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第3話 今後について
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ふぁーあ、昨日はよく寝たな。あの後兵士にゲストルームに案内され、食事を取ったあとすぐに寝てしまった。
しかし改めて昨日の出来事を振り返ると異世界に召喚されたんだな。
昨晩出された食事にしたって聞いたこともない食材だったし、部屋の内装だってファンタジーゲームに出てくる寝室のようだ。
なによりもギフトとか魔法とか言ってたから、もしこれが夢ではなければ一度この目で見てみたいものである。
と同時に自分が勇者候補に外されたことも思い出す。
はぁっと、ベッドの上で深いため息が漏れる。異世界にくれば特別な何かがあると思ってしまったバカさ加減にうんざりする。
ベッドから起き上がろうとするが、やるせない気持ちになりもう一度ベッドの上に寝転ぶ。
すると、コンコンッとドアをノックする音が聞こえる。
ドアの向こうから「すいません」と女性の声がするので、今度こそベッドから起き上がりドアを開ける。
ドアを開けるとそこにはメイド服姿の小柄な少女が待っていた
「おはようございます。もしかして起こしてしまいましたか?」
「いやいや、少し前に起きたんで大丈夫ですよ」
「そうでしたか、それなら良かったです。私はセレーナ様に頼まれて今日ソウタ様のお世話をさせていただくウィステリアと申します」
そう言うと手を前に組んで深々とお辞儀をする。
「今現在お昼前なのですが食事のほうはどうなさいますか? それともなにかお飲み物でも飲まれますか?」
昼前! そんなに寝てたのか。そういえば喉がカラカラだ
「じゃあなんか飲み物でも頂けますか」
「承知致しました。少々お待ち下さいませ。それと、セレーナ様が話があるそうなのでこちらに通しても構いませんか?」
「もちろん構いませんよ」
「かしこまりました」
ウィステリアはそれを確認すると一礼して踵を返す。
んー、どうするかな。異世界に来たかったものの、その実やりたいことがあったわけではないしなぁ。
セレーナの言うように、せっかくだからこの世界を楽しむのが正解だろう。
ここの兵士が着てた防具とか武器があるなら装備してみたいし、もしかしたらモンスターとかいるのかもしれない。
しばらく想像を働かせ妄想にふけってると、再びノックの音が部屋に響く。
返事をするとドアが開かれ「失礼します」と言って、ウィステリアがティーワゴンを押しながら、セレーナと一緒に部屋へと入ってくる。
「おはようございます。昨日はゆっくり寝れましたか? 慣れない食事のだったり、部屋だったりしたでしょうから少し心配でした」
「おかげさまでゆっくりさせてもらいましたよ。普段使わない頭を使いすぎたみたいで寝すぎたくらいです」
セレーナは「いえいえ」と言いながら部屋の椅子に腰を下ろす。
ウィステリアがテーブルの上に飲み物が入ったカップとグラスを二つずつ置き「どうぞ」と手を差し出す。
俺も向かいの椅子に座り、ウィステリアに軽く頭を下げた後、カラカラの喉を潤すためグラスに注がれた冷たい飲み物を一気に流し込む。
うまい! 喉が渇いてるのもあるが、ジャスミンティーのような爽やかな香りが鼻を抜ける。
セレーナはウィステリアにお礼を言ってカップを手に取る。
「それで今日の予定なんですが、まず軽く町を案内させていただき、それからソウタ様が住む家に向かいたいと思っております。後どこか行って見たいところなどあればおっしゃって下さい」
そう言われても俺は向こうに任せる以外何もわからないからなぁ。
「とりあえずこの世界がどんな感じなのか知りたいのでお任せします。でも、剣とか売ってあるお店があれば行ってみたいですね」
「そうだった!」とセレーナが『今日から勇者! まずはこの世界に慣れよう!』と書かれた本を俺に渡す。
