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5話 てめぇなんていらない、だから別れてくれ
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「ねぇ。海。」
「なんだよ。」
「──────別れよう。」
「え…?」
俺がそういうと海は戸惑った顔をした。
…そういう顔は好きなんだけどなぁ。ほんと、惜しいわ。
「おれ…ごめん、お前のこと…好きじゃないから。」
「はっ!?そんなっ…!!おれはお前のこと好きでっ…」
キモイキモイキモイキモイ。
「でも…違うだろ?」
「え?」
「罰ゲーム、だった。」
「あ…。」
海はおれの言葉を聞いてはっとした表情をした。
その顔、タイプーw
「おれ…お前の好きが信じられない…。だから無理…「なら、今言う!好き、好きだ、大好きだ!直也っ!!」
だからっ!!キモイって!!
「…うっざ。」
「え…?」
「おれ…もう、お前のことなんていらねぇんだよ。じゃあな。」
おれはその場から早く離れたかった。
だって────キモいんだもん。
海が…気持ち悪い。
「待ってって…!!」
「離せっ!!」
海はおれの腕を掴む。
触られた…っ!きもっ!!
「やめろよ!離せ!!」
おれが大声でそういうと海の動きが止まった。
傷つけた…か?ならそれでいい。
もう、この場から離れたい。
「…っ直也。」
「…なに?」
「おれ…」
「あ?なに。離して」
海の身体がプルプルしているのを感じた。なに────泣いてんの?
え、なにそれ、見たい。
海の力が緩み腕を離された。おれはプルプルと震えている海の様子が気になった。泣いてる?泣いてるのか?
あの海が?────面白い。
おれは心配するふりをして海の顔を覗き込んだ。
すると────ぐいっと腕を引っ張られた。
はっとして目を開けると───
そこには海のドアップの顔が…移っていた。その顔は───愛おしいものを見つめるような…そんな熱を込めた表情だった。
────────そう、おれは
「むんっ、んっ…!?んっ~~!!」
海にキスされていた。
おれは思いっきり顔を動かし拒否する。のに…頭を手で力強く抑えられているため離れることができなかった。
ふざけるなっ────!!
なんで、おれがっ─────!!
「っ…んっ、んっ!やめっ…っ!」
どんなに暴れても海とおれの口は合わさっていた。
キモイキモイキモイキモイキモイキモイ!!
「っ…むっんっ…!っ…あっ。」
暴れていると海の口が空いた。
チャンス───!と思い、思いっきり海の腹を蹴ろうとした。
「─────バカだなぁ、直也は」
今まで聞いたことのないような声が聞こえぎょっとして顔を見ると──
にこにこと笑みを浮かべてる海の姿が見えた。
「その動揺してる顔───ちょータイプ♡」
「なんだよ。」
「──────別れよう。」
「え…?」
俺がそういうと海は戸惑った顔をした。
…そういう顔は好きなんだけどなぁ。ほんと、惜しいわ。
「おれ…ごめん、お前のこと…好きじゃないから。」
「はっ!?そんなっ…!!おれはお前のこと好きでっ…」
キモイキモイキモイキモイ。
「でも…違うだろ?」
「え?」
「罰ゲーム、だった。」
「あ…。」
海はおれの言葉を聞いてはっとした表情をした。
その顔、タイプーw
「おれ…お前の好きが信じられない…。だから無理…「なら、今言う!好き、好きだ、大好きだ!直也っ!!」
だからっ!!キモイって!!
「…うっざ。」
「え…?」
「おれ…もう、お前のことなんていらねぇんだよ。じゃあな。」
おれはその場から早く離れたかった。
だって────キモいんだもん。
海が…気持ち悪い。
「待ってって…!!」
「離せっ!!」
海はおれの腕を掴む。
触られた…っ!きもっ!!
「やめろよ!離せ!!」
おれが大声でそういうと海の動きが止まった。
傷つけた…か?ならそれでいい。
もう、この場から離れたい。
「…っ直也。」
「…なに?」
「おれ…」
「あ?なに。離して」
海の身体がプルプルしているのを感じた。なに────泣いてんの?
え、なにそれ、見たい。
海の力が緩み腕を離された。おれはプルプルと震えている海の様子が気になった。泣いてる?泣いてるのか?
あの海が?────面白い。
おれは心配するふりをして海の顔を覗き込んだ。
すると────ぐいっと腕を引っ張られた。
はっとして目を開けると───
そこには海のドアップの顔が…移っていた。その顔は───愛おしいものを見つめるような…そんな熱を込めた表情だった。
────────そう、おれは
「むんっ、んっ…!?んっ~~!!」
海にキスされていた。
おれは思いっきり顔を動かし拒否する。のに…頭を手で力強く抑えられているため離れることができなかった。
ふざけるなっ────!!
なんで、おれがっ─────!!
「っ…んっ、んっ!やめっ…っ!」
どんなに暴れても海とおれの口は合わさっていた。
キモイキモイキモイキモイキモイキモイ!!
「っ…むっんっ…!っ…あっ。」
暴れていると海の口が空いた。
チャンス───!と思い、思いっきり海の腹を蹴ろうとした。
「─────バカだなぁ、直也は」
今まで聞いたことのないような声が聞こえぎょっとして顔を見ると──
にこにこと笑みを浮かべてる海の姿が見えた。
「その動揺してる顔───ちょータイプ♡」
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