短編集(お薦め！)50＋

【 先輩の彼氏 】

【 先輩の彼氏 】④

つづき～
翌日、井上は高岡に会う為に
隣町まで出掛けた…。
突然、行ったところで会えるだろうか…？ 心配ではあった。

その頃、高岡は―。
セフレの女の家に居た―。
高岡「アキ～！タバコある…？」
アキ「アタシは止めたって言ったじゃん…」
高岡「そっかぁ～」
アキ「なんで？ マサ、急に吸いたくなったの…？」
高岡「まぁな…」
アキ「ふ～ん…」

高岡さんの通う高校にやってきた井上―。
井上「さて―。これから、どうしよう…？」
丁度、通学してくる生徒がいた。
井上「あの、すみません…！」
女学生「はい…？」
井上「この学校の三年生に高岡さんという人がいると思うのですが…」
女学生「えぇ、高岡くんなら、私と同じクラスです…」
井上「あぁ、良かった…！」
女学生「私、これからクラスに行くので呼んできますよ…」
井上「あ、ありがとうございます！」
女学生「あ！お名前は…？」
井上「あ！オレ、井上って言います！」
女学生「井上さん。 少しお待ちになってください…」
井上「はい！お願いしますっ！」
女学生は学校に入って行った―。
あの人、綺麗な人だったな～。
井上はすでに脱線していた…。

しばらく、待っているとあの女学生が走って戻ってきた―。
女学生「すみませ～ん！お待たせしました～！」
井上「あ、いえいえ…！」
女学生「すみません！今日、高岡は休みを取っているみたいふなんです！」
井上「休み？」
女学生「はい、すみません…！」
井上「わ、分かりました！ありがとうございました！」
女学生「あの～」
井上「はい…？」
女学生「ちょっと付き合ってくれません…？」
井上「はい…、いいですけど…」
二人は学校を後にし歩いて行った…。

つづく～