短編集(お薦め！)50＋

【 お祭り野郎 】

【 お祭り野郎2 】①

橘 三朗(35)はある祭りに出ていた―。
 ワッショイ！   ワッショイ！

三朗が長年付き合っていた元彼も
一緒に参加していた…。
彼の名は、銀二(31)。

三朗、銀二、共に
理由があり、背中は綺麗であった―。
刺青は入っていない。

三朗「ん？」
三朗が視線を感じた…。
真っ直ぐにこちらを見つめる熱い視線をだ…。
今までにない熱い視線だった…。
年の功ではないが
大体、当たるこの勘―。
三朗はその熱い視線の先
彼に話し掛けに行くのだった…。

三朗「よぉ！俺、橘 三朗！良かったら…」
男「いいっすよ！」
食い気味の返事―。
男「オレ、夏山 仁( ｼﾞﾝ )です」

二人ははじめから、意気投合。
お互いの連絡先交換をし
後日、会う事にした…。

つづく～