの現実感の無さだった。女性との触れ合いなどなかったというのに、様々な性体験のステップを飛び級したかのような羞恥体験の現実だったのだから。
だが、今は違う。男同士なのだ。女性はいない。
だからこそ、立成にとってはまだ、理性がほんの少しだが残っている。
そんな中で、自分の尻の孔をしっかりと見られているのだ。見せているのだ。見てもらっているのだ。
立成はその尻の孔を披露したことにより湧き上がってくる興奮から、その男根が腹ぶつかってしまうほどに反り返らせていた。四つん這いで安定した体勢であるというのに、その身体を床に対して支えている太股までもブルブルと震えてしまうほどに、身体の内側から湧き上がる興奮が暴れまわってしまっていた。
「おっ・・・すげぇな、クパクパと開いたり閉じたりしてるぞ、立成先生の穴。なんか・・・いやらしいな」
清野の眼前に晒した己の尻穴。
言うことを聞かせようとしているのに、その尻穴はわんぱくなガキのように勝手に動き回っている。
これまで散々に嬲られた興奮が現れてしまっているのか、まるで砂漠を彷徨い歩いた後の旅人が清なる水を欲しているかのように、立成の尻の割れ目の中にあるケツ毛に覆われた清野の言う赤黒い口は、何度も開いては閉じ、開いては閉じ、早く何か、何でもいいから突っ込んでくれと言わんばかりにおねだりをしてしまっていたのだった。そんな浅ましい自分の肛門の様子をそのまま実況中継されるように言われてしまった立成は、これまで何度も感じていた屈辱などまだマシだったかと思えるほど、自分の雄としてのプライドも自尊心も粉々に粉砕されてしまったかのような気分だった。
「じゃあ、さっそくやってもらおうかな。立成先生が毎晩やっているように、この穴をいじくってみてくれよ」
「や、やってない!毎日はやってないって!」
「そうか?どうせそれも嘘なんだろ?」
「違う!俺は、俺は・・・」
「まぁまぁ。わかったわかった。とにかく、俺はケツ穴の弄り方を知らないんだから、教えてくれよ、なぁ、立成先生!」
軽く尻をパンパンと叩かれながらも、なおも尻を弄ることを要求された。
「ぐっ・・・・」
立成は尻タブを引っ張り押さえながらも、片方の手から中指を突き出し、その羞恥地獄の渦中にある己の肛門までもっていった。
しかし、なかなか指を入れられなかった。
恥ずかしさもある。しかし、やはりどうしても抵抗感がある。
いくら、何度も生徒の筒井の一物を咥えこんだ経験のある下の口とはいえ、どうしても自分でいじるとなると、ためらってしまう。野球、そしてアーチェリーの選手として鍛えられた臀部の中にある、しっかりとした括約筋が、男の意地を示すかのように、その侵入を妨害しているかのようだ。
立成の戸惑いが表れているか、何度も何度も、差し出している中指はその毛だらけの入り口あたりを徘徊するだけに終わってしまい、その入り口正面から指が入り込む気配が無かった。
「はぁーーーっ、はぁーーーっっ」
何度も口から深呼吸を繰り返す。
大げさなほどに息を吐き出す。
先ほどまで自分の尻の孔を触っていたというのに、それを忘れてしまったかのように躊躇なくその指を口に含み、指先を湿らせた。
力むな。力を入れるな。
それだけを考え、立成は己の唾で濡らした指を再度肛門まで運び、またもその穴をノックした。そして。
「ぐっ・・・・」
「おっ、入った・・・すげーな、入ったよ・・・・」
「うっ、くっ、おっ、はっ」
「おおっ・・・第2関節まで・・・え、そんなに入るの?」
「くうぅっっ」
清野の驚嘆の言葉どおり、立成は自分の指を咥え込んでいた。
生まれてから2回目の、自分の指の挿入。
未だ女の膣にも入れたことなどないというのに、男の、そして自分の尻穴に指を入れる経験を2回もしてしまったのだ。そんな男がいるだろうか。
「ぬっ・・・はっ・・・くっ・・・・うぅぅっ・・・・」
クチャクチャクチャ
その後は簡単だった。
沈黙の室内に流れるのは、立成の囁くような声。そして、湿り気を帯びた立成の下の粘膜と指が奏でるいやらしいハーモニー。
先ほどまでは指を入れるのが困難だったというのに、そんなことがありましたか?とでも言いだしそうなほどに、立成は尻穴いじりに没頭してしまっていた。
目の前に友人の教師がいるというのに。
自分が教師であるというのに。
ここが自分の部屋ではなく、漫画喫茶の1つのブースに過ぎない空間であるというのに。
それらの問題など些末にすぎないと言わんばかりに、立成は四つん這いで突き出した尻の孔に入れた指で自分の尻の中を掻きまわしていた。直腸を、
そして、とうとう到達した一番”いい”場所、前立腺の感触を得た立成は、初めての時の初々しさなどもはやなく、ベテランの尻弄り師かのように、かつて知ったる己の尻の中をほどよい塩梅で挿れ、抜き、動かし、掻きまわしていた。
そんな立成を前にして、清野は圧倒されていた。
目の前の友人の教師が見せる、あられもない淫らな姿。
どう見ても男なのだ。それも立派な男だ。
顔は厳つく、身体も脂肪を身に着け始めているがごつくデカい。
そんな男がほぼ全裸の四つん這いとなり、その太い指で自分の尻の孔を弄り、情けない喘ぎ声をあげている。
地獄のような光景だというのは、理性ではわかっていた。
それだというのに、清野は、目が離せなかった。離すことができなかった。
大の男が、たった指1本でここまでになるのだろうか?
知識としてのみ知っている、前立腺。
男としてはとても重要な器官だ。そして、どこにあるのかも知っている。
それが、それだけ良いのだろうか。
本当だろうか。
しかし、この友人の教師の姿を見ると、それはやはり本当のようでーーー。
様々な思考が清野の脳内を走り回る。
「うぅっ・・・ああぁーーーっ」
逞しい喉仏を見せつけるかのように、がっしりとした顎を突き出すように、天井へと顔を向ける。
だらしなく涎を垂らした口元は、もはや理性などなくなってしまったかのようだった。
閉じられた瞼にはうっすらとした滴までも見えている。その涙は、何によるものなのかは、立成でさえも分からない。
清野は知らず知らずに、ゴクリ、と唾を飲み込んだ。
そして、考える間もなく、口走ってしまっていた。
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