【 よくあるバイト 】完

霜月 雄之助

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よくあるバイト

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部活の先輩に割りの良い
小遣い稼ぎを紹介され、
待ち合わせ場所に向かった。
このアルバイトには一つだけ絶対条件があり、それは
【絶対に断ってはイケナイ】という事だった。

駅前で落ち合い、公衆トイレに連れていかれた。
相手はゴツい男だ。
そう、オナニー撮影するだけで小遣いをもらえるのだ。
トイレに二人で入り、エロ本を手渡され、ナニを引きづり出し、シゴきはじめた。
エロ本は裏本で、興奮してすぐに勃起した。*裏本…モザイク等が無い本
カメラマンは色んなアングルからシャッターを押す。
俺は裏本に夢中になっていた。
チンポから先走りが垂れる。
カメラマンが背後から乳首を優しく触った。
俺は「おぉ」と声が出てしまった。
手の動きも早くなり気持ち良くなってきたところでカメラマンがストップをかけた。
「まだイッちゃ駄目だよ」
チンポから手を外すとビクンビクンと暴れ我慢汁が地面へと伸びていた。
カメラマンが「しゃぶって、あげようか?」と唐突に俺の前に回り、チンポを握った。
「エロ本見てて。君は何もしないで良いから(常套句)」
ズズゥッと音と共に生温かさにチンポが包まれた。キ、キモチイイ。
このエロ本の下で何が起きてるんだ!?金玉を押さえながら、グチュグチュと音が聞こえる。
『そろそろ、出してもいいよ』
そう言われると中々、出ないもんだ。
時折、入ってくる人の足音や話し声に注意し、長い時間が経った。
出そうになったので、口を外そうとしたが『口に出して!』ドピュッ。「くっぐっぐ―」
カメラマンはまだ咥えこんでおり、チンポから離れようとしなかった。
『はーっ。ありがと』
帰り際に『またバイトしたい時は連絡して。今度はホテルでゆっくり』とプライベート携帯の番号を教えてもらった。

確かに割りの良いアルバイトだが、もう二度と無いと思っていた。
稼いだ小遣いは当日中にパチンコで消えた。
1時間で稼いだモノを
3時間で使い切ってしまった。

あ~あ。

おしまい~
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