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第1章 最初の街
え?異世界で戦闘ってやっぱり強制なの?
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外が明るくなってきて、目を覚ました。夜は静かなもので灯りも無ければ音も無く星が凄く良く見える。はずだと思う。
だってこんなに歩いたの久しぶりだから疲れて直ぐに寝てしまったよ。
テントから出て昨日残していたパンを食べてテントを仕舞う。鉄板の上から辺りを見渡して何も居ない事を確認してから鉄板を保存した。
そういえば店に残ってた人達は昨日どうしたんだろう?建物は意外と頑丈そうだし、拠点として行動するのは有りだと思うけど備蓄の問題がなぁ。
まぁ、俺のせいでもあるし。
在庫分は結構盗ってしまったし、陳列棚の商品は他の人とアイテムボックスの彼が根こそぎ盗っていったもんな。
あ!食品の賞味期限はどうなるんだろう?アイスクリームとか勢いで盗ってきたけど、もう溶けてるかも・・・
恐る恐る保存の中に入っているアイスの内、溶けてる具合が良く分かるソフトクリームを1つ取り出してみる。
するとたった今、冷凍庫から取り出したかのごとく冷たいまま全く溶けていなかった。
「も、もしかしてこれは時間ごと切り取って保存出来る・・のか?」
写真だから?カメラ機能が超有能じゃん!え?なのになんで他のアプリは使えない認定ばかりなんだよ!?
バランスおかしくない?
まぁこれで賞味期限問題は解決したと言う事で飲食問題も解決した。めっちゃ在庫があるからね!1人で使うなら節約すれば数年かはもつかもしれない。
最初は『スマホ』の特典なんてどうなるかと思っていたけど思ってた以上に優秀だと認識して街道に向かって歩き出した。そして1時間ほど歩いた時保存のアルバムの中にバイクがあったことに気が付いて膝から落ちた。
なんで今まで気がつかなかったんだろう。もうお店からはあんなに離れたのにバイクに乗らないで真面目に歩くとか何考えてたんだろう。
バイクを取り出して跨がる。相変わらずタンク内にはガソリンが入っていない。なのに燃料ゲージは満タン状態、訳も分からないので取り敢えずエンジンをかけて走り出す。
異世界なのでヘルメットは着けない。道路交通法なんて無いだろうし!良い子は絶対に真似しないように。
いや、誰に言い訳してるんだろうか?
やっぱりバイクのると風が気持ちいい!暫く走っていると燃料ゲージが少しずつ減ってきた。それと同時に疲れもでてきた。
ゲージが3分の1位になったところで眩暈がし始めたので休憩することにした。
ちなみにタンクの中身を確認してもガソリンは入っていなかった。どうしてだろう?ガソリンじゃなければ一体何を燃料にして動いているのだろう?
バックから水を取り出して休憩しながらバイクを眺めていた。
30分程休憩してしてるとメーターが1目盛り回復していた。ん?俺の体調にリンクしている?でも体力とかではないよね?怠さと気持ち悪いだけで体力はまだまだあるし。精神力?もしかして魔法があるから魔力とか?
まあ、調べようが無いもんね。調べる方法が有れば良いんだけど、スマホなんだからこんな時にネットがつながればなぁ。
って異世界の事が調べられる訳ないか。
せめて携帯の機能で「HEYモノリス」が使えればなぁ・・
ピコン!
『ご用件は何でしょう』
突如脳内にアナウンスが流れた
ええ!?これってスマホの機能のHEYモノリスが反応した!?てか付いてるの!?
『話しかけて下さい』
おっと、これは何か聞いとかないとね。何処まで分かるかも調べたいし、何から聞こうかな?
「この世界の名前は?」
『この世界の名前はメイワルドと呼ばれてます』
すげー!この世界の名前が分かるんなら自分の知らない事も調べられる事だよね!よし!なら、
「このバイクは何で動いている?」
『バイクは搭乗者の魔力で動いています』
成る程、予想通りってところかな
「自分の魔力ってどうやって調べるの?」
『設定のプロフィール欄を参照して下さい』
プロフィール?設定の?
あった。アプリに設定があったよ。ってか今現れたよ。モノリスを見つけないと設定が現れないパターンとか酷くない?
とりあえず設定のプロフィール欄を確認してみる
天道 海斗
18歳
レベル1
HP80/80
MP34/60
スキル
スマホ
おお!ってレベル1・・レベルの概念があるんだね。MPは魔力で間違いないだろう。
バイクの目盛りと大体同じだし。でもあまり距離を走れなかったからな。魔力を上げたいところだけどやっぱりレベルを上げれば魔力も上がるパターンだよね!
