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神龍との出会い
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目の前のドラゴンを見て彼は覚悟した
(こりゃ死んだな、まぁ元々死んだんだからそれは良いけど、あのクソ女だけは絶対ぶっ殺す)
「ほう、ヌシは異界からやって来たのか?我が姉を殺すとは愉快なやつじゃの」
「はぁ?あね~~⁈」
頭の中を読まれた事より、姉と言う言葉に反応する彼、ドラゴンが喋るより驚異だった、死ぬかも知れないこの状況だからか、彼はついドラゴンに言ってしまう
「姉?じゃああのクソ女はやっぱ自称女神か?」
「違う、アレは神で間違いない、我がどちらかと言えば自称ドラゴンになるな、我も神で双子の女神アレの妹になるな」
「ちょ、待てなんでアンタは神なのにここに居るんだ?」
「我は、導き、鍛える神じゃからじゃな、この世界の見所がある者を鍛え、導くのが仕事じゃから、まぁこの姿をしてるのじゃよ、威厳ありそうじゃろ?」
「なんでドラゴン?導き鍛えるならドラゴンじゃなくても良いんじゃない?」
「我は女神なんじゃがな、その昔はヌシら人間の姿で導いていたのじゃがな、ある国の王が何をトチ狂ったのか我を側室にしたいと言って来てな断ったんじゃ、それから舐められては威厳もないとドラゴンの姿にしたのじゃよ」
「で、何をした?」
あのクソ女の妹と聞き全く信用が出来ない、彼はドラゴンに聞く。
「ん?我を側室にとかふざけた事を言うヤツを許せる訳なかろう、塵にしてやったわ」
「なにをしてんだぁ~~導くモノがそんなことしたらダメだろがよ!」
「仕方なかろう、あんなブヨブヨで、臭いやつに触られると思うだけで我は悶え死ぬわ」
「だからって塵にしてどうすんだよ!やっぱバカ女の妹だな!」
「あんなバカ姉と一緒にするなぁ~~だって、だってブヨブヨで臭いヤツなんか嫌だって言ったら、軍を率いて来たんだもんヌシらの世界で言う集団的自衛権ってやつじゃ」
「全然違うわ、そんな事王が言われたら怒るわ人の気持ちわかれや!」
「我だってイケメン王子やイケメン冒険者なら許すもん、我だって選ぶ権利あるもん」
「やっぱバカ女の妹じゃね~かよ!世の中なぁそんな軍隊を塵にするような奴を恋人や嫁にするのは、悪党かブヨブヨおっさんしかいねーよ」
「悪党ならイケメンいそうじゃないか~」
「バカか!仮にも導く神なら悪党を導いてど~すんだよ」
「だって、だってせっかく地上にいるんだもん、恋もしたいし、結婚もしたいんじゃ~~軍隊を塵にして以来何故か邪龍認定されて、冒険者だけならともかく、転生者まで我を殺す為に来るんじゃもう悪党でもイケメンならいいんだもん」
「いいわけある訳ないだろ~アホか!バカ女の妹はアホなのか?イケメンは正義か?世の中そんなんで回らないんだよ!お前が王を軍隊ごと塵にするからじゃないか、反省しやがれ」
姉妹揃っての残念っぷりに頭が痛くなる、彼とにかく落ちた場所もわからない、自分の能力もわからないこのいい争いを終わらせたかったが、ドラゴンの残念な発言にツッコミが止まらないので確認すら出来なかった。
「よし、わかったのじゃ反省するのじゃだからヌシが我の良い人を見つけてくれ、ヌシみたいな平凡な顔は嫌じゃぞ、イケメンで性格良しを頼むのじゃ」
「ハァァァ~~ふざけんなよ!」
彼のツッコミは終わりそうになかった。
(こりゃ死んだな、まぁ元々死んだんだからそれは良いけど、あのクソ女だけは絶対ぶっ殺す)
「ほう、ヌシは異界からやって来たのか?我が姉を殺すとは愉快なやつじゃの」
「はぁ?あね~~⁈」
頭の中を読まれた事より、姉と言う言葉に反応する彼、ドラゴンが喋るより驚異だった、死ぬかも知れないこの状況だからか、彼はついドラゴンに言ってしまう
「姉?じゃああのクソ女はやっぱ自称女神か?」
「違う、アレは神で間違いない、我がどちらかと言えば自称ドラゴンになるな、我も神で双子の女神アレの妹になるな」
「ちょ、待てなんでアンタは神なのにここに居るんだ?」
「我は、導き、鍛える神じゃからじゃな、この世界の見所がある者を鍛え、導くのが仕事じゃから、まぁこの姿をしてるのじゃよ、威厳ありそうじゃろ?」
「なんでドラゴン?導き鍛えるならドラゴンじゃなくても良いんじゃない?」
「我は女神なんじゃがな、その昔はヌシら人間の姿で導いていたのじゃがな、ある国の王が何をトチ狂ったのか我を側室にしたいと言って来てな断ったんじゃ、それから舐められては威厳もないとドラゴンの姿にしたのじゃよ」
「で、何をした?」
あのクソ女の妹と聞き全く信用が出来ない、彼はドラゴンに聞く。
「ん?我を側室にとかふざけた事を言うヤツを許せる訳なかろう、塵にしてやったわ」
「なにをしてんだぁ~~導くモノがそんなことしたらダメだろがよ!」
「仕方なかろう、あんなブヨブヨで、臭いやつに触られると思うだけで我は悶え死ぬわ」
「だからって塵にしてどうすんだよ!やっぱバカ女の妹だな!」
「あんなバカ姉と一緒にするなぁ~~だって、だってブヨブヨで臭いヤツなんか嫌だって言ったら、軍を率いて来たんだもんヌシらの世界で言う集団的自衛権ってやつじゃ」
「全然違うわ、そんな事王が言われたら怒るわ人の気持ちわかれや!」
「我だってイケメン王子やイケメン冒険者なら許すもん、我だって選ぶ権利あるもん」
「やっぱバカ女の妹じゃね~かよ!世の中なぁそんな軍隊を塵にするような奴を恋人や嫁にするのは、悪党かブヨブヨおっさんしかいねーよ」
「悪党ならイケメンいそうじゃないか~」
「バカか!仮にも導く神なら悪党を導いてど~すんだよ」
「だって、だってせっかく地上にいるんだもん、恋もしたいし、結婚もしたいんじゃ~~軍隊を塵にして以来何故か邪龍認定されて、冒険者だけならともかく、転生者まで我を殺す為に来るんじゃもう悪党でもイケメンならいいんだもん」
「いいわけある訳ないだろ~アホか!バカ女の妹はアホなのか?イケメンは正義か?世の中そんなんで回らないんだよ!お前が王を軍隊ごと塵にするからじゃないか、反省しやがれ」
姉妹揃っての残念っぷりに頭が痛くなる、彼とにかく落ちた場所もわからない、自分の能力もわからないこのいい争いを終わらせたかったが、ドラゴンの残念な発言にツッコミが止まらないので確認すら出来なかった。
「よし、わかったのじゃ反省するのじゃだからヌシが我の良い人を見つけてくれ、ヌシみたいな平凡な顔は嫌じゃぞ、イケメンで性格良しを頼むのじゃ」
「ハァァァ~~ふざけんなよ!」
彼のツッコミは終わりそうになかった。
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