結婚相手は、初恋相手~一途な恋の手ほどき~

「久しぶりだね、ちとせちゃん」



入社した会社の社長に
息子と結婚するように言われて



「ま、なぶくん……」



指示された家で出迎えてくれたのは
ずっとずっと好きだった初恋相手だった。



◌⑅◌┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈◌⑅◌


ちょっぴり照れ屋な新人保険師
鈴野 ちとせ -Chitose Suzuno-

×

俺様なイケメン副社長
遊佐 学 -Manabu Yusa-


◌⑅◌┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈◌⑅◌


「これからよろくね、ちとせ」


ずっと人生を諦めてたちとせにとって
これは好きな人と幸せになれる
大大大チャンス到来!


「結婚したい人ができたら、いつでも離婚してあげるから」


この先には幸せな未来しかないと思っていたのに。


「感謝してるよ、ちとせのおかげで俺の将来も安泰だ」


自分の立場しか考えてなくて
いつだってそこに愛はないんだと
覚悟して臨んだ結婚生活


「お前の頭にあいつがいるのが、ムカつく」

「あいつと仲良くするのはやめろ」

「違わねぇんだよ。俺のことだけ見てろよ」


好きじゃないって言うくせに
いつだって、強引で、惑わせてくる。


「かわいい、ちとせ」


溺れる日はすぐそこかもしれない

◌⑅◌┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈◌⑅◌

俺様なイケメン副社長と
そんな彼がずっとすきなウブな女の子

愛が本物になる日は……
24h.ポイント 0pt
0
小説 193,841 位 / 193,841件 ライト文芸 7,644 位 / 7,644件

あなたにおすすめの小説

また明日の約束は…5年後に…

紫メガネ
恋愛
「また明日会いましょう」  そう言って別れた宗田愛斗(そうだ・あいと)と藤宮楓子(ふじみや・ふうこ)は、約束の日に愛斗が何者かに殴られ怪我をした事で会えなくなり別れる事になった。    不運な別れから5年後。  愛斗は服部加絵(はっとり・かえ)と言う同僚と結婚して息子の一也と暮らしていた。  幸せそうに見える愛斗だが、5年前とは人格が変わり性格も荒く冷たい人間になってしまったと噂されていた。  そんな時、新入社員としてやって来た九東楓子(くとう・ふうこ)に出会ってから愛斗の目の色が変わり始めた。  淡々としてつも冷静な表情のままの楓子を見ていると、愛斗は何故か胸が熱くなるのを強く感じ始め、いつしか楓子を気にし始めていた。  だが、楓子を気にするようになり思いが強くなると頭に激痛が走る…。 「愛斗さん。また明日会いましょう」  ぼんやりと思い出される思い出の中、顔の判らない女性が愛斗に言ってくる声にまた胸がキュンとなった。  激痛から逃げてはいけないと決心した愛斗は、本当の事に向き合う決意をした。    それは5年前の怪我の時、愛斗は記憶を無くし自分の名前の他何も覚えていなかった事だった。    空白の記憶の中に何か大切なことをがあった筈だと思った愛斗。  そんな時だった。  息子の一也を通して双子の兄弟、礼斗(れいと)と空斗(くうと)に出会った。  そして、礼斗と空斗の母親が楓子である事を知ると、愛斗の中に次から次へと思い出される記憶が蘇り始めた。 「また明日会いましょう」  そう約束した人は誰なのか? そして愛斗にとってどんな人だったのか?  2人の約束を無理やり引き裂いた黒い影は誰なのか?  愛と殺意とその先にある永遠のラブストーリー。           

