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将来について

出発前夜

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「ママ達が帰ってきなさいって言ってたよ~」
「やっぱりか!お盆終わった辺りにでも帰るか?」
「うん。なんかね?花梨も連れておいでだって!」
「そうだな。じゃあ花梨の予定も聞いといてくれ。それから日程考えるか。」

「今日のバイトで花梨に聞いてみるねぇ~!」
「てか、真夜と花梨が休んでも大丈夫なのかよ?」
「う~ん…3日位なら大丈夫だと思うよ?その代わり、他の日は全部入ると思うけどね」
「俺も間違いなく、そのパターンだな…」

親達も花梨との交流を持とうとしてくれていると思うと、ちょっと嬉しい気がした。
俺にとっても花梨は大切な友達だし。
それに完全に立ち直った訳では無いと思うし、ちょうど良かったと思う。

――――――――――――――――――――

「ねぇ花梨!ママたちが花梨も連れて帰っておいでって言ってるんだけど!」
「えっ?私も行ってもいいの?」
「もちろん!お盆終わるくらいに帰ろうと思うんだけど?」
「お婆ちゃんのお墓参りに行けたら、他に用事もないし大丈夫だよ!」
「良かった!じゃあ店長に相談しようね!」

嬉しそうな花梨を見ると、私も嬉しくなる!
花梨とはずっと友達でいたいって思うしママと裕翔ママみたいな関係になりたいなぁ。

――――――――――――――――――――

俺たちはお盆でバイトが忙しかったが、なんとかそれを切り抜けて休みを取った。

実家に帰る日は午前中に行こうと思うから、花梨はうちに泊まることになった。

もちろん、お酒は飲まずに普段通りの生活なんだけど。
お風呂場からは、キャッキャと2人の笑い声が聞こえてくる。

「ちょっと真夜のパンツ透けてるじゃん!」
「花梨もでしょ~」
「私のは下地あるもん」
「あっ、そうゆうのも可愛いね」

聞こえてるって事を理解して欲しいな・・・・・
まぁ、お茶くらい用意しといてやるか。

2人ともショートパンツとキャミソールを着てお風呂から出てきた。

「おまたせぇ~!裕翔も直ぐに入る?」
「入るかな…冷たいお茶用意しておいたから、飲め!」

真夜はピンク…花梨は黒と白…

あんな話されたら、足の付け根を見ちゃうよな・・・・・
ショートパンツの隙間から見えるパンツをチラ見してお風呂に向かった。
非常に情けないと思うけど・・・・・男のロマンだ

洗濯カゴの上には2セットのパンツとブラジャー・・・・・

隠せぇーー!

って思いながら。俺のシャツで隠しておいた。
でも、花梨のパンツ可愛いな。

隣の畑は青く見える。と言うけど。浮気する奴ってこんな気持ちなのかな?
てか、俺は彼女いないし浮気も何もないけど。
まぁ、真夜で全ては事が足りてるから何も無いんだけど。

シャワーから出ると、真夜と花梨はゲームをやっていた。
真夜は自信満々に教えているらしい・・・・・

後ろから見ると、花梨は左右に動いている。
「花梨、動きすぎだよぉ~!」
「動いちゃうんだもん!」

ソファに座りながら2人でゲームに夢中。
俺はテーブルの横に座りながら、画面と2人を見ていた。
2人ともショートパンツからパンツが見えてるけど・・・・・
まぁ、見ちゃうよな。

「裕翔~助けて。真夜早いの…」
「代わるか?」
「裕翔早いからだめぇ!」

結局俺が代わって真夜を撃破。

「ずるい…」
「裕翔うまいねぇ!」

不貞腐れる真夜と喜ぶ花梨。

花梨を真ん中に座らせてアドバイスを送りながら真夜と花梨の対戦。

「裕翔!花梨動くから押さえつけて!!」
「動かないようにするけど、押さえてて?」

俺は花梨の腰に手を回して押さえ付けた。
それでも動く花梨。

むにゅって柔らかい感触が手に伝わる。

カーブになって。
「真夜飛べ!」

ドンッ!

「裕翔?真夜も押さえつけた方がいいんじゃない?」
「真夜も抑えるか?」

真ん中に座って、2人を押さえつけた。
やっぱり花梨の方が大きいな。

てか、2人ともノーブラかよ・・・・・

慣れて動かなくなった頃、ようやく俺は解放された。

「花梨も裕翔もそろそろ寝ようか?」
「真夜が眠いだけだろ?」
「うん…バレちゃった?」
「真夜は規則正しいからね。ベットで寝ようね!」

俺は真夜の部屋に向かおうとしたけど、真夜と花梨に手を引っ張られてベットで寝る事になった。

「真夜に叩かれるから、裕翔も来て?」
「花梨に潰されるから裕翔も寝よ?」

「お前ら2人とも寝相悪いよかよ!」

俺は腕を広げられて、俺の胸の所で真夜と花梨は話している。
2人が抱き合ってるのか?2人が俺に抱きついてるのか?
よく分からないけど、おっぱいの感触だけはわかる。

無になろう…

真夜は先に寝て、寝返りを打って壁に激突してる。
花梨は俺の上に乗っかってきた。

はぁ

花梨は寝てる。
寝てるけど。鼻を啜ってる。
目には涙。

「寂しいよぉ」

俺は花梨を抱きしめて。
壁にへばりついてる真夜を抱き寄せて寝た。

友達として、花梨を早く立ち直らせてあげないとな。

俺は花梨の幸せを願った。

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