先生との1年間

スオン

文字の大きさ
上 下
70 / 71
2年03月

2年03月 10

しおりを挟む
 外は茜空が少しだけ闇に染まっている。
 夕方から夕暮れになりつつある時間帯だ。
 春のこの時期はまだ寒さも残っている。
 そんな温度だというのに、目の前にいるのは、教室の中とは言え、靴下だけを身に着けたほぼ全裸の教師なのだ。

 立成先生は無様な姿をさらし続けている。
 自分が32歳にもなって性的経験の一切無い童貞だと宣言しながら、黒々とした縮れた毛が大量に生えているその大きな臀部を俺に差しだすように突き出している。
 このデカケツだって、先生が子供の時からのコンプレックスなものなんだ。
 そんな自分の恥部を、俺だけしかいないとはいえ、自分が来月から担任を務める教室で見せびらかしているのだ。

「素晴らしいですね、先生」
「・・・何言ってやがる」
「こうして、教室で、コンプレックスのデカ尻のケツタブを自分でつまんで生徒に恥ずかしいケツの穴を見せながら、童貞だと宣言するなんて。本当に素晴らしいです」
「ばっ、馬鹿にしてんだろっ!!くお前がやれって言ってんだろうが!」
「何を怒っているんですか?玉袋も仮性包茎チンポもケツ丸出しで、自分で毛だらけの汚いケツ穴開いて」
「うぅっ・・・くそっ!!」

 先生の頭からは蒸気の湯気がモワモワと湧き上がっている。
 逞しい背中や腰、ぶっとい太股も、汗をかいていてわずかに差し込む夕日を反射している。
 この状況と俺の言葉攻めで羞恥が極限まで達しているのだ。
 背中を向けた後ろ姿しかわからないけれど、恥ずかしがっているのは丸わかりだ。
 周囲に長い毛が生えているケツの穴が、ヒクヒクと収縮を繰り返しているのだ。
 おまけに、勃起した包茎の先からは、いやらしく光るスケベな汁が、とろっとろっと零れ落ちている。
 生徒の言葉だけで、教室でスーツを脱いだ愚かな教師。
 そんな自分のみじめな姿に、興奮して、昂っているのだ。

「言葉は荒いですけど、それでも興奮しているんですよね。自分の包茎を見てくださいよ」
「なっっっ!!・・・く、くっ、・・・・」
「こんなに汁を垂らしちゃって・・・もう、たまらないんじゃないんですか?童貞なのに、こんなレベル高い変態プレイしちゃって、いいんですか?」
「ぐっ・・・」
「まだ、女の人のおっぱいも、お尻も、触ったり揉んだり、そんな普通の男がするような初歩的なエッチなこともしたことがないんですよね?」
「・・・やめろ」
「それなのに、俺みたいな年下に言われた通りに脱いじゃうような羞恥プレイにはまりそうになっちゃって・・・恥ずかしいですね?立成先生」
「・・・やめろ、やめてくれ・・・」
 
 俺は座っていた椅子から立ち上がった。
 ガガッという椅子の脚がこすれる音に、先生がびくっと反応するが、気にせずズカズカと先生の巨体の真後ろに歩を進める。
 先生は腰をかがめて、両手でケツを開いたままでじっとしているが、俺の挙動に不安そうな顔だけを振り向かせている。
 その開いたケツタブの間近に俺の顔をぐっと近づける。
 その距離、1cm。まさに、目と鼻の先だ。
 先生のケツの割れ目の汗とか便臭とかの匂いまで、俺の鼻腔に直接入ってくるような距離だ。
 
「お、おい、そんな近くに顔寄せるなよ・・・」
「しっかり見てあげますよ。見てほしいんでしょ、先生」
「やめてくれ・・・」
「あ、また肛門がヒクつきましたよ。もしかして、何か期待していますか、先生?」
「ぐっ・・・」
「こんなに汗かいちゃって・・・先生の匂い、いっぱい嗅げちゃいますね」
「か、嗅ぐな・・・はあっ!お前・・・」
「ふふ、ただちょっと息を吹きかけただけですよ。そんな声出して・・・じゃ、もう一回。フーッ」
「あぁっ・・・」
「だらしない身体ですね、ほんと。ま、俺はそんな情けない先生が大好きですけどね」

 散々先生をいじめちゃっているが、俺だってとっくに興奮しているんだ。
 好きな先生が、男として恥ずかしい部分を全部見せてくれているのだ。
 俺のズボンの前だって、先生の包茎と同じくらいデカくなっているし、ビショビショなんだ。
 
「じゃ、先生、最後の自己紹介をお願いします」
「さ、最後?」
「えぇ」
「まさか・・・」
「ふふ。でも、先生の期待していることとは違いますよ。さ、こっちに向き直って・・・」
「くっ・・・な、何をするんだ・・・」
「先生、ここでオナニーしてください」
「は、はぁっ!?」
しおりを挟む
感想 2

あなたにおすすめの小説

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

小さなことから〜露出〜えみ〜

サイコロ
恋愛
私の露出… 毎日更新していこうと思います よろしくおねがいします 感想等お待ちしております 取り入れて欲しい内容なども 書いてくださいね よりみなさんにお近く 考えやすく

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

クラスメイトの美少女と無人島に流された件

桜井正宗
青春
 修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。  高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。  どうやら、漂流して流されていたようだった。  帰ろうにも島は『無人島』。  しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。  男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?

騙されて快楽地獄

てけてとん
BL
友人におすすめされたマッサージ店で快楽地獄に落とされる話です。長すぎたので2話に分けています。

催眠アプリ(???)

あずき
BL
俺の性癖を詰め込んだバカみたいな小説です() 暖かい目で見てね☆(((殴殴殴

パンツを拾わされた男の子の災難?

ミクリ21
恋愛
パンツを拾わされた男の子の話。

BL団地妻-恥じらい新妻、絶頂淫具の罠-

おととななな
BL
タイトル通りです。 楽しんでいただけたら幸いです。

処理中です...