生徒との1年間

スオン

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顧問2年目04月

顧問2年目04月 9

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 筒井の挿し込まれた中指が立成の肛門に沈んでいく。
 暗い教室の中で営まれる、教師と生徒の秘密の行為。
 教壇の上でうつ伏せで突っ伏しながらも尻だけを上に突き出し、生徒の指にそのデカ尻の中身を侵略されている。
 
 立成は全てを忘れていた。ただただ、己のケツの穴で生徒の指を貪っていた。
 教師としての威厳。人間としての尊厳。そんなものは頭になかった。
 叩かれ続けてジンジンと痺れる尻の痛みも味わいながら、ただただ挿し込まれた生徒の指に没頭していた。
 立成の秘孔は筒井の指を離すまいと、キュッキュッと収縮を繰り返していた。

「はぁっ・・・はぁーーっ・・・」
「先生、そんなに・・・じゃあ、俺も・・・」
「ん・・・?あ、ああああっっ!!」

 筒井が手を激しく動かした。
 立成の直腸の中で、筒井の中指が暴れまわる。
 それでも立成の肛門は筒井の指を離さずに、肉襞がギュッギュッとその細い締め付ける。
 締め付けられても筒井の指は、その圧力に負けじとグリグリと奥に押し込まれ、その内側を触りまくる。
 筒井はその卑猥な肛門をほじくるように搔きまわされていた。
 
「ん!ぐっ!うん!」
(お、俺のケツの穴がぁっ!筒井の指でっ・・・)

 言葉にならなかった。本当にたまらなかった。
 肛門に指でほじくられるだけで、こんなにも切ない気持ちになるなんて。
 立成はその刺激に夢中になっていた。
 だらしなく開いた口からは、泡立った涎がドロドロと垂れている。
 かろうじてネクタイに隠れていない男らしい太い眉毛も、これ以上ないほどに情けなく垂れ下がっている。

 ある瞬間、筒井にひときわ奥に指を指し込まれた、その瞬間。

「んああああっ!」

 筒井の指先が触れたコリっとした感触。
 立成の見えない目の前が真っ白になった。 
 筒井の指が到達した場所。それは、立成の前立腺だった。

「い、・・・今のは・・・今のはぁっっ!!」

 その刺激により、いつしか立成は自ら尻を振り出した。
 嬌声をあげ、もっともっととねだるように。
 寝そべっていた状態から肘を教壇に突いて上体を上げる。
 倒れていた両膝も立てより高く尻を突き上げる。
 四つん這いの体勢だ。
 まさに、性欲の獣と化した立成。
 その状態で、筒井の指を求めて尻を前後に、左右に、激しく滅茶苦茶に振ってしまう。
 その指が再度、もう一度あの場所を突いてくれることを欲して。

「ああ、あああ」
「先生、先生」

 あられもない声を漏らし続ける立成に対して、筒井が指を抜いて問いかける。
 尻から指が抜かれたというのに、立成はその余韻から尻を振り続ける。

「ああ・・・なんだ・・・」
「ここ、教室ですよ?」
「・・・んあっ!?」

 その言葉で立成は我に返る。激しく揺すっていた腰もぴたっと止まる。
 艶声を出しながら快楽にとらわれ尻を振っていた自分。
 それ以外に考えられなかった立成が、唐突に現実に戻された。

「お、俺、教室で、こんな・・・」
 
 ネクタイで目隠しをされているのも忘れ、立成を辺りを見渡そうと首を回す。
 机。椅子。黒板。掲示物。
 何も変わらない風景だ。いつもの教室だ。
 もっとも、立成の目には映っていないのだが。

(そうだ、ここは教室なんだ。俺の教室だ。そんな、ここで、俺は、ケツの穴に生徒の指を欲しがって、あんな・・・ケツを振って・・・)

 これまでも散々晒してしまったいるというのに、改めて今の自分の醜態を自覚してしまう。
 とんでもないことをしてしまった、そう考えた瞬間。
 
「はうっ!」

 再度、急に尻に指を挿れられ、思わず声が漏れる立成。
 唐突で、さらに勢いよく一気に奥まで貫かれる。 
 そんな刺激を与えられると・・・

(と、止まんねぇっ・・・!ケツが止めらんねぇっ・・・!)

