【 よくあるバイト 】完

霜月 雄之助

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能力者:Disappear(ディスピア)

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誰もが一度は思った事があるだろう?
「好きな人を覗(ノゾ)きみたい」と―。
もしくは姿を消して知らない彼・彼女を見てみたいと。知ってみたいと。
俺は今さっき会ったばかりの、
目の前にいる彼に興味が沸(ワ)き
尾行中だ。
(坊主、強面、細マッチョ)
自宅へ着いたようで家に入っていった。よし、まずは晩飯を食おう。
近くのファミレスで軽く済ませ
再度、彼の自宅へ

【Disappear(ディスピア)』】

彼の自宅へ入り、彼を探す。
二階へ上り、二つドアがあった。
一つドアを覗くが誰も居なかった。二つドアを覗く。彼は居た。
ベッドに横になっていた。
何か考えているようだ。
ズボンを脱ぎ始めた。
驚いた!赤い褌だった。
シャツも脱ぎ、赤褌一丁となった。
寝るのか?と思いきや
右手は自分の左乳首を摘まみはじめ、左手は赤褌をまさぐり出した。良く良く見るワンシーンが始まった。俺は彼のオナニーを見て楽しんだ。元気の良い綺麗なイチモツだった。まだ女を知らないチンポだと。
チンポを右手で強く握り
力強くシゴいて、休んでは
シゴきはじめを繰り返した。
ビンビンになった魔羅の鈴口からは天然ローションが流れ出ていた。
とうとうフィニッシュの時。
左手で左乳首をいじり、右手で亀頭、根元と焦らしながら弄(イジ)りだした。『オッ、オッ、オォー』
ガチャ、急にドアが開く。
「お兄ちゃん!」
瞬時に布団で隠す!
兄「な、なんだよ!急に開けんなよ!」
妹「ごめーん、居ないと思ったから。辞書貸りるね!」
兄「あぁ」
布団は変な盛り上がりをしていた。
妹「なんかこの部屋、変な匂いがするよ?」
兄「し、知らねーよ!早く出てけよ!」
俺は射精まで見たかったが
無理だと感じた。

妹が出ていくと同時に
あぐらをかいて
続きを始めた。

くっ!時間切れだ。

俺は彼の部屋の窓を
外から見つめていた。

これが俺の能力。

おしまい~
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