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02.初セックス
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連れられて来たのはラブホテルで登志は何度も来たことがあるのだろう、俺に訊くでもなく部屋を選びエレベーターへと促す。
俺は結婚してからラブホを利用したことなかったし、それまでだって数えるほどしかなかった。
薄暗い廊下の先で『ここだ、ここにおいでよ』と点滅し主張する部屋番号のドアを開けると簡単に開いたのに、閉じる時は大きな音を立てて鍵が締まった。
もう逃げられない……って気分になるのは今さらだったし、自分で望んで願い出たことなのに心臓がドキドキする。
いつも出張なんかで使うことのあるビジネスホテルとは違って部屋へは靴を脱ぎ上がり、更に内ドアを開けると大きなベッドがメインな客室が待ち構えていた。
登志はバッグを床へ置き、壁のハンガーに自分と俺の上着を掛けると、既に点いていたテレビの前にあったウェルカムドリンクのメニューを覗く。
「なに飲む?」
訊かれ、
「いや、俺は……」
俺は良いよ、と言いかけたが、
「どうせゴムとかローション頼まなきゃだし、シャワー浴びてる間に来るよ」
やはり慣れた様子の登志が言うのに、俺はウーロン茶を頼んでもらった。
登志に先にシャワーを浴びてもらってる間に、ルームサービスが届いたチャイムの音がした。
内ドアの向こうに人の気配と物音がするのに俺は落ち着かない。
直接顔を見られる訳ではないけれど、脱いで置かれた靴を見れば男2人の客だというのはバレバレだろう。
そもそもフロントやエレベーター、廊下にだって防犯用のカメラはあるだろうから部屋に入るまでに見られていたはずだ。
外ドアの鍵の締まる重たい音と、内ドアのあちらの気配の無くなったのに、俺は届けられたルームサービスを部屋のテーブルまで持って入った。
グラスに入ったウーロン茶と、コーラ。
それからローションとコンドーム。
ローションはアナル用の粘度の高く乾きにくいものらしく、コンドームは3つ入りの小さな箱だがアメニティーのものよりも大きなサイズなのだろう表記がされている。
登志のちんぽはデカいって自分で言ってたけど……想像してみて、更にドキドキする。
期待や興奮のドキドキだ。
いつもアナル性感マッサージのお店へ行く前のものと同じ。
けれど今夜はディルドでもペニバンではなく、本物のちんぽで責めてもらえる。
ずっと憧れていた本物のセックス。
今夜は『酔い潰れた同僚を家に送り、自宅とは反対方向だから終電を逃してしまうしそのまま泊まらせてもらう』と嫁に連絡した。
今日は金曜で明日は休みだから。
しょうがないなってスタンプでの返信が来て、スマホはマナーモードのままカバンの底へしまった。
嫁に申し訳ない気持ちはあるのに、これから起こることへの想像だけで俺は既に勃起していたし、手持無沙汰にローションのボトルをいじりながらもケツの穴がうずうず♡ していた。
シャワーを浴び終え戻って来た登志を見ると、腰にタオルを巻いただけ。
スーツの上からもがっしりとした体つきは分かっていたけれど、俺だってそこまで貧弱な訳じゃない、学生時代はスポーツをしていたし今だって時間があればジムにだって行く。
それでも彼は幾分着やせして見えていたようで、裸の上半身は俺より逞しい。
腰のタオルで隠れただけの太ももの張りも太く、あの布1枚向こうに登志のちんぽが……って意識して期待が胸をますます苦しくさせた。
俺もシャワーを浴びようとソファから立ち上がり、ドアのない開放型の洗面スペースで登志が髪乾かしてる後ろで服を脱いだ。
大きな鏡越しに視線がチラチラと俺を見てるのが分かる。
見られながら服を脱ぐと、期待して勃っているちんこも見られてしまった。
バスルームでケツも洗う。
シャワ浣のやり方も知っているし、嫁不在の家でアナニーする時に何度もしたことがある。
バスルームへ持ち込んだローションを指に乗せて、グチュグチュ♡ と馴染ませるよう解すのに濡れたグチュ音響いてるの興奮する。
ケツの準備してる間にちんこガン勃ちになってて、身体も頭の中も興奮にほてってて。
バスルームのドアを開けると待ち構えてたみたいな視線にじっとりと見られて、俺は腰に巻いていたタオルを外しベッドへと乗った。
既にシーツの上は登志の体温で温かくなっている。
掛け布団で隠れていたけど、登志の腰からもタオルは外されていて丸見えのちんぽは上向いていた。
すごい。
本当に大きい。
こんなデカちんぽ初めて見た♡
「直瀬くん、見すぎ」
登志は笑うが、見せつけるようちんぽを扱きながら早く近くに来いと言うよう手を伸ばす。
俺はその手に縋り付くよう握り返しながら彼の隣に膝をつき座り込み、風呂から持ち帰ったローションのボトルを枕元へ置く。
これも枕元へ持って来てくれていたらしいウーロン茶を飲むよう促され、アルコールと風呂上がりに渇いた喉へごくごくと音を立てて流し込む。
髪は乾かさずに来てしまったが寒くもないし、自然に乾くだろう。
「このちんぽで良い?」
訊かれ、
「うん、すごい……ちんぽ♡」
逞しく上を向くデカちんぽに俺が見惚れて言うと、繋いでいた手を引かれちんぽを握るよう促された。
ガチガチに硬くて、サオなんて片手では回りきらない。
やはり遊び慣れているのか淫水焼けした黒チンで、これでたくさんの女や男を泣かして来たんだろうイケメンのちんぽ。
「カッコいいちんぽだね」
ゆっくりと扱いてやりなら言うと、
「ちょうどいい力加減でシゴくね」
手コキを褒められるのはもちろん初めてのことだ。
「やっぱ男は初めてでも分かってるから、手コキもフェラもすぐ上手くなるよ」
言いながら俺の股間にも手を伸ばして来た登志に、ちんこを握られる。
嫁さんとアナル性感マッサージ店の嬢にしか触られたことないくらい、俺の経験人数は少ない。
俺は膝を開き勃起ちんこの先濡れて来るまで扱かれたあと、ちんこの先を咥えられ腰を震わせた。
嫁さんはフェラが好きじゃないから本当にたまにしかしてくれないけど、嬢には何度かプロのテクニックを受けたちんこ。
だけど登志の口の中は、嫁さんのよりも嬢よりももっと気持ち良かった。
先っぽもカリ首もサオも蕩けそうなほど気持ち良くて、タマまで舐めてくれる。
女より大きな咥内でレロレロと舌を動かされ、先っぽの割れ目にも舌を突っ込まれ、同時にサオを扱かれながら、グチュグチュと音を立て吸い付くストロークされる。
