【 RUSH！(ﾗｯｼｭ!) 】短編集30

【 モッコリマン 】

本当はヒーローになりたかった…。
でも、なれなかった…。
自分の性欲、欲望、欲求などを
吐き出す事だけを考えよう…。

俺はモッコリマン。

正体が分からないように
ピッチピチのゼンタイを着用し
股間をモッコリさせ、外へ出る―。暗い場所、人気の無い道へ急ぐ。
こんな格好で警察にでも見つかったら確保されてしまう…。
ﾄﾞｷﾄﾞｷとﾜｸﾜｸで大分、ストレス解消された。が、足りなかった…。

こんな暗い道を歩くのが悪いのだ。いや、むしろ。
望んで歩いているんでは？
その欲望に俺が応えよう―。

こんな真っ暗な遊歩道を
若い女が歩いて来た―。

俺に迷いはなかった…。
女を捕まえ、押し倒し
自慢のモッコリを女の顔に押し付け、腰を振ったりした。

女は悲鳴さえあげず、静かにされるがままだった…。
木に寄りかかり倒れている女に
モッコリを十二分に擦りつけたり、ピストンしたりした―。

ゼンタイのファスナーを下げ、
生チンポを出した…。
先走り汁で、ヌレヌレだった。
顔に押し付けたり、擦ったりしていた時だ。
不本意ながら、射精してしまった。もちろん、女の顔面に顔射してやった…。イッた後も激しくシゴき、潮を吹いてやった―。

今日はこれくらいで満足した…。
俺はその場から
走って立ち去った…。

急遽、実行した今日は
無事、成功を納めた…。

また、やってしまうんだろうか？

つづく～