先生との1年間

スオン

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2年01月

2年01月 2

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「くそっ、あの係員のおっさん、絶対馬鹿にしてやがる!」
「気にしすぎだって」
「開会式のあと、あのおっさんと目があったんだけどな、俺の方を見て、ニヤニヤしてやがったぞ!」
「それは、きっとあれだよ、え~と、先生がイケメンだから」
「んな訳あるかー!」

 弓道の初段試験からの帰りの車の中。
 空は茜に染まりつつある。
 試験会場から学校に戻っているところだ。
 
 俺と先生は、今日の試験に2人とも合格した。
 会場にある掘っ立て小屋での着替えのタイミングでハフニングあったから、どうなるかと思ったけれど。
 先生も何とか、気持ちを持ち直して、普段通りの射ができたみたいだ。
 まぁ、1級なら、ある程度普通にできれば合格できるんだけれども。

 学校に戻り、弓道場に弓道具を戻しに行く。
 部活のない道場は、がらんとしている。
 季節が冬だから、空気が冷たい。
 
 二人で道具を戻し、胴着を戻す。


「でも、先生、俺嬉しかったよ」
「なんだ、二段になったからか?」
「違うよ」

 俺は先生の尻を両手で触った

「ちょ、お前、こういうことは、もう!」
「ふふっ、俺がプレゼントしたパンツ、先生履いてくれたんだね」
「そ、そうだけど!ありがとうな!」
「どういたしまして」

 尻に当てた両手で、先生の尻をまさぐる。
 冬用のスラックスの厚い生地越しに、先生のケツの肉感が伝わる
 中に履いているのはケツ割れだから、ほぼノーパンの感触だ。
 先生のケツ肉の感触を味わった。

「先生、ケツ割れ履いたのはあの時以来?」
「なんだよ・・・そうだけど」
「学校には履いてこないの?」
「履かねえよ!当たり前だろ!」
「何で?」
「学校で見られたら、恥ずかしいだろ!」
「じゃあ、今日、あのおじさんにケツ割れ履いてるのを見られて、恥ずかしかった?」
「いちいち聞くなよ」
「どうだった?」
「・・・恥ずかしかったよ・・・」
「ふふっ、このデカいケツも、おじさんに見られちゃったしね」
「くっ・・・」

 そういいながら、俺は先生のケツ全体を揉みしだく。
 先生に今日の出来事を思い出させて、いやらしい気持ちにしてやる。
 先生はなんだかんだ言って、この1年で少し視られること対して過剰に意識するようになっている。
 俺がイタズラしすぎたせいもあるんだけど。

「なぁ・・・もう・・・」
「ん?」
「ここは一応学校だから」
「でも、誰もいないよ?」

 俺は手を前の方に移動させた。
 先生のアレは、固くなっている。
 先生のくぐもった声が漏れる。
 昇段試験会場での出来事を思い出したこと、そして今、学校の弓道場で、生徒である俺にケツをまさぐられることで、昂りが押さえられなかなっているようだ。

「先生、こっちに・・・」

 俺は先生を誘導して移動した。先生は大人しく俺に従った。

 そこにあるのは、射形を見るための鏡だ。
 物置の扉全体に大きな一枚鏡が着けてあるのだ。
 家庭にある姿見なんかよりも断然に大きい。
 俺と先生の全身を写しても、まだまだ余裕があるサイズだ。

「おい、ここは学校・・・」
「だからいいんじゃない」

 俺は後ろから先生を抱き締める。
 冬物のスーツの上から、先生の肉感的な身体付きを感じる
 なされるがままの先生だ。この様子だと、抵抗しないだろう。

「ねぇ、俺、見たいな。先生がケツ割れ一枚の姿」
「はぁあ?前にホテルで見せただろ」
「もう一回。あのときは、先生、今ほど正直じゃなかったから!ね、ね?」

 先生は俺の方に向き直った。
 先生は黙っている。
 俺の顔を見つめる。俺も先生を見つめ返す。

 先月、先生の部屋であんなことをしたけれど、先生はゲイじゃない。ノーマルだ。
 先生が俺に欲情することなんてない。 
 だから先生はこんな生徒の戯言なんて、聞く必要なんてない。
 だけど、言わないとこれ以上なんてないんだ。
 駄目でもともとだ。
 
