生徒との1年間

スオン

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顧問2年目05月

顧問2年目05月 13

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「先生・・・・」

 筒井はそこで口を止めた。言いたいことは色々あるのだが、それがうまく言葉にならない。
 筒井は目の前の立成を見やる。辺りには野糞だらけでひどい匂いだ。そんな中でも、自分の快楽の欲求に従い、素晴らしい尻を高々と掲げている。
 そんな、浅ましい教師の姿。だか、そんな姿でさえも愛おしい。

「嬉しいです、先生。こんなにいやらしくなっちゃって・・・」

 立成はその身体を震わせていた。
 当然、寒いからではない。
 自分が言ってしまった、口にした言葉に、今更ながら羞恥しているのだ。

 強請ってしまった。それも、生徒の一物を。そしてそれを、自分の尻の穴に。

 とんでもないと思っている。かつてのように、筒井に強制されたことでもない。自分の意志でそんなことを口にしてしまうなんて。

 しかし、そんな風に思う立成の心情とは裏腹に、立成の身体はもはや制御できないレベルになっていた。
 尻穴への指マンに感じすぎてしまっている。4本の指でほじくられたことで肛門がひくひくと蠢き周囲のケツ毛を絡み取りそうだ。
 ビンビンの包茎の一物の先端からはとめどなく先走りが垂れ、先程の小便と混ざりあっている。
 その様は、まるで躾がされていない、だらしない大型犬のようだった。

「先生、いきますよ」
「あ、ああ。頼む・・・」

 突き出した立成の腰に両手をあてがわれた。
 筒井が自分の背後に立ったことを感じた。

 もうすぐだ。もうすぐ、あそこに・・・

「あああ!ああ!」
 
 今さら、そんな・・・!
 立成は顔を上下させ、だらしなく喘ぐ。
 待ち構えていた刺激とは別の刺激だった。
 肛門に舌を入れられていた。

「くぅっ・・・そんな、筒井、そんな・・・き、汚いぞ」
「大丈夫、さっき綺麗にしたからね。先生のここ」
「いや、だ、だから・・・」

 立成からの問いかけに答えた後も、筒井は立成の尻穴をむしゃぶる。
 さっきまで排便地獄を味わっていたその糞の通り道を慈しむように。
 
 ぺちゃぺちゃ ぴちゃ

 唾液と粘液が絡み合い、明らかに卑猥だとわかる演奏が奏でられる。
 
(け、ケツが勝手に・・・)

 思わず立成は尻を振ってしまう。
 筒井に言われたわけでもなく、自然とやってしまっていたのだ。
 ゆさっゆさっと、その毛だらけのデカ尻を振りまくる。

 もっと中まで。もっと奥まで。

 そうねだっているかのように。

 当然、舌が届く範囲などたかが知れている。それなのに立成は尻を振ることをやめない。やめることができない。
 それだけ尻の中を責められることを欲していた。そして、筒井からの教育の成果でもあった。あの、思い出すだけで恥ずかしくなるような、教室での行為はもはや躾とも呼べるものだった。
 そんなことですらどうでもよくなるほど、立成は生徒の舌を味わい尽くし、その喜びを尻を振ることで表現してしまっていた。

「先生、やっぱり、良いケツですね」
「かぁっ!」

 筒井は舌を抜き取り、唇を肛門から豊満な尻タブに移す。
 散々尻を叩かれた後なのだ。当然その肉タブはまだ真っ赤に染まったままだ。
 そんな尻タブのそこかしこに、筒井からキスされていた。
 時折舌で尻タブを舐めながら、立成の臀部を口で愛撫する。
 舌や唇と立成の臀部の接吻の音が聞こえてくる。
 舌先でざらついた皮膚が舐められる。長い尻毛がからめとられる。
 筒井の唇の感触を、腫れあがった尻で立成は感じていた。

「ひぃーっ!い、いっ」

 筒井の歯が、立成の尻タブに噛みついていた。甘噛みとはいえ、歯を立てられるとたまらない。
 立成は痛みで悲鳴を上げる。それでも、自動的にその尻の痛みが快楽へと変換されてしまう。変態の証であるいきり立った巨砲は未だ健在で、その先端の鈴口からは壊れた蛇口のように淫水が垂れ流されていた。そのとろみのある液体が、一物の先から糸を引き地面とつながっている。

「はぁぁっ、はぁぁっ・・・」
「ごめん、待たせちゃったね。じゃ、そろそろ・・・」

 立成の尻の全てを味わいつくした筒井がその身を起こし、突き出された尻の背後に立ちあがった。
 ぐっと力を入れた手をを添えられる。

 とうとう、とうとう・・・

 立成はぎゅっと目をつぶる。額に皺を寄せ、険しい顔をしている。こめかみや短髪の生え際は滝のように汗だくだ。
 ここまで焦らされているのだ。身体が焼けそうなほどに湧き上がってくるのだ。酸欠になりそうなほど苦しかった。

「くぅーーーっ。は、はっ、はっ、はぁーーーー」

 ゆっくりと、ゆっくりと。
 筒井の腰が立成の尻へと押し付けられていく。
 若く熱い竿が身体に入って来る。

 硬い。熱い。
 自分の身体が徐々に貫かれてゆく。
 自分の中に筒井が潜り込んでくる。
 
 立成はわずかに顔をあげ、太い眉を垂らしながら咽ぶ。
 屈強な男の顔が泣いているような顔になる。
 自分の身体に侵入される悦びを感じていた。

 男の自分が、男に挿れられて満足している。
 童貞の自分が、尻穴を捧げて喜んでいる。

 いつだって思う。こんなことはおかしいと。許されるのだろうかと。
 だが、そんなことは今はどうでもよい。考えられない。
 今はもう、この幸福を噛みしめるしかない。

「ああっ!はぁっ!があっ!」
「はっ、はっ、はっ」

 ズンズンと激しくピストンされる。
 奥まで行っては入口まで引き出される。抜け切るかと思えばまた挿れられる。その繰り返しだ。
 奥深くまで突き入れられると、立成は自分の中で何かがはじけ飛び、その飛沫が全身へと行き渡る。
 当然、立成は筒井の腰使いしか知らない。それでも、こんな風にされるのは、筒井でないと駄目だと思ってしまう。

 パン!パン!パン!パン!

 腰と尻の生肌がぶつかる音。その合間の滴が擦れる音。
 立成の尻から腸液でも漏れているのだろうか。それとも、男であるというのに、愛液でも出てしまっているのだろうか。
 そんなことは考えている余裕は当然なく、立成はただただ受け入れるだけだった。

 バチィン!
「ひっ!」

 高らかな音が鳴る。また尻を叩かれた。びくっと痙攣する立成の身体。ジーンと痺れる尻タブ。
 尻への刺激と痛みで尻肉が緊張により張る。それに合わせて立成の尻穴もシュッと締まり、受け入れている筒井の一物も締め上げる。

「くっ!締まる!あ!あ!」
 バチン!バチン!バチン!バチン!バチン!
「ぐぅうう!」

 何度も尻を引っ叩かれる。右の尻タブ、左の尻タブと交互にバランスよく叩かれる。その度に肛門を膣のようにキュッキュッと締め上げてしまう。
 どっしりとした立成の身体。少し弛みが目立ってきた腰部からさらに横にはみ出るように張った立成の尻。叩かれるほどに良い音を鳴らし、それが筒井を昂らせ、征服欲を掻き立て、また叩かせる。
 
 尻穴への責めと尻タブへの責め。
 苦しい。つらい。もうやめてくれ。そんな思いもあった。しかし。

 そうだ。
 これだ。
 これが欲しかった。これを望んでいたのだ。
 
 淫乱でもいい。最低でもいい。
 これが、今の自分なのだ。

「あ、あ、ああああ!」

 先に立成が悲鳴を上げた。
 的場の裏に四つん這いで来てからの強制排泄にスパンキング、尻穴舐めと焦らしに焦らされた立成は、短時間の生徒からの尻へのしごきにより、無残にも先に限界を迎えてしまっていた。