営業部同期のエース、女子社員に人気で、社内に美人の彼女も居る登志が、俺のちんこ咥えてるってだけでもヤバいのに音も視覚も快感も凄すぎて――俺は秒で、
「あ! あ! 出る! 出るっ!」
って喘いでた。
だけど駆け足で登り詰めるような射精欲の途中で口から出され、ビクビク♡ と震えるちんこの根元からタマへ、ケツへと舌が辿って行き、
「いくら何でも早いよ。そんなんで嫁さん悦ばせられんの?」
鼻先で笑うような息を吐き言った登志の舌先が、アナルの皺の上をチロチロ舐め始めるのに俺のケツがヒクヒク♡ する。
こんな時に嫁さんのこと言われたくないのに、言われた瞬間カッと血の上った頭のなかますます興奮物質弾けるみたいに赤くなって。
そのまま舌をねじ込まれたかと思ったら、ヂュブ♡ ヂュブ♡ と下品な音を立てて吸われたりキスされた。
アナル舐めは嬢にもしてもらうけどそれはいつも表面だけ舐められながら手コキされるプレイで、こんなディープキスみたいなことされるのは初めてだ。
いつもなら指先にゴムサックをつけられほじられるケツの穴に、登志のベロがレロレロ♡ ズブズブ♡ と入ってくる。
腰が揺れてしまうのを、逞しい腕で強く咎められる。
仰向けに寝そべった状態で、腰の下に敷かれた枕で登志の舐めやすいよう角度をつけられ、足は限界まで開いたまま。
だらしないというよりも男として無様なカッコを晒してるのに、抵抗できないでいる。
「すっげぇ、ヒクヒク喜んでる」
言われ、羞恥に膝を閉じそうになったがさせてもらえない。
それどころか今度は指を突っ込まれ、登志の口は濡れた音を立てながらタマを舐めてから、ちんこに帰って来た。
「ケツも柔らかいね、さすがプロの仕込み」
笑うように言われ、2本の指先で前立腺を擦られる。
無防備なメススイッチに跳ねるよう腰が揺れ、生理的に責めから逃れるよう浮いた腰に笑われる。
「逃げない、逃げない。いっぱいイこうな?」
言う登志にまたちんこ吸われて、指を増やされた。
「ゴム……とか使わないの?」
やっと訊けた俺に、
「ゴム? ……ああ、手マンに? 店だとカバーするか。生の指ちんぽ抵抗あった?」
訊かれながら登志の指にグチュ♡ グチュ♡ と責められ出すケツ穴に、
「ぁあ……ッ♡ っぁ♡ んッ♡ ~~ん♡ ~~んぅッ♡」
俺は身を捩り悶えながら答えることが出来なかった。
手マンと言われて、初めて嬢以外からケツの穴をおまんこ扱いされたと自覚して。
前立腺を責める指を指ちんぽって言われるのにも興奮する。
「やめる?」
って訊かれたの切なくてイヤイヤするよう首を横に振り、一旦行かれた指ちんぽまた突っ込まれたのに、
「ぁ……あぁ、っんん♡♡♡」
歓喜の声を漏らした。
嫁の知らない俺の姿。
今まではプロのお姉さんにしか見られていなかった痴態を、同僚に見せている。
そのことにも、ものすごく興奮している。
登志が時々俺のこと嘲るよう舐めた態度で嗤う仕草は、男であるプライドを侵食され胸をザワザワさせるのに、同時にゾクゾク♡ している。
同じ男に情けない姿を嗤われ、どうして俺はこんなにも興奮してしまうのか?
いつも指名している嬢もどこか高圧的なプレイスタイルのひとだって思い出す。
酷い言葉を投げつけられたりはしないしむしろ『可愛い♡』『いい子♡』と褒めてもくれるが、いつも冷たい目をしている。
嫁もおっとりとした可愛いタイプだし今まで自覚は無かったけれど、俺は……じっとりと責められるのが好きなんだろうか?
否定したい――って気持ちに心臓がギュッとなったが、俺の痴態を見下ろす登志の目付きにゾクゾク♡ 来る。
登志の声はずっと優しくて、俺のペースでゆっくりと進めてくれるつもりでいるようだけど――その目はギラつく光を隠しきれていないし、俺を掴む強い力は逃してくれない。
舌なめずりでもしそうな口が口角を上げて、
「そろそろイこうか?」
俺のアナルをいじる指が前立腺を押し上げぐぽ♡ ぐぽ♡ と揉みほぐしながら、それをメスしこりにしていく。
いつも嬢に『おんなのこになっちゃうわね~♡』って煽られて、どんどん高い声出ちゃうそれ。
熱くてたまらない身体で身悶えながら両手で口を塞ぐ俺に、
「もっと可愛いメス声出るだろ? 直瀬」
登志は手マンする手を激しくしながら優しげに煽ってくる。
優しい声で暴かれるの嬉しくて♡
「大丈夫だよ、直瀬くん。この部屋の中では直瀬くんはおんなのこだから」
ちんこも扱かれて、浮き上がる腰にキュン♡ キュン♡ に締まるアナル。
「あぁ♡ あッ♡ あッ♡ あッ♡ ~~んあッ♡ んあッ♡ んあッ♡」
シーツの上を強く蹴りながら、
「ッああああああッッんんん♡♡♡」
俺は悲鳴のような声で女のよう喘ぐ。
「ほら、可愛くなって来た♡ 直瀬くんのメス声もイキ顔も可愛いよ」
グチャグチャにローションを掻き回すみたいにして言う登志の声を聞きながら、俺はケツとちんこ責められイッた!
ちんこの根元から精管を一気に飛び出して来た精子はビュー♡ ビュー♡ と大量に射たれガクガクの腰は止まらない♡
長い射精時間に快感と開放感凄くて、
「あ"~~ッ……あ"~~ッ……あ"~~ッ……」
ずっと声は出続けてた。
緊張が途切れるようカクンと腰を落とし、
「すごいね、溜まってた?」
俺は訊かれるままうなずく。
嫁は生理だったし、最近はおこづかい足りなくてお店にも行けてなかった。
嫁が居る家ではアナニーもできなくて、ずっと腰が重かった。
ドロドロだったろう精子で射精するの気持ち良すぎたし、あんなに勢いよくたくさん出したのにタマはまだ重たい。
「直瀬くんの精子の雄の匂いでノッてきた」
登志は軽薄に言うと、萎えた俺のちんこの先にチュバ♡ チュバ♡ と吸い付いてから、またアナルに指入れしてくる。
イッたあとヒクついてたアナルが弛緩し始めたかと思ったのに、またメスしこりをこりこり♡ と擦られ、俺は快感にもんどり打つ。
今度は優しく擦られてるだけなのに、さっきよりすぐイキそうになる。
声を上げつつ逃げる腰に、登志の指がつるんと抜けた。
「ハッ♡ ハッ♡」
と息を荒げながら自らケツを左右に引っ張り男に割れ目を晒し、手マンを待ってる俺に登志は笑いながらまた指ちんぽをくれる♡
どうしても快感が過ぎて逃げそうになる腰を、今度の登志は押さえつけても引き寄せてもくれない。
逃がさないよう掴まれることのない身体が逃げるたびに指ちんぽは抜けて、その度に俺は息を荒げながら指ちんぽ入れてもらえるようケツを開く。
何度もケツだけでイキそうになりながら、何度も絶頂を逃した。ケツなのに寸止めみたいな状況に追い込まれ、気づくと俺は泣いている。
めちゃくちゃ気持ちイイのにイケない!
なのに自分でちんこ擦ろうとすると、登志にその手を剥がされる。
「イキたい……ケツ寂しい……、ケツイキ欲しい♡」
哀れっぽくケツを開きながら懇願する俺に、また登志の指ちんぽが入ってくる♡
今度こそって媚びるケツの中は、もうトロトロなのだろう、
「気持ちヨさそ♡」
登志の声に、ゾクゾク~~っ♡ ゾクゾク~~っ♡ って震えた。
俺のケツは完全に性器にされて、ギラついた雄のための穴になってる。
いつもなら女性に可愛がられるように責められ、擬似交尾のよう無機質なシリコンちんぽで責められるメス穴。
いつもだってスポーティな腰振りをする嬢のピストンに身も世もなく乱れて狂ってしまうのに、今夜は俺よりも体格の良い登志の本物ちんぽで責めてもらえるんだ♡
本物ちんぽ欲しいって思うようになってから、何度も妄想した。
だけどどんな妄想よりも雄々しくて逞しいリアルなちんぽを勃起させてくれてる登志に俺は脳までメスになる。
俺の恥ずかしい姿を見て、あんなに硬く血管まで浮かせてくれてる登志のちんぽ♡
腹を打つほど急な角度で上向いてる♡
アレを俺のまんこに入れたいって思ってくれてるんだろうか?
登志が? 俺の同僚が?
俺で興奮してくれるの?
「あああああッ♡ あああああッ♡ あ♡ あ♡ ッあ♡ ッあ♡ ッああああああ~~♡♡♡」
今度はイクまでケツだけで喘がされ、喘ぐ息に乾いた唇を舐めた俺は登志のちんぽに媚びる。
「はぁッ……は……ぁんッ♡ 本物ちんぽ……欲しい、です♡」
激しくイッてまだ身体震えてるのに必死で懇願する。
早く欲しい♡
あのバキバキのリアル肉棒が欲しい♡
男の欲望に犯されたい♡
もっともっと俺をメスにして欲しい♡
登志のちんぽの先に触れながら、
「お願い……」
って言うと、ハアッ……と強い息を吐いた登志の手が俺の手を剥がし、枕元のデカサイズコンドームを取り上げる。
登志の黒ちんぽの先っぽからピンク色のゴムが着けられてくのを俺はドキドキ♡ しながら見守る。
その幹がビキッ♡ てまた大きくしなった気がして、興奮はヤバい。
嬢とのプレイで使ったいちばんゲージの太いディルドより太いかも知れない。
いつものペニバンより明らかに長いし、アレもある程度硬さとしなりのあるシリコンとはいえ目の前のちんぽほど凶悪に硬くは無いだろう。
「せっかくの初めてなんだから、じっくり楽しもう」
登志は言って、ニヤッといやらしい笑いを浮かべた。
ゴムの着いた登志のちんぽの先っぽが、四つん這いになった俺のケツ穴の入り口に当てられてヌルヌルごしごしと擦られる感覚は、早く♡ 早く♡ と急くのに焦らされてるみたいで、俺はどんどん膝を曲げケツを突き上げ、ちん乞いポーズでその時を待つ。
少しちんぽの先に力を込められて、くぬっ♡ と入りかけたと思った瞬間に出ていく感触に、グズる声と吐息を漏らし、
「はやく、ちんぽ♡ 本物ちんぽぉ♡」
ケツ穴パクパクさせてねだる言葉がどんどん露骨に卑猥になってった。
俺の中に作られたメスの本性を呼ぶようにして、
「直瀬くんは、本物ちんぽ欲しくて同僚にねだるくらいだもんなあ」
声は優しいのになぶるような声が俺を羞恥させる。
「店のお姉さんに開発されて悦んでるなんて、女よりメスじゃん」
くぽっ♡ くぽっ♡ と登志のちんぽの先が掠めるよう入り口を擦っては出ていく。
「あっ……あっ♡ もっとぉ♡ ちゃんとハメてよおぉ~」
鼻をグズグズさせながら情けなく言う俺に、
「初めてなんだから優しくしなきゃ、だろ?」
登志は言うけど、俺は早くブチ込まれたい!
焦らされるの限界で、もっと中を……指ちんぽじゃ届かない奥まで、
ズブ♡ ズブ♡ ズブ♡ ズブ♡ ズブ♡ ズブ♡ ズブ♡ ズブ♡
突いて、突きまくって、本物ちんぽを教えて欲しい!
「やっ……やあッ……、優しいの無くていいからぁ♡ 本物ちんぽ欲しいからぁ♡」
甘ったれた声でねだる俺の中に、ぐぽっ♡ ぐぽっ♡ とさっきよりももう少し深くちんぽの先入って来た♡
嬉しがる身体が調子に乗るよう付き上げる動きで腰を揺らすと、更にぐぷぷッ♡ と深くなるハメ位置を調整するよう尻を押し返される。
けれど俺は自分から尻を振って、登志のちんぽの先、
ぬぷうぅッ♡ ぬぷうぅッ♡ ぬぷうぅッ♡ ぬぷうぅッ♡
と自分で出し入れしながら彼の腰の位置へ尻を押し付け擦り付ける。
登志のデカいちんぽは先っぽも大きい。
しかもカリが凶暴なほどの角度で、ハメられたとこから抜かれるとき直腸の肉襞を逆向きに捲られるようもっていかれそうな衝撃。
「ディルドアナニーしんてじゃねーぞ」
ラフに言われたかと思ったら、フんッ! と勢いをつけた登志のちんぽがバチュッ! と俺の中にぶち込まれた。
「お"おンッ!! ン"ぉお"お"おおおッ♡」
強い衝撃に身体が壊れたみたいにビクついて、気づけばメスよりも雄の声を漏らしてイッてた。
イキながらビクつきが止まらない身体がシーツの上に崩れ落ち、ドロドロと精子をこぼすちんこも震える。
射精というよりもお漏らしみたいなそれを感じつつも身動きがとれないでいる俺に、
「トコロテン垂れ流してだらしないねえ」
登志は言いながら俺の両手首を後ろから掴むと、グイッと引き寄せるようテンションを込めながら、さらに腰を打ちつけた。
そのままバコバコとぶち込まれ続けるちんぽに、直腸を擦っていたちんぽの先はどんどんと深くまで開いていく。
突かれる度に息が止まり、抜かれながらガクガクと震えるのを繰り返し――俺の目の前は真っ白になる。
後ろ手に手首を拘束され引き寄せながら腰がぶつかってくる。
ちんぽの先が腹の奥まで届き、容赦なく引かれては打ちつけられるのに真っ白になりながら、
「あ~~~ああああああ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”~~♡♡♡ ああ”あ”あ”あ”~~!!!! ンあ”あ”!! ンあ”あ”!! ッひああああ”あ”♡♡♡ あ”あ”あ”~~♡♡♡」
ただ悲鳴のような喘ぎを上げるしかできなかった。
ちんぽすごい♡
本物ちんぽすごい♡
これがセックス♡
これが本物ちんぽの雄交尾♡
「ほんと、処女とは思えないほど開発されちゃってるよね! 直瀬くん」
遠慮なくオナホ代わりに俺のケツを使うようにして、登志が言う。
処女と言われたが、既に何度も何度もペニバンで掘られては絶頂を経験していた俺のケツ穴は縦に割れている。
「ン~~~~? 本物ちんぽ気持ちイイ?」
登志の声に、
「気持ぢい"!! 気持ぢい"い"~~!! 本物ちんぽでおまんこ気持ぢい"ですッッ♡♡♡」
頭の中熱でトロけてバカになった俺はイキながら答える。