「てかレベルってどうやって上げるんだろう?」
『生物を討伐したり、魔力を含んだ物質から魔力を吸収することで経験値を稼ぎレベルを上げる事が可能です』
思わず口に出してしまったけど、そうか、やっぱりそこら辺はゲームや小説なんかと同じなんだね。
え?てことは異世界に渡った人は強制的に戦闘に参加しないといけないのか・・
酷い糞ゲーだなぁ!!日本人に殺しを強制するなよ。はぁ
だってこんなに歩いたの久しぶりだから疲れて直ぐに寝てしまったよ。
テントから出て昨日残していたパンを食べてテントを仕舞う。鉄板の上から辺りを見渡して何も居ない事を確認してから鉄板を保存した。
そういえば店に残ってた人達は昨日どうしたんだろう?建物は意外と頑丈そうだし、拠点として行動するのは有りだと思うけど備蓄の問題がなぁ。
まぁ、俺のせいでもあるし。
在庫分は結構盗ってしまったし、陳列棚の商品は他の人とアイテムボックスの彼が根こそぎ盗っていったもんな。
あ!食品の賞味期限はどうなるんだろう?アイスクリームとか勢いで盗ってきたけど、もう溶けてるかも・・・
恐る恐る保存の中に入っているアイスの内、溶けてる具合が良く分かるソフトクリームを1つ取り出してみる。
するとたった今、冷凍庫から取り出したかのごとく冷たいまま全く溶けていなかった。
「も、もしかしてこれは時間ごと切り取って保存出来る・・のか?」
写真だから?カメラ機能が超有能じゃん!え?なのになんで他のアプリは使えない認定ばかりなんだよ!?
バランスおかしくない?
まぁこれで賞味期限問題は解決したと言う事で飲食問題も解決した。めっちゃ在庫があるからね!1人で使うなら節約すれば数年かはもつかもしれない。
最初は『スマホ』の特典なんてどうなるかと思っていたけど思ってた以上に優秀だと認識して街道に向かって歩き出した。そして1時間ほど歩いた時保存のアルバムの中にバイクがあったことに気が付いて膝から落ちた。
なんで今まで気がつかなかったんだろう。もうお店からはあんなに離れたのにバイクに乗らないで真面目に歩くとか何考えてたんだろう。
バイクを取り出して跨がる。相変わらずタンク内にはガソリンが入っていない。なのに燃料ゲージは満タン状態、訳も分からないので取り敢えずエンジンをかけて走り出す。
異世界なのでヘルメットは着けない。道路交通法なんて無いだろうし!良い子は絶対に真似しないように。
いや、誰に言い訳してるんだろうか?
やっぱりバイクのると風が気持ちいい!暫く走っていると燃料ゲージが少しずつ減ってきた。それと同時に疲れもでてきた。
ゲージが3分の1位になったところで眩暈がし始めたので休憩することにした。
ちなみにタンクの中身を確認してもガソリンは入っていなかった。どうしてだろう?ガソリンじゃなければ一体何を燃料にして動いているのだろう?
バックから水を取り出して休憩しながらバイクを眺めていた。
30分程休憩してしてるとメーターが1目盛り回復していた。ん?俺の体調にリンクしている?でも体力とかではないよね?怠さと気持ち悪いだけで体力はまだまだあるし。精神力?もしかして魔法があるから魔力とか?
まあ、調べようが無いもんね。調べる方法が有れば良いんだけど、スマホなんだからこんな時にネットがつながればなぁ。
って異世界の事が調べられる訳ないか。
せめて携帯の機能で「HEYモノリス」が使えればなぁ・・
ピコン!
『ご用件は何でしょう』
突如脳内にアナウンスが流れた
ええ!?これってスマホの機能のHEYモノリスが反応した!?てか付いてるの!?
『話しかけて下さい』
おっと、これは何か聞いとかないとね。何処まで分かるかも調べたいし、何から聞こうかな?
「この世界の名前は?」
『この世界の名前はメイワルドと呼ばれてます』
すげー!この世界の名前が分かるんなら自分の知らない事も調べられる事だよね!よし!なら、
「このバイクは何で動いている?」
『バイクは搭乗者の魔力で動いています』
成る程、予想通りってところかな
「自分の魔力ってどうやって調べるの?」
『設定のプロフィール欄を参照して下さい』
プロフィール?設定の?
あった。アプリに設定があったよ。ってか今現れたよ。モノリスを見つけないと設定が現れないパターンとか酷くない?
とりあえず設定のプロフィール欄を確認してみる
天道 海斗
18歳
レベル1
HP80/80
MP34/60
スキル
スマホ
おお!ってレベル1・・レベルの概念があるんだね。MPは魔力で間違いないだろう。
バイクの目盛りと大体同じだし。でもあまり距離を走れなかったからな。魔力を上げたいところだけどやっぱりレベルを上げれば魔力も上がるパターンだよね!
「てかレベルってどうやって上げるんだろう?」
『生物を討伐したり、魔力を含んだ物質から魔力を吸収することで経験値を稼ぎレベルを上げる事が可能です』
思わず口に出してしまったけど、そうか、やっぱりそこら辺はゲームや小説なんかと同じなんだね。
え?てことは異世界に渡った人は強制的に戦闘に参加しないといけないのか・・
酷い糞ゲーだなぁ!!日本人に殺しを強制するなよ。はぁ
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