短編集(お薦め！)50＋

【 人力者のジン 】

【 人力者のジン 】#6

つづき～
ジンは昨日の出来事を考えていた…。
初めて誘われヤッてしまったことを―。
さりげなく仲間にも聞いてみた…。
そんな経験とかないかと…。

＊海斗（ｶｲﾄ）「オレは三度くらい誘われましたが、男だったので…、ははっ！」

＊二郎「二回くらい誘われましたがタイプじゃなかったので…」

人、様々だった…。

結構、皆、言わないだけであって、お声かかっていたんだ！と実感した―。

さて、午後も頑張るぞ～と思っていた矢先…。
綺麗なお姉さんに声を掛けられ
人力車に乗せて…と依頼を受けた。
ジンはお姉さんから好意的なモノを感じ、下半身が熱くなる思いを感じたが今はマズいっ…！
観光巡りをし、帰り際、下ろす際に仕掛けてきた…。
女「きゃっ！」
ジン「大丈夫っ！」
ジンがつまずいた彼女を受け止めた…。
彼女はポッ～としていた…。
彼女「はっ！きょ、今日、お時間ありますか…？！」
ジン「時間ですか？仕事終わりなら…」
彼女「構いませんっ！あの～、コレっ！」
ジン「はい…？」
彼女「私の連絡先です。連絡、待ってます！」

   こ、これは逆ナン…！？

彼女「それじゃあ～！」
ジン「は～い…！」

つづく～