 ダメだった。どうしても腰が動いてしまう。
 立成の尻の穴が筒井の指を求めてしまう。
 さっきまで、無様な自分を恥じていたというのに。
 そんなてらいなどなかったかのように、ケツを振ってしまう。
 筒井が濡らした唾と立成の肛門の内襞が絡み合い、クチュクチュと厭らしい肉音が奏でられる。

「あぁ・・・ああぁっ・・・」
「先生・・・」

 そんな立成を見つめる筒井。
 尻の快楽を貪り続ける童貞教師を見つめる生徒。その表情は満足気だ。
 筒井はそんな必死な立成の耳もとに顔を寄せ、残酷な言葉を放った。

「淫乱ですね」
「・・・!!」
 
 立成の身体に電流が流れたかのようにぶるっと震える。
 紅顔の内側がさらにカーッと火照ってしまう。
 たった一言。生徒から言われたシンプルな単語。
 ストレートな表現だからこそ、立成への効果は絶大だった。

(淫乱・・・俺が・・・淫乱・・・?俺は・・・淫乱?)

 その言葉だけが脳内を飛び回る。
 尻の穴に挿れられた指の肉感だけが現実につなぎとめる。
 四つん這いの自分の身体を支える四肢がガクガクと震えて止まらない。

(俺は、淫乱、なのか・・・?)

 一瞬だけ、そう考えてしまった。そのフレーズを認めてしまいそうになった。
 
 教室で生徒に肛門を掻きまわされ、それで、それでもなお勃起させながら悦びの声をあげる教師。
 更なる尻への刺激を求めて尻を振ってしまう教師。
 そんな男など、誰がどう見ても『淫乱』だと評するだろう。
 
 呼吸は荒れ、犬のように息をしてしまう。
 立成はまだ自分の性質を認めたわけではなかった。認めたくなかった。
 しかしどう考えていても、自分が快楽にまみれてしまっているのは、本物だった。

 ふいに、筒井が立成の手を掴んだ。

(な、何をさせる気だ・・・?)
「じゃ、淫乱な先生は、指じゃなくって、こっちも欲しい?」
 
 立成のがっしりとしたその手に握らされたもの。
 見えなくともその感触でわかる。筒井の一物だった。

(こいつのチンポ・・・こんなに太くて・・・硬くて・・・これで、俺は・・・俺のケツは・・・)

 高校生とはいえ、すでに身体は大人といっても過言ではない。それは男の象徴についても変わらないのだ。
 立成はノンケだというのに、生徒の局部に触れることに抗わなかった。
 たしかに嫌悪感はあったのかもしれない。しかし、それよりも、その生徒の肉の感触に圧倒されていた。
 その場の空気感に飲み込まれていた。

 改めて筒井の両手が立成の尻に伸びる。
 そのパンと横に張り、毛だらけの尻。長時間生徒に叩かれたことで紅に染められたその尻タブをガバっと広げられる。
 びっしりと生えた縮れた陰毛に包まれている教師の排泄の器官は、まだまだ欲しているようにヒクヒクと収縮を繰り返していた。

「うぅっ・・・」
「本当、先生のケツ、エッロ・・・じゃ、いくよ、先生」

 筒井が立成の腰に手をかけ、ゆっくりと腰を押し込んでいく。
 狙う先は、当然、淫乱教師立成のケツの穴。
 生徒の指で掻きまわされたその穴はすっかりと緩み切り、再度物欲しそうに中途半端に開いている。
 丁度その穴を埋めるように、今、生徒の一物がーーーー

「あっ・・・がぁっ・・・」

 後背位の体勢で押し込まれた。
 前戯と呼ぶにはあまりにも長いスパンキングと激しい指マンによってほぐされていた立成の肛門は極上の性器と化し、筒井の一物を悦んで迎え入れた。
 何度か挿入されてしまっている立成は、自然と口から息を吐きながらそれを受け入れる。
 これまでの筒井からの挿入でも、それで尻の違和感や苦痛に耐えることができていたからだ。
 しかし、今回の挿入においては、そこまでの違和感はなかった。
 足りなかったものが、やっと見つかったかのような、安心感と充足感だった。

