99 / 130
第4章 帝国編
救出作戦2
しおりを挟む
ナビを使用しながら地下へと潜入していく
見回りが多く、どうしてもエンカウントしてしまう帝国兵にはスミレの水魔法で顔を覆い窒息させる方法と、海斗の空間の術で真空状態にして意識を飛ばす方法の2種類で静かに制圧していった
倒した帝国兵は空き部屋に縛って置き、人質の居る地下室へと辿り着いた
ドアの近くで部屋の中の状態を確認してみる
帝国兵が2人に人質が13人か・・1人が帝国兵の近くにいるせいで静かに制圧するのは難しいな
海斗はレオン達に中の状況を伝えて作戦を立てた
中に最初に入るのは海斗とレオン、他はドアの近くで待機しつつ他に帝国兵が来ないか見張りをしてもらう
皆んなに了承を貰って少しドアを開けて中を見て見ると、少女が帝国兵に殴られている姿だった。
そして剣を構え少女を斬ろうと振りかぶった時には身体が動いていた
瞬動で背後を取りビームサーベルを装着した時、少女からか細く助けてと聞こえ海斗は迷わず帝国兵の胴体を横薙ぎする
真っ二つに別れた帝国兵の後ろに現れた海斗に呆然とした表情で見つめる少女
良かった、間に合ったみたいだ。
「海斗!こっちも終わった」
振り返るとレオンがもう1人の帝国兵を斬り伏せており室内の安全を確保出来た
海斗は下級ポーションを取り出して少女と同じ目線まで座り込む
「ごめんね、遅くなった。俺達は王国から助けに来たんだ。もう大丈夫だよ、これポーションだから」
少女は安心したのか泣き出し、落ち着くまで待っているとスミレ達が中へと入ってくる。レオンと一緒に他の人質に説明をしてくれるようだ。
少女にポーションを飲ませていると
「海斗、ちょっといいか?」
レオンが困った表情でこちらを見ている。厄介ごとの香りがするんだけど
少女を起こしてレオンの所へ歩いていく
「海斗、この子の話を聞いてもらえるか?」
はい?レオンに言われた子供は10歳前後の男の子、身なりは他の人質の子よりも良い。後ろにはその子よりも小さい女の子、多分身なりと顔立ちが似てる所からして妹なんだろう
「あの、王国から助けにきたのは本当でしょうか?この人数で砦に侵入するのは不可能だと思うんですけど」
へえ、この砦ってそんなに難しい所だったんだね
「帝国兵が作った別通路から潜入してきたんだよ。今からまたそこを通って王国側へと行くつもりだから安心していいよ」
男の子は何かを考えるように俯き自分の服を胸の辺りでギュッと握り込んだ
「分かりました、彼等を救出して頂き感謝します。無事に王国側へと帰してあげて下さい。・・そしてもし我儘を聞いて頂けるなら妹を・・リナを王国へと連れて行ってもらえないでしょうか?」
「おにいさま!?」
んん?どうゆう事?
「僕と妹は王国の人間では無いです。僕の名前はアッシュ・グリント、皇帝の弟なんです」
な!?なんだってーー!?
思わずレオンと顔を見合わせる。レオンは先に名前を聞いていたのか苦笑いだ
「そ、そうなんだ・・それで何で皇帝の兄妹が人質と一緒に地下室に閉じ込められていたの?」
アッシュは俯きがちにポツリと話してくれた
今の兄は力と恐怖で支配しており帝国至上主義を掲げていた。貧富の差は広がり負けた国は搾取されていく一方
このままでは世界は暴力と混沌に満ちた世界になってしまうと思い反乱軍を立ち上げるべく協力者を水面下で集めていたのだが、兄に見つかり国の1番端の砦に幽閉されてしまったそうだ
「僕はまた反乱軍を立ち上げるべく国を回ろうと思ってます」
「な!?たった1人で集める気なのか!?」
レオンは驚いてアッシュを説得しようと話かけていく
「海斗さん、こんな小さな子供達が不幸になる世界って・・」
ヨシユキはそう言って次の言葉が出てこないみたいだけど、多分ミックやアッシュの事を考えでるんだろうね
そう言えばミックのお姉ちゃんのアリスはさっき助けた子だった。本当にギリギリだったよ
アリスにはミックの無事と依頼を受けて来た事、だから安心していいよと伝えると安心してまた泣いてしまった
うーん、取り敢えずアリス達を安全に避難させてから後の事を考え無いとダメだよね
アッシュには悪いけど妹の事もあるし一緒に行動してくれないかな?
レオンの方を見てみるとまだ説得しているみたいだ
「あのさ・・・」
カンカンカンカンカン!!!
突然甲高い鐘の音が聞こえてくる。何の音かと思い地図を見てみると帝国兵が慌ただしく動き回っている
「まさか!?ここに潜入された事に気付いたようです」
アッシュが青ざめた表情で鐘の意味を教えてくれた
もしかして縛ってた帝国兵が見つかってしまったんだろうか?どうしよう・・
「おい、海斗どうするよ?」
そりゃこっちが聞きたいよ
地下室へ当たりをつけたのか帝国兵が少しずつ集まってくる。地下室から地上に出るためにはある程度1本道だった。そこに帝国兵がなだれ込まれると非常に面倒くさい
時間が掛かれば掛かるほど面倒毎が大きくなる恐れがあるから
あ!そうだと思い地図で方角の確認を行い何も無い壁をコンコンと叩いて強度を確かめてみる
レオンはちょっと引きながら
「オイオイ、まさかとは思うんだが」
「流石はレオン!結構俺の事分かってきたんじゃない?」
レオンは慌てて皆んなを部屋の端へと避難させた
安全装置解除
「バスター」
ビームが一直線に放たれて地上へと続く大穴が出来上がる
「さて、先ずは此処から脱出だ!」
見回りが多く、どうしてもエンカウントしてしまう帝国兵にはスミレの水魔法で顔を覆い窒息させる方法と、海斗の空間の術で真空状態にして意識を飛ばす方法の2種類で静かに制圧していった
倒した帝国兵は空き部屋に縛って置き、人質の居る地下室へと辿り着いた
ドアの近くで部屋の中の状態を確認してみる
帝国兵が2人に人質が13人か・・1人が帝国兵の近くにいるせいで静かに制圧するのは難しいな
海斗はレオン達に中の状況を伝えて作戦を立てた
中に最初に入るのは海斗とレオン、他はドアの近くで待機しつつ他に帝国兵が来ないか見張りをしてもらう
皆んなに了承を貰って少しドアを開けて中を見て見ると、少女が帝国兵に殴られている姿だった。
そして剣を構え少女を斬ろうと振りかぶった時には身体が動いていた
瞬動で背後を取りビームサーベルを装着した時、少女からか細く助けてと聞こえ海斗は迷わず帝国兵の胴体を横薙ぎする
真っ二つに別れた帝国兵の後ろに現れた海斗に呆然とした表情で見つめる少女
良かった、間に合ったみたいだ。
「海斗!こっちも終わった」
振り返るとレオンがもう1人の帝国兵を斬り伏せており室内の安全を確保出来た
海斗は下級ポーションを取り出して少女と同じ目線まで座り込む
「ごめんね、遅くなった。俺達は王国から助けに来たんだ。もう大丈夫だよ、これポーションだから」
少女は安心したのか泣き出し、落ち着くまで待っているとスミレ達が中へと入ってくる。レオンと一緒に他の人質に説明をしてくれるようだ。
少女にポーションを飲ませていると
「海斗、ちょっといいか?」
レオンが困った表情でこちらを見ている。厄介ごとの香りがするんだけど
少女を起こしてレオンの所へ歩いていく
「海斗、この子の話を聞いてもらえるか?」
はい?レオンに言われた子供は10歳前後の男の子、身なりは他の人質の子よりも良い。後ろにはその子よりも小さい女の子、多分身なりと顔立ちが似てる所からして妹なんだろう
「あの、王国から助けにきたのは本当でしょうか?この人数で砦に侵入するのは不可能だと思うんですけど」
へえ、この砦ってそんなに難しい所だったんだね
「帝国兵が作った別通路から潜入してきたんだよ。今からまたそこを通って王国側へと行くつもりだから安心していいよ」
男の子は何かを考えるように俯き自分の服を胸の辺りでギュッと握り込んだ
「分かりました、彼等を救出して頂き感謝します。無事に王国側へと帰してあげて下さい。・・そしてもし我儘を聞いて頂けるなら妹を・・リナを王国へと連れて行ってもらえないでしょうか?」
「おにいさま!?」
んん?どうゆう事?
