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Episode6
しおりを挟むEpisode6 期末テスト
さて、今日からテストが始まる。
地獄の5日間だ。
東「あ~テストやべぇ~」
蝉川「昨日あんだけしたからきっと大丈夫ですよ」
東「そうはいってもなぁ…」
蝉川「まあそんなこと言ってももう遅いですよ」
うう相変わらず言う時は言うなぁ…
山崎「よっ!おはよーさん!」
蝉川「おはようございますそういえば昨日どしたんですか?」
山崎「昨日?ああ、親戚が集まるからって家にいたんだよ」
蝉川「そういうことですか、そういえばテスト大丈夫なんですか?」
東「安心しろこいつアホだが頭はいい」
山崎「なんだよそれ!褒められてんのか馬鹿にされてんのかわかんねーよ!」
蝉川「そうなんですか、以外ですね頭も悪そうな顔してますけどね」
山崎「うわ~朝からグサッとくる言葉を言うね君」
蝉川「あっすいません」
東「はは」
こんな会話を続けてるとあっという間に学校に着いた。
ホームルームの時間みんなは黙々と予習をしてた。
チャイムがなり
先生「よし今日は ビジネス、物理、 数学だ頑張れよ」
そう1日目から地獄なのである
―テスト開始―
東「なんやこれわかんねっ」
ない脳みそから引っ張り出し必死に解いた
なんとかギリギリに書き終えることが出来た。
だがまだまだ続く
物理 数学と続き死に物狂いで解いた
結果1日目から死亡
終了のチャイムがなり
山崎「おいそんなんで大丈夫かよ」
東「ダメだ俺死んだ…」
山崎「はぁしゃーねな俺が今日から教えてやるよ」
東「先生是非お願いします」
山崎「まかせとけ明日は 英語、生物、国Aだったよな 」
東「英語、生物おねげーしやす」
山崎「はいよ、蝉川ちゃんも誘うか」
東「っ!!」
山崎「相変わらずわかりやすいやつやなお前」
東「な…なんのことだよ!」
山崎「言ってもいいんだぜぇ~」
東「だからなんのこr」
蝉川「お二人共帰らないんですか?」
東「うわぁ?!」
山崎「何驚いてんだよ」
蝉川「そうですよ」
東「驚くわ!」
山崎「そーかいそーかいわかったよ」
東「はぁ…」
蝉川「帰りましょう」
山崎「そういや今日蝉川ちゃん時間ある?よかったらこいつ家で勉強しない?」
蝉川「いいですよ、時間何時頃で?」
山崎「俺は直接行くつもりだけどどする?」
蝉川「じゃ私もそうします」
山崎「おーけー」
東「じゃ帰るか」
帰り道
テストのことについて話しながら帰った。
山崎「蝉川ちゃんどうやった~テスト」
蝉川「余裕です」
山崎「おー流石エリート、ちなみに中間の順位は?」
蝉川「全教科1位です」
なっ?!まじかよ、バイトしながらそんな点数取れんのかよ…かみさま…俺にこいつの1/8でいいので下さい。
山崎「何やってんだよ中間」
蝉川「なんです?中間って」
山崎「ああ、こいつのあだ名いつもテスト順位真ん中だからさ」
蝉川「なるほど」
なる程じゃねぇーよ、余計な事いうなクソ山崎ィィ。
蝉川「じゃ今度は学年TOP10入目指しましょう!」
東「いきなり目標高すぎやしませんか?!」
蝉川「まあ要は気持ちですよ気持ち、でもほんとにTOP10になれたら、一緒に花火大会に言ってあげますよっ」
是非頑張らせてもらいます。
家に着くとまずは腹ごしらえからだ
[せせらや]の経験を活かし、料理を作ったが…なんだこれ…
そこには奇妙なオーラを放った生物が生まれていた。
???「よこせ…たましぃぉぉぉ」
なんだこれバケモンじゃねーか
山崎「なんだよこれ、お前…ほんとにバイトしてんのか?」
蝉川「プッ」
山崎「はぁ~しゃーね俺が作ってやるよ」
え?まじで?お前料理出来んの?
と思ったのも束の間である。
???2「友よ何年ぶりだ…」
???「しらん」
なんか会話してるんですけど…
蝉川「しょうがないですね、私に任せてください。」
おお、流石バイトリーダーしてるだけのことはある!
蝉川「ハイ出来上がり」
東 山崎「おおー!!」
これは美味そうな焼きそばだ
東「うまっ」
山崎「うめぇな~これ」
蝉川「当たり前でしょ!」
流石です~
蝉川「さあそれが終わったら勉強よ!」
東「ふぅ~食った~」
山崎「腹いっぱい」
蝉川「さて勉強始めますか」
東 山崎「うぃ~」
―7時間後―
山崎「うわ!やべ!もう11時前やんか!じゃ!帰るわ!」
東「お…おうじゃあなまた明日おやすみ」
山崎「おう!おやすみ!」
蝉川「おやすみなさい~」
バタンと大きく音を立てダッシュで帰って行った。
蝉川「どうします?まだ続けます?」
東「いえ俺はもう眠いです」
蝉川「そっ、じゃ帰るね、おやすみ」
東「おやすみなさい~」
バタンと次は小さく音を立て帰って行った。
東「……さあねるか」
―翌日―
山崎 蝉川「おはよ」
なんで2人の顔が見えるのかな~
東「はっ」
と俺は飛び起きた。
東「なんで山崎までいるんだよ?!」
山崎「いや~蝉川ちゃんが丁度家に入るとこだったからご同行させてもらいました~」
東「そいうことかって普通止めるだろ!」
山崎「なんで?止めなきゃならんのですよ」
東「あ~もういいよ…うん…」
と納得させた。
支度をし
学校へ行く
―テスト2日目開始―
東「あれ?思ったよりできるぞ、こりゃ花火も夢じゃねぇ!」
と思ったのも束の間だ。
次の英語肝心の部分の山が外れたのであのである
東「(あっ…しんだ)」
英語が終わり
学校終了のチャイムがなる
山崎「何伸びてんだよ、昨日あんだけ教えてやったのに」
東「山が外れたんだよ!」
山崎「そいう事ねまあ他で行けてるんじゃない?」
そのプラス思考羨ましい限りだ。
テストが後2日…死ぬ気でやるしかない…
―テスト3日目―
東「(あっ終わった俺の舞台は花火のように散っていった…)」
3教科が終わり遂に明日最終日そして明後日は終業式だ。遂に夏休みそして、最高の稼ぎ時だ。
―テスト最終日―
東「ふぅ…最終日はなんとか行けたな…」
やれることはやったあとは結果を待つのみだ…
山崎「テストお疲れっ!これから蝉川ちゃんと飯行くけどお前も来るよな?」
当たり前だ、行くに決まってる
東「おうよ」
山崎「じゃ行くか」
と俺の肩に腕をかけ歩く
蝉川「テストお疲れ様どうだった?」
山崎「俺はまあ余裕ってとこかな~多分」
東「……触らぬ神に祟りなしって言葉知ってますか?」
蝉川「あっ…はい」
そう完璧に死んだのだ
山崎「まあ元気出せ赤点3つ以上行かなければ補習はないんだからさ、いけるさ」
東「そ…そうだな」
と自分を元気づけた。
そして、
―翌日―
先生「さてと今日はテスト返却します。」
遂に来たか…12柱の悪魔め…
先生「まずは国語A、平均点82だ」
先生「東 浩介」
東「はいっ」
と着々と返って行くテスト達
先生「山崎 秋」
山崎「ほい」
東「どうやった?」
山崎「95点」
相変わらずなんでそんなに取れるのか理解できない
山崎「お前は」
東「なんとか、ギリ83点」
山崎「おーよかったじゃねーか」
その後11教科が返り
全平均点は…
東…
国語a…83
国表…72
数学… 31
日本史A…75
世界史A…90
英語…72
生物…28
物理…54
ビジネス…53
保健…42
情報…89
地理…54
合計 743 学年順位……34/68
山崎…以下略
合計…1120 学年順位 4/68
蝉川… 以下略
合計…1180 学年順位1/72
東「ひどいぜまったくあんだけ頑張ったのによ」
山崎「まあいつもどうりのお前だったな」
蝉川「残念でしたね花火大会」
東「うぅ」
蝉川「まっ頑張ったのでやっぱり一緒に行きましょうか!」
東「え?いいんですか?」
蝉川「はいっ!」
東「ありがとうございます」
山崎「やったな東」
東「ああ!やったぜ」
そして俺達の夏休みが始まると同時に俺はまだ知らなかった地獄が訪れることを…
続く
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