 ビクビクと痙攣する皮を被った一物。
 その先端から放たれる濃厚な白。
 そんな雄のミルクを何度も一物をヒクつかせながら放出する。
 数週間も溜めに溜めた、30代前半の成熟した男の精をまき散らす。
 糞と小便を垂れこぼした的場の裏の地面に、これでもかとマーキングするかのように、何度も何度も吐き出していた。

「ぐっ、・・・・がぁっっ!」

 立成の放出が終わった。
 荒い呼吸を整えようと、一息をつこうとする。
 それでも生徒からの後ろからの責めは続けられる。
 射精後の余韻を楽しむ暇もなく、立成はなおも凌辱を受けなければならなかった。

「ひっ、筒井、筒井、俺、俺・・・」
「先生、もう一回!もう一回!お願い!」
「ああっ!駄目だ、駄目だ、駄目だーーっ!」
 
 射精を終えて、半勃起程度に収まっていた立成の一物。
 しかし、放出後の休憩もなく繰り返される若い男からの突き上げ。
 尻穴にも脳みそにもその衝撃が与えられてしまう。

 教師に安息は与えられない。
 教師は生徒の要望に応えねばならない。

 立成が既に放出したことを知っているにも関わらず、筒井はその己の一物を前後させることを止めなかった。
 射精の解放感により、開ききった立成の肛門が、筒井にとってはより擦りつけやすくなっている。

 そんなことをされても、立成には成す術などない。
 立成の身体は筒井からの肛門への刺激を受け止めてしまい、その分身を硬くしてしまっていた。

「ああっ!ひぃっ!ひぃぃっ!」
「お、先生、いいじゃん!やった!」

 腰を打ち付けられながらも、腰の横から手を入れられ筒井に一物をしごかれていた。
 尻と竿のどちらにも責められていた。どちらか片方だけでもたまらないというのに、それが同時なのだ。誰が耐えられるというのだろう。
 精を吐き出した後だというのに、久方ぶりの射精のためかまだ余力があったのだろう。立成の雄の大砲はまた発射準備が整ってしまっている。

「先生、どう、どうですか?」
「うん、うん、うん」

 教師の尻に対して自分の腰を前後させながら生徒は問いかける。
 自然にそれに頷く立成。
 恥じらいなどを持たない獣のように。
 教師は生徒を肯定し続ける。
 それは自分の浅ましい姿さえも肯定しているかのようだった。

 そんなやりとりの最中でもあっても、筒井は立成を弄ぶことを止めない。
 亀頭、カリ首、裏筋・・・男の性感帯のたありとあらゆる部位を、筒井の手がいじり倒す。

「かはっ」

 勃起しても剥けることがない立成の包皮。その皮が生徒の手により脱がされていた。
 メリメリと脱皮音をたてながら、普段は露出していないサーモンピンクの肉が露わになる。久しぶりに触れる外気が更なる刺激となって立成を襲っていた。
 そんな刺激にさえも、立成は反応して、思わず尻穴を窄めてしまう。
 その締めあげは筒井の一物を幸せな苦しみを与え、残りの時間を短くしていた。

「ぐっ・・・すごい・・」
「あっ、あっ、あっ・・・」

 筒井は立成の前をいじりながらも腰の動きは止めずに感嘆の言葉を漏らしてしまう。
 立成はそれ以上に、人語を忘れた獣のような呻きしか口にできなかった。
 短時間でありとあらゆる責めを加えられたあまり、何も考えられず、まるで心の無いダッチワイフにでもなったかのように、生徒から与えられる地獄のような悦楽に浸っていた。

「もう、もうっ!」
「あ、あ、あーーー!」

 後ろにいる筒井の若い一物から青臭い精を射られるのを尻で感じながら、立成は二度目の絶頂により地面をさらに白く染め上げていた。
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