短編集(お薦め!)50+

霜月 雄之助

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【ぼくたち!ゲイ探偵団!】

【ぼくたち!ゲイ探偵団!】③

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団長 マツタが率いる
ゲイ専門の探偵団―。

始めた当初の大きな壁はクリアーし、経営は波に乗っていた―。のも束の間、慣れはじめ倦怠期に入ろうとした時に新たな壁にブチ当たった―。

団長室―
マツタ団長は頭を抱えていた…。
マツタ「む~ん…」
次の依頼内容を何度も何度も見ながら…悩んでいた―。

マツタ団長を悩ます依頼内容とは…!?

マツタ団長の机の上にストンっと軽快に飛び乗ってきた猫がいた。
キジトラの猫…ガスだ―。

ガスはマツタ団長の前にチョコンと座り…
マツタ団長を見るなり
ガス『やるのか?やらニャいか?の二択ニャ…』

マツタ「・・・・・!?」

マツタ団長は口をパクパクさせ
ガスの発言?に驚いていた…。

マツタ「い、今、しゃべった…?」

あくびをし、そっぽを向くガス―。

マツタ「…だよね~?しゃべる訳ないよね…!か、考え過ぎだわっ、きっと…!」

マツタ「それにしてもこの依頼、一体どうすればいいのよていいのよ…!」

作戦会議―
マツタ「皆に集まってもらったのは他でも無い…。じつは難しい、やりずらそうな依頼が来ていて受けるべきか否か答えが出ないの…。そこで皆に聞いてみようと思ったの?これなんだけど…」
リュウ「ふ~ん…。依頼料はいくら?」
マツタ「依頼料だけならいいのよ…。出来高制よ…」
けんちぃ「斬った人分、もらえるのね…?」
マツタ「切った分よ!字が怖くなってるわよっ!」
ちぽ「何をキルの…?」
マツタ「ワザと言ってるのね…?あんたら~。斬るとかキルとか…」
ちぽ「本気で聞いてるんだよ…」
マツタ「だから…、大手企業からの依頼で大量リストラしたいからお仲間を見つけ出し教えて欲しいんだと…」
けんちぃ「それってある意味、こちら任せで良い訳…?」
マツタ「ねぇ怪しいでしょ?」
リュウ「アンタが一番、妖しいんだけど…」
マツタ「また字が違う!シャ~!」
リュウ「良く分かったわね?褒めてるのよ…」
※リュウイチロウのOne Point 漢字
【怪しい】疑わしい
【妖しい】神秘的な魅力がある

けんちぃ「どうせアンタ、お仲間は着れないとでも思ってるんでしょう?」
マツタ「また字が違うわよ…。着ないで!」

~One Point 漢字~
「斬る」「キル(Kill)」「着る」「切る」「伐る」
※広く一般的には「切る」を用い、人などには「斬る」、立ち木などには「伐る」、枝・葉・花などには「剪る」、布・紙などには「截る」を用いることがある。

これを信じるとけんちぃが一番はじめに言った「斬る」が当たり。
でもちょっとニュアンスは違う気が…。日本語って難しいんだね!

つづく~
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【シン・格闘技】エロプロレス小説。闘いもエロく闘い、リング以外のレスラー同士の絡み合いやスポンサーたちにレイプされたり、させたり!リング上でも精液を飛び散らし、リング外でも激しく射精するレスラーたち。必見です! 霜月 雄之助
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