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これからも2人で

男女の価値観

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今日は珍しく花梨が泊まりにきた。

理由は…彼氏関連の愚痴を言いに来たんだけど。
1つ年下の彼氏が来年1年間休学するらしい。

なぜ?

学費の問題らしく、1年間バイトでためるんだとか・・・・・
片親で自分で学費を払ってて、自立心が高い所に花梨も惹かれていたみたいなんだけど、ネットゲームに嵌って課金してたら学費まで1部使ったらしい。
詳しいことは分からないけど、

「ねぇ、裕翔はどう思う??そんなにゲームにお金掛けたいの??わからないんだけど!!」
「俺に聞かれてもな…気持ちはわからなくもないけど。」
「裕翔もゲームで課金してるの??」
「真夜がそれを許すと思うか?」
「許さないね…」

花梨に相談されるけど、スマホ代も真夜が管理してるから。コンビニで課金カードを買うしかないんだけど、お小遣いの範囲内しか出来ないし、それなら漫画とか遊びに行くお金として使いたい。

「私は裕翔のスマホ代も管理してるし、お小遣いの使い道もだいたいは把握してるからねぇ。貯金を降ろして無駄遣いしてたから、それも禁止しちゃったし!」
「真夜と裕翔は一緒に暮らしてるから良いけど…私達は普通の付き合いだからねぇ。」

「カップルってそこまでしないのか??幼なじみでもめっちゃ管理されてるぞ?」
「真夜と裕翔の仲と一緒にされてもね・・・・・」
「まぁ、お前らはカップルだもんな。俺たちとは違うよな。」
「そう言うことじゃなくて…カップル以上の関係でしょ・・・・・」

「う~ん、俺と真夜は幼なじみであって、親友であり。実家では家族だからな。」
「そっ!私はだらしない弟の面倒をみてるだけだよ!」

「そこが真夜の凄い所だと思うよ?私は出来ないもん」
「ルームシェアしてるからだよ!裕翔も私の為って言って、クレーンゲームでヌイグルミ取って来てたけど、めっちゃお金つかってたもん!」
「いや、この大きいヌイグルミが2000円だと思うと、買うより安いだろ!」

「そう!私の彼氏もそんなような理屈並べるんだよねぇ」
「ヌイグルミ貰えるのは嬉しいけど、限度がね…家の掛け時計とかもクレーンゲームだもん!」
「禁止されたから1年生の時に辞めただろ!」
「辞めさせてないと、ヌイグルミ屋敷になってるよ!」

「限度が大切だよね…学費にまで手を出してたら。将来苦労する気がするんだよね。」
「女子と男子の違いかもな。俺もサッカーのゲームで手っ取り早く良いキャラ取るのに課金したくなるし。その分ゲームに費やす時間が増えちゃうからな。まっ、男女の価値観の違いかも知れないな。」

「裕翔って、あまりゲームやってるイメージないんだよねぇ」
「やってるよ!私が寝た後とか、髪の毛乾かしてる時とか。ご飯支度する時!!」
「真夜が何かやる時だけしか、やらないんだ!」
「花梨の彼氏は違うのか?」
「うん。遊んでてもやってるよ!」
「私達も2人でスマホをいじってる時はあるけど、ほとんど2人で会話したりしてるもんね!」
「そうだよな。2人で居てゲームしようとは思わないよな。でも、課金のやりすぎはダメだぞ!羨ましいしな」

「裕翔…最後の言葉で本音出てきて、そのせいで説得力ないよ…でも、真夜との時間を大切にしてるんだね。」

「一緒に住んでてケンカしたり、話もしないのって嫌でしょ」
「真夜と裕翔ってケンカするの?」
「たまにするぞ?真夜が言う事を聞かない時とか。」
「するんだ!どのくらいの頻度で?」
「一緒に住んでから大きいケンカは2回くらいしたか?」
「うん、2回くらいしたよね?たぶん」

「4年近く一緒に住んでて2回って・・・・・ほぼケンカしてないじゃん。」
「そうかな?ケンカするような事もないからじゃない??」
「ないな。たまに真夜のアイス食べたくなるけど、キレられるの分かってるから食べないし」
「うん。わたしのアイス食べたら、裕翔がお風呂に入ってる時に給湯器の電源切るから!」
「だから、食べないって。そして、それはやめてくれ・・・・・そんな事されたら………真夜がトイレにいる時に電気消してやるからな!」
「それは怖いからダメ!」


「2人とも仲良しなのは良いけど…そろそろ戻ってきて?」
「あっ、ごめんね。久しぶりにケンカしちゃった。」
「それはケンカにならないでしょ・・・・・」

「たまにこんなケンカしてるぞ?」
「うん!究極のお仕置はお小遣いカットだけどねぇ~」
「それは究極じゃなく、鬼畜だな。」

「あんた達は仲のいいケンカだよね…」
「だいたいは真夜が怒ってるだけだぞ?言い返したらどうなるか…言う事聞かない時だけ怒るけど。そんなもんだな。」

「なんかさぁ、ちょっとガッカリしちゃったってのが本音かなぁ。もっとしっかりしてると思ってたのに。」

「花梨は彼氏くんにそうゆうの求めてるんだぁ」
「真夜は裕翔に求めてる事ってないの??」
「ないかなぁ?最近は脱いだ服も洗濯カゴにいれてるし。ご飯も残さず食べてくれるし。」
「まぁな。何かして欲しいって思っても、普段の生活でそうゆう風にしてくれるように出来てるもんな。」
「うん。いつの間にか裕翔がやってくれたりするからね。」

「2人と同じ様に考えた事が間違いだったわ…」



もちろんその日は俺は真夜の部屋で寝る事にした。
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