「僕と妹は王国の人間では無いです。僕の名前はアッシュ・グリント、皇帝の弟なんです」
な!?なんだってーー!?
思わずレオンと顔を見合わせる。レオンは先に名前を聞いていたのか苦笑いだ
「そ、そうなんだ・・それで何で皇帝の兄妹が人質と一緒に地下室に閉じ込められていたの?」
アッシュは俯きがちにポツリと話してくれた
今の兄は力と恐怖で支配しており帝国至上主義を掲げていた。貧富の差は広がり負けた国は搾取されていく一方
このままでは世界は暴力と混沌に満ちた世界になってしまうと思い反乱軍を立ち上げるべく協力者を水面下で集めていたのだが、兄に見つかり国の1番端の砦に幽閉されてしまったそうだ
「僕はまた反乱軍を立ち上げるべく国を回ろうと思ってます」
「な!?たった1人で集める気なのか!?」
レオンは驚いてアッシュを説得しようと話かけていく
「海斗さん、こんな小さな子供達が不幸になる世界って・・」
ヨシユキはそう言って次の言葉が出てこないみたいだけど、多分ミックやアッシュの事を考えでるんだろうね
そう言えばミックのお姉ちゃんのアリスはさっき助けた子だった。本当にギリギリだったよ
アリスにはミックの無事と依頼を受けて来た事、だから安心していいよと伝えると安心してまた泣いてしまった
うーん、取り敢えずアリス達を安全に避難させてから後の事を考え無いとダメだよね
アッシュには悪いけど妹の事もあるし一緒に行動してくれないかな?
レオンの方を見てみるとまだ説得しているみたいだ
「あのさ・・・」
カンカンカンカンカン!!!
突然甲高い鐘の音が聞こえてくる。何の音かと思い地図を見てみると帝国兵が慌ただしく動き回っている
「まさか!?ここに潜入された事に気付いたようです」
アッシュが青ざめた表情で鐘の意味を教えてくれた
もしかして縛ってた帝国兵が見つかってしまったんだろうか?どうしよう・・
「おい、海斗どうするよ?」
そりゃこっちが聞きたいよ
地下室へ当たりをつけたのか帝国兵が少しずつ集まってくる。地下室から地上に出るためにはある程度1本道だった。そこに帝国兵がなだれ込まれると非常に面倒くさい
時間が掛かれば掛かるほど面倒毎が大きくなる恐れがあるから
あ!そうだと思い地図で方角の確認を行い何も無い壁をコンコンと叩いて強度を確かめてみる
レオンはちょっと引きながら
「オイオイ、まさかとは思うんだが」
「流石はレオン!結構俺の事分かってきたんじゃない?」
レオンは慌てて皆んなを部屋の端へと避難させた
安全装置解除
「バスター」
ビームが一直線に放たれて地上へと続く大穴が出来上がる
「さて、先ずは此処から脱出だ!」
0
お気に入りに追加
239
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
僕の家族は母様と母様の子供の弟妹達と使い魔達だけだよ?
