【 Hello,World!】短編集10+1

霜月 雄之助

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【 End Of The Century 】

【 日課 】

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数ヵ月前、この一帯に
大地震が起き、高層ビルは次々に倒れ、火災は一週間辺りを燃やし続けた…。今が何月何日かなんて、どうでも良かった…。何時かも昔のように太陽で時間を把握するしかなかった。

最後の記憶が2028年8月8日―。
東京

その日、地球が悲鳴をあげたのだ…。

今が何年何月何日何時なんて
もうどうでも良かった…。
ただ今日、生きる事だけの為に
行動していた…。

情報も人にも出くわさない…。

ただオレは一人、
彷徨、歩いていた…。

季節は夏の終わり…
ある意味、運が良かった…。
もう少しは暑い日が続くだろう…。

彷徨歩く理由…。
情報よりも食糧、水だった…。

人に会えば、奪う事しか
考えていなかった…。

しばらく、誰にも会っていない―。
皆、地球の悲鳴で死んでしまったのか…?

太陽が沈む―。
そろそろ
寝床を見つけるか…?

夜は真っ暗で
何も出来なくなる…

早く寝床を見つけねば…。

つづく~
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