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第2章 学園都市ウォーレン
重い、想われ、振り、振られ
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マリーさんの衝撃的な発言で会場が騒ついている
「ま、マリーさん?知り合いじゃないんですか?」
「ええ、名前も顔も記憶に有りません」
ど、どうゆうこと?
「マ、マ、マリー、人がいるからって恥ずかしがらなくてもいいんだよ?昔約束したじゃないか!
あれからずっと君と一緒に過ごしてきたじゃないか!もう嘘をつかなくてもいいんだ。やっと君を迎えに来れたんだ。さぁ!」
ウルは昔の暮らしていた場所や、マリーさんの生活や趣味・特技、マリーさんが今までどんな事をしてきたかを饒舌に喋ってくる
これは合ってるのかな?と思いマリーさんを見るとドン引きしていた。
はっ!?まさか・・これは・・
「噂に聞くDQNストーカーって奴なのか!?」
気持ち悪い位にマリーさんの好みや生活の事を話しているウルを見て会場中の人が一斉にドン引きしてしまう。
ま、まあ、これでコイツの目的も何故恨まれていたのかも分かった。他にも気になる事があるけど先ずはなにより
「アリア!」
ウルの話を遮ってアリアを呼ぶ
「貴様!何度も邪魔をするだけでは収まらずマリーとの逢瀬まで邪魔をするなぁ!」
「いや、マリーさんはあんたの事知らないって言ってるじゃん。だからもういいよ。
アリア!俺を信じれるか?」
「はい!勿論です」
食い気味に躊躇なく返事をくれた。本当良い子や。
「くそっ!いい加減にしろ!アリア嬢の命は俺が握っているんだぞ!マリーの為にペットとして置いてやろうかと思っていたけどもういい!
このまま握り潰してーー」
カシャ!
影の中からアリアが消えた。
「へ?」
そしてマリーの目の前にアリアをリリースする。
「あれ?マリーが目の前に・・」
「あぁ!お嬢様!ご無事でなによりです」
マリーがアリアを抱きしめてアリアも抱きしめ返し無事を分かち合う
ウルは何が起こったのか理解出来なかったが人質が無くなった事が分かるとヒステリックに叫び出し影を動かした
「ふざけるなぁ!マリーを渡せぇ!」
マリーとアリアの周りを空間の術でガードさせる。
アルフが風の刃でウルを攻撃するが影を戻して防御を固めた
「今の内にここから避難して」
海斗がマリーさんとアリアにお願いしたが離れようとしない。
「またあの影に狙われるよりはここにいた方が安全ではないかと」
マリーさんがそう言ってアリアが同調する
そう言われちゃうとその方が対応しやすいから良いんだけど危険だよ?
「あの人はマリーが大切なはず。マリーと居れば傷付けられる事は無いと思います。それに海斗さんの側以上に安全な場所なんてないです」
アリアに自信を持って言われてしまった
仕方ない
「あまりそこから動かないでね」
マリーとアリアを背にしてウルに向き合う。アルフさんは何とかウルを説得していたけど話が通じず諦めたようで悲しい顔をしていた
「こうなると仕方ない、元同僚としてこの混乱の責任を取らないと。ウル、非常に残念だよ」
「アルフ、貴方には私のこの想いが理解出来ないのですね。残念だ」
影の中から2mの火を噴くトカゲと鉄の剣を持ったオーガが出てきた。
「1匹は俺が倒すよ」
海斗はCDにセットして変身装置とカードを発現させる
「何処までも何処までも邪魔ばかりしやがって!貴様一体何だというんだ!」
「はぁ、もう一度だけ言っておく。通りすがりのライドだ、覚えておけ」
「変身!」
ディオウのスーツを身に纏い、続け様に過去のライドのカードをかざして衣装の上乗せをする。
「へぇ、防具が変わるのか!面白いね。この戦いが終わったら是非相手をして欲しいな」
何この人・・怖っ!?
アルフさんの目が獲物を見つけて喜んでいる肉食獣のようだよ!
よし、この戦いが終わったら全力で逃げよう。絶対に
「オーガ!ファイアドラゴン!やっちまえ!」
オーガはアルフの方へと向かいファイアドラゴンは海斗の方へと向かっていった
というか、このトカゲの名前はファイアドラゴン・・
うん、ドラゴンじゃねぇ・・
大きいコモドオオトカゲじゃん!
ファイヤドラゴンは海斗に向かって火を吐いてきた
熱っつ!?・・くは無い。あれ?ディオウのお陰なのかな?てか火を噴きやがった!だからファイアってか!
トカゲのクセにこの野郎!
