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第一部:本編
114:求める存在《R18》
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「ここではイってねぇからかまだ元気だな。ここでもイっとくか?」
まだ硬い僕自身をヘルトさんは手で撫で上げる。
「っあ……ぁ……」
先走りで濡れた幹を指でなぞられ、手のひらで先端を撫でられる感覚にもどかしくなって、自ら腰をヘルトさんの手に押し受けてしまう。
「積極的だな。いいぜ、ここでもイかせてやる」
「あぁあっ……!」
そう囁かれると同時にヘルトさんの手が僕の陰茎を睾丸ごと包み込み擦りあげる。
指先が睾丸を転がし、手のひらは裏スジを擦るように動く。
その刺激に、胸で絶頂したばかりの僕はあっけなく果ててしまった。
「っうう……!」
「上手にイけたな」
ただ絶頂しただけなのに、ヘルトさんは僕を褒めて、何度も僕の顔にキスを落としてくれる。
「ぅあ……ぁ……ヘルト、さん……ヘルトさん……」
ヘルトさんの首に回していた腕力を込め、ヘルトさんに甘えた。
「ん、どうした?」
切なく、乞うように呼ぶ僕に、ヘルトさんは優しく問う。
「おなか……切なくて……ヘルト、さんが……ほしい、です……」
羞恥心をかなぐり捨てて、ヘルトさんへとねだる。
胸で達し、雄で達し、でもそれ以上の快楽を知る体は、奥底から快楽を望むように疼く。
「ヘルト、さん……ヘルト……さん……」
ヘルトさんにすがりつき、自分の体慰めるように腰を振り、太ももを擦り合わせた。
「わかった。でも、もう少し堪えれるな?」
「は、いぃ……」
自分でもわかっている。ほぐさなければ入らない事を。
中を清めて、自分でも少しほぐしたけど、さっき見えたヘルトさんの陰茎は、僕のものどころか、商館からの荷物に入っていた張り型より大きかった。
無理矢理入れたとしても、待つのは惨事。
ヘルトさんの言葉に頷くしかなかった。
「慣らすにしても、香油がいるよな。ちょっと待ってろ」
一度僕の腕から抜け出したヘルトさんが、ベッドサイドに置いていたテーブルから一つの瓶を取り出す。
蓋が開けられたそれからは、普段ヘルトさんから漂う香りがして、ドキリとした。
「待たせたな、こっち座れるか?」
ヘルトさんがそう言って僕の腕を取る。
快楽に満ち、気だるい体をヘルトさんの手に引かれながら、なんとか起き上がり、導かれるままにヘルトさんの膝の上に跨がるように座る。
「いい子だ。ほら、抱きつけ」
促されるままに、ヘルトさんの肩越しに背中へと腕を回して抱きつく。
「それじゃあ、慣らしていくからな」
布を巻いた魔導義手で優しく僕の背中をヘルトさんは撫で、香油で塗らした指を僕の後孔へと滑らせた。
「あぁっ!」
表面を何度か撫でられ、ゆっくりと沈んでいく指に声が上がる。
たった一本でも押し開かれる感覚は違和感でしかないはずなのに、僕の体は期待で昂り、快楽を感じた。
「あ……あぁ……ヘルト、さん……ヘルトさんんんっ……!」
ヘルトさんの武骨な指が僕の中をゆっくりと馴染ませるように沈み、抜かれ、また沈む。
「うあ……あっ……あぁあっ……」
体の向きと指の向き的に、直接的僕の気持ちいい所……前立腺には当たらないはずなのに、すごく気持ちいい。
僕の体が慣れてくると指が増え、圧迫感が増す。それでも、僕は与えられる快楽に喘ぎ、すがるようにヘルトさんの背中へと回した腕に力を込めた。
まだ硬い僕自身をヘルトさんは手で撫で上げる。
「っあ……ぁ……」
先走りで濡れた幹を指でなぞられ、手のひらで先端を撫でられる感覚にもどかしくなって、自ら腰をヘルトさんの手に押し受けてしまう。
「積極的だな。いいぜ、ここでもイかせてやる」
「あぁあっ……!」
そう囁かれると同時にヘルトさんの手が僕の陰茎を睾丸ごと包み込み擦りあげる。
指先が睾丸を転がし、手のひらは裏スジを擦るように動く。
その刺激に、胸で絶頂したばかりの僕はあっけなく果ててしまった。
「っうう……!」
「上手にイけたな」
ただ絶頂しただけなのに、ヘルトさんは僕を褒めて、何度も僕の顔にキスを落としてくれる。
「ぅあ……ぁ……ヘルト、さん……ヘルトさん……」
ヘルトさんの首に回していた腕力を込め、ヘルトさんに甘えた。
「ん、どうした?」
切なく、乞うように呼ぶ僕に、ヘルトさんは優しく問う。
「おなか……切なくて……ヘルト、さんが……ほしい、です……」
羞恥心をかなぐり捨てて、ヘルトさんへとねだる。
胸で達し、雄で達し、でもそれ以上の快楽を知る体は、奥底から快楽を望むように疼く。
「ヘルト、さん……ヘルト……さん……」
ヘルトさんにすがりつき、自分の体慰めるように腰を振り、太ももを擦り合わせた。
「わかった。でも、もう少し堪えれるな?」
「は、いぃ……」
自分でもわかっている。ほぐさなければ入らない事を。
中を清めて、自分でも少しほぐしたけど、さっき見えたヘルトさんの陰茎は、僕のものどころか、商館からの荷物に入っていた張り型より大きかった。
無理矢理入れたとしても、待つのは惨事。
ヘルトさんの言葉に頷くしかなかった。
「慣らすにしても、香油がいるよな。ちょっと待ってろ」
一度僕の腕から抜け出したヘルトさんが、ベッドサイドに置いていたテーブルから一つの瓶を取り出す。
蓋が開けられたそれからは、普段ヘルトさんから漂う香りがして、ドキリとした。
「待たせたな、こっち座れるか?」
ヘルトさんがそう言って僕の腕を取る。
快楽に満ち、気だるい体をヘルトさんの手に引かれながら、なんとか起き上がり、導かれるままにヘルトさんの膝の上に跨がるように座る。
「いい子だ。ほら、抱きつけ」
促されるままに、ヘルトさんの肩越しに背中へと腕を回して抱きつく。
「それじゃあ、慣らしていくからな」
布を巻いた魔導義手で優しく僕の背中をヘルトさんは撫で、香油で塗らした指を僕の後孔へと滑らせた。
「あぁっ!」
表面を何度か撫でられ、ゆっくりと沈んでいく指に声が上がる。
たった一本でも押し開かれる感覚は違和感でしかないはずなのに、僕の体は期待で昂り、快楽を感じた。
「あ……あぁ……ヘルト、さん……ヘルトさんんんっ……!」
ヘルトさんの武骨な指が僕の中をゆっくりと馴染ませるように沈み、抜かれ、また沈む。
「うあ……あっ……あぁあっ……」
体の向きと指の向き的に、直接的僕の気持ちいい所……前立腺には当たらないはずなのに、すごく気持ちいい。
僕の体が慣れてくると指が増え、圧迫感が増す。それでも、僕は与えられる快楽に喘ぎ、すがるようにヘルトさんの背中へと回した腕に力を込めた。
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