愛すべきマリア

志波 連
恋愛
幼い頃に婚約し、定期的な交流は続けていたものの、互いにこの結婚の意味をよく理解していたため、つかず離れずの穏やかな関係を築いていた。 学園を卒業し、第一王子妃教育も終えたマリアが留学から戻った兄と一緒に参加した夜会で、令嬢たちに囲まれた。 家柄も美貌も優秀さも全て揃っているマリアに嫉妬したレイラに指示された女たちは、彼女に嫌味の礫を投げつける。 早めに帰ろうという兄が呼んでいると知らせを受けたマリアが発見されたのは、王族の居住区に近い階段の下だった。 頭から血を流し、意識を失っている状態のマリアはすぐさま医務室に運ばれるが、意識が戻ることは無かった。 その日から十日、やっと目を覚ましたマリアは精神年齢が大幅に退行し、言葉遣いも仕草も全て三歳児と同レベルになっていたのだ。 体は16歳で心は3歳となってしまったマリアのためにと、兄が婚約の辞退を申し出た。 しかし、初めから結婚に重きを置いていなかった皇太子が「面倒だからこのまま結婚する」と言いだし、予定通りマリアは婚姻式に臨むことになった。 他サイトでも掲載しています。 表紙は写真ACより転載しました。

お飾りの侯爵夫人

悠木矢彩
恋愛
今宵もあの方は帰ってきてくださらない… フリーアイコン あままつ様のを使用させて頂いています。

夫の不貞現場を目撃してしまいました

秋月乃衣
恋愛
伯爵夫人ミレーユは、夫との間に子供が授からないまま、閨を共にしなくなって一年。 何故か夫から閨を拒否されてしまっているが、理由が分からない。 そんな時に夜会中の庭園で、夫と未亡人のマデリーンが、情事に耽っている場面を目撃してしまう。 なろう様でも掲載しております。

私は心を捨てました 〜「お前なんかどうでもいい」と言ったあなた、どうして今更なのですか?〜

月橋りら
恋愛
私に婚約の打診をしてきたのは、ルイス・フォン・ラグリー侯爵子息。 だが、彼には幼い頃から大切に想う少女がいたーー。 「お前なんかどうでもいい」 そうあなたが言ったから。 私は心を捨てたのに。 あなたはいきなり許しを乞うてきた。 そして優しくしてくるようになった。 ーー私が想いを捨てた後で。 どうして今更なのですかーー。 *この小説はカクヨム様、エブリスタ様でも連載しております。

十年目の離婚

杉本凪咲
恋愛
結婚十年目。 夫は離婚を切り出しました。 愛人と、その子供と、一緒に暮らしたいからと。

雨の庭で来ぬ君を待つ【本編・その後 完結】

ライト文芸
《5/31 その後のお話の更新を始めました》 私は―― 気付けばずっと、孤独だった。 いつも心は寂しくて。その寂しさから目を逸らすように生きていた。 僕は―― 気付けばずっと、苦しい日々だった。 それでも、自分の人生を恨んだりはしなかった。恨んだところで、別の人生をやり直せるわけでもない。 そう思っていた。そう、思えていたはずだった――。 孤独な男女の、静かで哀しい出会いと関わり。 そこから生まれたのは、慰め? 居場所? それともーー。 "キミの孤独を利用したんだ" ※注意……暗いです。かつ、禁断要素ありです。 以前他サイトにて掲載しておりましたものを、修正しております。

お飾り王妃の愛と献身

石河 翠
恋愛
エスターは、お飾りの王妃だ。初夜どころか結婚式もない、王国存続の生贄のような結婚は、父親である宰相によって調えられた。国王は身分の低い平民に溺れ、公務を放棄している。 けれどエスターは白い結婚を隠しもせずに、王の代わりに執務を続けている。彼女にとって大切なものは国であり、夫の愛情など必要としていなかったのだ。 ところがある日、暗愚だが無害だった国王の独断により、隣国への侵攻が始まる。それをきっかけに国内では革命が起き……。 国のために恋を捨て、人生を捧げてきたヒロインと、王妃を密かに愛し、彼女を手に入れるために国を変えることを決意した一途なヒーローの恋物語。 ハッピーエンドです。 この作品は他サイトにも投稿しております。 表紙絵は写真ACよりチョコラテさまの作品(写真ID:24963620)をお借りしております。