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1話 罰ゲームで告白されたので面白半分でOKしました♡
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「好きだっ…おれと付き合って…くれ。」
そう男から告白されておれ、七海 直也(ななみ なおや)はつい、笑ってしまいそうになった。
だって…顔の表情からしておれのこと好きじゃないじゃん。
告白してきた奴、鈴木 海(すずき かい)はおれを睨んでいた。
しかも視線が鋭すぎる。
「ちっ…おい、返事。」
そして舌打ちときた。
あー、これはあれだ。罰ゲームかな?
現実に存在するとは…と呑気におれは考えていた。
そりゃそうだ。だって…海の表情が笑えてしょうがない。
海はおれを睨みつけながらめんどくさそうに頭をかいていた。
うーん、心を読むと…
『早く断れよ…くそがっ。雰囲気でわかんだろ!』
って感じかな?
なら告白しなきゃいいのに、と思うのだが…
これは、面白い。
面白い理由は海の顔を表情だ。おれは海のこのイラついているような表情や鋭い目つきが好きだ。
といってもMとかでは決してない。
海のその表情が好きなだけ…である。
だから…答えなんて決まっていた。
「おれもっ…ずっと海のことが好きだったんだっ…!!」
「は、きも。」
ばっさりと海はおれに言葉を投げつけた。
海はしまった…と口を押さえていたがおれの耳には入っている。
その困った表情も…タイプかも!!
「気持ち悪いよね…小学生のときからずっと好きで…嬉しいっ!」
おれはそういって顔を赤らめたふりをした。
それを見た海の顔がどんどん沈んでいくのがわかる。
これは焦っている表情だ。
「…おい、お前…」
「おれは直也だよ!」
「んなの…くそどうでもいいんだよ…!お前、マジ…でいってんの?」
海はありえない…!という表情をしておれを見ていた。
その顔っ…いいねっ!
「うん、そうだよ。本気だよっ!は、恥ずかしいな。隠すつもりだったのに…」
「じゃあ、最後まで隠せよ、バカじゃねぇの?」
「えへへ、海君にバカって言われたっ!うれしい!」
「…うわ…、きも。」
…海君、いろいろと言葉に出しすぎで笑える。
もしかして嘘つけないタイプなのかもな…。
「あのさ…わかるだろ。おれの態度で…。おれ…「お付き合いおめでと~!!」
海がそういった瞬間に他の人が言葉を遮った。
「はっ!?」
海はぎょっとした表情をして周りを見ていた。
目線の先には海の友達が何人も立っていた。
「やったじゃーん、海!恋人ゲット!あははっ!うける!!」
「うけねーよ!」
「恋人欲しいって言ってたじゃん!叶ってよかったな!」
「こんな奴と恋人になりたかったんじゃねぇよ!!」
「そんな言い方ねぇだろ!?恋人なんだから!」
「だからっ…恋人なんかじゃっ…!」
そういうと海はおれを見て口をパクパクさせていた。
なんとなく予想すると…
『これでわかっただろ!!罰ゲームなんだよ!断ってくれ!!ガチで頼むから!!』
と言ってるのかな…?
けど─────ごめんね?
「─────恋人だよ。おれの大切な大好きな恋人♡」
両手をほっぺに当てて照れているポーズをする。
それを直視した海の顔が青ざめていく。そしてボソッと『勘弁してくれ…』と声が聞こえた。
…笑えるっ!!
「ぎゃはっ!!恋人!?ほら、なぁっ!!恋人だってよ!!ぎゃはははっ!!お似合いじゃん!!」
海のお友達たちはおれと拒絶している海の様子を見てとても嬉しそうだった。
これは…俺たちのこと完全に玩具にしてるね☆まぁいいんだけど。
「よろしくねっ!」
おれはそういって海に抱きついた。
海は本当に倒れてしまうんじゃないかってくらい顔色を青くしていた。
あー、ほんと、面白い…♡
そう男から告白されておれ、七海 直也(ななみ なおや)はつい、笑ってしまいそうになった。
だって…顔の表情からしておれのこと好きじゃないじゃん。
告白してきた奴、鈴木 海(すずき かい)はおれを睨んでいた。
しかも視線が鋭すぎる。
「ちっ…おい、返事。」
そして舌打ちときた。
あー、これはあれだ。罰ゲームかな?
現実に存在するとは…と呑気におれは考えていた。
そりゃそうだ。だって…海の表情が笑えてしょうがない。
海はおれを睨みつけながらめんどくさそうに頭をかいていた。
うーん、心を読むと…
『早く断れよ…くそがっ。雰囲気でわかんだろ!』
って感じかな?
なら告白しなきゃいいのに、と思うのだが…
これは、面白い。
面白い理由は海の顔を表情だ。おれは海のこのイラついているような表情や鋭い目つきが好きだ。
といってもMとかでは決してない。
海のその表情が好きなだけ…である。
だから…答えなんて決まっていた。
「おれもっ…ずっと海のことが好きだったんだっ…!!」
「は、きも。」
ばっさりと海はおれに言葉を投げつけた。
海はしまった…と口を押さえていたがおれの耳には入っている。
その困った表情も…タイプかも!!
「気持ち悪いよね…小学生のときからずっと好きで…嬉しいっ!」
おれはそういって顔を赤らめたふりをした。
それを見た海の顔がどんどん沈んでいくのがわかる。
これは焦っている表情だ。
「…おい、お前…」
「おれは直也だよ!」
「んなの…くそどうでもいいんだよ…!お前、マジ…でいってんの?」
海はありえない…!という表情をしておれを見ていた。
その顔っ…いいねっ!
「うん、そうだよ。本気だよっ!は、恥ずかしいな。隠すつもりだったのに…」
「じゃあ、最後まで隠せよ、バカじゃねぇの?」
「えへへ、海君にバカって言われたっ!うれしい!」
「…うわ…、きも。」
…海君、いろいろと言葉に出しすぎで笑える。
もしかして嘘つけないタイプなのかもな…。
「あのさ…わかるだろ。おれの態度で…。おれ…「お付き合いおめでと~!!」
海がそういった瞬間に他の人が言葉を遮った。
「はっ!?」
海はぎょっとした表情をして周りを見ていた。
目線の先には海の友達が何人も立っていた。
「やったじゃーん、海!恋人ゲット!あははっ!うける!!」
「うけねーよ!」
「恋人欲しいって言ってたじゃん!叶ってよかったな!」
「こんな奴と恋人になりたかったんじゃねぇよ!!」
「そんな言い方ねぇだろ!?恋人なんだから!」
「だからっ…恋人なんかじゃっ…!」
そういうと海はおれを見て口をパクパクさせていた。
なんとなく予想すると…
『これでわかっただろ!!罰ゲームなんだよ!断ってくれ!!ガチで頼むから!!』
と言ってるのかな…?
けど─────ごめんね?
「─────恋人だよ。おれの大切な大好きな恋人♡」
両手をほっぺに当てて照れているポーズをする。
それを直視した海の顔が青ざめていく。そしてボソッと『勘弁してくれ…』と声が聞こえた。
…笑えるっ!!
「ぎゃはっ!!恋人!?ほら、なぁっ!!恋人だってよ!!ぎゃはははっ!!お似合いじゃん!!」
海のお友達たちはおれと拒絶している海の様子を見てとても嬉しそうだった。
これは…俺たちのこと完全に玩具にしてるね☆まぁいいんだけど。
「よろしくねっ!」
おれはそういって海に抱きついた。
海は本当に倒れてしまうんじゃないかってくらい顔色を青くしていた。
あー、ほんと、面白い…♡
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