 スパン!スパン!
「あぁーーっ!はぁーーっ!」

 何度も尻に腰を打ち付けられ、肉と肉、腰と尻のぶつかり合う音が響き渡る。
 若さゆえの激しい腰使いを身体の奥まで突かれ、立成は全身で悦びの声をあげてしまう。
 もう恥も外聞もあったものではない、無様な教師の様態だ。
 グイグイとしたストロークと響くような押し込み。
  立成はその勢いと自身を襲う官能に耐えるかのように、指先に力を込め、ぎゅっと教壇に爪を立て続けている。

「ほらっ、もっと欲しいんでしょっ!」
「があっ!」

 筒井は腰を使いながらも、その手で立成の目に巻かれたネクタイの端をグイっと引っ張る。
 教壇に手を突いた状態の立成だ。後ろに引っ張られる力で、立成の巨体が反り返ってしまう。
 言うことを聞かない家畜に言い聞かされているようだ。
 より筒井の方にケツを押し付けることになり、これまでよりも一層、男に貫かれていることを実感してしまう。
 ズン、ズンと尻の奥まで突かれ、筒井の肉棒が自分の中にあることを嫌というほど感じている。

 力が加えられたことで、ネクタイの結び目が少し緩んだ。
 立成の鼻のあたりまでネクタイがずれ下がり、隠されていた目が露わにされる。
 犯されている教師の顔を隠すものが無くなってしまった。
 太い眉毛と同様にだらしなく垂れ下がり、その眼はうつろに宙を見ていた。

「くぅっ!締まる!締まる!いい!先生っ!いいっ!」
 バチンッ!バチンッ!
「ああっ!あああっっ!筒井!筒井っ!」

 若い男特有の激しいピストンをされながらも立成は尻を叩かれて、身体を震わせ喘いでしまう。
 肛門への刺激と尻タブの鈍痛。屈辱でしかないはずであるのに、今の立成にとってはこの上ないご褒美だ。
 立成も挿入されながらのスパンキングに、痛さと切なさに心が襲われ、もはや口から出てくる言葉に意味を持てなくなっていた。
 尻を叩かれるたびに立成の直腸は筒井の若い一物を締め付け絡みついてくる。
 これまで初心な教師をリードしていた筒井も冷静さを無くし、教師の肛門を犯す雄として

「ぐっ・・・先生、すごっ・・・締めすぎ・・」
 バチンッ!バチンッ!
「うん!うん!!」

 筒井はなおも尻を叩く手を止めない。
 細身の筒井と体格の良い立成だ。
 立成の横に張り脂肪でむっちりと膨らんでいるデカ尻は、結合している最中であっても、叩かれることについては全く問題はなかった。

「あ、お、俺、駄目・・・先生、先生ーー!」
「ああ!筒井!筒井ーーっ!」

 長時間に及ぶスパンキングプレイ後の結合。
 立成も筒井も我慢の限界だったのだろう。
 挿入からの時間もわずかに、2人とも絶頂に達してしまった。

 2人とも何も考えられなかった。
 立成の尻の奥の奥に、筒井の精が放たれる。
 立成もその一物をビュルッビュルッと何度も痙攣させながら白濁したザーメンを飛ばす。

 放出後も2人はじっと身体を重ね続けた。
 後背位の体勢で、尻と下腹部を密着させながら、荒い呼吸をし続ける。
 互いの一物と直腸の温度を奪い合うかのように、結合したまま。

「はぁっ・・・はぁっ・・・」

 2人とも呼吸が荒かった。口から漏れる息が白くなるほどだった。
 額や首を伝う汗からも、蒸気が出てしまうほどに。
 白い放出を受け、自身も溜めに溜めた後も、立成は四つん這いで尻を突き出したまま、ビクン、ビクンと上体を痙攣させていた。

 滅茶苦茶にされてしまった。尻タブも。尻穴も。
(そうだというのに、この、充実感は・・・)
 ずり落ちたネクタイにより露わになったその目は焦点が合わず、ただただ生徒から吐き出された青臭い精をその腸内で味わっていた。 
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