能力者～SKILL MAN

【ハーレムな湯】

仲間たちの雑談中、こんな話になった。
『あそこの銭湯、ヤバいらしいぜ！』
気になって仕方がない俺は一人時間を作り、その曰(ｲﾜ)く付き銭湯へ足を運んだ。友達の話だと開店窓際は人が少なく、人が居ない時の方が良いらしい、ともに聞いた。
何が起こるかはその現象に合ってから。

ホロの湯

開店時、人は俺だけ。好機だ！
脱衣場で素早く衣服を脱ぎ、体を清めるつもりで洗い、いざ湯船へ。
ジェットバスがある位置がポイントと云ってたな。
浴槽の端っこ右側にて
肩まで湯船に…！！
き、気持ち良い。
少し強くないか？
ジェットバス噴出。

ウッ！な、なんだなんだ！
なんだ、これ？？
全身が複数人に責められているような、そんな感覚が体中に感じた。
オーッ、スゲー、キモチイイーッ
快感に体を委ねていた―。オ～っ

ガラガラッ
人が来た。

グッ、イクッ
湯船の中で射精しちまった…。
ま、ジェットバスで消えるだろう。
ん？
後から入ってきた人は子供連れのお父さん。
小さい子供がはしゃいで入ってきて、「泡ーっ」俺の方に向かってきた。
お、女の子じゃん、妊娠しちゃう！
知識がない俺はパニくった。
女の子は体も洗わずに俺の方に入ってきた。
「コンチャ、泡、泡、泡(笑」
あちゃ～
お父さんが「こらこら、体洗ってから！」と足だけ湯船に入れ娘を抱(ｶｶ)えあげ
「すいません」お父さん謝りながら俺の前を通った時、とんでもないモノが目に飛び込んできた。
娘の妊娠も心配したが
お父さんの毛深い足に絡み付いた白く固まった何かが(多分、俺の精液)。

まさか熱い湯船の中で
冷や汗かくとは…。

俺は娘の妊娠の心配と
まだ絡み付いてる
お父さんの太ももを心配しながら
颯爽(ｻｯｿｳ)と湯船から出て脱衣場に直行した。

俺は色んな事にドキドキし
服を着て銭湯を後にした。

おしまい～