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【 蜘蛛男 】
【 俺らの地球を救って~蜘蛛男~ 】
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原宿―
健太郎「ウラハラってどこだ?」
ブゥ「ここは原宿らしいぞ…」
健太郎「知ってる。原宿の裏にあるのが裏原って言うんだ…」
ブゥ「ふ~ん」
健太郎「ない~!」
ブゥ「なんで人に聞かない?」
健太郎「恥ずかしい…」
ブゥ「今更、何を言うか」
そんな図体して…
健太郎「日が暮れてきた…」
ブゥ「ん?あの薄暗い細道は…」
健太郎「おぉ!」
ブゥは健太郎には悪いがあの細道に感じたのは違うモノであった。
健太郎「ただの暗い細道じゃん」
突然、
健太郎の目の前に現れた
大きな黒い影―。
健太郎「!?」
ブゥ「・・・」
健太郎は無言で回れ右をし
ダッシュし逃げた…。
健太郎「なんだ?」ハァハァハァ…
ブゥ「何が?」
健太郎「今の大きな黒いヤツだよ!目が…」
ブゥ「見えたのか?!」
健太郎「丸見えだよ!」
ブゥは内心、感心していた。
にしても健太郎のいう通り、
ヤツは地球のモノじゃなかった。
それは確か…。しかも、よく逃げれたと…。人間、皆、夜盲症( 鳥目 )かと思っていた…。
にしても、気になるなヤツだ…。
ブゥは声には出さないが
健太郎の方向音痴ぶりに呆れていた。
さっきから同じところを何度も何度も通っていた―。
気付かないのか?健太郎…。
ブゥ( またあの細道だ… )
辺りは真っ暗だ―。
誰も居なそうな陰気が漂う細道。
健太郎は
その道へ進んでいった。
ブゥ「 健太郎…」
一応、注意しようとしたが…
健太郎「五月蝿い…」
ブゥ「・・・」
健太郎の前に大きな黒い影が待っていたかのように立ちはだかる。
「 キルキキキキ~ 」
ヤツの目には
健太郎の姿が 8つ映っていた―。
逃げれないと察知したブゥ。
健太郎も感じていたようで
今回は逃げなかった…。
健太郎のアッパーカット~!
見事、黒い八つの目を持った
化け物にヒットした。
後ろに一回転し、
化け物は戦闘体勢をとった。
健太郎「なんだよ?アレ!目が八つあるぜ…」
ブゥ「勝てるな…」
化け物は前足を高く上げ
威嚇していた…。
「キルキルキキ~」
化け物は横の壁を使い、右横から
健太郎に飛びかかって来た。
が、健太郎の右フック、左ジャブ。
見事にヒット。
健太郎「ブゥ!ヤツ、手も八本あるぜ!なんじゃありゃ?」
ブゥ「へ~!良く見えてるな…」
健太郎「 当たり前だ!暗闇は得意だっ!だから少し、力貸せ!」
ブゥ「いいよ…」
ブゥはこの生物は始末した方が良いと本能的に感じていた―。
それが健太郎にも流れたのか?
ブゥ「まさかね…」
今度は化け物は正面から襲いかかってきたが、いきなりケツをむけて何かを出してきた。
健太郎「おわっ!」
避けきれなかった。左足に糸みたいなネバネバしたモノがついた。
健太郎「うわぁ~!」
ブゥ「あまり触るな!」
化け物は飛びかかって来たが
健太郎はブゥの力を信じてか
正面からストレート・パンチを打った―!
化け物は吹っ飛び、ピクピクしていた…。
健太郎「うわ!デケー蜘蛛だな」
ブゥ「蜘蛛…!健太郎、完全に殺せ!」
健太郎「えぇ!キモいんだけど…」
ブゥ「そこの鉄パイプで…」
健太郎は鉄パイプを両手で握り
蜘蛛に近づいていった…。
健太郎「嫌だな~」
ブゥ「腹にぶっ刺すか、千切(チギ)るか…だ!」
健太郎「オッケ~イ!だりゃ!」
ブゥ「よし!」
腹にズブリとブッ刺した―。
「 キルル~・・ 」
蜘蛛は息絶えた…。
ブゥ「よくやれたな?」
健太郎「だってキモかったし…」
ブゥは思った…。
日本に蜘蛛がいた…。
おそらく何人、何十人と
犠牲者がいただろうに放置?
