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元カノ
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今日は高校の友達と遊ぶ事になっていた。
久しぶりに仲の良い友達と会って、お互いの大学生活や近況について話をしていた。
もちろん、真夜とルームシェアしている事は言わなかったけど。彼女が出来た奴もいれば、そうじゃない奴もいる。
俺もいない側なんだけど、別に作ろうとは思っていなかった。
男4人でカラオケに行って盛り上がっていると、彼女持ちの奴が、彼女とその友達と合流したいって言い出した。
断る理由もないから、合流する事になった。
しばらく経つと、女の子が4人来た。
なんか、コンパみたいだな…
その中に・・・・・
「ひろくん…久しぶりだね……」
俺の隣に座ったのが、来未くるみだった。
「うん…久しぶりだな」
高校の時に自然消滅した彼女だった。
非常に気まずい…
みんな元同級生って事もあって盛り上がってるんだが…
「そういえば、裕翔と来未って付き合ってなかったか?」
「そんな事言ったらだめだよ~!」
悪意のあるイジりでは無い事は、分かっている。
気まずさは有ったけど、話してると意外と盛り上がっていたからだ。
カラオケが終わると変な気をきかせて、来未と2人で帰ることになった。
「ひろ君と歩くの久しぶりだねっ!」
「そうだな…一緒に帰ったりしてたしな。」
「あの頃は、あまり手も繋げなかったよね。」
来未は手を繋いできた。
「今だけ、あの頃に戻ってみようよ!」
「何か意味あるのか?」
「もぉ~つれないなぁ。だめ?」
「いや、別にいいぞ?」
正直、話していると楽しかった。
子供の延長線の付き合いだったけど。楽しかったのは事実。
楽しかったからこそ、大学の進学の為にお互い距離を置いんだったな。
真夜と元彼もこんな感じなのかな?
手を繋いだまま近くの公園で話を続けた。
「やっぱり、私はひろ君がすきだったなぁ。一緒にいて楽しかったし。どうして距離をおいちゃったのか…ばかだなぁ・・・・・」
返答に困ってしまった。
もちろん、気持ちが無かった訳じゃないし。
一緒にいて楽しいと思う。
でも、今は彼女を作ろうとは思えない。
なぜ?
わからないけど。
「ごめんね…あの時もひろ君の中にちゃんと、私がいるのは分かってたんだけど。私よりも大きな存在がある事に気づいちゃったんだよね。その子の事は私以上に大切に思ってるんだろうなぁ…とか、今は上手くやってるのかなぁ?って、気にしちゃったりするの。」
多分、真夜の事だろう。
来未といる時に何度か真夜と会っている。
真夜との接し方は今と変わらないから、誤解を招く事はないと思うんだけど。
「それって、真夜の事だよな?大切だけど、幼なじみだからな。」
「幼なじみって聞いてたけどね。その子が羨ましかったし、妬いちゃう自分が許せなくなっちゃったの…」
そうゆう風に思ってたのか。
今、来未とルームシェアをすると、上手くやれるだろうか?
きっと、いや、間違いなく無理だろうな。
「困らせたい訳じゃないの。ごめんなさい…今は私にも大切な人がいるから。でも、最初に付き合った人だし。後悔もしたから。ひろ君は特別な人なの!」
気が付くと、来未は俺と唇を重ねてきた。
「ごめんなさい。どうしても、初めてはひろ君が良かったの。これで私も前に進める。」
唇を重ねるのは3人目。
真夜とはチュー。花梨とは事故
真夜との温泉のはチューにしよう…
ちゃんとした、キスは来未とが初めてかもしれない。
さっきから、勇気のいる言葉を言ってくれてて、そのままと言うのもダメだよな…
俺からも来未にキスをした。
「俺もキ・ス・は多分、初めてだよ」
「多分?」
「ほらっ、昔に幼なじみとチューしたりしてたからな。」
「そっか!でもね?チューもキスも同じだよ?」
「いや、チューはチュー。キスはキスだろ?」
「ひろ君って・・・・・意外と天然な時があるよねっ!」
「え?それはない。」
「じゃあ、ひろ君に影響を与える人が天然さんなのかな?」
「それは…否定できないな。」
「ひろ君って、信じ込んじゃうと、間違えた事でも一直線になる時があるから、気を付けてね!」
「あぁ、気をつけるよ。」
付き合ってただけあって、俺の人間性を理解してるんだよな。
阿吽の呼吸の真夜とは、ちょっと違うかな。
そして、家に帰ったが。
真夜も元彼と会って気持ちが落ち着くとか、あるのかな?
久しぶりに1人で朝まで寝ると、考え込んで夜中まで眠れなかった。
久しぶりに仲の良い友達と会って、お互いの大学生活や近況について話をしていた。
もちろん、真夜とルームシェアしている事は言わなかったけど。彼女が出来た奴もいれば、そうじゃない奴もいる。
俺もいない側なんだけど、別に作ろうとは思っていなかった。
男4人でカラオケに行って盛り上がっていると、彼女持ちの奴が、彼女とその友達と合流したいって言い出した。
断る理由もないから、合流する事になった。
しばらく経つと、女の子が4人来た。
なんか、コンパみたいだな…
その中に・・・・・
「ひろくん…久しぶりだね……」
俺の隣に座ったのが、来未くるみだった。
「うん…久しぶりだな」
高校の時に自然消滅した彼女だった。
非常に気まずい…
みんな元同級生って事もあって盛り上がってるんだが…
「そういえば、裕翔と来未って付き合ってなかったか?」
「そんな事言ったらだめだよ~!」
悪意のあるイジりでは無い事は、分かっている。
気まずさは有ったけど、話してると意外と盛り上がっていたからだ。
カラオケが終わると変な気をきかせて、来未と2人で帰ることになった。
「ひろ君と歩くの久しぶりだねっ!」
「そうだな…一緒に帰ったりしてたしな。」
「あの頃は、あまり手も繋げなかったよね。」
来未は手を繋いできた。
「今だけ、あの頃に戻ってみようよ!」
「何か意味あるのか?」
「もぉ~つれないなぁ。だめ?」
「いや、別にいいぞ?」
正直、話していると楽しかった。
子供の延長線の付き合いだったけど。楽しかったのは事実。
楽しかったからこそ、大学の進学の為にお互い距離を置いんだったな。
真夜と元彼もこんな感じなのかな?
手を繋いだまま近くの公園で話を続けた。
「やっぱり、私はひろ君がすきだったなぁ。一緒にいて楽しかったし。どうして距離をおいちゃったのか…ばかだなぁ・・・・・」
返答に困ってしまった。
もちろん、気持ちが無かった訳じゃないし。
一緒にいて楽しいと思う。
でも、今は彼女を作ろうとは思えない。
なぜ?
わからないけど。
「ごめんね…あの時もひろ君の中にちゃんと、私がいるのは分かってたんだけど。私よりも大きな存在がある事に気づいちゃったんだよね。その子の事は私以上に大切に思ってるんだろうなぁ…とか、今は上手くやってるのかなぁ?って、気にしちゃったりするの。」
多分、真夜の事だろう。
来未といる時に何度か真夜と会っている。
真夜との接し方は今と変わらないから、誤解を招く事はないと思うんだけど。
「それって、真夜の事だよな?大切だけど、幼なじみだからな。」
「幼なじみって聞いてたけどね。その子が羨ましかったし、妬いちゃう自分が許せなくなっちゃったの…」
そうゆう風に思ってたのか。
今、来未とルームシェアをすると、上手くやれるだろうか?
きっと、いや、間違いなく無理だろうな。
「困らせたい訳じゃないの。ごめんなさい…今は私にも大切な人がいるから。でも、最初に付き合った人だし。後悔もしたから。ひろ君は特別な人なの!」
気が付くと、来未は俺と唇を重ねてきた。
「ごめんなさい。どうしても、初めてはひろ君が良かったの。これで私も前に進める。」
唇を重ねるのは3人目。
真夜とはチュー。花梨とは事故
真夜との温泉のはチューにしよう…
ちゃんとした、キスは来未とが初めてかもしれない。
さっきから、勇気のいる言葉を言ってくれてて、そのままと言うのもダメだよな…
俺からも来未にキスをした。
「俺もキ・ス・は多分、初めてだよ」
「多分?」
「ほらっ、昔に幼なじみとチューしたりしてたからな。」
「そっか!でもね?チューもキスも同じだよ?」
「いや、チューはチュー。キスはキスだろ?」
「ひろ君って・・・・・意外と天然な時があるよねっ!」
「え?それはない。」
「じゃあ、ひろ君に影響を与える人が天然さんなのかな?」
「それは…否定できないな。」
「ひろ君って、信じ込んじゃうと、間違えた事でも一直線になる時があるから、気を付けてね!」
「あぁ、気をつけるよ。」
付き合ってただけあって、俺の人間性を理解してるんだよな。
阿吽の呼吸の真夜とは、ちょっと違うかな。
そして、家に帰ったが。
真夜も元彼と会って気持ちが落ち着くとか、あるのかな?
久しぶりに1人で朝まで寝ると、考え込んで夜中まで眠れなかった。
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