闇夜の現し人(ヤミヨノウツシビト)
ファンタジー
ー 母さんは、「絶世の美女」と呼ばれるほど美しく、国の中で最も権力の強い貴族と呼ばれる公爵様の寵姫だった。
しかし、それをよく思わない正妻やその親戚たちに毒を盛られてしまった。
幸い発熱だけですんだがお腹に子が出来てしまった以上ここにいては危険だと判断し、仲の良かった侍女数名に「ここを離れる」と言い残し公爵家を後にした。
お母さん大好きっ子な主人公は、毒を盛られるという失態をおかした父親や毒を盛った親戚たちを嫌悪するがお母さんが日々、「家族で暮らしたい」と話していたため、ある出来事をきっかけに一緒に暮らし始めた。
しかし、自分が家族だと認めた者がいれば初めて見た者は跪くと言われる程の華の顔(カンバセ)を綻ばせ笑うが、家族がいなければ心底どうでもいいというような表情をしていて、人形の方がまだ表情があると言われていた。
『無能で無価値の稚拙な愚父共が僕の家族を名乗る資格なんて無いんだよ?』
さぁ、ここに超絶チートを持つ自分が認めた家族以外の生き物全てを嫌う主人公の物語が始まる。
〈念の為〉
稚拙→ちせつ
愚父→ぐふ
⚠︎注意⚠︎
不定期更新です。作者の妄想をつぎ込んだ作品です。
ヤケになってドレスを脱いだら、なんだかえらい事になりました
杜野秋人
恋愛
「そなたとの婚約、今この場をもって破棄してくれる!」
王族専用の壇上から、立太子間近と言われる第一王子が、声高にそう叫んだ。それを、第一王子の婚約者アレクシアは黙って聞いていた。
第一王子は次々と、アレクシアの不行跡や不品行をあげつらい、容姿をけなし、彼女を責める。傍らに呼び寄せたアレクシアの異母妹が訴えるままに、鵜呑みにして信じ込んだのだろう。
確かに婚約してからの5年間、第一王子とは一度も会わなかったし手紙や贈り物のやり取りもしなかった。だがそれは「させてもらえなかった」が正しい。全ては母が死んだ後に乗り込んできた後妻と、その娘である異母妹の仕組んだことで、父がそれを許可したからこそそんな事がまかり通ったのだということに、第一王子は気付かないらしい。
唯一の味方だと信じていた第一王子までも、アレクシアの味方ではなくなった。
もう味方はいない。
誰への義理もない。
ならば、もうどうにでもなればいい。
アレクシアはスッと背筋を伸ばした。
そうして彼女が次に取った行動に、第一王子は驚愕することになる⸺!
◆虐げられてるドアマットヒロインって、見たら分かるじゃんね?って作品が最近多いので便乗してみました(笑)。
◆虐待を窺わせる描写が少しだけあるのでR15で。
◆ざまぁは二段階。いわゆるおまいう系のざまぁを含みます。
◆全8話、最終話だけ少し長めです。
恋愛は後半で、メインディッシュはざまぁでどうぞ。
◆片手間で書いたんで、主要人物以外の固有名詞はありません。どこの国とも設定してないんで悪しからず。
◆この作品はアルファポリスのほか、小説家になろうでも公開します。
◆過去作のヒロインと本作主人公の名前が丸被りしてたので、名前を変更しています。(2024/09/03)
◆9/2、HOTランキング11→7位!ありがとうございます!
9/3、HOTランキング5位→3位!ありがとうございます!