カードを翳す
『アンミリテッド・ブレイク』
ジャンプして必殺の蹴りを放つ
ファイアドラゴンは爆発し魔石を残して灰となった。
アルフさんはまだオーガと戦っている。手伝おうかなっと思ったら痛ぶりながら楽しんでるみたい
うん、見なかった事にして放っておこう。
改めてウルに向き合う。
「何故だ!何故思うようにいかない!俺はこんなにもマリーを愛しているのに。マリーも俺の事を愛してるんだ!
なのに何故貴様は俺達の邪魔をするんだ!」
マリーさんは海斗の横に立ちアリアを背にして
「私は貴方の事など知りませんし、愛どころか嫌悪してます。私の大切な人はアリアお嬢様だけ。決して貴方ではあり得ません!」
おぉ!言い切ったよ!あ、ウルが崩れ落ちた
沢山の人がいる前での公開処刑って心抉られるよねー
でも、ありゃ擁護できない
ヨロヨロと立ち上がったウルは剣を抜き影を纏わりつかせる
「クソクソクソクソクソ!
マリーまで何で分かってくれないんだよ!
そ、そうか!コイツらに洗脳されてるんだね。なら俺がその洗脳を解き放ってあげるよ。それで一緒に遠くに行こ?誰も追いついて来れないようにさ。大丈夫、ちゃんと俺も後を追って逝くから。先に逝って待ってて」
剣を構えて此方を見た。目が完全に死んでいる。壊れた笑顔で此方に飛び込んできた
海斗はカードを翳して剣を取り出す
ウルの剣をスローモーションとディオウの力で受けて反撃する
騎士学校の先生だけあって流れるような剣さばきだ。だけどアルフには全然及ばない。
力任せに剣を弾いて蹴りを放つ。
「ぐはっ!?」
ウルが転がり腹を押さえて此方を睨みつける。そして影を飛ばしてきた
『ブレイドアタック』
剣を振り影が爆発すると灰と魔石になって落ちていく
これも魔物だったのか
「どうしてあんたは魔物を操れるんだ?」
ゴブリンの群れを襲わせたりオーガ、ファイアドラゴンのような強い魔物まで操れるなんて
「ふふ、私にはまだあの人から授けられた力があるんだ!魔物を制御できる力がな!」
「なっ!?」
魔物を操る方法を与えられただと!?
「それは聞き捨てならない発言だね」
アルフがオーガを倒して此方にやってきた。今まで狂人だったのに急にシリアスモードにならないで欲しい
あ、違う・・口角が上がってやがる。魔物と戦えるのが嬉しいのか
どちらにせよジャンキーだよ。
「我が魔王から預かった力のお陰で幾らでも魔物を操れるんだ!その力でこの学園都市に襲わせてやる!こうなったら全部まとめて潰れてしまーーグフッ!?」
突如地面の影から刃が突き出してウルの胸を貫く
血を吐くウルを見て直ぐに海斗とアルフは警戒度を上げた。
地図には魔物の反応は無い。いや、急に現れやがった
ウルのいた場所に
影から黒い羽、黒い2つのツノ、白い肌に赤い目
如何にもな悪魔がウルを貫いた剣を持ちながら姿を現した
「クフ、魔王様を騙るのは違反ですヨ。しかし、良い機会なのでご挨拶に参りましタ
ワタクシ魔王様の配下でデーモンと申しまス。今回は宣戦布告をしに参りましタ」
「宣戦布告・・だと?」
「ええ、そうでス。これからワタクシ達は王都に向けて魔物を1万進軍しまス。
それを貴方達人間が倒せれば貴方達の勝ちというゲームですネ。これから2週間後に進軍を始めて、最初はクマランの近くの村から蹂躙していきますのデ。楽しみにしていて下さイ」
「ふざけるな!」
アルフの風の刃と海斗のブレイドアタックを放つが届く寸前で逃げられてしまった
「くっそ!逃げられた!」
悔しいけど、それどころじゃない。魔王?魔物1万の進軍だと!?
なんだよ!どこぞの小説じゃあるまいし
「アルフさん、魔王とは一体?」
アルフさんに聞いてみたがずっと渋い顔をしてる
「いや、すまない。歴史上魔王などという生き物は聞いた事が無いんだ。魔が付くし魔物を操っている事から魔物の変異種だとは思うんだかね。」
あれ?魔族とかじゃなく?魔王の定義が違う?というか魔王ってこの世界にはいなかったんだ。
俺達の世界だとよく聞く名前なん・・だけ・・ど・・
ま・・さか・・
よく思い出せ
つい最近見たよな・・
この世界に来た時に・・
異世界特典の・・中に
まさか
同じ・・日本・・人?