「勇者候補者様に渡すやつなので、この世界の記述については少ないですが基本的なことは大体分かると思います。それと、町中でその格好だと目立つのでお召し物のほうも持ってきました」
確かに柄がプリントされたTシャツとか着てるやついなさそうだもんな。
「ありがとうございます。後で目を通しておきますね」
「確かにまだこの世界のこと何も分からないですよね。百聞は一見にしかずと言いますし、武器屋はあるのでさっそくそちらのほうに行ってみましょうか」
「よろしくお願いします」と言うと、ぐぅ~と腹が鳴る。
「あら、そういえば昼食がまだでしたね。先になにか食べましょうか?」
セレーナは俺の腹の具合を察したようで笑いながら聞いてくる。
恥ずかしい気持ちになりながら、それでとお願いして部屋を後にする。
外に出ると風が頬をなでて心地よい。外に出るのもなにか久しぶりの気もするな。
外から観ると自分が居たのはヨーロッパ風の大きい城だったのがわかる。
やっぱり城だったんだな。
スコットランドの民族衣装のような服に身を包み、ゲームの世界に入った感じだなと思いながら、セレーナ達がくるのを待つ。
しばらくするとウィステリアと体格よい男二名を連れてセレーナがやってくる。
「お待たせしました。ウィステリアとこの二人は部屋の掃除と家具を設置をするので、先に家のほうに向かいますから、町は私だけで案内させてもらいます」
ウィステリアはセレーナに「それでは」とだけ言い残し、二人の男と共に去っていく。
「さて、それではまず食事にしましょうか。この地方の名物でローストしたホボロン鳥の肉を薄い生地で巻いたやつがあるんですけど、どうですか?」
想像するに食べたことはないが、ケバブみたいなやつだろうか。
「へぇ、地球にもそんな食べ物いっぱいあって、国によって味付けが違うんですよ。この世界にも似たようやつあるんですね。是非食べてみたいです」
「庶民の味としてすごく人気の食べ物なんですよ。それでは私の行きつけのお店いきましょう」
正直昨日食べた夕食は見た目こそ豪華だったが、感動するほどの料理はなかったから、どうなんだろう。
話を聞く限りB級グルメっぽいし、少し楽しみだな。
異世界の食べ物に期待しつつ、セレーナと町に向かう。
しかし改めて昨日の出来事を振り返ると異世界に召喚されたんだな。
昨晩出された食事にしたって聞いたこともない食材だったし、部屋の内装だってファンタジーゲームに出てくる寝室のようだ。
なによりもギフトとか魔法とか言ってたから、もしこれが夢ではなければ一度この目で見てみたいものである。
と同時に自分が勇者候補に外されたことも思い出す。
はぁっと、ベッドの上で深いため息が漏れる。異世界にくれば特別な何かがあると思ってしまったバカさ加減にうんざりする。
ベッドから起き上がろうとするが、やるせない気持ちになりもう一度ベッドの上に寝転ぶ。
すると、コンコンッとドアをノックする音が聞こえる。
ドアの向こうから「すいません」と女性の声がするので、今度こそベッドから起き上がりドアを開ける。
ドアを開けるとそこにはメイド服姿の小柄な少女が待っていた
「おはようございます。もしかして起こしてしまいましたか?」
「いやいや、少し前に起きたんで大丈夫ですよ」
「そうでしたか、それなら良かったです。私はセレーナ様に頼まれて今日ソウタ様のお世話をさせていただくウィステリアと申します」
そう言うと手を前に組んで深々とお辞儀をする。
「今現在お昼前なのですが食事のほうはどうなさいますか? それともなにかお飲み物でも飲まれますか?」
昼前! そんなに寝てたのか。そういえば喉がカラカラだ
「じゃあなんか飲み物でも頂けますか」
「承知致しました。少々お待ち下さいませ。それと、セレーナ様が話があるそうなのでこちらに通しても構いませんか?」
「もちろん構いませんよ」
「かしこまりました」
ウィステリアはそれを確認すると一礼して踵を返す。
んー、どうするかな。異世界に来たかったものの、その実やりたいことがあったわけではないしなぁ。
セレーナの言うように、せっかくだからこの世界を楽しむのが正解だろう。
ここの兵士が着てた防具とか武器があるなら装備してみたいし、もしかしたらモンスターとかいるのかもしれない。
しばらく想像を働かせ妄想にふけってると、再びノックの音が部屋に響く。
返事をするとドアが開かれ「失礼します」と言って、ウィステリアがティーワゴンを押しながら、セレーナと一緒に部屋へと入ってくる。
「おはようございます。昨日はゆっくり寝れましたか? 慣れない食事のだったり、部屋だったりしたでしょうから少し心配でした」
「おかげさまでゆっくりさせてもらいましたよ。普段使わない頭を使いすぎたみたいで寝すぎたくらいです」
セレーナは「いえいえ」と言いながら部屋の椅子に腰を下ろす。
ウィステリアがテーブルの上に飲み物が入ったカップとグラスを二つずつ置き「どうぞ」と手を差し出す。
俺も向かいの椅子に座り、ウィステリアに軽く頭を下げた後、カラカラの喉を潤すためグラスに注がれた冷たい飲み物を一気に流し込む。
うまい! 喉が渇いてるのもあるが、ジャスミンティーのような爽やかな香りが鼻を抜ける。
セレーナはウィステリアにお礼を言ってカップを手に取る。
「それで今日の予定なんですが、まず軽く町を案内させていただき、それからソウタ様が住む家に向かいたいと思っております。後どこか行って見たいところなどあればおっしゃって下さい」
そう言われても俺は向こうに任せる以外何もわからないからなぁ。
「とりあえずこの世界がどんな感じなのか知りたいのでお任せします。でも、剣とか売ってあるお店があれば行ってみたいですね」
「そうだった!」とセレーナが『今日から勇者! まずはこの世界に慣れよう!』と書かれた本を俺に渡す。
「勇者候補者様に渡すやつなので、この世界の記述については少ないですが基本的なことは大体分かると思います。それと、町中でその格好だと目立つのでお召し物のほうも持ってきました」
確かに柄がプリントされたTシャツとか着てるやついなさそうだもんな。
「ありがとうございます。後で目を通しておきますね」
「確かにまだこの世界のこと何も分からないですよね。百聞は一見にしかずと言いますし、武器屋はあるのでさっそくそちらのほうに行ってみましょうか」
「よろしくお願いします」と言うと、ぐぅ~と腹が鳴る。
「あら、そういえば昼食がまだでしたね。先になにか食べましょうか?」
セレーナは俺の腹の具合を察したようで笑いながら聞いてくる。
恥ずかしい気持ちになりながら、それでとお願いして部屋を後にする。
外に出ると風が頬をなでて心地よい。外に出るのもなにか久しぶりの気もするな。
外から観ると自分が居たのはヨーロッパ風の大きい城だったのがわかる。
やっぱり城だったんだな。
スコットランドの民族衣装のような服に身を包み、ゲームの世界に入った感じだなと思いながら、セレーナ達がくるのを待つ。
しばらくするとウィステリアと体格よい男二名を連れてセレーナがやってくる。
「お待たせしました。ウィステリアとこの二人は部屋の掃除と家具を設置をするので、先に家のほうに向かいますから、町は私だけで案内させてもらいます」
ウィステリアはセレーナに「それでは」とだけ言い残し、二人の男と共に去っていく。
「さて、それではまず食事にしましょうか。この地方の名物でローストしたホボロン鳥の肉を薄い生地で巻いたやつがあるんですけど、どうですか?」
想像するに食べたことはないが、ケバブみたいなやつだろうか。
「へぇ、地球にもそんな食べ物いっぱいあって、国によって味付けが違うんですよ。この世界にも似たようやつあるんですね。是非食べてみたいです」
「庶民の味としてすごく人気の食べ物なんですよ。それでは私の行きつけのお店いきましょう」
正直昨日食べた夕食は見た目こそ豪華だったが、感動するほどの料理はなかったから、どうなんだろう。
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