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第4章 帝国編
やっちまった
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ディオウへと変身し、カードを取り出して剣に変える
流石に必殺技は使えないし斬っても駄目
爆発して木っ端微塵になる騎士団とか別の問題が発生してしまう
ま、ノーマルディオウでも過剰戦力だし
海斗は騎士団の中へと駆け出す。最初に5人固まっている場所へそのままタックルしてみた
うん、人がダンプに轢かれたらこんな感じで飛んでいくんだろうなと思ってしまう
けど流石は精鋭部隊だ、ピンポンの様に跳ねていく味方を見ながらも、ちゃんと向かってくるんだから
スローモーションで避け、剣で捌きながらパンチとキック、そして剣の腹で騎士団を吹き飛ばしていく
いやぁ、よく飛ぶねぇ。人がゴミのようだ
おっと、何処ぞの大佐じゃあるまいし悪役は遠慮願いたい
騎士団をあしらいながら少しずつ戦闘不能にしていく
「舐めるなぁぁあ!」
騎士団の中から1人飛び出してきて大きなハンマーを振り下ろしてきた
海斗はバックステップで大きく後退すると元いた場所が大きな衝撃音と共にクレーターができる
ただのハンマーじゃクレーターなんて出来ないぞ?どうなってるんだ?
剣を構え直してハンマーを持つ人物ザップを警戒する
「まさかこの魔剣を使う事になるとはな。コイツはな、魔力を流すと威力が上昇するんだ!俺ぁコイツで団長まで登り詰めたんだよ!おらっ!」
へぇ、てか剣じゃないじゃん!魔槌でよくない?もしくは魔ハンマーとかさ
全部が全部魔剣で統一すれば良いってもんじゃないよ?
ザップは騎士団を下がらせてハンマーを振り回してきた
うーん、凄いね。身の丈以上の長さの持ち手にドラム缶サイズの本体はかなりの重さだろうに
それをちゃんと振り回している。どんな筋肉してるんだろうか?
振り回すハンマーを避けながら後退していく
「おお!隊長が押しているぞ!」
周りの騎士団が希望に満ちた目でザップを見ている
どうしようか?間違いなくザップは体育会系の人物だ。なら真正面から打ち砕かないと納得しないだろう
カメラで保存したら文句を言ってくるんだろうなぁ。面倒臭い
なら真正面からハンマーに打ち勝ってザップの腕から離させてしまえばいいんだ!これなら言い訳も出来ないんじゃないのかな
海斗はザップから距離を取り過去のライドカードを取り出す。そして上乗せする
「あ?防具が替わっただと?」
ザップは警戒心を高めてハンマーに魔力を注ぎ込んでいく
ハンマーに唸るような音が聞こえてきて明らかに今までで最高の一撃になるのは容易に想像できた
「さて、打撃には打撃だよね」
海斗はNFAのアプリを立ち上げた
刃物系で唯一のグローブに入れ替えて装着する
前回装着した時よりもゴツくなっておりリボルバーからスライド式に変化している。
SRだったグローブは双剣の時と一緒に進化させる事ができ、SSRへとなっている。勿論強化済み
半身になり腰を落としながら左腕をザップに向けて右腕を引いて構える
ガンガンとスライド部分を動かすと雷のエフェクトが身体全体に纏わり付きバリバリと音を上げていく
「はっ!真正面から堂々とってか!いいぜ、やれるもんならやってみろや!!」
ザップがハンマーをフルスイングしながら突撃してきた。
海斗はギリギリまで溜めて一気に右拳を突き出す
ピシャ、ダーーーーン!!!
ゴロゴロゴロゴロ・・・・
眩い光と轟音が鳴り響き見物人達は耳を押さえ目を開けられない状態だった
音が収まり薄く目を開けると目の前の様変わりした訓練所に唖然とする
ザップは訓練所の端に吹き飛ばされ全体的に焦げ目が付いていた。そして手元には短くなったグリップ。
グリップの先端は溶けて、その先は訓練所の何処にも見当たらなかった
海斗はというと構えていた場所から抉れた地面が一直線に壁を突き抜けいくつかの建物を貫通させていた
その行き着いた先に両手で顔を覆って蹲っている
無言で立ち上がりグローブを外した海斗はそのまま地面に叩きつけた
「威力がおかし過ぎるだろうが!!アホかーーー!!」
フーフーと荒い呼吸を繰り返し少し落ち着いた頃、そっとグローブをしまう
ばっかじゃないの!ばっかじゃないの!