 はぁ、と、先生は諦めたようにとため息を着く。
 もう、こうなったらどうしようもないと思ったんだろう。
 なんだかんだ、先生も興奮してしまっているのかもしれない。
 裸をさらすだけだと思っているのかも。
 そんなわけないのに・・・

 ジャケットを脱ぎはじめる先生。

「そういえば・・・」
「なんだ?」
「去年の春頃にも、先生にここで脱いでもらったなって思い出した」
「あーそうだなー。あの頃から、俺は筒井に脱がされていたのか」
「覚えてるんだ。そのときは変に思わなかった?」
「完全にふざけてると思ってた。まあ、男子校の悪のりってやつ?そんなとこだとな。怯んだら負けだと思ったから、仕方なく脱いでやったさ」

 先生はそう言いながらボタンを緩めて、ワイシャツを脱ぎ、中のタンクトップも脱いだ。

 そういえば、あのときもテキトーなことを言って、先生のスーツを脱がしたっけ。
 まだ1年も経っていないけれど、大分昔のことのように感じる。
 あのときは、先生とこんなことができるようになるとは思っていなかったけど。

 先生はベルトに手を掛け、スラックスを下ろした。

「先生、見て・・・」

 そこにはケツ割れ一丁の先生が写し出されていた。
 熟成した大人の男の姿だ。

 広い肩幅。しっかりとした腕。太い脚。
 腹は締まっていないから、マッチョってわけじゃないけど。
 横に少し張り出た腹肉から、愛嬌を感じる。
 全体的に長めの体毛で覆われている。
 黒のソックスを履いているのが、またいやらしい。
 臍から下の黒い茂みは、ケツ割れのゴムまで続いている。
 唯一隠されている先生の局部は、なかなかの膨らみを示している。
 
 寒い道場内だけれど、先生は鏡を見て顔が真っ赤になっている。

 自分の職場である学校の、自分が顧問をしている部活動の道場で、パンツ一丁の姿でいるんだ。
 それも、パンツは普段履いているボクサーブリーフではなく、ケツ割れだ。
 股間しか守っていないような布だ。
 そのあまりにも性的な姿でいる自分自身の姿を見て、恥ずかさだけではない感情をもったのだろう。

 俺はそっと後ろから先生の胸に手を回す。
 両胸に手を当て、肉付きのいい、けれども発達した胸筋を撫で付ける。

「先生、やっぱりカッコいいよ」
「ぐぅっ・・・」

 じっとしている先生だが、声が漏れた。
 
「なぁ、筒井、これ位で・・・うぅ!」

 毛の生えた乳首をつねってやった。
 突然の刺激に驚いた先生は、思わず腰を抜かしてしまい、その場に尻餅をついた。
 今は冬だ。床の冷たさがダイレクトにケツに伝わるからか、両手で支えて、尻を浮かしている。
 俺も先生のそばに腰を下ろした。

「ねぇ、先生、、俺、この前の続きしたい」
「この前の続きって・・・まさか!ここで!?」
「つまり、俺が・・・ケツを?」

 俺はコクッと頷きながら、制服のポケットからあるものを取り出す。

「俺、これ持ってるから」
「お前、それなんだよ」
「ねぇ、いいでしょ?」
「だから何だよ!」
「先生を気持ちよくさせたいから」

 俺が取り出したのは、イチヂク浣腸だ。
 今日こそ、先生をものにしてやりたい・・・

 俺は先生を軽くポンと押し倒して、先生を仰向けにさせた。
 ぶっとい両足を開かせ、その間にしゃがむ。

「ま、待て待て!お前、落ち着け!何を!」
「大丈夫、安心して。きれいになるだけだから」
「そうじゃなくて!・・・ふあ!」

 黙らせるために先生のケツの割れ目に指を当てた。
 相変わらずモジャモジャと好き放題に生え散らかしている、愛おしいケツ毛たちを搔き分ける。 
 いつものように焦らすことはしないで、いきなり肛門に接触してやった。
 目の前のケツ割れに守られた先生の一物がビクンと反応する。

「ふふ、まだ、お尻の穴に触っただけだよ、先生?」

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