冤罪をかけられ、彼女まで寝取られた俺。潔白が証明され、皆は後悔しても戻れない事を知ったらしい
一本橋
恋愛
痴漢という犯罪者のレッテルを張られた鈴木正俊は、周りの信用を失った。
しかし、その実態は私人逮捕による冤罪だった。
家族をはじめ、友人やクラスメイトまでもが見限り、ひとり孤独へとなってしまう。
そんな正俊を慰めようと現れた彼女だったが、そこへ私人逮捕の首謀者である“山本”の姿が。
そこで、唯一の頼みだった彼女にさえも裏切られていたことを知ることになる。
……絶望し、身を投げようとする正俊だったが、そこに学校一の美少女と呼ばれている幼馴染みが現れて──
初夜に「俺がお前を抱く事は無い!」と叫んだら長年の婚約者だった新妻に「気持ち悪い」と言われた上に父にも予想外の事を言われた男とその浮気女の話
ラララキヲ
恋愛
長年の婚約者を欺いて平民女と浮気していた侯爵家長男。3年後の白い結婚での離婚を浮気女に約束して、新妻の寝室へと向かう。
初夜に「俺がお前を抱く事は無い!」と愛する夫から宣言された無様な女を嘲笑う為だけに。
しかし寝室に居た妻は……
希望通りの白い結婚と愛人との未来輝く生活の筈が……全てを周りに知られていた上に自分の父親である侯爵家当主から言われた言葉は──
一人の女性を蹴落として掴んだ彼らの未来は……──
<【ざまぁ編】【イリーナ編】【コザック第二の人生編(ザマァ有)】となりました>
◇テンプレ浮気クソ男女。
◇軽い触れ合い表現があるのでR15に
◇ふんわり世界観。ゆるふわ設定。
◇ご都合展開。矛盾は察して下さい…
◇なろうにも上げてます。
※HOTランキング入り(1位)!?[恋愛::3位]ありがとうございます!恐縮です!期待に添えればよいのですがッ!!(;><)
【長編・完結】私、12歳で死んだ。赤ちゃん還り?水魔法で救済じゃなくて、給水しますよー。
BBやっこ
ファンタジー
死因の毒殺は、意外とは言い切れない。だって貴族の後継者扱いだったから。けど、私はこの家の子ではないかもしれない。そこをつけいられて、親族と名乗る人達に好き勝手されていた。
辺境の地で魔物からの脅威に領地を守りながら、過ごした12年間。その生が終わった筈だったけど…雨。その日に辺境伯が連れて来た赤ん坊。「セリュートとでも名付けておけ」暫定後継者になった瞬間にいた、私は赤ちゃん??
私が、もう一度自分の人生を歩み始める物語。給水係と呼ばれる水魔法でお悩み解決?
婚約破棄されたら魔法が解けました
かな
恋愛
「クロエ・ベネット。お前との婚約は破棄する。」
それは学園の卒業パーティーでの出来事だった。……やっぱり、ダメだったんだ。周りがザワザワと騒ぎ出す中、ただ1人『クロエ・ベネット』だけは冷静に事実を受け止めていた。乙女ゲームの世界に転生してから10年。国外追放を回避する為に、そして后妃となる為に努力し続けて来たその時間が無駄になった瞬間だった。そんな彼女に追い打ちをかけるかのように、王太子であるエドワード・ホワイトは聖女を新たな婚約者とすることを発表した。その後はトントン拍子にことが運び、冤罪をかけられ、ゲームのシナリオ通り国外追放になった。そして、魔物に襲われて死ぬ。……そんな運命を辿るはずだった。
「こんなことなら、転生なんてしたくなかった。元の世界に戻りたい……」
あろうことか、最後の願いとしてそう思った瞬間に、全身が光り出したのだ。そして気がつくと、なんと前世の姿に戻っていた!しかもそれを第二王子であるアルベルトに見られていて……。
「……まさかこんなことになるなんてね。……それでどうする?あの2人復讐でもしちゃう?今の君なら、それができるよ。」
死を覚悟した絶望から転生特典を得た主人公の大逆転溺愛ラブストーリー!
※最初の5話は毎日18時に投稿、それ以降は毎週土曜日の18時に投稿する予定です
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる