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登校
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次の日の朝
早目に起きてベットに腰掛け、両手を胸の前に持ってきて指の先端だけをくっ付ける
これが自分にはしっくりくる集中の仕方だ
ちなみにヴァンは指を組んで祈るようにする時が集中出来るって言っていた
今日から早速魔力コントロール!
先ずは持続時間を伸ばす!1日30分頑張るぞーー!
5分持たなかった
めっちゃ疲れる、、、、向こうの世界とは全然違う!こりゃ前途多難だぞっと
「弥勒ーーー!遅刻するぞーー!」
下から父さんの声が聞こえてきた
矢羽田家は父と母、それと年の離れた兄の4人家族
兄は大学が遠い為1人暮らしをしているので、たまに帰ってくるくらい
急いで着替え下へ降りる。
「おはよう」
「お、意外と早く起きて来れたじゃないか!」
「おはよう、みー君は今日まで休んでもいいのよ?」
「男たる者気合いでどうとでもなる!」
いや、気合いだけではどうにもならない事もあるよ?
一応心の中でツッコミを入れておく
「ううん!今日から学校に行くよ!」
「そお?気分が悪くなりそうな時は早目に保健室に行くのよ?」
「よく言った!それでこそ矢羽田家の男子だ!!」
昔の武家か!
でも両親と一緒にご飯を食べるのは懐かしいなぁ
向こうの世界では親父が家を出ていって暫くして母が病気で死んじゃったからなぁ
平和で何気ない日常が幸せだと感じるなんて・・おっと目から汗が
「どうした?大きな欠伸でもしたのか?」
「そんなとこ、遅刻しそうだからもう行くね!行ってきます!」
うやむやにして家を出る
弥勒の記憶もほぼ融合しているので学校の道のりも迷う事なく行けた
周りをキョロキョロと見ながらだったけど教室に遅刻する事なく辿り着く
ガラリ
「おはよう」
倒れたのが授業中だったのでちょっと気まずい気持ちで教室に入る
「矢羽田君!?もう学校に来ても大丈夫なの?」
1人の男子生徒が訪ねてくると、次々と生徒達が寄って来た
矢継ぎ早の質問になんとか答えていると気になる視線が
教室の後ろでこちらを、と言うか俺を睨んでるグループがいた。よくある不良グループだ
チヤホヤが気にくわないんだろうか?
キーンコーンカーンコーン
チャイムさん!ナイスタイミングです!
皆んなが、席に着き前の扉が開いて男の先生が入ってきた。うちらの担任だ
「矢羽田!もう大丈夫なのか?具合悪くなるようなら保健室行けよー!」
はーい!と片手を上げて答える
「じゃあ久しぶりに全員が揃ったナイスなタイミングで転校生を紹介しよう!」
教室中が驚いて騒めき始めた
「先生ー!男子ですかー?女子ですかー?」
1人の男子生徒が立ち上がって聞いてみた
「喜べ!!野郎ども!美人の女の子だ!しかも日本国ペラペラのダブルだ!!」
おお~!!
男子生徒からはどよめきが起こった
うーん、転校生でここまで盛り上がれるとは。
向こうの世界だと外国人どころか獣人とか居たし
「よーし、静かにしろよー!じゃあ入っておいで!」
ガラリと扉が開き1人の少女が入ってくる
先生の横に立った姿を見た生徒達からは歓声が上がり俺は椅子から転げ落ちた
血の気が引くほどの戦慄と共に
「初めまして、リリィ・ベネットです。」
早目に起きてベットに腰掛け、両手を胸の前に持ってきて指の先端だけをくっ付ける
これが自分にはしっくりくる集中の仕方だ
ちなみにヴァンは指を組んで祈るようにする時が集中出来るって言っていた
今日から早速魔力コントロール!
先ずは持続時間を伸ばす!1日30分頑張るぞーー!
5分持たなかった
めっちゃ疲れる、、、、向こうの世界とは全然違う!こりゃ前途多難だぞっと
「弥勒ーーー!遅刻するぞーー!」
下から父さんの声が聞こえてきた
矢羽田家は父と母、それと年の離れた兄の4人家族
兄は大学が遠い為1人暮らしをしているので、たまに帰ってくるくらい
急いで着替え下へ降りる。
「おはよう」
「お、意外と早く起きて来れたじゃないか!」
「おはよう、みー君は今日まで休んでもいいのよ?」
「男たる者気合いでどうとでもなる!」
いや、気合いだけではどうにもならない事もあるよ?
一応心の中でツッコミを入れておく
「ううん!今日から学校に行くよ!」
「そお?気分が悪くなりそうな時は早目に保健室に行くのよ?」
「よく言った!それでこそ矢羽田家の男子だ!!」
昔の武家か!
でも両親と一緒にご飯を食べるのは懐かしいなぁ
向こうの世界では親父が家を出ていって暫くして母が病気で死んじゃったからなぁ
平和で何気ない日常が幸せだと感じるなんて・・おっと目から汗が
「どうした?大きな欠伸でもしたのか?」
「そんなとこ、遅刻しそうだからもう行くね!行ってきます!」
うやむやにして家を出る
弥勒の記憶もほぼ融合しているので学校の道のりも迷う事なく行けた
周りをキョロキョロと見ながらだったけど教室に遅刻する事なく辿り着く
ガラリ
「おはよう」
倒れたのが授業中だったのでちょっと気まずい気持ちで教室に入る
「矢羽田君!?もう学校に来ても大丈夫なの?」
1人の男子生徒が訪ねてくると、次々と生徒達が寄って来た
矢継ぎ早の質問になんとか答えていると気になる視線が
教室の後ろでこちらを、と言うか俺を睨んでるグループがいた。よくある不良グループだ
チヤホヤが気にくわないんだろうか?
キーンコーンカーンコーン
チャイムさん!ナイスタイミングです!
皆んなが、席に着き前の扉が開いて男の先生が入ってきた。うちらの担任だ
「矢羽田!もう大丈夫なのか?具合悪くなるようなら保健室行けよー!」
はーい!と片手を上げて答える
「じゃあ久しぶりに全員が揃ったナイスなタイミングで転校生を紹介しよう!」
教室中が驚いて騒めき始めた
「先生ー!男子ですかー?女子ですかー?」
1人の男子生徒が立ち上がって聞いてみた
「喜べ!!野郎ども!美人の女の子だ!しかも日本国ペラペラのダブルだ!!」
おお~!!
男子生徒からはどよめきが起こった
うーん、転校生でここまで盛り上がれるとは。
向こうの世界だと外国人どころか獣人とか居たし
「よーし、静かにしろよー!じゃあ入っておいで!」
ガラリと扉が開き1人の少女が入ってくる
先生の横に立った姿を見た生徒達からは歓声が上がり俺は椅子から転げ落ちた
血の気が引くほどの戦慄と共に
「初めまして、リリィ・ベネットです。」
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