いつもペニバンで掘られながら嬢に答えてる時みたいに、自分から素直におまんこと認めて答えてしまっている。
「へ~え、おまんこ気持ちイイんだ? ちんぽでおまんこにされちゃってるね、直瀬くん」
「あ……ひぃ…んッ♡ んッ♡ んッ♡ んッ♡ んッ♡ ちんぽぉッ♡ おちんぽッッ♡ おちんぽッ♡ おちんぽッッ♡ 登志の本物おちんぽ♡ すごいよおおおおォォ~♡♡♡」
ちんぽにおまんこって煽られて、俺のメススイッチは完全にキマったまま戻らなくなる♡
嬢からペニバンを『おちんぽ』と呼ぶよう躾けられていたから、俺を犯すおちんぽへのリスペクトが止まらない♡
「本物ちんぽ嬉しい? 直瀬くん」
「うれしい……ッッ♡ 本物おちんぽうれしいッッ♡」
「もう偽物ちんぽには戻れなくなるかもなあ」
「本物がイイよぉ♡ 本物おちんぽがイイよぉ♡」
本物のおちんぽは硬くて滑らかであったかくて、それに背後で振られる腰の強さにたまらなく雄を感じる♡
俺の奥まで入ってくる本物おちんぽは、時々ピク♡ ピク♡ と震え俺のおまんこで感じてくれてるのが分かる。
ぴったりみっちりと埋められるようなデカちんぽを、俺のケツは締め付けてる。
「くる♡ くる♡ すごいのくるぅ♡♡♡ 奥しゅごい♡ 奥まで肉ちんぽしゅごいぃ♡ ッあ♡ アッ♡ アッ♡ アッ♡ イく♡ イく♡ ケツでイッちゃううゔ~~♡ イぐぅゔゔ~~♡♡♡」
ケツイキだけじゃなくメスイキ来ちゃうのに、俺は仰け反りブルブルと震えた♡
メスイキしてる間は俺の快感の波に合わせるよう止まってくれる登志のおちんぽが深いところで止まってる。
ビクッ♡ ビクッ♡ て震えた登志のおちんぽもイクのかと思ったけど、またゆっくりと腰がスライドされピストンが始まるのに俺だけがまた後イキする♡
「あ~~ッ♡ 直瀬くんのおまんこ、俺のちんぽの先吸い付いてくる」
気持ち良さそうに言われ、ゾクゾク♡ ゾクゾク♡ 嬉しさの震えが来る。
「ちんぽ嬉しい? ちんぽ好きになった?」
訊かれ、
「おちんぽ嬉しいですッ♡ おちんぽ好きです♡ ちんぽ♡ ちんぽ♡ おちんぽしゅきぃいい♡♡♡」
ちんぽちんぽと言いながらまたメスイキしたら、俺のイキたいようにイかせてくれる登志。
その度に俺のまんこが喜んで、何度もイッてる♡
「体位変えようか?」
後ろから囁かれ、おちんぽを抜かれて、
「あンッ♡ おちんぽぉ……」
ケツが寂しくなって甘えた声を漏らした俺を登志は笑いながら仰向けにさせて、膝を割るよう開かせてから今度は前から正常位でおちんぽをハメてきた♡
その体位で高速ピストンが始まるのに、俺は悶えが逃げられない。
覆い被さってくる登志の唇が俺の首すじを舐めて、リップ音をさせて、両方の乳首を抓られるけどピストンが気持ち良すぎて痛みすら快感に錯覚する♡
喘ぎと荒い息に溺れるよう、ベロを突き出し涎を垂らしながら俺はまたイク♡ イク♡ 何度でもイク♡♡♡
最初は止まってくれてた登志の腰も、ケツでメスイキしまくる俺に呆れたのか――腰振りを止めてくれることもなくなったのに、俺はイキながらも鬼のような快感に半狂乱だった。
痙攣イキしながらガクガク♡ ガクガク♡ 腰を揺らし仰反ると前からハメられてるから深いところで繋がったまま、登志のおちんぽを締め付けている。
「うわ、イく! イく! 直瀬くん、イくよ!! 直瀬くんのまんこで本物ちんぽがイくよ!!」
射精を目指し突き込まれるピストン間隔の速さに、俺もまた追い上げられてイク♡
2秒に1回はイかされてるんじゃ無いだろうか!
ってくらいに容赦ない雄ピストンで、登志のおちんぽの先が俺の腹の中を突き上げて、またプシャァ! プシャァ! と潮を吹き上がらせたと思ったら、ハメ潮吹いてる俺のケツの中でぶるんッ♥ ぶるんッ♥ と付け根からデカちんぽ全体を大きく震わせるようにして登志のおちんぽも射精したのが分かった♡
す……ごい、本物ちんぽが俺のケツまんこでイッた♡
俺のケツで本当に気持ち良くなって交尾射精したんだ♡
ハーッ……強いため息が聞こえて、まだ繋がったままの登志は俺の足を抱えたまま額に薄っすらと汗を滲ませている。
俺ももう汗なのかなんなのか分からなくなるくらいぐしゃぐしゃになってたけど、生々しいくらい現実感を思い出させるセックス後の静寂が落ちて、だけど息は整わないまま。
「セックスしちゃったね」
楽しげに笑う登志の顔に見惚れて、俺は黙ったままうなずく。
嬢とは違い雄でしかなかった登志の腰振りの余韻に、俺はメスになったまままだ胸の奥をキュン♡ キュン♡ とさせている。
それからズルンッと登志のちんぽが抜かれ、俺はやっと足を閉じシーツの上に身体を投げ出す。
ビッグサイズのコンドームの中に吐き出された精子の量も、なかなかに凄かった。
ゴムの口を縛った登志が、それをティッシュに包みゴミ箱へと放り投げる。
まだヒク♡ ヒク♡ しているケツ穴はぽっかり♡ と開いてしまったようで閉じ切らず、腹の奥がまだジンジン♡ する。
それらを感じながらセックスの余韻に浸っている俺の頭の横で、登志はちんぽを扱きだしたかと思うと2枚目のコンドームの個包装の封を切った。
「え……っ?」
それに釘付けになる俺を見下ろし、
「まだ余裕だよね?」
登志はいやらしい笑みを滲ませながら俺を引き起こすよう引っ張る。
早くもガン勃ちになった登志のちんぽが、俺を待っている。
それを見るなり俺の尻の穴は疼いて、再び性器としての自覚をとり戻す。
対面座位に抱えられ、登志のちんぽがハメれてくなり俺のメススイッチも再び深く押し込まれ、膝の上に跨り立膝になる体勢で――俺は深く浅くを味わうようにおちんぽの刺激に夢中で腰を振りたくった♡
◆
翌朝ラブホを出てからカフェで簡単な朝食をとり、俺たちは駅で別れた。
電車に乗ってからやっとスマホを確認したら、嫁から着信があった。
俺は気まずさを感じながら、まだ電車なのでとメッセを送って返ってきたスタンプを確認した。
さっき別れたばかりの登志からの連絡はないだろうか?
と思いながら、俺だって特に言うことなんて無いって思い直しつつスマホをバッグへしまった。
風俗店を利用する時とは違う後ろめたさが、じわじわと襲ってくるのは感じてた。
いや、後ろめたいとなんて生優しいものではなく腹の底に溜まるような罪悪感。
だけど同じ腹の底に、快楽の余韻が今もまだ残っている。
その余韻も、アナル性感マッサージでは得たことのない――快感の更に向こう。
罪悪感と共に覚える背徳感に、俺の思考は昨夜の出来事を思い出す。
あれははっきりと嫁に対する不貞行為だったというのに、アレこそが俺本来の姿だったのでは?
という恍惚に酔う。
結局家に帰る前に、駅のトイレでケツをいじりながら手コキして抜いていた。
もう薄い精子しか出せない、空っぽの精嚢が悲しいくらいに軽く感じる。
また――おちんぽが欲しいよ、って言ったら登志は叶えてくれるだろうか?
俺のこと好みのタイプだって言ってたから、ワンチャンあるかな?
って下心はあった。
俺は結婚してからラブホを利用したことなかったし、それまでだって数えるほどしかなかった。
薄暗い廊下の先で『ここだ、ここにおいでよ』と点滅し主張する部屋番号のドアを開けると簡単に開いたのに、閉じる時は大きな音を立てて鍵が締まった。
もう逃げられない……って気分になるのは今さらだったし、自分で望んで願い出たことなのに心臓がドキドキする。
いつも出張なんかで使うことのあるビジネスホテルとは違って部屋へは靴を脱ぎ上がり、更に内ドアを開けると大きなベッドがメインな客室が待ち構えていた。
登志はバッグを床へ置き、壁のハンガーに自分と俺の上着を掛けると、既に点いていたテレビの前にあったウェルカムドリンクのメニューを覗く。
「なに飲む?」
訊かれ、
「いや、俺は……」
俺は良いよ、と言いかけたが、
「どうせゴムとかローション頼まなきゃだし、シャワー浴びてる間に来るよ」
やはり慣れた様子の登志が言うのに、俺はウーロン茶を頼んでもらった。
登志に先にシャワーを浴びてもらってる間に、ルームサービスが届いたチャイムの音がした。
内ドアの向こうに人の気配と物音がするのに俺は落ち着かない。
直接顔を見られる訳ではないけれど、脱いで置かれた靴を見れば男2人の客だというのはバレバレだろう。
そもそもフロントやエレベーター、廊下にだって防犯用のカメラはあるだろうから部屋に入るまでに見られていたはずだ。
外ドアの鍵の締まる重たい音と、内ドアのあちらの気配の無くなったのに、俺は届けられたルームサービスを部屋のテーブルまで持って入った。
グラスに入ったウーロン茶と、コーラ。
それからローションとコンドーム。
ローションはアナル用の粘度の高く乾きにくいものらしく、コンドームは3つ入りの小さな箱だがアメニティーのものよりも大きなサイズなのだろう表記がされている。
登志のちんぽはデカいって自分で言ってたけど……想像してみて、更にドキドキする。
期待や興奮のドキドキだ。
いつもアナル性感マッサージのお店へ行く前のものと同じ。
けれど今夜はディルドでもペニバンではなく、本物のちんぽで責めてもらえる。
ずっと憧れていた本物のセックス。
今夜は『酔い潰れた同僚を家に送り、自宅とは反対方向だから終電を逃してしまうしそのまま泊まらせてもらう』と嫁に連絡した。
今日は金曜で明日は休みだから。
しょうがないなってスタンプでの返信が来て、スマホはマナーモードのままカバンの底へしまった。
嫁に申し訳ない気持ちはあるのに、これから起こることへの想像だけで俺は既に勃起していたし、手持無沙汰にローションのボトルをいじりながらもケツの穴がうずうず♡ していた。
シャワーを浴び終え戻って来た登志を見ると、腰にタオルを巻いただけ。
スーツの上からもがっしりとした体つきは分かっていたけれど、俺だってそこまで貧弱な訳じゃない、学生時代はスポーツをしていたし今だって時間があればジムにだって行く。
それでも彼は幾分着やせして見えていたようで、裸の上半身は俺より逞しい。
腰のタオルで隠れただけの太ももの張りも太く、あの布1枚向こうに登志のちんぽが……って意識して期待が胸をますます苦しくさせた。
俺もシャワーを浴びようとソファから立ち上がり、ドアのない開放型の洗面スペースで登志が髪乾かしてる後ろで服を脱いだ。
大きな鏡越しに視線がチラチラと俺を見てるのが分かる。
見られながら服を脱ぐと、期待して勃っているちんこも見られてしまった。
バスルームでケツも洗う。
シャワ浣のやり方も知っているし、嫁不在の家でアナニーする時に何度もしたことがある。
バスルームへ持ち込んだローションを指に乗せて、グチュグチュ♡ と馴染ませるよう解すのに濡れたグチュ音響いてるの興奮する。
ケツの準備してる間にちんこガン勃ちになってて、身体も頭の中も興奮にほてってて。
バスルームのドアを開けると待ち構えてたみたいな視線にじっとりと見られて、俺は腰に巻いていたタオルを外しベッドへと乗った。
既にシーツの上は登志の体温で温かくなっている。
掛け布団で隠れていたけど、登志の腰からもタオルは外されていて丸見えのちんぽは上向いていた。
すごい。
本当に大きい。
こんなデカちんぽ初めて見た♡
「直瀬くん、見すぎ」
登志は笑うが、見せつけるようちんぽを扱きながら早く近くに来いと言うよう手を伸ばす。
俺はその手に縋り付くよう握り返しながら彼の隣に膝をつき座り込み、風呂から持ち帰ったローションのボトルを枕元へ置く。
これも枕元へ持って来てくれていたらしいウーロン茶を飲むよう促され、アルコールと風呂上がりに渇いた喉へごくごくと音を立てて流し込む。
髪は乾かさずに来てしまったが寒くもないし、自然に乾くだろう。
「このちんぽで良い?」
訊かれ、
「うん、すごい……ちんぽ♡」
逞しく上を向くデカちんぽに俺が見惚れて言うと、繋いでいた手を引かれちんぽを握るよう促された。
ガチガチに硬くて、サオなんて片手では回りきらない。
やはり遊び慣れているのか淫水焼けした黒チンで、これでたくさんの女や男を泣かして来たんだろうイケメンのちんぽ。
「カッコいいちんぽだね」
ゆっくりと扱いてやりなら言うと、
「ちょうどいい力加減でシゴくね」
手コキを褒められるのはもちろん初めてのことだ。
「やっぱ男は初めてでも分かってるから、手コキもフェラもすぐ上手くなるよ」
言いながら俺の股間にも手を伸ばして来た登志に、ちんこを握られる。
嫁さんとアナル性感マッサージ店の嬢にしか触られたことないくらい、俺の経験人数は少ない。
俺は膝を開き勃起ちんこの先濡れて来るまで扱かれたあと、ちんこの先を咥えられ腰を震わせた。
嫁さんはフェラが好きじゃないから本当にたまにしかしてくれないけど、嬢には何度かプロのテクニックを受けたちんこ。
だけど登志の口の中は、嫁さんのよりも嬢よりももっと気持ち良かった。
先っぽもカリ首もサオも蕩けそうなほど気持ち良くて、タマまで舐めてくれる。
女より大きな咥内でレロレロと舌を動かされ、先っぽの割れ目にも舌を突っ込まれ、同時にサオを扱かれながら、グチュグチュと音を立て吸い付くストロークされる。
営業部同期のエース、女子社員に人気で、社内に美人の彼女も居る登志が、俺のちんこ咥えてるってだけでもヤバいのに音も視覚も快感も凄すぎて――俺は秒で、
「あ! あ! 出る! 出るっ!」
って喘いでた。
だけど駆け足で登り詰めるような射精欲の途中で口から出され、ビクビク♡ と震えるちんこの根元からタマへ、ケツへと舌が辿って行き、
「いくら何でも早いよ。そんなんで嫁さん悦ばせられんの?」
鼻先で笑うような息を吐き言った登志の舌先が、アナルの皺の上をチロチロ舐め始めるのに俺のケツがヒクヒク♡ する。
こんな時に嫁さんのこと言われたくないのに、言われた瞬間カッと血の上った頭のなかますます興奮物質弾けるみたいに赤くなって。
そのまま舌をねじ込まれたかと思ったら、ヂュブ♡ ヂュブ♡ と下品な音を立てて吸われたりキスされた。
アナル舐めは嬢にもしてもらうけどそれはいつも表面だけ舐められながら手コキされるプレイで、こんなディープキスみたいなことされるのは初めてだ。
いつもなら指先にゴムサックをつけられほじられるケツの穴に、登志のベロがレロレロ♡ ズブズブ♡ と入ってくる。
腰が揺れてしまうのを、逞しい腕で強く咎められる。
仰向けに寝そべった状態で、腰の下に敷かれた枕で登志の舐めやすいよう角度をつけられ、足は限界まで開いたまま。
だらしないというよりも男として無様なカッコを晒してるのに、抵抗できないでいる。
「すっげぇ、ヒクヒク喜んでる」
言われ、羞恥に膝を閉じそうになったがさせてもらえない。
それどころか今度は指を突っ込まれ、登志の口は濡れた音を立てながらタマを舐めてから、ちんこに帰って来た。
「ケツも柔らかいね、さすがプロの仕込み」
笑うように言われ、2本の指先で前立腺を擦られる。
無防備なメススイッチに跳ねるよう腰が揺れ、生理的に責めから逃れるよう浮いた腰に笑われる。
「逃げない、逃げない。いっぱいイこうな?」
言う登志にまたちんこ吸われて、指を増やされた。
「ゴム……とか使わないの?」
やっと訊けた俺に、
「ゴム? ……ああ、手マンに? 店だとカバーするか。生の指ちんぽ抵抗あった?」
訊かれながら登志の指にグチュ♡ グチュ♡ と責められ出すケツ穴に、
「ぁあ……ッ♡ っぁ♡ んッ♡ ~~ん♡ ~~んぅッ♡」
俺は身を捩り悶えながら答えることが出来なかった。
手マンと言われて、初めて嬢以外からケツの穴をおまんこ扱いされたと自覚して。
前立腺を責める指を指ちんぽって言われるのにも興奮する。
「やめる?」
って訊かれたの切なくてイヤイヤするよう首を横に振り、一旦行かれた指ちんぽまた突っ込まれたのに、
「ぁ……あぁ、っんん♡♡♡」
歓喜の声を漏らした。
嫁の知らない俺の姿。
今まではプロのお姉さんにしか見られていなかった痴態を、同僚に見せている。
そのことにも、ものすごく興奮している。
登志が時々俺のこと嘲るよう舐めた態度で嗤う仕草は、男であるプライドを侵食され胸をザワザワさせるのに、同時にゾクゾク♡ している。
同じ男に情けない姿を嗤われ、どうして俺はこんなにも興奮してしまうのか?
いつも指名している嬢もどこか高圧的なプレイスタイルのひとだって思い出す。
酷い言葉を投げつけられたりはしないしむしろ『可愛い♡』『いい子♡』と褒めてもくれるが、いつも冷たい目をしている。
嫁もおっとりとした可愛いタイプだし今まで自覚は無かったけれど、俺は……じっとりと責められるのが好きなんだろうか?
否定したい――って気持ちに心臓がギュッとなったが、俺の痴態を見下ろす登志の目付きにゾクゾク♡ 来る。
登志の声はずっと優しくて、俺のペースでゆっくりと進めてくれるつもりでいるようだけど――その目はギラつく光を隠しきれていないし、俺を掴む強い力は逃してくれない。
舌なめずりでもしそうな口が口角を上げて、
「そろそろイこうか?」
俺のアナルをいじる指が前立腺を押し上げぐぽ♡ ぐぽ♡ と揉みほぐしながら、それをメスしこりにしていく。
いつも嬢に『おんなのこになっちゃうわね~♡』って煽られて、どんどん高い声出ちゃうそれ。
熱くてたまらない身体で身悶えながら両手で口を塞ぐ俺に、
「もっと可愛いメス声出るだろ? 直瀬」
登志は手マンする手を激しくしながら優しげに煽ってくる。
優しい声で暴かれるの嬉しくて♡
「大丈夫だよ、直瀬くん。この部屋の中では直瀬くんはおんなのこだから」
ちんこも扱かれて、浮き上がる腰にキュン♡ キュン♡ に締まるアナル。
「あぁ♡ あッ♡ あッ♡ あッ♡ ~~んあッ♡ んあッ♡ んあッ♡」
シーツの上を強く蹴りながら、
「ッああああああッッんんん♡♡♡」
俺は悲鳴のような声で女のよう喘ぐ。
「ほら、可愛くなって来た♡ 直瀬くんのメス声もイキ顔も可愛いよ」
グチャグチャにローションを掻き回すみたいにして言う登志の声を聞きながら、俺はケツとちんこ責められイッた!
ちんこの根元から精管を一気に飛び出して来た精子はビュー♡ ビュー♡ と大量に射たれガクガクの腰は止まらない♡
長い射精時間に快感と開放感凄くて、
「あ"~~ッ……あ"~~ッ……あ"~~ッ……」
ずっと声は出続けてた。
緊張が途切れるようカクンと腰を落とし、
「すごいね、溜まってた?」
俺は訊かれるままうなずく。
嫁は生理だったし、最近はおこづかい足りなくてお店にも行けてなかった。
嫁が居る家ではアナニーもできなくて、ずっと腰が重かった。
ドロドロだったろう精子で射精するの気持ち良すぎたし、あんなに勢いよくたくさん出したのにタマはまだ重たい。
「直瀬くんの精子の雄の匂いでノッてきた」
登志は軽薄に言うと、萎えた俺のちんこの先にチュバ♡ チュバ♡ と吸い付いてから、またアナルに指入れしてくる。
イッたあとヒクついてたアナルが弛緩し始めたかと思ったのに、またメスしこりをこりこり♡ と擦られ、俺は快感にもんどり打つ。
今度は優しく擦られてるだけなのに、さっきよりすぐイキそうになる。
声を上げつつ逃げる腰に、登志の指がつるんと抜けた。
「ハッ♡ ハッ♡」
と息を荒げながら自らケツを左右に引っ張り男に割れ目を晒し、手マンを待ってる俺に登志は笑いながらまた指ちんぽをくれる♡
どうしても快感が過ぎて逃げそうになる腰を、今度の登志は押さえつけても引き寄せてもくれない。
逃がさないよう掴まれることのない身体が逃げるたびに指ちんぽは抜けて、その度に俺は息を荒げながら指ちんぽ入れてもらえるようケツを開く。
何度もケツだけでイキそうになりながら、何度も絶頂を逃した。ケツなのに寸止めみたいな状況に追い込まれ、気づくと俺は泣いている。
めちゃくちゃ気持ちイイのにイケない!
なのに自分でちんこ擦ろうとすると、登志にその手を剥がされる。
「イキたい……ケツ寂しい……、ケツイキ欲しい♡」
哀れっぽくケツを開きながら懇願する俺に、また登志の指ちんぽが入ってくる♡
今度こそって媚びるケツの中は、もうトロトロなのだろう、
「気持ちヨさそ♡」
登志の声に、ゾクゾク~~っ♡ ゾクゾク~~っ♡ って震えた。
俺のケツは完全に性器にされて、ギラついた雄のための穴になってる。
いつもなら女性に可愛がられるように責められ、擬似交尾のよう無機質なシリコンちんぽで責められるメス穴。
いつもだってスポーティな腰振りをする嬢のピストンに身も世もなく乱れて狂ってしまうのに、今夜は俺よりも体格の良い登志の本物ちんぽで責めてもらえるんだ♡
本物ちんぽ欲しいって思うようになってから、何度も妄想した。
だけどどんな妄想よりも雄々しくて逞しいリアルなちんぽを勃起させてくれてる登志に俺は脳までメスになる。
俺の恥ずかしい姿を見て、あんなに硬く血管まで浮かせてくれてる登志のちんぽ♡
腹を打つほど急な角度で上向いてる♡
アレを俺のまんこに入れたいって思ってくれてるんだろうか?
登志が? 俺の同僚が?
俺で興奮してくれるの?
「あああああッ♡ あああああッ♡ あ♡ あ♡ ッあ♡ ッあ♡ ッああああああ~~♡♡♡」
今度はイクまでケツだけで喘がされ、喘ぐ息に乾いた唇を舐めた俺は登志のちんぽに媚びる。
「はぁッ……は……ぁんッ♡ 本物ちんぽ……欲しい、です♡」
激しくイッてまだ身体震えてるのに必死で懇願する。
早く欲しい♡
あのバキバキのリアル肉棒が欲しい♡
男の欲望に犯されたい♡
もっともっと俺をメスにして欲しい♡
登志のちんぽの先に触れながら、
「お願い……」
って言うと、ハアッ……と強い息を吐いた登志の手が俺の手を剥がし、枕元のデカサイズコンドームを取り上げる。
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「せっかくの初めてなんだから、じっくり楽しもう」
登志は言って、ニヤッといやらしい笑いを浮かべた。
ゴムの着いた登志のちんぽの先っぽが、四つん這いになった俺のケツ穴の入り口に当てられてヌルヌルごしごしと擦られる感覚は、早く♡ 早く♡ と急くのに焦らされてるみたいで、俺はどんどん膝を曲げケツを突き上げ、ちん乞いポーズでその時を待つ。
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「はやく、ちんぽ♡ 本物ちんぽぉ♡」
ケツ穴パクパクさせてねだる言葉がどんどん露骨に卑猥になってった。
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「直瀬くんは、本物ちんぽ欲しくて同僚にねだるくらいだもんなあ」
声は優しいのになぶるような声が俺を羞恥させる。
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くぽっ♡ くぽっ♡ と登志のちんぽの先が掠めるよう入り口を擦っては出ていく。
「あっ……あっ♡ もっとぉ♡ ちゃんとハメてよおぉ~」
鼻をグズグズさせながら情けなく言う俺に、
「初めてなんだから優しくしなきゃ、だろ?」
登志は言うけど、俺は早くブチ込まれたい!
焦らされるの限界で、もっと中を……指ちんぽじゃ届かない奥まで、
ズブ♡ ズブ♡ ズブ♡ ズブ♡ ズブ♡ ズブ♡ ズブ♡ ズブ♡
突いて、突きまくって、本物ちんぽを教えて欲しい!
「やっ……やあッ……、優しいの無くていいからぁ♡ 本物ちんぽ欲しいからぁ♡」
甘ったれた声でねだる俺の中に、ぐぽっ♡ ぐぽっ♡ とさっきよりももう少し深くちんぽの先入って来た♡
嬉しがる身体が調子に乗るよう付き上げる動きで腰を揺らすと、更にぐぷぷッ♡ と深くなるハメ位置を調整するよう尻を押し返される。
けれど俺は自分から尻を振って、登志のちんぽの先、
ぬぷうぅッ♡ ぬぷうぅッ♡ ぬぷうぅッ♡ ぬぷうぅッ♡
と自分で出し入れしながら彼の腰の位置へ尻を押し付け擦り付ける。
登志のデカいちんぽは先っぽも大きい。
しかもカリが凶暴なほどの角度で、ハメられたとこから抜かれるとき直腸の肉襞を逆向きに捲られるようもっていかれそうな衝撃。
「ディルドアナニーしんてじゃねーぞ」
ラフに言われたかと思ったら、フんッ! と勢いをつけた登志のちんぽがバチュッ! と俺の中にぶち込まれた。
「お"おンッ!! ン"ぉお"お"おおおッ♡」
強い衝撃に身体が壊れたみたいにビクついて、気づけばメスよりも雄の声を漏らしてイッてた。
イキながらビクつきが止まらない身体がシーツの上に崩れ落ち、ドロドロと精子をこぼすちんこも震える。
射精というよりもお漏らしみたいなそれを感じつつも身動きがとれないでいる俺に、
「トコロテン垂れ流してだらしないねえ」
登志は言いながら俺の両手首を後ろから掴むと、グイッと引き寄せるようテンションを込めながら、さらに腰を打ちつけた。
そのままバコバコとぶち込まれ続けるちんぽに、直腸を擦っていたちんぽの先はどんどんと深くまで開いていく。
突かれる度に息が止まり、抜かれながらガクガクと震えるのを繰り返し――俺の目の前は真っ白になる。
後ろ手に手首を拘束され引き寄せながら腰がぶつかってくる。
ちんぽの先が腹の奥まで届き、容赦なく引かれては打ちつけられるのに真っ白になりながら、
「あ~~~ああああああ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”~~♡♡♡ ああ”あ”あ”あ”~~!!!! ンあ”あ”!! ンあ”あ”!! ッひああああ”あ”♡♡♡ あ”あ”あ”~~♡♡♡」
ただ悲鳴のような喘ぎを上げるしかできなかった。
ちんぽすごい♡
本物ちんぽすごい♡
これがセックス♡
これが本物ちんぽの雄交尾♡
「ほんと、処女とは思えないほど開発されちゃってるよね! 直瀬くん」
遠慮なくオナホ代わりに俺のケツを使うようにして、登志が言う。
処女と言われたが、既に何度も何度もペニバンで掘られては絶頂を経験していた俺のケツ穴は縦に割れている。
「ン~~~~? 本物ちんぽ気持ちイイ?」
登志の声に、
「気持ぢい"!! 気持ぢい"い"~~!! 本物ちんぽでおまんこ気持ぢい"ですッッ♡♡♡」
頭の中熱でトロけてバカになった俺はイキながら答える。
いつもペニバンで掘られながら嬢に答えてる時みたいに、自分から素直におまんこと認めて答えてしまっている。
「へ~え、おまんこ気持ちイイんだ? ちんぽでおまんこにされちゃってるね、直瀬くん」
「あ……ひぃ…んッ♡ んッ♡ んッ♡ んッ♡ んッ♡ ちんぽぉッ♡ おちんぽッッ♡ おちんぽッ♡ おちんぽッッ♡ 登志の本物おちんぽ♡ すごいよおおおおォォ~♡♡♡」
ちんぽにおまんこって煽られて、俺のメススイッチは完全にキマったまま戻らなくなる♡
嬢からペニバンを『おちんぽ』と呼ぶよう躾けられていたから、俺を犯すおちんぽへのリスペクトが止まらない♡
「本物ちんぽ嬉しい? 直瀬くん」
「うれしい……ッッ♡ 本物おちんぽうれしいッッ♡」
「もう偽物ちんぽには戻れなくなるかもなあ」
「本物がイイよぉ♡ 本物おちんぽがイイよぉ♡」
本物のおちんぽは硬くて滑らかであったかくて、それに背後で振られる腰の強さにたまらなく雄を感じる♡
俺の奥まで入ってくる本物おちんぽは、時々ピク♡ ピク♡ と震え俺のおまんこで感じてくれてるのが分かる。
ぴったりみっちりと埋められるようなデカちんぽを、俺のケツは締め付けてる。
「くる♡ くる♡ すごいのくるぅ♡♡♡ 奥しゅごい♡ 奥まで肉ちんぽしゅごいぃ♡ ッあ♡ アッ♡ アッ♡ アッ♡ イく♡ イく♡ ケツでイッちゃううゔ~~♡ イぐぅゔゔ~~♡♡♡」
ケツイキだけじゃなくメスイキ来ちゃうのに、俺は仰け反りブルブルと震えた♡
メスイキしてる間は俺の快感の波に合わせるよう止まってくれる登志のおちんぽが深いところで止まってる。
ビクッ♡ ビクッ♡ て震えた登志のおちんぽもイクのかと思ったけど、またゆっくりと腰がスライドされピストンが始まるのに俺だけがまた後イキする♡
「あ~~ッ♡ 直瀬くんのおまんこ、俺のちんぽの先吸い付いてくる」
気持ち良さそうに言われ、ゾクゾク♡ ゾクゾク♡ 嬉しさの震えが来る。
「ちんぽ嬉しい? ちんぽ好きになった?」
訊かれ、
「おちんぽ嬉しいですッ♡ おちんぽ好きです♡ ちんぽ♡ ちんぽ♡ おちんぽしゅきぃいい♡♡♡」
ちんぽちんぽと言いながらまたメスイキしたら、俺のイキたいようにイかせてくれる登志。
その度に俺のまんこが喜んで、何度もイッてる♡
「体位変えようか?」
後ろから囁かれ、おちんぽを抜かれて、
「あンッ♡ おちんぽぉ……」
ケツが寂しくなって甘えた声を漏らした俺を登志は笑いながら仰向けにさせて、膝を割るよう開かせてから今度は前から正常位でおちんぽをハメてきた♡
その体位で高速ピストンが始まるのに、俺は悶えが逃げられない。
覆い被さってくる登志の唇が俺の首すじを舐めて、リップ音をさせて、両方の乳首を抓られるけどピストンが気持ち良すぎて痛みすら快感に錯覚する♡
喘ぎと荒い息に溺れるよう、ベロを突き出し涎を垂らしながら俺はまたイク♡ イク♡ 何度でもイク♡♡♡
最初は止まってくれてた登志の腰も、ケツでメスイキしまくる俺に呆れたのか――腰振りを止めてくれることもなくなったのに、俺はイキながらも鬼のような快感に半狂乱だった。
痙攣イキしながらガクガク♡ ガクガク♡ 腰を揺らし仰反ると前からハメられてるから深いところで繋がったまま、登志のおちんぽを締め付けている。
「うわ、イく! イく! 直瀬くん、イくよ!! 直瀬くんのまんこで本物ちんぽがイくよ!!」
射精を目指し突き込まれるピストン間隔の速さに、俺もまた追い上げられてイク♡
2秒に1回はイかされてるんじゃ無いだろうか!
ってくらいに容赦ない雄ピストンで、登志のおちんぽの先が俺の腹の中を突き上げて、またプシャァ! プシャァ! と潮を吹き上がらせたと思ったら、ハメ潮吹いてる俺のケツの中でぶるんッ♥ ぶるんッ♥ と付け根からデカちんぽ全体を大きく震わせるようにして登志のおちんぽも射精したのが分かった♡
す……ごい、本物ちんぽが俺のケツまんこでイッた♡
俺のケツで本当に気持ち良くなって交尾射精したんだ♡
ハーッ……強いため息が聞こえて、まだ繋がったままの登志は俺の足を抱えたまま額に薄っすらと汗を滲ませている。
俺ももう汗なのかなんなのか分からなくなるくらいぐしゃぐしゃになってたけど、生々しいくらい現実感を思い出させるセックス後の静寂が落ちて、だけど息は整わないまま。
「セックスしちゃったね」
楽しげに笑う登志の顔に見惚れて、俺は黙ったままうなずく。
嬢とは違い雄でしかなかった登志の腰振りの余韻に、俺はメスになったまままだ胸の奥をキュン♡ キュン♡ とさせている。
それからズルンッと登志のちんぽが抜かれ、俺はやっと足を閉じシーツの上に身体を投げ出す。
ビッグサイズのコンドームの中に吐き出された精子の量も、なかなかに凄かった。
ゴムの口を縛った登志が、それをティッシュに包みゴミ箱へと放り投げる。
まだヒク♡ ヒク♡ しているケツ穴はぽっかり♡ と開いてしまったようで閉じ切らず、腹の奥がまだジンジン♡ する。
それらを感じながらセックスの余韻に浸っている俺の頭の横で、登志はちんぽを扱きだしたかと思うと2枚目のコンドームの個包装の封を切った。
「え……っ?」
それに釘付けになる俺を見下ろし、
「まだ余裕だよね?」
登志はいやらしい笑みを滲ませながら俺を引き起こすよう引っ張る。
早くもガン勃ちになった登志のちんぽが、俺を待っている。
それを見るなり俺の尻の穴は疼いて、再び性器としての自覚をとり戻す。
対面座位に抱えられ、登志のちんぽがハメれてくなり俺のメススイッチも再び深く押し込まれ、膝の上に跨り立膝になる体勢で――俺は深く浅くを味わうようにおちんぽの刺激に夢中で腰を振りたくった♡
◆
翌朝ラブホを出てからカフェで簡単な朝食をとり、俺たちは駅で別れた。
電車に乗ってからやっとスマホを確認したら、嫁から着信があった。
俺は気まずさを感じながら、まだ電車なのでとメッセを送って返ってきたスタンプを確認した。
さっき別れたばかりの登志からの連絡はないだろうか?
と思いながら、俺だって特に言うことなんて無いって思い直しつつスマホをバッグへしまった。
風俗店を利用する時とは違う後ろめたさが、じわじわと襲ってくるのは感じてた。
いや、後ろめたいとなんて生優しいものではなく腹の底に溜まるような罪悪感。
だけど同じ腹の底に、快楽の余韻が今もまだ残っている。
その余韻も、アナル性感マッサージでは得たことのない――快感の更に向こう。
罪悪感と共に覚える背徳感に、俺の思考は昨夜の出来事を思い出す。
あれははっきりと嫁に対する不貞行為だったというのに、アレこそが俺本来の姿だったのでは?
という恍惚に酔う。
結局家に帰る前に、駅のトイレでケツをいじりながら手コキして抜いていた。
もう薄い精子しか出せない、空っぽの精嚢が悲しいくらいに軽く感じる。
また――おちんぽが欲しいよ、って言ったら登志は叶えてくれるだろうか?
俺のこと好みのタイプだって言ってたから、ワンチャンあるかな?
って下心はあった。
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