「ま、マリーさん?知り合いじゃないんですか?」
「ええ、名前も顔も記憶に有りません」
ど、どうゆうこと?
「マ、マ、マリー、人がいるからって恥ずかしがらなくてもいいんだよ?昔約束したじゃないか!
あれからずっと君と一緒に過ごしてきたじゃないか!もう嘘をつかなくてもいいんだ。やっと君を迎えに来れたんだ。さぁ!」
ウルは昔の暮らしていた場所や、マリーさんの生活や趣味・特技、マリーさんが今までどんな事をしてきたかを饒舌に喋ってくる
これは合ってるのかな?と思いマリーさんを見るとドン引きしていた。
はっ!?まさか・・これは・・
「噂に聞くDQNストーカーって奴なのか!?」
気持ち悪い位にマリーさんの好みや生活の事を話しているウルを見て会場中の人が一斉にドン引きしてしまう。
ま、まあ、これでコイツの目的も何故恨まれていたのかも分かった。他にも気になる事があるけど先ずはなにより
「アリア!」
ウルの話を遮ってアリアを呼ぶ
「貴様!何度も邪魔をするだけでは収まらずマリーとの逢瀬まで邪魔をするなぁ!」
「いや、マリーさんはあんたの事知らないって言ってるじゃん。だからもういいよ。
アリア!俺を信じれるか?」
「はい!勿論です」
食い気味に躊躇なく返事をくれた。本当良い子や。
「くそっ!いい加減にしろ!アリア嬢の命は俺が握っているんだぞ!マリーの為にペットとして置いてやろうかと思っていたけどもういい!
このまま握り潰してーー」
カシャ!
影の中からアリアが消えた。
「へ?」
そしてマリーの目の前にアリアをリリースする。
「あれ?マリーが目の前に・・」
「あぁ!お嬢様!ご無事でなによりです」
マリーがアリアを抱きしめてアリアも抱きしめ返し無事を分かち合う
ウルは何が起こったのか理解出来なかったが人質が無くなった事が分かるとヒステリックに叫び出し影を動かした
「ふざけるなぁ!マリーを渡せぇ!」
マリーとアリアの周りを空間の術でガードさせる。
アルフが風の刃でウルを攻撃するが影を戻して防御を固めた
「今の内にここから避難して」
海斗がマリーさんとアリアにお願いしたが離れようとしない。
「またあの影に狙われるよりはここにいた方が安全ではないかと」
マリーさんがそう言ってアリアが同調する
そう言われちゃうとその方が対応しやすいから良いんだけど危険だよ?
「あの人はマリーが大切なはず。マリーと居れば傷付けられる事は無いと思います。それに海斗さんの側以上に安全な場所なんてないです」
アリアに自信を持って言われてしまった
仕方ない
「あまりそこから動かないでね」
マリーとアリアを背にしてウルに向き合う。アルフさんは何とかウルを説得していたけど話が通じず諦めたようで悲しい顔をしていた
「こうなると仕方ない、元同僚としてこの混乱の責任を取らないと。ウル、非常に残念だよ」
「アルフ、貴方には私のこの想いが理解出来ないのですね。残念だ」
影の中から2mの火を噴くトカゲと鉄の剣を持ったオーガが出てきた。
「1匹は俺が倒すよ」
海斗はCDにセットして変身装置とカードを発現させる
「何処までも何処までも邪魔ばかりしやがって!貴様一体何だというんだ!」
「はぁ、もう一度だけ言っておく。通りすがりのライドだ、覚えておけ」
「変身!」
ディオウのスーツを身に纏い、続け様に過去のライドのカードをかざして衣装の上乗せをする。
「へぇ、防具が変わるのか!面白いね。この戦いが終わったら是非相手をして欲しいな」
何この人・・怖っ!?
アルフさんの目が獲物を見つけて喜んでいる肉食獣のようだよ!
よし、この戦いが終わったら全力で逃げよう。絶対に
「オーガ!ファイアドラゴン!やっちまえ!」
オーガはアルフの方へと向かいファイアドラゴンは海斗の方へと向かっていった
というか、このトカゲの名前はファイアドラゴン・・
うん、ドラゴンじゃねぇ・・
大きいコモドオオトカゲじゃん!
ファイヤドラゴンは海斗に向かって火を吐いてきた
熱っつ!?・・くは無い。あれ?ディオウのお陰なのかな?てか火を噴きやがった!だからファイアってか!
トカゲのクセにこの野郎!
