1 / 30
1、【 漁師の兆さん 】序破急
漁師の兆さん:序
しおりを挟む
現代より少し前の現在。
江戸時代。江呂時代。
少し栄(サカ)えた町を
褌姿(フンドシスガタ)で走り回る物売りやお客さんで賑わっていた。
中でも一番人気は、
漁師の兆(チョウ)さんだ。
絶世の美形でもない。
むしろ、図体の大きい野郎臭い風貌だった。
愛想が良い?
いや、むしろ野暮ったい感じだ。
肌が綺麗?
いや、小麦色に程よく焼けた毛深い体。
なんで一番人気?
そ・れ・は
皆の視界を釘付けにしているのは見たからに
【褌の中の大きな膨(ふく)らみ】
町中を走る姿には
皆の首が左右に揺れている。
路地裏にて
綺麗めな女性が声をかける。
『兆さ~ん!』
「あいよ」
色っぽい歩みで近づき
『おっきいの―ある?』
下を向き軽く頷き、二人は消えた。
こんな感じで
新鮮な美味しい魚と大きい副産物は飛ぶように売れていた。
暫くすると
満足げな顔をした女性が
兆さんと出てきた。
『兆さん、ありがとう!』
小さく頷き、兆さんは町へ走り去っていった。
先程より明らかに大きく膨らんだ褌と共に。
この町ではこのようにして
あちらこちらで密かな目合い(マグアイ)が行われていた。
漁師の兆さんは
七寸胴返し…21cmの巨根の持ち主であった。
おしまい~
江戸時代。江呂時代。
少し栄(サカ)えた町を
褌姿(フンドシスガタ)で走り回る物売りやお客さんで賑わっていた。
中でも一番人気は、
漁師の兆(チョウ)さんだ。
絶世の美形でもない。
むしろ、図体の大きい野郎臭い風貌だった。
愛想が良い?
いや、むしろ野暮ったい感じだ。
肌が綺麗?
いや、小麦色に程よく焼けた毛深い体。
なんで一番人気?
そ・れ・は
皆の視界を釘付けにしているのは見たからに
【褌の中の大きな膨(ふく)らみ】
町中を走る姿には
皆の首が左右に揺れている。
路地裏にて
綺麗めな女性が声をかける。
『兆さ~ん!』
「あいよ」
色っぽい歩みで近づき
『おっきいの―ある?』
下を向き軽く頷き、二人は消えた。
こんな感じで
新鮮な美味しい魚と大きい副産物は飛ぶように売れていた。
暫くすると
満足げな顔をした女性が
兆さんと出てきた。
『兆さん、ありがとう!』
小さく頷き、兆さんは町へ走り去っていった。
先程より明らかに大きく膨らんだ褌と共に。
この町ではこのようにして
あちらこちらで密かな目合い(マグアイ)が行われていた。
漁師の兆さんは
七寸胴返し…21cmの巨根の持ち主であった。
おしまい~
0
*【短編集(お薦め)】あらゆるエロ作品を纏めた短編集。気がつけば長編になっていく場合も有り。SFから恋愛まで幅広く作成中!私からの一推しです! 宜しくお願い致します。 ~ 霜月 雄之助~
お気に入りに追加
15
あなたにおすすめの小説







ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる