短編集(お薦め!)50+

霜月 雄之助

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【 ひげさん 】

【 続:ひげさん 】いつつ

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結婚式前夜―
俺たちは実家、ひげさんの家に
来ていた。
お義父さん「とうとう明日だな!」
三奈子「はいっ…!」
桐生「はい!」
お義父さん「幹隆くん、お風呂はいろう…!」
幹隆「は、はい…!」

二人、脱衣場で裸になり
風呂場へ入っていった。
お義父さん「緊張してるか?」
幹隆「いえ、今は…」

いつも不意なんだよな…
お義父さんから、
いや、ひげさんのキス―。
長い。寒い―。
幹隆「お湯、浴びよう!寒い…」
ひげさん「すまん、そうだな…」
頭から洗い、体を洗いっこした…。
幹隆「いいのかな?」
ひげさん「嫌かい?」
幹隆「嫌じゃないけど…後ろめたい…」
ひげさん「湯船に入ろう…」
二人、湯船に入った…。

幹隆「ひげさん!」
ひげさん「ん?」
幹隆はひげさんに股がった。
幹隆「お願い!欲しい…」
ひげさん「あ…」
幹隆は手で、ひげさんのナニを扱いた。
直ぐに勃起した。
湯船の中で挿入した―!

熱い!

幹隆「ひげさん!俺、俺…!」
ひげさん「うん、うん!」
幹隆「俺、たまらないよっ!」
ひげさん「・・・」
湯船はしばらくの間
波打っていた…。
ザザ~、ザザ~ッ

幹隆から熱いキスをした…。
ひげさんも返してくれた。
ギュウッ、ギュウッ―
締め上げ
ひげさんの溜まっていただろう、ザーメンを絞り出した!
ひげさん「はぁっ!」
幹隆「ん~!」
ふたり、湯船の中で合体し
最後までやった…。

別れたぶりだった…。

湯船から上がり
体を流し
風呂場から出た―。

浴衣を着て
帰り道のベンチで
ジュースを飲みながら
涼んだ。

幹隆「ごめん…」
ひげさんにキスした…。

ひげさん「ありがとう…」
幹隆「うん…」

お互いに涙なのか
汗なのか分からないモノが
頬に流れた…。

幹隆「いこう…」
お互いの寝る場所。
戻るべき場所へ
帰っていった…。
足取りは重たかった…。

つづく~


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