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最終話
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ゆっくりを意識が覚醒していく
瞼を開けて辺りを見回すと白い天井、腕には点滴
ああ、成る程見たことある風景です
けどなんで病院に入院してるん
!!?
リリィ!リリィはどうなったんだ!あれからどれくらい寝てたんだよ!
ナースコールを押して看護師が来るのを待ってる間不安だけが押し寄せてくる
ガラリ
扉を開けて入ってきたのは看護師ではなかった
「師匠!?」
「目覚めて早々に元気じゃの、その様子なら後遺症はなさそうじゃな」
師匠が来てるなら話は早い
「師匠!俺はどれくらいの間寝てたんですか?リリィは?リリィは無事なんですか?」
「まあ、落ち着け!20日も眠っておったんじゃ、身体が動かんじゃろ!無理に動かすでない」
そう言えば全体的に身体が重い
てか20日!?そんなに寝ていたのかよ
「頭に車の部品が当たったのじゃ!生きてだけで奇跡だったのじゃよ。身体強化と裏式のおかげじゃな!」
成る程、身体強化で衝撃を緩和して裏式で奇跡的に無事だったのか
「で、じゃ。リリィなのだかのぉ」
師匠が俯いてそれ以上喋ろうとしない
うそ、だろ、、、失敗したのか
「勝手に殺さないでくれないかしら」
後ろのドアをノックしながらリリィが入ってきた
え?あれ?だって師匠の態度だと
「いやぁ一緒に来たのだがな、サプライズというやつじゃ」
「そんな心臓に悪いサプライズはいりません!!!」
なんとか落ち着くまで待ってもらって
改めてリリィを見る
うん、気が充実して循環出来ている
大丈夫そうだ
「あれから死の運命はピタリと止まったわ。不思議ね、私生きてるの、貴方のおかげよ、だけど、、、貴方が死んでしまったら、、何も意味ないじゃない、、、良かった、、、生きて、目が覚めて、、ホントに、、、」
涙を流しながらリリィが胸に飛び込んできた
師匠は振り返って部屋を出ていた
「ゴメン、あれしか方法がなかったんだ。けど生きてる。リリィの死の運命にも打ち勝って、俺も生き残って!後は残す事はたった1つ」
「やっぱり行くの?」
「ああ、なんたって勇者だからね」
「そう、、なら私も連れて行って」
リリィは真っ直ぐ見つめてくる
「折角回避出来たのに、向こうの世界はー」
「貴方の居ない世界に私だけ置いてかれるのは嫌、貴方の側に居させて」
リリィがギュッと抱きしめて、それに応えるように抱きしめる
「辛い旅路だぞ?」
「貴方となら」
「親父さんと戦う事になるんだぞ?」
「父を倒さなければまた悲劇が起こるわ」
「わかった、リリィ、俺が絶対に守るから俺の側に居てくれ」
しばらくの間2人は抱きしめてゆっくりと離れた後、唇が重なった
それから数ヶ月、動かない身体にリハビリを続け修行も再開した
そして
「そろそろかな」
足下を見ながらいつ来てもいいように荷物を持つ
「そうね、あ!ポケットティッシュ忘れてきたわ」
ガクッとコケてリリィを見る
あれからリリィの表情が豊かさを増した
周りが2度3度見する程の美人となって
足下に魔法陣が広がる
リリィを抱き寄せると魔法陣が光輝き出した
今度こそ世界を救おう!勇者として
大丈夫、リリィと一緒なら何だって乗り越えてやるさ
リリィを見ると微笑んでいた
うん、これからが俺達の物語
異世界で少年兵士が勇者になって世界を救う物語
瞼を開けて辺りを見回すと白い天井、腕には点滴
ああ、成る程見たことある風景です
けどなんで病院に入院してるん
!!?
リリィ!リリィはどうなったんだ!あれからどれくらい寝てたんだよ!
ナースコールを押して看護師が来るのを待ってる間不安だけが押し寄せてくる
ガラリ
扉を開けて入ってきたのは看護師ではなかった
「師匠!?」
「目覚めて早々に元気じゃの、その様子なら後遺症はなさそうじゃな」
師匠が来てるなら話は早い
「師匠!俺はどれくらいの間寝てたんですか?リリィは?リリィは無事なんですか?」
「まあ、落ち着け!20日も眠っておったんじゃ、身体が動かんじゃろ!無理に動かすでない」
そう言えば全体的に身体が重い
てか20日!?そんなに寝ていたのかよ
「頭に車の部品が当たったのじゃ!生きてだけで奇跡だったのじゃよ。身体強化と裏式のおかげじゃな!」
成る程、身体強化で衝撃を緩和して裏式で奇跡的に無事だったのか
「で、じゃ。リリィなのだかのぉ」
師匠が俯いてそれ以上喋ろうとしない
うそ、だろ、、、失敗したのか
「勝手に殺さないでくれないかしら」
後ろのドアをノックしながらリリィが入ってきた
え?あれ?だって師匠の態度だと
「いやぁ一緒に来たのだがな、サプライズというやつじゃ」
「そんな心臓に悪いサプライズはいりません!!!」
なんとか落ち着くまで待ってもらって
改めてリリィを見る
うん、気が充実して循環出来ている
大丈夫そうだ
「あれから死の運命はピタリと止まったわ。不思議ね、私生きてるの、貴方のおかげよ、だけど、、、貴方が死んでしまったら、、何も意味ないじゃない、、、良かった、、、生きて、目が覚めて、、ホントに、、、」
涙を流しながらリリィが胸に飛び込んできた
師匠は振り返って部屋を出ていた
「ゴメン、あれしか方法がなかったんだ。けど生きてる。リリィの死の運命にも打ち勝って、俺も生き残って!後は残す事はたった1つ」
「やっぱり行くの?」
「ああ、なんたって勇者だからね」
「そう、、なら私も連れて行って」
リリィは真っ直ぐ見つめてくる
「折角回避出来たのに、向こうの世界はー」
「貴方の居ない世界に私だけ置いてかれるのは嫌、貴方の側に居させて」
リリィがギュッと抱きしめて、それに応えるように抱きしめる
「辛い旅路だぞ?」
「貴方となら」
「親父さんと戦う事になるんだぞ?」
「父を倒さなければまた悲劇が起こるわ」
「わかった、リリィ、俺が絶対に守るから俺の側に居てくれ」
しばらくの間2人は抱きしめてゆっくりと離れた後、唇が重なった
それから数ヶ月、動かない身体にリハビリを続け修行も再開した
そして
「そろそろかな」
足下を見ながらいつ来てもいいように荷物を持つ
「そうね、あ!ポケットティッシュ忘れてきたわ」
ガクッとコケてリリィを見る
あれからリリィの表情が豊かさを増した
周りが2度3度見する程の美人となって
足下に魔法陣が広がる
リリィを抱き寄せると魔法陣が光輝き出した
今度こそ世界を救おう!勇者として
大丈夫、リリィと一緒なら何だって乗り越えてやるさ
リリィを見ると微笑んでいた
うん、これからが俺達の物語
異世界で少年兵士が勇者になって世界を救う物語
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