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第3章 魔王編
魔王3
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『我がダンジョンは100階層になる。1つ1つの階層には凶悪な罠やボスモンスターを配備していて、上に登る為の階段は一つだけ。そして中は迷宮の様になっておる!そう簡単に攻略出来ると思わない事だな
最上階にあるこの場所の我の元へと来れるか楽しみにしておるぞ。フハハハ!』
あ、嘘だろ・・マジかコイツ・・
自分で居場所言っちゃったよ。それが分からなかったから撤退するつもりだったのに
海斗はまさか魔王が自分で塔の内情を教えてくれるとは思ってもみなくて呆然としてしまったがすぐさまNFAを選択
昨日とは別のバズーカに切り替える
バズーカの威力が大きくて衝撃波の事を考えて無かったから味方に被害が出た
そのせいで怒られたんだと思った海斗は、なら被害がこちらに及ばなければ良いんだと言う結論に至る
逆手持ちのバズーカを構えて威力を調整する。今回は上部を残したいから全開無しだ
地図を開いて人間が他に居ないかを確認してみる。
よし、魔王以外には誰も居ないみたいだね
バズーカの威力の設定を上げていく
《安全装置解除》
やっぱり最小設定以上は安全装置が外れちゃうんだね。ま、いっか
ターゲットマーカーを付けて効果範囲の調整し、塔の上部を残すようにして引き金を引いた
《全てを飲み込みます》
ターゲットマーカーを設定した場所にテニスボールくらいの黒い塊が出現し、効果範囲内の全てを飲み込んでいく。
よし、これなら衝撃波も出ないし効果範囲内の攻撃ですむから怒られる事は無いだろう!我ながら見事な対処じゃないかな
塔の上部を残し全てを飲み込んでいったブラックホールが消え、支えるものが無くなった上部が落ちて来た
地面にぶつかりそうになったのでSCの空間の術で速度を落としてゆっくり地面に降ろした
完璧だと思いドヤ顔で皆んなに振り返ると、口を開けて時が止まったように動かなくなっていた
あれ?何か間違ったかな?と思っていると、無言でこちらに歩いてきたレオンからゲンコツを喰らう
「痛ったーーー!?」
「馬鹿野郎!!言ったよな!それ使う前に一言言えって!」
「いや、これ昨日のバズーカじゃないし。別のバズーカだもん」
「だもんじゃねーよ!そんな危ない物を使う前にこっちに相談しろって言ってんだ!」
「でも今回は周りに被害が出ないバズーカにしたんだよ。危ないってそうゆう事じゃないの?」
「違うわ!そうじゃない!危険物を取り扱う前に周りに相談してから行動しろって言ってるんだ!一言言えって!」
「お、おぅ・・ごめん」
その後またもや皆んなから説教を受けて反省する海斗。次からはバズーカを使う前に一言相談するようにと再度念を押される
暫く話し合っていても塔が静かなのが気になってきた。普通塔の下が無くなったら驚いて何か対策とかするはずだよね?
なのに何の動きも見せない。もしかしてまだまだ余裕があるって事なのかな?塔の階層別で罠とか色々と成り立っているとか?
それとも、もしかして脱出してる?
地図を開いて魔王と検索してみた。ちゃんと塔の中にピンが刺さる。間違いなく中にいるみたいだ。
塔は残りが三階建て位の高さになっている。この最上階に魔王が居るって事でいいのかな?
「で、どうする?」
反省を活かして今度はちゃんと皆んなに聞いてみる
「そうだな、これだけの大きさなら潜入してみてもいいかもな」
「そうだね。それよりも海斗君の攻撃で魔王まで巻き込まれた可能性はないのかな?」
「あ、それはないから大丈夫です」
アルフさんの疑問にちゃんと否定しておく。流石に何も考えずに撃つ事はしないよ。本当だよ?
最上階に魔王が居るってわかったから撃つ事にしたんだしと説明しておく
「今度からはその説明を撃つ前にしろよ」
「ハイ、モウシワケナイデス」
取り敢えず入り口が無くなったのでビームサーベルを取り出して外壁を切り刻む
壁が崩れて中へと入って行く
「罠に気よつけながら慎重に進んで行こう」
「えっ?」
アルフの言葉を聞いていなかった海斗は入り口を壊した勢いで次の壁も壊してしまう
「・・海斗君、重要な柱や上に登るための階段を壊してしまう恐れがかるから無闇に壁を壊さないでくれるかな?」
アルフは呆れた顔で海斗を見ている
「あ、上に行く階段や内部の構造は分かるから大丈夫ですよ」
「「「えっ??」」」
魔王にセットしてナビを作動させたら塔の内部が出てきた。そしてルートが出て来たのでショートカット出来そうだったから壁だけを抜いていこうかと思っていた
「と、言うわけで切っていってもいい?楽したい」
え?どうしたんだろうか?何で皆んな複雑な顔してるの?
「海斗君が居るとダンジョンって何だろうなって思うよ」
「本当お前って非常識の塊だと実感したよ」
「ダンジョン作成に頑張っていた魔王が可哀想に見えてきました」
「チートだ!俺今マジもんのチートを見た気がする」
「海斗さん、第二の魔王になんてならないで下さいね」
散々な感想なんだけど
ショートカットして階段の場所まで行けるのなら壁抜きしても良いよと許可を貰ったのでビームサーベルで真っ直ぐ突き抜けて行き最上階までスムーズに進んで行くことができた
その間罠が出てくるかもと思い周囲を警戒していたが何故か罠が1度も作動しなかった
何故だろう?
