短編集(お薦め！)50＋

【空き巣や～Daruma～】※初サスペンス・ホラー

【 空き巣や～Daruma～ 】⑫

つづき～
前回の失敗を繰り返さないように、十分に準備をした―。
ヤツの帰宅時間、懐中電灯など―。
平日の昼間を狙う―。
侵入口は前回と同じく、ベランダから…。
11階まで上がり、屋上から
ベランダへ―。
よし！ベランダ窓の鍵は
開いてたので寸なり侵入―。
この部屋のドアには何故かオートロックみたいな機能がついていたので、完全に閉まらないようマンガを挟んでおく―。

リビングについた。
カメラはこの際、無視だ―。
前回の心残りだった風呂場へ懐中電灯を点けて詮索をする。
風呂場を開ける―。
目、鼻を刺すような悪臭―。
俺「くっ！臭すぎる…」
風呂場は浴槽にドロドロなモノが
入っていた。
デジカメで写真(証拠)を撮る―。
風呂場を閉め、ダルマの部屋へ―。
ま、まさかもう処分されて
居なかったりして…。

ふぅ～！居た―。
ダルマも驚いていた…。
俺は押入れを探す前に
ダルマの写真も撮る―。
押入れを開け、懐中電灯を使用し
確実に探す―。
あった！免許証入れ。
良かったぁ～！
免許証入れを回収したので
リビングへいき、隣の部屋から
脱出するだけ―。
マンガを戻し、ベランダへ出て
様子を見る―。
よし！誰も居ないな…。

ベランダから屋上に移動し、
何もなかったようにエレベーターホールに向かった―。
今度は、証拠(写真)もある！
しかし、PCから送るしかないか…。
マンガ喫茶だな…。

エレベーターで1階まで降り、
何事もなくミッション完了した―。

つづく～