【 Quench Your Thirst 】短編集 11

霜月 雄之助

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【 新鮮ザー汁牧場 】

【 アルバイト研修 初日】

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今日から新規開店に向け、新しいアルバイトの研修に来ていた。
開店まで、あと5日―。
仕事場に行くとガタイの良い男ばかりが集まっていた…。
STAFF「それでは皆様、あちらの更衣室で衣服を預けてください!」
普通の更衣室だった…。
新規開店なのに
居抜きの場所である事は明らかだった…。
だって以前、ここ
銭湯だったし…。
内装はほぼ手は加わってない。

STAFF「脱ぎ終わった人から、あちらへ入ってください!」

店の名前
≪ 新鮮ザー汁牧場 ≫

ようはここを牧場に見立てるって算段。銭湯の居抜き( 跡地 )って、いうのは掃除等、何かと都合良さそうだ…。
STAFFに言われた扉を開けて入ると全裸男たちが、STAFFに研修指導を受けていた。
実際、こんな明るいか分からないが、えげつない光景が目の前に広がっていた。
銭湯をそのまま…だ。
流石に浴槽にはお湯は入っていなかった。
浴槽は他の場所と違う高級感があり、VIP専用スペースみたいな感じだった…。

STAFF「え~!聞いてください。お客様が来た場合の研修を行います。これより、お客様に見立てたテスターが入ってきます。アルバイトの皆様は騒がず、静かにしていてください!」ザワワ

照明が落ち、所々からブラックライトのような光がクラブのように妖しげにライトアップされた。
STAFF「始めます!基本、四つん這いでお願いしま~す!」

つづく~
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