疑問に思いながらも映像に映っていた広間へと到着した
最上階にあるこの場所の我の元へと来れるか楽しみにしておるぞ。フハハハ!』
あ、嘘だろ・・マジかコイツ・・
自分で居場所言っちゃったよ。それが分からなかったから撤退するつもりだったのに
海斗はまさか魔王が自分で塔の内情を教えてくれるとは思ってもみなくて呆然としてしまったがすぐさまNFAを選択
昨日とは別のバズーカに切り替える
バズーカの威力が大きくて衝撃波の事を考えて無かったから味方に被害が出た
そのせいで怒られたんだと思った海斗は、なら被害がこちらに及ばなければ良いんだと言う結論に至る
逆手持ちのバズーカを構えて威力を調整する。今回は上部を残したいから全開無しだ
地図を開いて人間が他に居ないかを確認してみる。
よし、魔王以外には誰も居ないみたいだね
バズーカの威力の設定を上げていく
《安全装置解除》
やっぱり最小設定以上は安全装置が外れちゃうんだね。ま、いっか
ターゲットマーカーを付けて効果範囲の調整し、塔の上部を残すようにして引き金を引いた
《全てを飲み込みます》
ターゲットマーカーを設定した場所にテニスボールくらいの黒い塊が出現し、効果範囲内の全てを飲み込んでいく。
よし、これなら衝撃波も出ないし効果範囲内の攻撃ですむから怒られる事は無いだろう!我ながら見事な対処じゃないかな
塔の上部を残し全てを飲み込んでいったブラックホールが消え、支えるものが無くなった上部が落ちて来た
地面にぶつかりそうになったのでSCの空間の術で速度を落としてゆっくり地面に降ろした
完璧だと思いドヤ顔で皆んなに振り返ると、口を開けて時が止まったように動かなくなっていた
あれ?何か間違ったかな?と思っていると、無言でこちらに歩いてきたレオンからゲンコツを喰らう
「痛ったーーー!?」
「馬鹿野郎!!言ったよな!それ使う前に一言言えって!」
「いや、これ昨日のバズーカじゃないし。別のバズーカだもん」
「だもんじゃねーよ!そんな危ない物を使う前にこっちに相談しろって言ってんだ!」
「でも今回は周りに被害が出ないバズーカにしたんだよ。危ないってそうゆう事じゃないの?」
「違うわ!そうじゃない!危険物を取り扱う前に周りに相談してから行動しろって言ってるんだ!一言言えって!」
「お、おぅ・・ごめん」
その後またもや皆んなから説教を受けて反省する海斗。次からはバズーカを使う前に一言相談するようにと再度念を押される
暫く話し合っていても塔が静かなのが気になってきた。普通塔の下が無くなったら驚いて何か対策とかするはずだよね?
なのに何の動きも見せない。もしかしてまだまだ余裕があるって事なのかな?塔の階層別で罠とか色々と成り立っているとか?
それとも、もしかして脱出してる?
地図を開いて魔王と検索してみた。ちゃんと塔の中にピンが刺さる。間違いなく中にいるみたいだ。
塔は残りが三階建て位の高さになっている。この最上階に魔王が居るって事でいいのかな?
「で、どうする?」
反省を活かして今度はちゃんと皆んなに聞いてみる
「そうだな、これだけの大きさなら潜入してみてもいいかもな」
「そうだね。それよりも海斗君の攻撃で魔王まで巻き込まれた可能性はないのかな?」
「あ、それはないから大丈夫です」
アルフさんの疑問にちゃんと否定しておく。流石に何も考えずに撃つ事はしないよ。本当だよ?
最上階に魔王が居るってわかったから撃つ事にしたんだしと説明しておく
「今度からはその説明を撃つ前にしろよ」
「ハイ、モウシワケナイデス」
取り敢えず入り口が無くなったのでビームサーベルを取り出して外壁を切り刻む
壁が崩れて中へと入って行く
「罠に気よつけながら慎重に進んで行こう」
「えっ?」
アルフの言葉を聞いていなかった海斗は入り口を壊した勢いで次の壁も壊してしまう
「・・海斗君、重要な柱や上に登るための階段を壊してしまう恐れがかるから無闇に壁を壊さないでくれるかな?」
アルフは呆れた顔で海斗を見ている
「あ、上に行く階段や内部の構造は分かるから大丈夫ですよ」
「「「えっ??」」」
魔王にセットしてナビを作動させたら塔の内部が出てきた。そしてルートが出て来たのでショートカット出来そうだったから壁だけを抜いていこうかと思っていた
「と、言うわけで切っていってもいい?楽したい」
え?どうしたんだろうか?何で皆んな複雑な顔してるの?
「海斗君が居るとダンジョンって何だろうなって思うよ」
「本当お前って非常識の塊だと実感したよ」
「ダンジョン作成に頑張っていた魔王が可哀想に見えてきました」
「チートだ!俺今マジもんのチートを見た気がする」
「海斗さん、第二の魔王になんてならないで下さいね」
散々な感想なんだけど
ショートカットして階段の場所まで行けるのなら壁抜きしても良いよと許可を貰ったのでビームサーベルで真っ直ぐ突き抜けて行き最上階までスムーズに進んで行くことができた
その間罠が出てくるかもと思い周囲を警戒していたが何故か罠が1度も作動しなかった
何故だろう?
疑問に思いながらも映像に映っていた広間へと到着した
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