【 漁師の兆さん 】完

霜月 雄之助

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4、【 帰郷~】

【兆さんの帰郷~】

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潮の匂いが微かに漂う江呂の町―

兆「帰ってきたぜ~ぃ!」
オハツ『ふふっ…』
兆「疲れてないか…オハツ…」
オハツ『はい…。蝶さん、わっち、海が早く見たい…』
兆「お!おぅ。あっちだ…!」
兆は職場でもある海へオハツを連れていった…。

ザザ~ッ―。
オハツ『わぁ~大きい…!』
兆「初めての海か…」
オハツ『はい…』
兆「座るか…」
オハツ『はい…』
2人は海を見ながら
重なるように座った…。

ザザ~ッと波音が繰り返し
鳴り響いていた…。

「兆さん…?」

兆「うん…?」
振り返ると軍治が立っていた―。

つづく~
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