結婚相手は、初恋相手~一途な恋の手ほどき~

「久しぶりだね、ちとせちゃん」



入社した会社の社長に
息子と結婚するように言われて



「ま、なぶくん……」



指示された家で出迎えてくれたのは
ずっとずっと好きだった初恋相手だった。



◌⑅◌┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈◌⑅◌


ちょっぴり照れ屋な新人保険師
鈴野 ちとせ -Chitose Suzuno-

×

俺様なイケメン副社長
遊佐 学 -Manabu Yusa-


◌⑅◌┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈◌⑅◌


「これからよろくね、ちとせ」


ずっと人生を諦めてたちとせにとって
これは好きな人と幸せになれる
大大大チャンス到来!


「結婚したい人ができたら、いつでも離婚してあげるから」


この先には幸せな未来しかないと思っていたのに。


「感謝してるよ、ちとせのおかげで俺の将来も安泰だ」


自分の立場しか考えてなくて
いつだってそこに愛はないんだと
覚悟して臨んだ結婚生活


「お前の頭にあいつがいるのが、ムカつく」

「あいつと仲良くするのはやめろ」

「違わねぇんだよ。俺のことだけ見てろよ」


好きじゃないって言うくせに
いつだって、強引で、惑わせてくる。


「かわいい、ちとせ」


溺れる日はすぐそこかもしれない

◌⑅◌┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈◌⑅◌

俺様なイケメン副社長と
そんな彼がずっとすきなウブな女の子

愛が本物になる日は……
24h.ポイント 0pt
0
小説 192,263 位 / 192,263件 ライト文芸 7,621 位 / 7,621件

あなたにおすすめの小説

最初のオトコ

たみやえる
ライト文芸
駒井こま子は独りで生きてゆくと決めていた。 そんなこま子に言い寄ってきたのはいわゆる〈昔のオトコ〉、荒木だった。  今更付き合おうなんて……と、フってやったはずなのに、結局そうなってしまった。  突然のプロポーズ。喜べない訳を言えるわけもなく。荒木の乗った飛行機が事故に遭う。  荒木は事故の後遺症で記憶を失っていた。  一年後、こま子は荒木のいる場所へ行き、〈初めて会う女〉になってしまった事実を確認する。

あなたの秘密を知ってしまったから私は消えます

おぜいくと
恋愛
「あなたの秘密を知ってしまったから私は消えます。さようなら」 そう書き残してエアリーはいなくなった…… 緑豊かな高原地帯にあるデニスミール王国の王子ロイスは、来月にエアリーと結婚式を挙げる予定だった。エアリーは隣国アーランドの王女で、元々は政略結婚が目的で引き合わされたのだが、誰にでも平等に接するエアリーの姿勢や穢れを知らない澄んだ目に俺は惹かれた。俺はエアリーに素直な気持ちを伝え、王家に代々伝わる指輪を渡した。エアリーはとても喜んでくれた。俺は早めにエアリーを呼び寄せた。デニスミールでの暮らしに慣れてほしかったからだ。初めは人見知りを発揮していたエアリーだったが、次第に打ち解けていった。 そう思っていたのに。 エアリーは突然姿を消した。俺が渡した指輪を置いて…… ※ストーリーは、ロイスとエアリーそれぞれの視点で交互に進みます。

あの日、さようならと言って微笑んだ彼女を僕は一生忘れることはないだろう

まるまる⭐️
恋愛
僕に向かって微笑みながら「さようなら」と告げた彼女は、そのままゆっくりと自身の体重を後ろへと移動し、バルコニーから落ちていった‥ ***** 僕と彼女は幼い頃からの婚約者だった。 僕は彼女がずっと、僕を支えるために努力してくれていたのを知っていたのに‥

君の名をよばせて

雨ましろ
ライト文芸
初めて会ったとき、田丸は髪の毛ぼさぼさの真面目そうな印象だった。 バスで帰れば5分でつくのに、僕は田丸と一緒に帰り道歩いた。 ただ一緒にいる時間をつくりたくて、理由をさがしていた。 僕のドロドロした気持ちが晴れる日はくるのか。 人生でしあわせになれるようなあこがれを、未来をみたくなった。

夫は私を愛してくれない

はくまいキャベツ
恋愛
「今までお世話になりました」 「…ああ。ご苦労様」 彼はまるで長年勤めて退職する部下を労うかのように、妻である私にそう言った。いや、妻で“あった”私に。 二十数年間すれ違い続けた夫婦が別れを決めて、もう一度向き合う話。

自己犠牲の救われた日

月見団子
ライト文芸
この前部屋の掃除をしてたら、懐かしい自作の小説が出てきました。 それがこの小説なんですけども…なんと、小学生の時に書いた小説で驚きました。 ということで、今回は、「自己犠牲の救われた日」という小説です。  …これが。 ……これが災害。 20××年、首都直下地震が東京を襲った。 いつもどおりの日常はその瞬間に壊され、ある者は瓦礫に埋もれ、ある者は驚愕の声をあげる。 そんな中、家族を失い、生きる希望を失った少年《日向》の前に現れた一人の少女《木綿季》。 ただ、その少女には何か大切な秘密があるようで……? …災害で家族を、大切な人を失った人は、誰に…何処に怒りを向ければ良いのでしょうか…?ぶつければいいのでしょうか…? ※災害関連の作品ですので、不快になる人は閲覧をご遠慮ください。 追記 1周年記念で作品を追加しました。 自己犠牲が妹にサヨナラを告げる日の そうして絶望の再開_エレジー_より、 エダマメシチューさんとの協力で作品を書きました。

あなたへの恋心を消し去りました

恋愛
 私には両親に決められた素敵な婚約者がいる。  私は彼のことが大好き。少し顔を見るだけで幸せな気持ちになる。  だけど、彼には私の気持ちが重いみたい。  今、彼には憧れの人がいる。その人は大人びた雰囲気をもつ二つ上の先輩。  彼は心は自由でいたい言っていた。  その女性と話す時、私には見せない楽しそうな笑顔を向ける貴方を見て、胸が張り裂けそうになる。  友人たちは言う。お互いに干渉しない割り切った夫婦のほうが気が楽だって……。  だから私は彼が自由になれるように、魔女にこの激しい気持ちを封印してもらったの。 ※このお話はハッピーエンドではありません。 ※短いお話でサクサクと進めたいと思います。

【完結】お世話になりました

こな
恋愛
わたしがいなくなっても、きっとあなたは気付きもしないでしょう。 ✴︎書き上げ済み。 お話が合わない場合は静かに閉じてください。

処理中です...