それとも…。
まぁ今回、駆除出来たし
別にいいか…。
こうして今現在、日本では
駆除出来ない生物を
健太郎&ブゥは片付けてしまった。
大袈裟ではなく
二人は地球を守ったのだ…。
おしまい~
健太郎「ウラハラってどこだ?」
ブゥ「ここは原宿らしいぞ…」
健太郎「知ってる。原宿の裏にあるのが裏原って言うんだ…」
ブゥ「ふ~ん」
健太郎「ない~!」
ブゥ「なんで人に聞かない?」
健太郎「恥ずかしい…」
ブゥ「今更、何を言うか」
そんな図体して…
健太郎「日が暮れてきた…」
ブゥ「ん?あの薄暗い細道は…」
健太郎「おぉ!」
ブゥは健太郎には悪いがあの細道に感じたのは違うモノであった。
健太郎「ただの暗い細道じゃん」
突然、
健太郎の目の前に現れた
大きな黒い影―。
健太郎「!?」
ブゥ「・・・」
健太郎は無言で回れ右をし
ダッシュし逃げた…。
健太郎「なんだ?」ハァハァハァ…
ブゥ「何が?」
健太郎「今の大きな黒いヤツだよ!目が…」
ブゥ「見えたのか?!」
健太郎「丸見えだよ!」
ブゥは内心、感心していた。
にしても健太郎のいう通り、
ヤツは地球のモノじゃなかった。
それは確か…。しかも、よく逃げれたと…。人間、皆、夜盲症( 鳥目 )かと思っていた…。
にしても、気になるなヤツだ…。
ブゥは声には出さないが
健太郎の方向音痴ぶりに呆れていた。
さっきから同じところを何度も何度も通っていた―。
気付かないのか?健太郎…。
ブゥ( またあの細道だ… )
辺りは真っ暗だ―。
誰も居なそうな陰気が漂う細道。
健太郎は
その道へ進んでいった。
ブゥ「 健太郎…」
一応、注意しようとしたが…
健太郎「五月蝿い…」
ブゥ「・・・」
健太郎の前に大きな黒い影が待っていたかのように立ちはだかる。
「 キルキキキキ~ 」
ヤツの目には
健太郎の姿が 8つ映っていた―。
逃げれないと察知したブゥ。
健太郎も感じていたようで
今回は逃げなかった…。
健太郎のアッパーカット~!
見事、黒い八つの目を持った
化け物にヒットした。
後ろに一回転し、
化け物は戦闘体勢をとった。
健太郎「なんだよ?アレ!目が八つあるぜ…」
ブゥ「勝てるな…」
化け物は前足を高く上げ
威嚇していた…。
「キルキルキキ~」
化け物は横の壁を使い、右横から
健太郎に飛びかかって来た。
が、健太郎の右フック、左ジャブ。
見事にヒット。
健太郎「ブゥ!ヤツ、手も八本あるぜ!なんじゃありゃ?」
ブゥ「へ~!良く見えてるな…」
健太郎「 当たり前だ!暗闇は得意だっ!だから少し、力貸せ!」
ブゥ「いいよ…」
ブゥはこの生物は始末した方が良いと本能的に感じていた―。
それが健太郎にも流れたのか?
ブゥ「まさかね…」
今度は化け物は正面から襲いかかってきたが、いきなりケツをむけて何かを出してきた。
健太郎「おわっ!」
避けきれなかった。左足に糸みたいなネバネバしたモノがついた。
健太郎「うわぁ~!」
ブゥ「あまり触るな!」
化け物は飛びかかって来たが
健太郎はブゥの力を信じてか
正面からストレート・パンチを打った―!
化け物は吹っ飛び、ピクピクしていた…。
健太郎「うわ!デケー蜘蛛だな」
ブゥ「蜘蛛…!健太郎、完全に殺せ!」
健太郎「えぇ!キモいんだけど…」
ブゥ「そこの鉄パイプで…」
健太郎は鉄パイプを両手で握り
蜘蛛に近づいていった…。
健太郎「嫌だな~」
ブゥ「腹にぶっ刺すか、千切(チギ)るか…だ!」
健太郎「オッケ~イ!だりゃ!」
ブゥ「よし!」
腹にズブリとブッ刺した―。
「 キルル~・・ 」
蜘蛛は息絶えた…。
ブゥ「よくやれたな?」
健太郎「だってキモかったし…」
ブゥは思った…。
日本に蜘蛛がいた…。
おそらく何人、何十人と
犠牲者がいただろうに放置?
それとも…。
まぁ今回、駆除出来たし
別にいいか…。
こうして今現在、日本では
駆除出来ない生物を
健太郎&ブゥは片付けてしまった。
大袈裟ではなく
二人は地球を守ったのだ…。
おしまい~
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