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第二部:王様に嫁入りした側妃ですが子供達の未来に悩んでいます
32:快楽に浸る《R18》
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「っあ、あ……しゅろむっ、しゅろむっ!」
揺さぶられ、奥を突かれる度に瞼の裏に光が飛ぶ。
僕にはもう、余裕なんてないけど……それでも涙で滲む視界の向こうで、余裕の見えないシュロムが僕を求めているのを見るのが好きだ。
「あっ……あっ……あぁっ……!」
握られる手や背中に回る手、背中に回した手から伝わる体温。滲む汗の匂い。
その全てが愛されているという実感に繋がり、快楽へと変わっていく。
気持ちいい、好き、大好き、もっと。
「しゅろむ……! しゅろ、むっ……!」
とめどなく愛してほしいという欲に満たされ、より求めるように名前を呼んだ。
「ディロス……俺のディロス……そんなに求めて、愛らしいな……」
「っああ!」
快楽を堪えながら絞り出されたようなシュロムの声に体が疼く。
「あっ、あっ……しゅろむ……! しゅろむ……!」
シュロムの背中を抱き寄せるように爪を立て、足をシュロムの腰へと絡めた。
「っ……欲張りだなディロスっ」
「っあああああ!」
切羽詰まった声と共にシュロムの熱が奥へと入り込んでくる。
僕が導いたとも、シュロムが抉じ開けたとも言えるような動き。
奥の奥まで満たされた快楽に僕の思考が白く染まっていく。
「しゅろ、しゅろむっ……あぁっ……!」
気持ちいい。もっと、もっと愛してほしい。
「ぁああっ!」
「っ……! くっ……!」
「っあ、しゅろむ……しゅろむっ……!」
快楽でなにもわからないままに名前を呼び、繋いだ手を握った。
「ディロス……ディロスっ……!」
汗ばむ手。互いの匂い。名前を呼ばれる心地よさと体に与えられる快楽に溺れるように……互いを求め会う。
「あぁ、あぁあっ!」
「っ……!」
中にシュロムの精が放たれ、とめどなく与えられていた激しい快楽が、僅かに穏やかなものへと変わった。
「ぁ……あぁ……」
「っ……ふっ……」
精を放った後も緩く動きを続けるシュロムに僕も体を震わせる。
「しゅ、ろむ……しゅろむ……」
「……ディロス」
余韻に浸りながら甘えるように名前を呼べば、シュロムも僕の名前を呼び返してくれる。
「っ、あ……んんっ……」
そして、重ねられた唇。深くも優しい穏やかな口づけに快楽の余韻を感じながらそれに応えた。
「んふっ……んっ……ぁ……」
瞼を閉じ、舌を絡め、もっと口づけていたいと思ったところでシュロムが離れていく。
瞼を開けば、赤い赤い、深紅の瞳が僕を見下ろしている。
「もっと、愛してもいいだろう?」
捕食者のような熱を孕んだ声に、心も体も疼く。
「う、ん……」
もっともっと、愛されたくて……小さく頷いた僕は、獣になったシュロムに食らいつくされたのだった。
揺さぶられ、奥を突かれる度に瞼の裏に光が飛ぶ。
僕にはもう、余裕なんてないけど……それでも涙で滲む視界の向こうで、余裕の見えないシュロムが僕を求めているのを見るのが好きだ。
「あっ……あっ……あぁっ……!」
握られる手や背中に回る手、背中に回した手から伝わる体温。滲む汗の匂い。
その全てが愛されているという実感に繋がり、快楽へと変わっていく。
気持ちいい、好き、大好き、もっと。
「しゅろむ……! しゅろ、むっ……!」
とめどなく愛してほしいという欲に満たされ、より求めるように名前を呼んだ。
「ディロス……俺のディロス……そんなに求めて、愛らしいな……」
「っああ!」
快楽を堪えながら絞り出されたようなシュロムの声に体が疼く。
「あっ、あっ……しゅろむ……! しゅろむ……!」
シュロムの背中を抱き寄せるように爪を立て、足をシュロムの腰へと絡めた。
「っ……欲張りだなディロスっ」
「っあああああ!」
切羽詰まった声と共にシュロムの熱が奥へと入り込んでくる。
僕が導いたとも、シュロムが抉じ開けたとも言えるような動き。
奥の奥まで満たされた快楽に僕の思考が白く染まっていく。
「しゅろ、しゅろむっ……あぁっ……!」
気持ちいい。もっと、もっと愛してほしい。
「ぁああっ!」
「っ……! くっ……!」
「っあ、しゅろむ……しゅろむっ……!」
快楽でなにもわからないままに名前を呼び、繋いだ手を握った。
「ディロス……ディロスっ……!」
汗ばむ手。互いの匂い。名前を呼ばれる心地よさと体に与えられる快楽に溺れるように……互いを求め会う。
「あぁ、あぁあっ!」
「っ……!」
中にシュロムの精が放たれ、とめどなく与えられていた激しい快楽が、僅かに穏やかなものへと変わった。
「ぁ……あぁ……」
「っ……ふっ……」
精を放った後も緩く動きを続けるシュロムに僕も体を震わせる。
「しゅ、ろむ……しゅろむ……」
「……ディロス」
余韻に浸りながら甘えるように名前を呼べば、シュロムも僕の名前を呼び返してくれる。
「っ、あ……んんっ……」
そして、重ねられた唇。深くも優しい穏やかな口づけに快楽の余韻を感じながらそれに応えた。
「んふっ……んっ……ぁ……」
瞼を閉じ、舌を絡め、もっと口づけていたいと思ったところでシュロムが離れていく。
瞼を開けば、赤い赤い、深紅の瞳が僕を見下ろしている。
「もっと、愛してもいいだろう?」
捕食者のような熱を孕んだ声に、心も体も疼く。
「う、ん……」
もっともっと、愛されたくて……小さく頷いた僕は、獣になったシュロムに食らいつくされたのだった。
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