カードを翳す
『アンミリテッド・ブレイク』
ジャンプして必殺の蹴りを放つ
ファイアドラゴンは爆発し魔石を残して灰となった。
アルフさんはまだオーガと戦っている。手伝おうかなっと思ったら痛ぶりながら楽しんでるみたい
うん、見なかった事にして放っておこう。
改めてウルに向き合う。
「何故だ!何故思うようにいかない!俺はこんなにもマリーを愛しているのに。マリーも俺の事を愛してるんだ!
なのに何故貴様は俺達の邪魔をするんだ!」
マリーさんは海斗の横に立ちアリアを背にして
「私は貴方の事など知りませんし、愛どころか嫌悪してます。私の大切な人はアリアお嬢様だけ。決して貴方ではあり得ません!」
おぉ!言い切ったよ!あ、ウルが崩れ落ちた
沢山の人がいる前での公開処刑って心抉られるよねー
でも、ありゃ擁護できない
ヨロヨロと立ち上がったウルは剣を抜き影を纏わりつかせる
「クソクソクソクソクソ!
マリーまで何で分かってくれないんだよ!
そ、そうか!コイツらに洗脳されてるんだね。なら俺がその洗脳を解き放ってあげるよ。それで一緒に遠くに行こ?誰も追いついて来れないようにさ。大丈夫、ちゃんと俺も後を追って逝くから。先に逝って待ってて」
剣を構えて此方を見た。目が完全に死んでいる。壊れた笑顔で此方に飛び込んできた
海斗はカードを翳して剣を取り出す
ウルの剣をスローモーションとディオウの力で受けて反撃する
騎士学校の先生だけあって流れるような剣さばきだ。だけどアルフには全然及ばない。
力任せに剣を弾いて蹴りを放つ。
「ぐはっ!?」
ウルが転がり腹を押さえて此方を睨みつける。そして影を飛ばしてきた
『ブレイドアタック』
剣を振り影が爆発すると灰と魔石になって落ちていく
これも魔物だったのか
「どうしてあんたは魔物を操れるんだ?」
ゴブリンの群れを襲わせたりオーガ、ファイアドラゴンのような強い魔物まで操れるなんて
「ふふ、私にはまだあの人から授けられた力があるんだ!魔物を制御できる力がな!」
「なっ!?」
魔物を操る方法を与えられただと!?
「それは聞き捨てならない発言だね」
アルフがオーガを倒して此方にやってきた。今まで狂人だったのに急にシリアスモードにならないで欲しい
あ、違う・・口角が上がってやがる。魔物と戦えるのが嬉しいのか
どちらにせよジャンキーだよ。
「我が魔王から預かった力のお陰で幾らでも魔物を操れるんだ!その力でこの学園都市に襲わせてやる!こうなったら全部まとめて潰れてしまーーグフッ!?」
突如地面の影から刃が突き出してウルの胸を貫く
血を吐くウルを見て直ぐに海斗とアルフは警戒度を上げた。
地図には魔物の反応は無い。いや、急に現れやがった
ウルのいた場所に
影から黒い羽、黒い2つのツノ、白い肌に赤い目
如何にもな悪魔がウルを貫いた剣を持ちながら姿を現した
「クフ、魔王様を騙るのは違反ですヨ。しかし、良い機会なのでご挨拶に参りましタ
ワタクシ魔王様の配下でデーモンと申しまス。今回は宣戦布告をしに参りましタ」
「宣戦布告・・だと?」
「ええ、そうでス。これからワタクシ達は王都に向けて魔物を1万進軍しまス。
それを貴方達人間が倒せれば貴方達の勝ちというゲームですネ。これから2週間後に進軍を始めて、最初はクマランの近くの村から蹂躙していきますのデ。楽しみにしていて下さイ」
「ふざけるな!」
アルフの風の刃と海斗のブレイドアタックを放つが届く寸前で逃げられてしまった
「くっそ!逃げられた!」
悔しいけど、それどころじゃない。魔王?魔物1万の進軍だと!?
なんだよ!どこぞの小説じゃあるまいし
「アルフさん、魔王とは一体?」
アルフさんに聞いてみたがずっと渋い顔をしてる
「いや、すまない。歴史上魔王などという生き物は聞いた事が無いんだ。魔が付くし魔物を操っている事から魔物の変異種だとは思うんだかね。」
あれ?魔族とかじゃなく?魔王の定義が違う?というか魔王ってこの世界にはいなかったんだ。
俺達の世界だとよく聞く名前なん・・だけ・・ど・・
ま・・さか・・
よく思い出せ
つい最近見たよな・・
この世界に来た時に・・
異世界特典の・・中に
まさか
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