なんだよこの威力!?斜め上過ぎるわ!
ゴンズを殴った時はそんな威力じゃなかったじゃん!いくら強化して進化させたからといったってこれは無いわ
完全に雷じゃん!アレ生身でやったら俺吹っ飛ぶわ!腕だけ残して跡形も無くなるわ!
なんなん?嫌がらせ?ディオウのまま使って良かったよ
封印だ!こんな危なっかしいもん使えるかー!
1人で文句を言いまくった後訓練所に戻ってゆく
海斗の姿が見えた時、周りの人達が恐ろしい者を見るような目を向けてくる。あー、違うや。1人だけいい笑顔だった
やらないよ?こんな危なっかしい物人様に向けるものではない
保存の中から中級ポーションを取り出してザップに掛ける
見る間に傷が塞がり暫くするとゆっくりと目を覚ました
「・・・俺ぁ意識飛ばしてたのか」
良かった、こんがり上手に焼けてしまってたもんね。死んだかと思ったよ
海斗が手を差し伸べると
「ヒィ!?」
あれ?何その反応。やり過ぎだとは思うけどちょっと傷つくよ?
どうやら一瞬だけだったのか隊長としてのプライドなのか海斗の手を握り起き上がる
「・・・お前の勝ちだ」
手元の溶けたグリップを見つめて悲しい顔をしながら言わないでほしい。いや、俺のせいなんだけどさ
「どうだい?納得したかな?」
いつの間にか海斗とザップの側にアルフがやって来ていた。相変わらず心臓に悪い
「あぁ、お前も大概だと思っていたがコイツは群を抜いてるな」
えっと、それ褒めてる?
どうやら最後の1撃が効いたみたいで他の反対派を黙らせる事が出来たらしい
これで先ずは首の皮一枚が繋がったわけだ
けどここからが大変なんだよね
帝国に行き、城の中にある国宝の魔道具を2個奪って戦争にならないようにして戻ってくると
うわぁ、超ハードモードだね
けどまあ、やってやりますか!
流石に必殺技は使えないし斬っても駄目
爆発して木っ端微塵になる騎士団とか別の問題が発生してしまう
ま、ノーマルディオウでも過剰戦力だし
海斗は騎士団の中へと駆け出す。最初に5人固まっている場所へそのままタックルしてみた
うん、人がダンプに轢かれたらこんな感じで飛んでいくんだろうなと思ってしまう
けど流石は精鋭部隊だ、ピンポンの様に跳ねていく味方を見ながらも、ちゃんと向かってくるんだから
スローモーションで避け、剣で捌きながらパンチとキック、そして剣の腹で騎士団を吹き飛ばしていく
いやぁ、よく飛ぶねぇ。人がゴミのようだ
おっと、何処ぞの大佐じゃあるまいし悪役は遠慮願いたい
騎士団をあしらいながら少しずつ戦闘不能にしていく
「舐めるなぁぁあ!」
騎士団の中から1人飛び出してきて大きなハンマーを振り下ろしてきた
海斗はバックステップで大きく後退すると元いた場所が大きな衝撃音と共にクレーターができる
ただのハンマーじゃクレーターなんて出来ないぞ?どうなってるんだ?
剣を構え直してハンマーを持つ人物ザップを警戒する
「まさかこの魔剣を使う事になるとはな。コイツはな、魔力を流すと威力が上昇するんだ!俺ぁコイツで団長まで登り詰めたんだよ!おらっ!」
へぇ、てか剣じゃないじゃん!魔槌でよくない?もしくは魔ハンマーとかさ
全部が全部魔剣で統一すれば良いってもんじゃないよ?
ザップは騎士団を下がらせてハンマーを振り回してきた
うーん、凄いね。身の丈以上の長さの持ち手にドラム缶サイズの本体はかなりの重さだろうに
それをちゃんと振り回している。どんな筋肉してるんだろうか?
振り回すハンマーを避けながら後退していく
「おお!隊長が押しているぞ!」
周りの騎士団が希望に満ちた目でザップを見ている
どうしようか?間違いなくザップは体育会系の人物だ。なら真正面から打ち砕かないと納得しないだろう
カメラで保存したら文句を言ってくるんだろうなぁ。面倒臭い
なら真正面からハンマーに打ち勝ってザップの腕から離させてしまえばいいんだ!これなら言い訳も出来ないんじゃないのかな
海斗はザップから距離を取り過去のライドカードを取り出す。そして上乗せする
「あ?防具が替わっただと?」
ザップは警戒心を高めてハンマーに魔力を注ぎ込んでいく
ハンマーに唸るような音が聞こえてきて明らかに今までで最高の一撃になるのは容易に想像できた
「さて、打撃には打撃だよね」
海斗はNFAのアプリを立ち上げた
刃物系で唯一のグローブに入れ替えて装着する
前回装着した時よりもゴツくなっておりリボルバーからスライド式に変化している。
SRだったグローブは双剣の時と一緒に進化させる事ができ、SSRへとなっている。勿論強化済み
半身になり腰を落としながら左腕をザップに向けて右腕を引いて構える
ガンガンとスライド部分を動かすと雷のエフェクトが身体全体に纏わり付きバリバリと音を上げていく
「はっ!真正面から堂々とってか!いいぜ、やれるもんならやってみろや!!」
ザップがハンマーをフルスイングしながら突撃してきた。
海斗はギリギリまで溜めて一気に右拳を突き出す
ピシャ、ダーーーーン!!!
ゴロゴロゴロゴロ・・・・
眩い光と轟音が鳴り響き見物人達は耳を押さえ目を開けられない状態だった
音が収まり薄く目を開けると目の前の様変わりした訓練所に唖然とする
ザップは訓練所の端に吹き飛ばされ全体的に焦げ目が付いていた。そして手元には短くなったグリップ。
グリップの先端は溶けて、その先は訓練所の何処にも見当たらなかった
海斗はというと構えていた場所から抉れた地面が一直線に壁を突き抜けいくつかの建物を貫通させていた
その行き着いた先に両手で顔を覆って蹲っている
無言で立ち上がりグローブを外した海斗はそのまま地面に叩きつけた
「威力がおかし過ぎるだろうが!!アホかーーー!!」
フーフーと荒い呼吸を繰り返し少し落ち着いた頃、そっとグローブをしまう
ばっかじゃないの!ばっかじゃないの!
なんだよこの威力!?斜め上過ぎるわ!
ゴンズを殴った時はそんな威力じゃなかったじゃん!いくら強化して進化させたからといったってこれは無いわ
完全に雷じゃん!アレ生身でやったら俺吹っ飛ぶわ!腕だけ残して跡形も無くなるわ!
なんなん?嫌がらせ?ディオウのまま使って良かったよ
封印だ!こんな危なっかしいもん使えるかー!
1人で文句を言いまくった後訓練所に戻ってゆく
海斗の姿が見えた時、周りの人達が恐ろしい者を見るような目を向けてくる。あー、違うや。1人だけいい笑顔だった
やらないよ?こんな危なっかしい物人様に向けるものではない
保存の中から中級ポーションを取り出してザップに掛ける
見る間に傷が塞がり暫くするとゆっくりと目を覚ました
「・・・俺ぁ意識飛ばしてたのか」
良かった、こんがり上手に焼けてしまってたもんね。死んだかと思ったよ
海斗が手を差し伸べると
「ヒィ!?」
あれ?何その反応。やり過ぎだとは思うけどちょっと傷つくよ?
どうやら一瞬だけだったのか隊長としてのプライドなのか海斗の手を握り起き上がる
「・・・お前の勝ちだ」
手元の溶けたグリップを見つめて悲しい顔をしながら言わないでほしい。いや、俺のせいなんだけどさ
「どうだい?納得したかな?」
いつの間にか海斗とザップの側にアルフがやって来ていた。相変わらず心臓に悪い
「あぁ、お前も大概だと思っていたがコイツは群を抜いてるな」
えっと、それ褒めてる?
どうやら最後の1撃が効いたみたいで他の反対派を黙らせる事が出来たらしい
これで先ずは首の皮一枚が繋がったわけだ
けどここからが大変なんだよね
帝国に行き、城の中にある国宝の魔道具を2個奪って戦争にならないようにして戻ってくると
うわぁ、超ハードモードだね
けどまあ、やってやりますか!
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