【花門!(カモン!)】

霜月 雄之助

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第三章、【 抗争のはじまり 】

【 油断の一手 】

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つづき~
松山「今から温感センサーでサーチする!数分待ってくれ!気をつけて…」
新垣「どうだ…?」
松山「もうすぐで…出ます!」
Pi---
屋敷内 廊下、下に反応あり―。
新垣「庭、池前の渡り廊下…よし」
松山「組長が行ってはなりません!」
庭の廊下をそ~っと歩き
目標に近づく―。
ガシッ―
新垣は廊下の下に手を突っ込み
鉄砲玉を捕まえる~!手づかみ…。
新垣「取ったぁ~!」
細い鉄砲玉だった…。
鉄砲「ひぃ~!た、助けてくださいっ!」
パァーン―
鉄砲「あわわ…やったぞ!」
満「えっ?兄貴…?」
新垣「・・・」
石橋「え?」
松山「・・・」
バターンッ―
新垣が廊下に倒れた…。
満「てめぇ~っ!」
満は鉄砲玉の首元、急所を
刺しまくった。
ドス、ドスッ、ドス―

満「あ…兄貴~!兄貴ぃ~!」
石橋「救急隊員、至急、こっちへ!」
松山「ま、 まさか、組長…?!」

救急隊員が新垣組長を担架で運ばれて行く…。
ゲン「俺もついていく!」
満「兄貴…」
ピーポーピーポーピーポー

つづく~
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